日程と参加校を1枚に纏めた主催者側発行のパンフです。
17日金曜日に開催された中学の部は聴いておらず、
ここで18日の高校の部1日目を紹介し、
高校の部2日目は後日になります。
高校の部2日目に発表された最終結果は分っているが、それは伏せ、
高校の部1日目の状況だけ明らかにしていきます。
昨年の第33回Japan Student Jazz Festival高校の部1日目は↓
https://arukuno.seesaa.net/article/201708article_4.html
甲子園で行なわれる夏の高校野球は、
今年第100回を迎え、多いに盛り上がりました。
そのベスト8が出沿った段階で、この高校の部1日目が開催された。
神戸文化ホールで開催されるJapan Student Jazz Festival(以下SJF)は、
今年第34回だが、ジャズ甲子園と呼ばれる大会になりました。
優勝、準優勝というトロフィーは無いが、
神戸市が音頭を取るジャズ祭なので、
神戸市長賞がグランプリ、兵庫県知事賞が準グランプリの評価になっている。
毎年メンバーが入れ替わる中、このグランプリを連続して受賞するのは大変な事です。
兵庫県立高砂高等学校Big Friendly Jazz Orchestra(以下BFJO)は、2012年から2016年まで神戸市長賞を獲り続け、5連覇の偉業を成し遂げた。
今後、これを超える事があるんだろうかと思う。
そのBFJO、昨年はミスもあって兵庫県知事賞にも届かず、
第3位と言われるJAJE会長賞だった。
昨年の神戸市長賞は、伊丹市立伊丹高等学校ICHI☆ITA JAZZ Ensemble。
この両校は高校の部2日目に登場する。
昨年の兵庫県知事賞は、名古屋高校生ビッグバンドFree Hills Jazz Orchestraで、今年新設されたコミュニティ部門へ鞍替えとなった。
以下、コミュニティ部門について説明します。
所属する学校にジャズバンド部が無いが、その地域でJazzを演奏したい子達が集まって出来た団体が登場する部門です。
昨年までは高校の部や、中学の部で出場していた団体で、メンバーの所属する学校はバラバラです。
学校単位で結成されたバンドと、広い地域からヤル気のあるメンバーが集まったバンドが、同じ土俵で審査されるのは不自然。
という事でこうなったのだと思う。
学校単位でのみ出場可能にしてしまうと、学校にジャズバンド部が無いがやる気のある子達が排除されてしまう。
これは避けたい所です。
全体では、ジャズバンド部が無い学校が大半を占める。
今後コミュニティ部門に登場する団体が増えるかも知れない。
今年は神戸と名古屋の3団体だけですが、
大阪高校生ビッグバンドや京都高校生ビッグバンドなんて、
直ぐにでも結成されそう。
大津、奈良、和歌山、岡山、広島も号令をかければ、来年出場可能でしょう。
東京だったら、新宿ビッグバンドや田園調布ビッグバンド?^^等、
5団体以上が、既に存在しているかも知れない。
弱小ジャズ部を解体して、「地域で募集」なんて動きになるかも?
将来、コミュニティ部門に15団体程度が登場し、
SJFが、木・金・土・日の4日間開催になる予感がしてきた。
18日(土)は14校と3団体、19日(日)は15校の演奏を聴いてきた。
演奏中の写真撮影、録音、動画撮影は一切禁止となっています。
なので、
演奏前に撮影したものが少しあるが、演奏中の写真はゼロ!
主催者が依頼した業者が写真撮影&動画撮影をして、後日販売されます。
ただ、
文章で演奏の様子を記述する事は禁止されていない^^。
演奏中、暗くなるのでLED小型ライトを左手に、
右手にはボールペンを持ち、B5用紙に記述していきます。
高校の部1日目はB5用紙12枚、
高校の部2日目はB5用紙11枚に記述した。
これらを元に文章を組み立てていきます。
昨年の、SJFの記事では、
SJFと私との関わりや過去の記事について述べています。
SJFに初めて接する方はご覧になって欲しい。
前置は以上で終わり、以下本題です。
文字数削減の為、各楽器等は以下の表記とします。
トランペット:Tp
フリューゲルホルン:Fh
トロンボーン:Tb
バストロンボーン:Bt
サキソフォーン部門:Sax
ソプラノサックス:Ss
アルトサックス:As
テナーサックス:Ts
バリトンサックス:Bs
フルート:Fl
クラリネット:Cl
リズムセクション:Rym
リードギター:Gt
ベースギター:Bg
ピアノ:P
ウッドベース:Wb
ドラムス:Dr
パーカッション:Pc
今年は早めに来て、
1時間ほど、近くの大倉山公園を散策して写真撮影をした。
演奏中は撮影できず、そのうっぷん晴らし^^)
2日目は、表彰式終了後、神戸ハーバーランドに移動し、
港の夜景とスプラッシュファンタジアを撮影した。
これらを纏めて、後日投稿します。
いつになるか分かりませんが^^;
毎年、11時開場11時半開演です。3日共通券(1500円)を購入。
11時に入場し、白いテーブルの審査員席がある右の方に席を確保する。
(入り口は2階で、入場口に並んでいる写真に貼りつけた。)
ロビーに出て軽く食事です。一口サンドイッチを食し、残りは次の休憩で。
高校の部の司会は、2014年からジャズシンガーの杉山千絵さんです。
開演に先立ち、今年は熱中症予防の為、キャップ付き飲料水の持ち込みが許可された、とのアナウンス。
熱中症の症状やその対処についても説明していた。
床を汚す恐れのあるジュースやコーヒー、人に当たるとこぼすカップ入りは持ち込み禁止です。
来年以降もそうあるべきだし、毎年このアナウンスを続けて欲しい。
賞に関する記述は、昨年と同じにします。
優秀賞以上が決まったチームには、校名の後ろに【優】と記載します。
団体賞の詳細は、高校の部2日目終了後、全体を天秤にかけて発表される。
コミュニティ部門は3団体だけなので、当日審査が終了し、全てが発表された。
個人に授与されるナイスプレイヤー賞(以下NP賞)も当日の表彰式で発表。
NP賞は文中に記載していきます。
最終結果は2日目の最後、表彰の項で纏めて記述します。
プログラムには、この日の高等学校とコミュニティ部門に其々に1から番号が付与されていて、高校の部2日目も出場順に1からの番号にしている。
これらを一纏めにし、2年前から通し番号にしています。
高校の部1日目は1から17まで。
高校の部2日目は18から32までになる。
表彰の項ではこの番号と校名・団体名・バンド名を記述していきます。個人賞の名前はプログラムにあるメンバー表から引用します。
審査結果発表時「〇〇賞はプログラムにあるエントリー№30の△□校」と言えばとても分かりやすいが、採用されていない^^:
演奏曲は演奏前に杉山千絵さんから紹介される。
プログラムに書かれている曲の変更は無いが、演奏順の組み換えが数校あった。曲名はプログラム通り、カタカナ表記とします。
杉山さんから、白いテーブルの審査員席に座っている、本日の審査をする指導講師が紹介される。
校名(団体名)、バンド名、演奏曲目が読み上げられ、
ライトが照らされて、演奏が始まる。
第一部(11:40~13:22)
1 柳井学園高等学校
Jokai's Spirits Jazz Ensemble(山口)
演奏時間の関係だと思うが、プログラムの1曲目が消えて以下の2曲になった。
バンド名のJokai's Spiritsとは、廃部寸前だった部活を、一人で立て直した宮本誠快先輩に因む。
卒業後、若くして白血病で他界した先輩の精神を受け継ぎ、「プレイヤーも聴衆も楽しめる音楽を」目指すとあり、胸が熱くなります。
ブラスは上からTp2人、Tb3人、Sax5人。
RymはGtとDrだけでPが無く寂しい状態です。
➀ マイ ロマンス
Tp持ち替えのFhがフューチャーされ、バックのTpが一人だけになる。
Fhは音が滑らかで心地良いものでした。
➁ ロング イエロー ロード
メンバーには顧問の先生が入っても良い事になっており、その方が指揮して、Tb席へ。
Tsソロ~Asソロが大人しい感じで、もう少し軽快にした方が良いと思う。
インタビューではそのAs部長と、Ts副部長が対応していた。
楽しくみんなでまとまって演奏会したい、と言う事でした。
メンバーが少ないけど、まとまりやすいと捉えて前向きに頑張っていって欲しい。
2 神戸村野工業高等学校
Industry Boys Big Band(兵庫)
兵庫県下では私立として唯一の工業高校で、男子校です。
2年前まではバンド名が無く単に音楽部だった。
Harborland Big Band Jazz Festival(2018.06.16・土)でも演奏した以下の2曲です。メンバーはその時よりは増え、ブラス陣は上から2人、3人、5人の編成、
➀ オーバー ザ レインボー
メロディ―ラインと、アンサンブルが弱いです。
➁ ルパン三世ノテーマ(2011アクションバージョン)
Tbソロに元気があり、Tpソロには光るものがあり、磨いて欲しい。
そのTbが3年の部長。引退となる11月の文化祭に向けて頑張ると言っていた。
3 兵庫県立尼崎西高等学校
Autunno(アウトゥンノ)(兵庫)
初出場のバンドで、Autunnoはイタリア語で秋を意味する。吹奏楽団としての部員数が減りって、これからどうしようと考えていた時期の秋をバンド名にしたそうです。
昨年の秋、顧問の先生の提案でビッグバンドに鞍替えした。
Pが白髪のおじさんで顧問の方か。Bgが男子で、後は女子。
中段のTbが二人で、他は普通。
➀ イット マイト アズ ウェル ビー スプリング
アンサンブルが良く、ソロが不慣れだが演奏後の笑顔が良かった。
➁ ラッシュ ライフ
日が浅いので、ブラバンのような演奏ですが、楽しい感じ。
➂ ザ ベア ネシティーズ
Tbが二人しかいないが音圧で頑張っていた。Drソロ、短いが主役の感じです。
インタビューでは、曲に応じたイメージ作戦だったが、緊張してそれが出来なかったと言っていた。
4 京都府立大江高等学校
Big Inlet Jazz Band(京都)
ブラスは上から3、2、3とメンバー不足。男子は3人のみでPは無し。
青シャツに黒ズボンのスタイルです。
➀ ドキシー
Tbソロがよく響くサウンド。Drが入り、アンサンブルになり、Tbソロで〆ていた。
➁ アメージング グレイス
Tpが美しいメロディー~Bsがジャズソロです。
➂ ユー アンド ミー
Tsソロ~Tpソロが元気で、線が細いが楽しく演奏していた。
Drが部長で、元気なTpが副部長。二人とも女性です。
3年生は今日で引退。冷房の効いた部屋で音圧を高めて練習してきたそうで、その成果が出ていました。
5 和歌山県立粉河高等学校
粉河ラテンバンド〈KLB部〉(和歌山)
ブラスは、上から4人、3人、5人で、Rymも含め全員女性。
カラーネクタイに上下黒で決めていて、気合いも感じられる。
➀ スペイン
メンバー不足もほぼ解消され、ここで音圧がフルボリュームになってきた。
Tpソロが元気。
➁ アンヴィル コーラス
Gt、Bgになり、ブラスの圧力が凄いです。
Tpがファンファーレの様に鳴り響き、Drがメンバーを引っ張っていた。
拍手はこれまでで最大! 優秀賞をあげたいと思ったが・・、
審査は厳しく、参加賞とも言える奨励賞でした。
3名が受けたインタビューでは緊張感も無く、楽しめて良かったと言っていた。
6 AICJ中学・高等学校
AICJ中学・高等学校JAZZ部(広島)
制服で登場し、ブラスは上から4名、3名、5名で、Tpに男子が一人。
➀ ストールン モーメンツ
Asソロがけだるい感じでジャズ感を出していた。
➁ カーサ フォルチ
Pcが追加され、男子が一人追加^^:
Tpソロがあり、別のTpソロも~ややあってTpソロが最初の人になり、
フューチャーされたようになってエンディング。
これがNP賞ものですが選に漏れた。このTpが2年生の部長です。
Asソロ奏者がおしゃべり担当として^^、部長と一緒にインタビューに応じていた。中・高なので合同練習が大変だそうですが、息の合った演奏でした。
7 鳥取県立岩美高等学校【優】
Blue Martin Jazz Orchestra(鳥取)
バンドのマスコットは青いイワツバメのイワッツで、手を入れて羽根をバタバタさせる。Pの上に置いているが、演奏後のインタビューには、このイワッツが一緒に出て来る^^)
➀ A列車で行こう
指揮者が居て、両端二人のイワッツ担当が可愛い。
いきなり全員が前に出て、短く演奏して挨拶する、見事な演出!
➁ イージー マネー
ブラスは上から5人、4人、5人で、Tpに男子が一人。
Tpソロが可愛い女子で、ミュートを多用したお茶目な演奏。
Drの後、パワー全開となり、Wbが雰囲気作りをしていた。
➂ シカゴ
アンサンブルが輝いていて、Saxのソリも〇(男子が一人加わる)。
Bs(女子)が軽快で図太いサウンドでした。
次期部長は決まっていて、来年の2月に定期演奏会だそうです。
3年生は応援で頑張ります。
ゲスト
甲陽&バークリーGRADUATES BAND featuring 纐纈歩美
纐纈歩美(こうけつあゆみ・As)さんについては、
第33回Japan Student Jazz Festival高校の部1日目(2017.08.19)
で、簡単に述べています。
メンバーは、甲陽とバークリー音楽大学の卒業生で結成された。
纐纈さん(甲陽卒)の他には、
植田良太(バークリー卒・P)、坂崎拓也(甲陽卒・Wb)、中村雄二郎(バークリー卒・Dr)の3名
2曲演奏されたが私の休憩タイムで^^、曲名をメモしなかった。
1曲目は、Asが軽やかでジャズ感満載。
2曲目は、アップテンポの軽快な曲で、Drソロを長めにしていた。
-休憩(25分)ー
第二部(14:10~15:52)
8 和歌山県立日高高等学校
Hidaka Big Band(和歌山)
上下黒ずくめでストライプのネクタイですが、全員女性!
ブラスは上から5人、3人、5人と、P、Wb、Dr。
➀ チェイシン ビル
ブラスアンサンブルで始まり、Tbソロがあるが、短めの曲でした。
➁ イット マイト アズ ウェル ビー スプリング
静かに始まって、Tpソロの後、軽やかな演奏になる。
➂ ユーヴ ゴット ア フレンド イン ミー
Tbが一人増えるが、抑え目の演奏。
Asソロの後、Tpソロが◎で、強弱付けた奏法です。
このTpがNP賞の龍神菜々美(りゅうじななみ)さん。
全体としては大人しい演奏でした。
これにダイナミックさが加わると優秀賞が狙えると思う。
9 神戸市立六甲アイランド高等学校【優】
ドン ライア ブラス バンド(兵庫)
第二部になると優秀バンドが目白押しになるが、これ以降全てに【優】が付く。
私なら、この会場から歩いて行く事も出来るポートアイランドの東、
六甲アイランドにある高等学校です。
メンバーも超地元で、毎回見事な演出を披露する。
ブラス陣は上から4.4.6人でした。
➀ ウィンド マシーン
サミーネスティコ作曲の、カウントベイシーバンドで好きな曲ですが、ハイスピードな演奏をよくこなしていた。
Tsソロが流暢で◎、Dr(女性)が◎、全体の演奏が◎。
➁ ロンリー ストリート
Asをフューチャーして語りかけるようでした。
➂ サンバ デ ミスティー
大幅なメンバー交代があり、Pc4名とダンス隊6名が加わる。
Bsソロの後Tbソロが見事で、この砂田皓大(すなだこうだい)君がNP賞!
ダンス隊6名は、ソロ奏者にキラキラ光線とガンバレ光線を送っていた^^)
そのダンス隊の踊りも加わり、舞台は凄い事になる。
3年生は今日が最後だが、インタビューは2年生の二人が受けていた。
10 愛知中学・高等学校【優】
愛知中学・高校吹奏楽団(愛知)
全員制服で、何時もの指揮者が居ます。
上から5、4、7人(Fl含む)の増量タイプ。
➀ ビューグル コール ラグ
サウンドMaxで始まる。ソロのレベルが高く、Ts~Tp~Tbと繋いで、
Flソロが花丸!
このFl三浦絢音(みうらあやね)さんがNP賞。
➁ ジャガー ノート
Flが消え、Sax5名による、メリハリのある演奏でした。
➂ スイフト キックスン ハット リックス
Sax5名が立って演奏。Tbソロ~Tpソロと繋いでいた。
これを引っ張るDr高橋悠生(たかはしゆうき)君が、NP賞。
全曲を通して素晴らしいドラミングでした。
Drがいいと曲が締まるし、一人でリードしている感じになる。
中学から5年間やってきたメンバーも居て、もうベテラン奏者です。
これが中高合同バンドの強みでしょう。
11 関西大学北陽高等学校【優】
関西大学北陽高等学校ジャズバンド部(大阪)
淡いピンクのポロシャツを着て、下は男女同じ黒ズボンでした。
ブラスは3列全て5人で、Tpは肩にタオルを乗せている。
➀ フライト オブ ザ フーターズ
揃った演奏の後、Asソロがスムース~Tpは緊張~Tsへ繋いでいた。
基本に忠実だが音がやや流れる。
➁ スイッチ インタイム
Tpが一人増え、Tbが4人に。静かな演奏でTbソロがあった。
➂ ファッシネイティング リズム
メンバー交代があり、一番元気。ASソロ、Tpソロとそつなくこなしていた。
審査員が嫌うのは同じ調子の曲が続く事です。
静かな曲、派手な曲、スローな曲、アップテンポの曲と変化を付けると点数が上るが、その事をよく知っている演奏でした。
12 蒼開中学校高等学校【優】
Swinging Willow Jazz Orchestra(兵庫)
昨年まで柳学園ジャズバンド部として活動していたが、校名が変わり、バンド名も新しくしたそうです。淡路島唯一の学生ジャズバンドで、中学生12名、高校生7名で構成される。
ブラスは上から3、4、5人で、青シャツにジーンズスタイル。
➀ アロット オブ リビング トゥ ドゥ
軽快な曲で、途中Pを主としたRymの演奏を、ブラスが応援しているような感じになって、Tsソロとなり、展開が見事。
➁ バラッド フォー ア ラフ イヤー
Pcが二人入り、Asをフューチャーした演奏になる。
熟練の域に達したような優しいサウンドで、NP賞もんだと思ったら、
そのAs佐々木萌さんがNP賞を獲得。
このAsには、会場の皆さんも萌え萌えになったと思います。
インタビューでは、個性豊かで仲の良いバンドと言う感じです。
13 甲南高等学校【優】
甲南高校ブラスアンサンブルKOBE2018(兵庫)
かつて、肉食系男子ブラスアンサンブルでしたが、
一時頓挫し、最近スタイルを変えて復活してきた。
ブラスは上から5、3、5人。
➀ スウィンギング フィンガーズ
ハイスピードタッチのPがプロ並みで、聴き惚れます。
Tpソロの後、Pは指揮を執り、Drソロに繋いでいた。
➁ ア ナイト アット エル モロッコ
過去は不得意だったスローバラードを無難にこなし、Tpが目の覚めるソロ!
➂ ザ ヒーツ オン
本来のジャズ感が溢れ、音の格が違うTsソロが◎。
NP賞:P牧田和葵(まきたかずき)君が全曲を通してナイスプレイでした。
3曲目のTsも該当すると思うが、他とのバランスか。
14 名古屋市立工芸高等学校【優】
Kogei Highsonic Jazz Orchestra(愛知)
この名古屋工芸高校もハイレベルを維持し続けています。
黒シャツに赤ネクタイですが、男子はGtとTbに一人ずつ。
➀ レイニー ストリート
TbとTpでソロを繋ぎ、Bgのソロが楽しい。
➁ フィフティ フィフティ
素晴らしい女性Drソロの間にメンバー交代。Pcも入ってラテンの曲になる。
Asのお祭サウンドにTbがそれを繋ぐ。Tpソロが元気で、女性が吹く図太いBsに痺れる。ソロ演奏中、バックは振りで応援。その後のTpがソロでぶちかまし、Drソロが派手ハデ! ボンゴにAsが派手!~全員立ち上がってブチカマス!
いや~、おまつりジャズ祭を演じてくれました。
審査員受けするかどうかは別として、
何でもいいから、好きな賞を持って帰って~♪と言いたい!
NP賞:寺本和香菜さんは、優秀なDr奏者は一人でバンドを引っ張る事が出来る事を体現してくれました。
審査される方には、Student Jazz Festivalと言う英語を何度も発音して欲しい。会場の拍手も審査に取り入れて欲しい。アルクノの切なる願いです。
-10分休憩-
コミュニティ部門(16:40~)
15 神戸ユースジャズオーケストラ(兵庫)
Harborland Big Band Jazz Festival(2018.06.16・土)↓
https://arukuno.seesaa.net/article/201807article_1.html
これで、写真入りで紹介していますので、興味ある方はご覧ください。
ブラスは4、2、4とTbがメンバー不足。
演奏が難しくて、人気の無いTbなのですが・・。
➀ バードランド
一般的と言えるスタートで、Asソロが光っていた。
➁ トール コットン
Tbがミュートを使ってファーファーと特徴的な演奏です。
Drが元気で、目の覚めるTpの後Tbで〆る。
そのTb宮澤優樹(みやざわゆうき)君が、NP賞。
➂ ストライク アップ ザ バンド
上記6月のジャズフェスでも演奏された曲。
JAZZのスタンダードで、Tsが低いサウンドでソロ。
元気なDrが全員を引っ張っていたが、その坪田英徳(つぼたひでのり)君が、NP賞。
16 名古屋小中学生ビッグバンド
Little Hills Jazz Orchestra(愛知)
中学生の部は聴いていないので、このバンドは初見です。指揮者が居ます。
過去神戸市長賞を何度も受賞していて、群を抜いてのトップレベルバンドみたいです。
ブラスは上から、4、5、5人。
➀ リケッティ スプリット
中学生とは思えないAsのロングソロが、ド派手に目だっていた。
NP賞のAs鈴木真明地(すずきまーち)君は、
昨年引退した、名古屋高校生ビッグバンドTp鈴木風雅(ふうが)君の弟。
ギンギラ鳥打帽だった鈴木風雅(ふうが)君は、2年連続NP賞を受賞。
真明地君は、より大きなギンギラハットを被っている^^。
フーガにマーチで、御両親の音楽好きの愛情がこの兄弟に現れています。
➁ タイム ストーム
メンバー交代の後ベースがNP賞だが、WbかBgか、
メモにはメンバー交代の後ベースが◎とある^^;。
NP賞:B大塩早希さん。
➂ アイ キャント ストップ ラビング ユー
音圧が凄くて、あっけにとられて聴いていた。
代表者インタビューでは、中学生の部に出場したかった事を訴えていた。
このコミュニティ部門では高校生と同じ土俵になる訳ですから、その気持ちは良く解る。
しかし、審査は意外な結果になる。
Little Hills Jazz Orchestraについて興味ある方は↓
「NAGOYA G.S 2017 (リトルヒルズジャズオーケストラ )」
https://www.youtube.com/watch?v=F9tFxyG9Ng8
これをクリックしてご覧ください。
17 名古屋高校生ビッグバンド
Free Hills Jazz Orchestra(愛知)
何時もの指揮者が居ます。ブラスはTbが4名で後は5名。
➀ イージー マネー
TbソロとTsソロが〇で、それ以外は印象が薄い。
➁ ソー ホワット
マイルス・デヴィスで何度も聴いた曲で、それをビッグバンドに。
Pが◎で、静かで上品で、大人っぽい演奏でした。
NP賞:P伊藤天音(いとうあまみ)さん。
高二の部長と副部長がインタビューを受ける。
全部バッチリできた。
音楽の良さを感じながら、楽しく演奏していきたい。
との事です。
ゲスト
モダンタイムスビッグバンド with 北浪良佳(きたなみよしか)
モダンタイムスビッグバンド
with 北浪良佳(きたなみよしか)
北浪良佳さんは過去ログに登場し、詳しく述べています↓
「第6回JAZZの森ライブin森林植物園(2017.10.28・土)」
https://arukuno.seesaa.net/article/201711article_1.html
この時は撮影が許可され、写真も沢山載せています。
明るく朗々と歌う親しみやすいジャズシンガーで、出身は神戸市。
「2004年には第5回神戸ジャズ・ヴォ-カル・クイーン・コンテスト優勝。同年、アメリカ・シアトルのライヴハウスJAZZALLEYでの単独公演が好評を博した。2005年には兵庫県から今後の活躍を期待される女性に送られるはなだ賞受賞。2007年、ビデオアーツミュージックよりファーストアルバムをリリース。・・2012年には3rdアルバムをリリ-ス。
2013年アメリカ・ロスに単身渡米し、ゴスペル協会やラジオで好評を博す。
2016年からは神戸を活動拠点とし、ミュージックスクールの講師として指導に当たっている。」
とある。
今年の「JAZZの森ライブin森林植物園」は10月20日と21日の開催だそうで、
これにも行ってみたい。
モダンタイムスビッグバンドはバンドマスターの日下雄介氏を中心に1985年に結成された。メンバーの殆どが神戸在住か神戸を勤務先としている。
スイングジャズやモダンジャズを主として、アメリカの古き良き時代のサウンドを求めている。
古き良きジャズを中心に演奏された。
1 1912年の初めてのジャズといえる、シンキングウィンド。
2 オンナクリアーデイ(ミュージカルナンバー)
ここで、メンバーにSJF経験者が7名いる事が知らされる。
3 大人のジャズで、ステラバイスターライト。
4 リーダーのTbをフューチャーしたバラード曲(曲名をメモせず)。
Vo北浪良佳さんが登場し以下の3曲を歌う。
5 ペーパームーン 声にパンチがあり、明確で張りのある声です。
6 虹の彼方に ジュディ・ガーランドが歌った劇中歌ですが、好きな曲だそうです。
7 あなたの勝ちよ TbソロとTpソロが絡み、手拍子も沸き起こってエンディング。
表彰式(17:40~18:35)
講評:古谷充(As)
毎年緊迫して審査が難しいが、トップグループと今一つのバンドとの間に開きがあるのも事実。甲子園の高校野球とダブったが多くの方に来て頂いた。
個人としては素晴らしい奏者が居て、それは本日発表します。
団体賞はレベルの良いものを選び、明日の演奏と合わせ総合的に判断します。
と言うようなお話しでした。
JAJE武井会長の感謝を主とした挨拶があり表彰が始まる。
コミュニティ部門のNP賞と団体賞が発表される。
団体賞は以下のようになった。
優秀賞
15 神戸ユースジャズオーケストラ(兵庫)
神戸市民文化振興財団賞
17 名古屋高校生ビッグバンド
Free Hills Jazz Orchestra(愛知)
神戸市長賞
16 名古屋小中学生ビッグバンド
Little Hills Jazz Orchestra(愛知)
高校生達を追い抜く、小中学生のビッグバンドでした!!
高校の部1日目のNP賞が読み上げられ、表彰が始まる。
これは本文にあるが、ここで纏めて記載します。
NP賞
8 和歌山県立日高高等学校 Hidaka Big Band(和歌山).
3曲目Tp 龍神菜々美(りゅうじななみ)
9 神戸市立六甲アイランド高等学校 ドン ライア ブラス バンド(兵庫)
3曲目Tb 砂田皓大(すなだこうだい)
10 愛知中学・高等学校 愛知中学・高校吹奏楽団(愛知)
1曲目Fl 三浦絢音(みうらあやね)
Dr 高橋悠生(たかはしゆうき)
12 蒼開中学校高等学校 Swinging Willow Jazz Orchestra(兵庫)
2曲目As 佐々木萌
13 甲南高等学校 甲南高校ブラスアンサンブル(兵庫)
P 牧田和皮葵(まきたかずき)
14 名古屋市立工芸高等学校 Kogei Highsonic Jazz Orchestra(愛知)
2曲目Dr 寺本和香菜
15 神戸ユースジャズオーケストラ(兵庫)
二人目Dr 坪田英徳(つぼたひでのり)
2曲目Tb 宮澤優樹(みやざわゆうき)
16 名古屋小中学生ビッグバンド Little Hills Jazz Orchestra(愛知)
1曲目As 鈴木真明地(すずきまーち)
2曲目B 大塩早希
17 名古屋高校生ビッグバンド Free Hills Jazz Orchestra(愛知)
2曲目P 伊藤天音(いとうあまみ)
高校の部の団体賞は、優秀賞以上が確定した校名が読み上げられ、代表者は明日の表彰式に参列して、確定した賞を受賞する。
これは取りあえず校名に、【優】と付けている。
読み上げられなかった学校には参加賞とも言える奨励賞が授与されるが、
その表彰式は無い。
長文記事を最後までご覧頂き、ありがとうございました

この記事へのコメント
トトパパ
Japan Student Jazz Festival高校の部、毎年行かれてるやつですね。
今年も盛り上がったでしょうか。
ジャズ甲子園なんですね。
みんな頂点を目指して頑張るんですね。
青春ですね~。
アルクノ
この演奏会を一番聴いて欲しいのは、中高生の子供がいる親御さん。
そして、中高生の皆さんです。
トトパパさんの家族ですね^^。
素晴らしい演奏に感動して、明日へのエネルギーにして欲しいです。
皆さん頑張っていて、輝やく青春が会場に溢れています。
たかたん
仕事中読むのは苦労します。
あと、二日分楽しみにしています。
村野工業高校は文化祭何度か(15年ぐらい前)音楽クラブ有ったかな?
長田神社に帰りによってカステラ焼き買った記憶ぐらいしかないな。
アルクノ
仕事中にこれを読むとなると、このコメント見た方が一体何の仕事?私もそこで働きたい!となるかも
以前は、写真も文字変換された上で、それを合計して1万文字が上限でした。
これが2万文字に拡大されたので、まだ追記出来ます。
たまに指摘コメントが入ったりするので、修正や追記への対応で余裕を残しています
神戸村野工業高等学校は音楽部として、2012年8月26日のSJF高校の部2日目に初登場です。
音楽部はその年の5月に発足したとあり、15年前は影も形も何も無かったわけです。
でも、初出場でTs池田和人君がNP賞を受賞しているので大したもんです。
最近は発展途上バンドになっているので、指導陣が薄いのかと思います。
長田神社からは近いですからね。
村野工業高等学校の文化祭情報↓
「今はチケット制になっていて
生徒に大体3枚ほど配られます
また文化祭は正直言って面白くないです(他校と比較すると)地味です。」
と、2017年の情報でした。
この2日目と、大倉山公園+神戸港は9月中の投稿を目指しています
koji
なるほど、ジャズ甲子園というのがあるのですね。
なんでも目標に向かって一所懸命に打ち込む姿はいいですね。
ご指導する先生も素敵な人なのでしょうね。
写真が撮れないのは残念ですが、今の時代は仕方ないのでしょうね。
藍上雄
名古屋小中学生ビッグバンドLittle Hills Jazz Orchestraにはちょっとびっくりです。youtubeにたプダンス付きの動画がアップされていました。
今年も、学生なので、バンドのメンバーが入れ替わっての初々しい演奏ですね。これからも頑張ってもらいたいと思います。
アルクノ
これはフェスティバルであってコンペティションではないので、趣旨に沿えばジャズ甲子園にはあたらないんです。
夏休みの次期を重ねて、世間がそう言うようになりました。
ただ言えるのは、おまつりだと技術より雰囲気になります。
上を目指して切磋琢磨するには甲子園になりますね。
指導する講師の方はレールを敷設する役目を担うので大変です。
ブラスバンド出身の指導者だとダメで、
素敵なジャズの理解者である必要があります。
でもそのレールに、どんな列車を走らせるかはメンバーの技量とセンスなので、そこがポイントですね。
過去ログにありますが、一度だけ写真撮影が許可されたことがあります。
現在はカメラでも綺麗な動画が撮れるので、それでダメになりました。
主催者側が販売するDVDがダメージ受けちゃいます。
アルクノ
私はこの神戸ユースジャズオーケストラを6月のHarborland Big Band Jazz Festivalで初めて知りました。
2016年結成した中高生によるバンドで、まだまだ未熟です。
名古屋小中学生ビッグバンドLittle Hills Jazz Orchestraに負けていると思います。
その、「NAGOYA G.S 2017 (リトルヒルズジャズオーケストラ )」
https://www.youtube.com/watch?v=F9tFxyG9Ng8
を本文に追記しました。
スーパー高校生並みです!
優秀なレベルを維持しているバンドは、引退した3年生やOBにOGが指導を続けているのだと思います。
今から来年が楽しみです。
みなみ
リズムに乗って体を動かしながらB5にも手を動かしてのアルクノさんの光景を想像していました。
器用ですね。
名古屋の高校も入賞していましたね。
吹奏楽の甲子園は名古屋で開かれるようになりました。
野球もそうですが高校生が未来の象徴のような気がします。一生懸命な高校生にエール送りたいです。
アルクノ
そう言って頂くと、更に張り切りたくなります。
ノリノリの演奏だと筆記する字数も増えて、
大変です^^)
ブログに仕立てるのに、更に字数が増えて、一万文字を越えました。
ビッグバンドが一番盛んなのは名古屋だと思います。関西と関東、両方の影響を受けているんでしょうか。
吹奏楽の下地があるので、ジャズにも、となるような気がします。
大体高校生で才能が開花しますね。
高校生では女性優位なんですけど、大学生になるとこれが互角或いは逆転するのが不思議です。
毎年、高校生にエールを送り続けます
eko
今年もJapan Student Jazz Festivalの開催ですね。
コミュニティ部門が新しく作られて、今後はそちらへのエントリーが増えそうですね。ますます楽しみになります。
高校の部1日目だけでB5用紙12枚ですか。演奏を聞きながら書くのも大変そうですが、これをレポートに纏めるのも大変な作業ですね。詳しいレポにいつも感心してしまいます。
高校生たちの若さ溢れる演奏、呼んでいるだけでも伝わってきます。
2日目も楽しみです。
きょんたん
>演奏中の写真撮影、録音、動画撮影は一切禁止
レポする側としては雰囲気を伝えるのが難しそうですね、でもアルクノさんのいつもながらの丁寧なレポートでその場の雰囲気の盛り上がりを想像することができます。
主催者側と参加する側の思いが上手く一致して
皆が楽しめる有意義な方法を見つける、これから先もきっと折り合いをみつけながらの開催することで
誰もが楽しめて参加できる素晴らしいフェスティバルが長く続くと良いですね
審査される人が頭を悩ますそんなバンドがこれからも増えると良いですね
そしてその事はお互いレベルアップに繋がると言うことですものね。。。
アルクノ
今年もやってきました、
Japan Student Jazz Festival!
コミュニティ部門は今後増えそうな気がします。大阪や京都だと区単位で団体が出来るかも知れませんね。
このJazz Festivalが隆盛を極めるまで見届けないです。
聴きながら、ポイントや特徴を単語を中心に書き留めていきました。
語彙を多くしないと、単調な文章の流れになるので、その辺りに気を使います。
回数を重ねて、そのコツが分かってきたような気持ちです
若い子たちの素晴らしい演奏に出会うと感動します。
その感動を言葉にするのが難しい!
高校の部2日目はあと暫くお待ちください。
アルクノ
演奏中は、筆記だけOK牧場!^^)
このSJFを文章だけで表現するのは無理と判断して、始めた頃は抜粋でした。
すると、書き漏らした学校が賞を獲得、書き漏らした学校の方から演奏はどうでした?なんてコメントが来て、やるなら全てを書かなくてはと思うようになりました。
コミュニティ部門を始めるにあたっては、もっと参加団体が増えてからやるべきでした。
それか、2年後にコミュニティ部門を始めるので参加団体を募集します。とアナウンスすれば良かったです。
ここに出てくるのは真面目な中高生ばかりなので、きっと良い方向に進むと思っています。
審査される講師の方は毎年頭を悩ませているみたいです^^;
楽しいJazz、基本に忠実なJazz、マニアックなJazz、これらを同じ土俵で審査していますから^^;
でも、頂点目指して頑張る、この気持ちは皆さんで共有して欲しいです
すずりん♪
高校生ですから当然メンバーは入れ替わるわけですが、それでもレベルが保てる、またアップするのは伝統なのでしょうか。指導者もいいのでしょうね。
何かの機会に演奏を聴き、憧れて入学するなんてこともありそうな気がしますが。
風雅君と真明地君の兄弟、音楽好きのご両親に育てられたのだなぁと、ご家庭の環境を想像してしまいますね。
誰が聴いても素晴らしいと思えるバンドはあるでしょうが、後は審査する方の好みとか、基準とか微妙にちがってくるのでしょうね。
審査する方もアルクノさんと同じようにメモをとってるのでしょうね。丁寧に聴いてらっしゃるジャズに明るいアルクさんも審査できそうですね。
演奏順は何で決めるのですか?
高校生二日目もとっても気になります。楽しみにしています。
ベティーちゃん
大掛かりなジャズフェスティバル。
ジャズの甲子園版と言ったところかしら。
和歌山からも2校が参加していますね。
互いに技を競ってレベルを上げ友人を作り
高校生活が楽しいでしょうね。
この中からスターが出るかもしれません。
神戸ならではのフェスティバルですね。~♪
ゴンマック
画像はなくても文章による
臨場感溢れる説明、素晴らしいです。
取材ノートは、凄い物でしょうね。
ジャズフェスティバルへの愛情が
感じられます。
若い子達の頑張る様子、素敵な演奏が
聞こえるようです。
アルクノ
耳と体で聴く音楽なので、音圧が凄いと、それを全身で感じる事が出来ます。
毎年メンバーも演奏曲も変わるんですけど、バンドカラーは大きく変わらないですね。
顧問の先生、指導者が変わると大きく変わったりします。
低迷するバンドは良い指導者が欲しと思います。
1年生から先輩の音を常に聴いている事も好影響となって現れるでしょうね。
最近、高砂高校の校区が広げられ、ジャズを目指す中学生が志望校に選んでいるみたいです。
それで男子が増えたのかも知れません。
風雅君と真明地君の事は、名前から推察出来ましたが、会場に居られた関係者の話から判明しました。
名前からはブラバンですが、ジャズ部に入って良かったです。
ご両親をジャズファンに転向させた?^^)
幼少の頃から、トランペットやSaxの音を聴かせていたのでしょうか。
審査される方が講評で吐露されていますが、本当に大変みたいです。
演奏の傾向は、審査員が全盛期だった頃とは大きく変わっていますからね。
私は演奏経験の無い聴衆なので、奏法について細かい事が分からないのが難点です。
でも、ジャズの楽しさを賞の基準にして欲しいです。
演奏順は前年の成績で決まるみたいです。
前半出て来るのは昨年成績が振るわなかったバンドで、初出場も未知数なので前半登場が多いです。
微妙なバンドは中間あたりに登場です。
それで、後半に【優】が並んでいます。
でもメンバーが変わるので、予想外もありますが。
高校生二日目、暫くお待ちください
アルクノ
中学の部は聴いていませんが、昼から夕刻まで3日間ぶっ通しで繰り広げられる、神戸最大のジャズ祭です。
巷ではジャズ甲子園と言われています。
普段から練習しているみたいですが、夏休みに入ると、朝から夕方までサラリーマン並に時間をかけて練習です。
和歌山からは毎年出ていますね。
日高高等学校は優秀賞迄あと少しでした。
和歌山県立粉河高等学校の粉河ラテンバンド〈KLB部〉は好きなバンドで、毎年ラテン調の楽しい演奏を披露してくれます。
演奏を通じて心が通い合うのは兄弟姉妹のような関係かも。
一緒にいる時間は家族以上かも知れませんよ。
このSJF出身で、プロ奏者になった方は大勢いますが、これからもそうあって欲しいです。
yoppy702
結果を伏せ、レポを書くアルクノさんの顔は、厳しいのかウキウキなのか…
コミュニティ部門の説明を聞くと、とってもナルホドと思います。
何がナルホドなのかというと、アルクノさんの考察。
コミュニティ部門が増加して4日間の開催。
アルクノさんが言うと、将来の姿に思えます。
日本各地だけでなく、世界に広まったらどうなるんやろ…
その時は、Japan Student Jazz Festival改め、World Student Jazz Festival?(^^ゞ
前にも思ったんですが…
撮影が一切禁止で、後日販売なんて、セコイ大阪のパターンというかビジネスですね。(^^)
でも記述はOK。
裁判傍聴と同じで、絵なら大丈夫?
という事は…
アルクノさんの特技を生かして、イラスト挿入もありかも。(^^ゞ
時間がかかるやろうから、アルクノさんの感動名シーンだけでも如何でしょうか?
ここでも、熱中症予防対策が適用されてるんですね。
今年は、「命に関わる」が続いてますもんね。
高校生の部の一日目と二日目、出場順は、ある程度過去の実績も基準と言われてましたね。
第一部⑦から第二部⑧以外が【優】。
⑧は全員女性の上下黒。
それだけで、【優】をあげたいなぁ。(^^ゞ
⑯のアルクノさん評、「中学生とは思えないAsのロングソロが、ド派手に目だっていた」の通り、NP賞。
将来が気になる存在や。
アルクノ・メモにチェックされてるのでは?(^^ゞ
名前が、「まーち」なんですか!
ご両親は、吹奏楽関係者?(^^ゞ
高校生の部二日目が気になるなぁ…(^^ゞ
アルクノ
写真が無いと、メンバー構成や服装まで説明しなければならないので大変^^;
その場の雰囲気意を伝える事に心血注いでいるので、そう言って頂けると張り合いが出ます。
取材ノートは直ぐ読み直して、補足の追記をしないと、何書いているの?
となります^^;
ジャズは半世紀も聴いているので、その善し悪しは分っているつもりです。
でも、高校生なのでまだノビシロがあり、それなりの方もこれから頑張って欲しいですね。
私が精一杯応援して、今後のSJFを盛り上げていきます
アルクノ
一日目が終わった、私の心境と同じです。
私はこの翌日に分かりましたが、
読者の方は数日間^^:
宜しくお願いします。
コミュニティ部門は突然の事で、招待バンドかと思いました。
Little Hills Jazz Orchestraについて興味ある方は↓
・・・
を見て頂くと分りますが、凄いです。
単独校と地域選抜の違いでしょうね。
中学生ビッグバンドは過去何度も聴いていますが、レベルが違います。
4日間開催は夢想ですが、ジャズに興味津々中高生が増えると実現しちゃいます。
World Student Jazz Festivalになると、夏休みぶっ続けになっちゃいます^^;
後日販売のDVDは奏者の父兄向け^^)
撮影が一切禁止はフラッシュ対策かもです。
でも一般のYouTubeは無いので徹底されてます。
絵なら大丈夫?^^:
デッサンしているうちに演奏が終わっちゃいます。
映像を頭脳チップに記録できれば^^)
ホールは冷房効いていますが、「命に関わる」外の猛暑から突進してくる方も居ますからね。
今後は毎年、飲料水持ち込み可にして欲しい!
出場順はあくまでも昨年の成績なので、今年の出来栄えは?とも言えますね。
番狂わせがあると「オッ」となります。
全員女性の上下黒だけで、【優】だと、
来年、上下黒だらけになる^^)
「中学生とは思えないAsのロングソロ」これは、個人的にJazz教室へ通っているのかも知れませんね。
アルクノ・メモは永久保存版?^^)
名前が、「まーち」は私もそう思います。
ところがジャズに進んで、
ご両親をジャズファンに!
子供側の作戦成功でしょうか!
二日目、首を長くして・・。
その首が伸びたら、ご報告を!
ミクミティ
参加者がこの記事を見たら大いに喜ぶでしょう。ジャズ甲子園もこうやって歴史を積み重ねていくのですね。
お疲れさまでした。
TAMO
アルクノさん、すごい!
一校一校、メモしてたとは言え、これだけの数を書くって大変なことですよ。
演奏していた子たちも見たら喜びますね。
神戸にはジャズが似合う♪
素敵なジャズ甲子園、近かったら見に行きたいです。
クリム
大変な作業ですね。
緻密な文章で読者を惹きこむ♪
音楽も文章も奏でています
高校の部二日目の記事も楽しみにしています。
黒いちぎりパン(Wクリーム)も気になります(*^_^*)
アルクノ
このJapan Student Jazz Festivalは他の記事とは異質で、投稿後アクセスが急速に増え、関連する過去ログにも分散します。
こんな事をしているのは私だけで、奏者も注視しているのかも知れません。
オフィシャルHPは賞に関する事だけで、その内容がイマイチ分かりません。
各バンドの責任者は演奏内容と各賞との関係性を知って、今後に役立てて欲しいです。
アルクノ
ありがとうございます。
これを何年も続けているので、
コツは分ってきました!
演奏される方も見てくれているみたいで、コメント頂いた事もあります。
保護者の方からお礼のコメントを頂いた事もあり、そんな時は私も嬉しいです。
神戸と神戸のジャズをこれからも広めていきたいです
北の国からは遠いので、神戸旅行に合わせてお越し頂ければと思います。
アルクノ
いかにして、読者を惹きこもうかと、そればっか考えていますね。
しかし、現実には向き合わなければならないので、そこが難点のど飴!
音楽を言葉で表現するのは未だに難しいです。
頑張りますので、高校の部二日目もご期待ください。
チョコ味の黒いちぎりパンは柔らかいクリームとまっちんぐ~!でした(ちと古い^^)。
すーちん
ジャズに打ち込む
高校生姿想像するだけで
清々しさ感じ取れます^^
今年は特に熱中症対策必要ですね
ジュン
優勝というトロフィーは無いが
高校生の迫力と楽しみを感じました
素晴らしいレポートですね
アルクノ
毎年メンバーが変わっても、高校生の皆さん、本当に練習に打ち込まれて感心します。
高校生ですから、意見交わしながらも仲が良かったりして微笑ましいですね。
才能も感じます。
月並みですが、青春の1ページを飾る事が出来て、一生の思い出になるのではないでしょうか。
これからも、ずっと応援していきたいです
熱中症対策は、すーちんさんも気を付けて下さい。
出かける時は、水分補給を忘れずに
アルクノ
始まった頃は文字通りのお祭で、楽しくジャズを演奏する大会だったみたいです。
ところが皆さんのレベルが上って来て、いつの間にかジャズ甲子園と呼ばれる大会になりました。
レベルが上がると、更にその上を目指すのが高校生と言うものです。
最近は中学生までがそうなってきたので、審査される方の喜びと苦悩が想像できます^^;
私は最近、遅筆に拍車をかけています^^;
脳にムチ打ち、アルコールも注入して^^、
高校生2日目の執筆にとりかかります
みっちゃん
詳しいリポートお疲れ様です!
先日、NHKを観て居たら東京ジャズフェステバルの事を言っていて一グループが演奏していました。
女の人が三人でコップを楽器にして演奏に加わっていて面白いなと思いました。
アルクノ
ありがとうございます。
東京ジャズフェスティバル 2018で検索すると、
第17回 東京JAZZが、2018年8月31日(金)・9月1日(土)・2日(日) に、渋谷NHKホール他にて開催!ハービー・ハンコック、渡辺貞夫オーケストラ他の出演とありますが。
その練習風景でしょうか。
>女の人が三人でコップを楽器にして演奏
このSJFではお目にかかった事が無いので、興味深いですね。
楽しい感じのラテンでしょうか。
はるる
ジャズ、興味ある方はいろいろアンテナを張り巡らして情報を得ているのでしょう。
写真が撮れなくて残念でした。撮りたい人にはストレスになりますが、その分聞くほうに集中できます。
いい音を体中で受け取ってこられたのはよかったですね。
アルクノ
聴く方では、ジャズ歴半世紀なのでそれが後押ししてくれました。
最近はYouTubeで色んな演奏が聴けるし、楽譜も各パートが販売されています。
やる気と技術があれば、あっという間に、あっと驚く演奏になります。
でも、現実はサラリーマン並の練習時間をこなしているので、大変です。
はなから写真は撮れないものと思っているので、あらゆることに対処できるよう、最初から筆記用具持って待ち構えています
数人のモダンジャズやフュージョンも聴きますが、最も好きなのが全身で感じる事が出来るビッグバンドなんです!
南天
私の地元愛知のバンドが、結構出てるんですね。
聞き覚えのあるバンドばかりです。
こちらの社会人ビッグバンドは、高齢化していますが、ちょっと期待が持てます。
それにしても、詳しい解説素晴らしいです。
アルクノ
毎年ですが、愛知県の名古屋市からが多いです。
兵庫県は神戸の他に尼崎、淡路島、芦屋、この翌日は高砂、伊丹と広範囲になっています。
2日間を通した全体では、愛知から6校と2団体、兵庫は8校と1団体で、両県は双璧を成しています。
この合計は14校と3団体ですから、全体の29校3団体の53%を占めているんです。
地元でしたら、接する機会も多いでしょうね。
私はYouTubeでよく拝見します。
社会人ビッグバンドはNABLを見ても分かるように高齢化が進んでいます^^。
名古屋では小学生からビッグバンドを経験していたりして、人材育成が万全でしょう。
将来にわたって安心です!
経験者からそう言われると恐縮しますが、高校の部2日目も頑張って執筆します
yasuhiko
神戸文化ホールで行われる大会だけに、
「甲子園」の愛称がしっくり来ます。
高校生の部活という事でいえば、
他に「演劇甲子園」「俳句甲子園」
というのもありますね。
前から思ってるんですが、マスコミも
一般社会も、野球の甲子園だけを
特別扱いし過ぎるんじゃないでしょうか。
青春を賭けて、汗を流してる高校生は
他にたくさんいる訳ですから、
もっと取り上げて欲しい気がします。
ジャズ甲子園、高校生の活躍ぶりが
うかがえて、素晴らしいと思います。
アルクノ
心のこもったコメントに感謝します。
日本でのジャズ発祥地、神戸で開催される「ジャズ甲子園」をこれからもバックアップしていきたいです。
過去頂いたコメントから知った事ですが、
私の記事を待ち望んでいる保護者の方、奏者の方、応援しているが遠方で会場に来られない方達全てにお届けしたいと思っています。
高校時代に才能が開花するのは、今も昔も同じでしょう。
甲子園で活躍したマー君が、大リーグで大活躍しています。
そして、このジャズ甲子園で優秀な成績を収め、アメリカのバークリー音楽大学に入学し、プロ奏者となって活躍している方も居ます。
高校時代に注目され、その後一流になった方は大勢いるでしょう。
甲子園高校野球以外の、ジャンル別甲子園が沢山あるでしょうね。
このジャズ甲子園が続く限り、日本に於けるジャズの未来は明るいと思っています。
よよよ
ブログの中でアルクノさんが「お祭りジャズ」と書いて見えて、「あ。今年も自分たちのスタイルでやれたんだな」と一安心しました。
2日目のブログは楽しく待つことにします♪
アルクノ
コメントをありがとうございます。
昨年、よよよさんのお子様がSJFに参加されて、もう引退しているんですね。
「お祭りジャズ」のスタイルを貫いているバンドとは、一体何処^^?
私はシャカリキ丸出し「ジャズ甲子園」より、「お祭りジャズ」の方が好きなんです。
ところが、審査される方はシャカリキ丸出しに偏っているようなので、私が「喝!」を入れたいと思っているぐらいなんです^^)
ま、「喝!」は恐れ多いですけど。
台風21号なんかに負けないよう投稿します。
今、高砂BFJOの登場場面を執筆している所です。
あともう少しです。
暫くお待ちください
サンモール
高砂市出身の私は必勝、高砂高校BFJOと入れ込んで
きましたが、SJFも今年で通い始めて3回目
今回は落ち着いて他の出場校の演奏を楽しむことが
出来る様になりました。
私は一日目、最も印象に残ったのは名古屋市立工芸高校
でしょうか。素人の私はテンポがはやくて耳ざわりの良い演奏を聴くと気持ちが高揚して最高!!!と思いますが、プロの審査員の御大はどのような点数をつけるのか不安がよぎるなぁ・・・。
Highsonic Jazz Orchestraの名前どおりの演奏をする
名古屋市立工芸高校が気になったのでHPをのぞいてみました。個性派ぞろいの変態集団とあり地元の催しもので
多数、演奏もしていて定期演奏会も開催している様子。
動画もいっぱいUPしていました
二日目、高砂高校やICHI☆ITAなどの強豪校がどんな演奏を聴かせてくれるのかが楽しみで、その夜はなかなか眠れませんでした。
ただ、東京と石川県から今年はエントリーがなく寂しかったですがジャズ甲子園が永遠につづくことを
本当に望みます!!!
アルクノ
高砂高校BFJOに入れ込んでいるのは、神戸出身の私も同じ!
今年で3回目だと2年前の歴史的な市長賞5連覇を見届けた訳です。
私はこのブログ開設前の2008年からからなので、甲南ブラスアンサンブルとの死闘を見届けた生き証人です^^;
名古屋市立工芸高校は私も印象深いです。
このSJFシリーズの最初「第26回 Japan Student Jazz Festival(2010.08.22)」では外で昼食をとり、抜粋での紹介でした。
昼食後、入場すると、名古屋市立工芸高校の演奏中で、ホールにあるモニターで聴きましたが、富士通テン賞の素晴しい演奏でした。
第27回は高砂BFJO出場の高校の部二日目だけのレポです。
この記事に対するアクセスが上昇するようになり、
第28回から全てをレポするようになりました。
プロの採点は謎です!
スロー曲にアップテンポの曲がある事、
曲の難易度と演奏の完成度、
楽器に対する習熟度、
これらを総合的に判断していると推察します。
要するに、楽しいだけではダメなんです。
でも、Kogei Highsonic Jazz Orchestraはハイレベルで、甲南と互角でしたね。
高砂高校とICHI☆ITAは私の感想も交えて、執筆しています。
前夜、それが気になって眠れなかったとは、相当入れ込んでいましたね^^)
関東枠は最初から設定して、参加して欲しかった。今年はコミュニティー部門が新設されたので排除でしょうか。
そのコミュニティー部門に、石川ジュニア ジャズ アカデミーが出て欲しかったですね。
神戸で開催される、ジャズ甲子園が永遠に。
第100回記念大会は、あの世で観賞したい!
降魔成道
そして欠かさずに駆け付けてリポートするアルクノさんも大したものです。
確かに高校単位でジャズバンド部が各校にあるわけでもないし、ない学校の生徒が出場する機会を作ることも大事だし、かと言って各地から優秀な生徒を集めたバンドが高校ジャズバンド部と同じ土俵で勝負するのも公平とは思えません。部門新設は良いアイデアですね。
アルクノ
子供の頃から聴いていたので、Jazzを特別視せず普通の音楽と思っていました。
そんな神戸人が多いと思います。
だから、ジャズが盛んと言えますね。
多くの方に見て頂いているので、他府県の方にお届けしたいという気持ちが強いです。
このJAJE関西本部はジャズの発展に寄与したい気持ちが強いので、ジャズバンド部が無い子達も出してあげたいという事だと思います。
演奏する子達からもその熱意が感じられます。
でも、小中学生ビッグバンドが高校生を打ち負かすとは、驚きました。
ただバンド数が少ないので、大阪、京都、奈良辺りからも出て欲しい。
本人
アルクノ
表彰式での聞き取りが上手くできなかったみたいで、すみませんでした
早速、本文訂正しました。