昨年の
第32回Japan Student Jazz Festival高校の部1日目は↓
https://arukuno.seesaa.net/article/201608article_3.html
それ以外のJapan Student Jazz Festival(以下SJF)は右にあるブログテーマ
「ジャズ」をクリックすると出て来る一覧の中に入っています。
昨年は、高砂BFJOが5連覇という偉業を成し遂げた大会でした。
今年はどうなるのか、大いに注目されます。
ここ1年、アルクノのブログ読者が増え、
このSJFに初めて接する方が多いかと思います。
あらためて、
SJFの説明とアルクノとの関わりについて書き連ねます。
もう知っていると言う方は、スクロールしてください。
これは、Jazz甲子園と言われるビッグバンドの大会で、
主に西日本を中心とした、中高生による演奏が繰り広げられます。
日本でのジャズ発祥の地・神戸の、文化ホール(大ホール)で開催されます。
実は3日間の開催で、18日(金)に中学生の部があったが、聴いていません。
昨年、レポできなくても聴きに行きたい、と思っていたが、
私のブログ投稿と、その対応に忙殺されていました。
高校の部だけのレポですが、
19日は15団体、20日は14団体、合計29団体の演奏を聴いて来た。
始めから終わりまで、演奏中の画像は出てきません。
ネットでの動画投稿も無いと思います。
もし在れば、主催者側のものでしょう。
主催者が依頼した業者が、この模様を写真とサウンド入りの動画で記録し、
後日、DVDやブルーレイディスクで販売します。
なので、演奏中の写真撮影、録音、動画撮影は一切禁止となっています。
文章での記述は禁止されていません^^)
なので、アルクノが本領発揮できるわけです。
フルで、レポートしているのはアルクノぐらいでしょうか。
暗くなった会場で、手元のB5用紙をミニLEDライトで照らし、
ボールペンで書き込んでいます。
これを元に文章構成していきます。
B5用紙、1日目は10枚、
2日目は結果発表があるので12枚に記載した。
Jazzは、アルクノが半世紀に渡って趣味としてきました。
ただ演奏の経験はなく、あくまでも素人として記述していきます。
ダラダラ書かず簡潔に纏めますが、分量が多いので長文になります。
「アルクノのブログ」で最初に4桁アクセスとなったのは、
ブログを開設した2010年の第26回SJF で、
投稿後1年3ヶ月が経過してからの事でした。
当時は、アクセス二百を超えるのがやっとこさ。
千を超えた事で、書いた本人が驚いた!
退職後、書き始めた山歩きの記事や、
子供の頃からの手作り関連を押しのけての事件です!
この第26回は文章も短く、抜粋したレポで、今読み直すと恥ずかしい。
頂いた気持ち玉は7個で、
ブロ友にリンクしているのは1個だけ^^(2017.08.26現在)。
第27回は高校の部2日目だけだが、出場校全てを紹介した。
第28回からは、高校の部1日目と2日目、両日の詳細を投稿するようになる。
読み直してみると、第29回辺りで一番気合いが入っています。
第31回までは、気持ち玉が2桁で、コメントは一人~数名の方でした。
昨年の第32回では、
2016年に入ってからの上昇気流で気持ち玉が3桁になり、
コメントも十数名の方に頂いています。
その第32回を投稿した翌月、9月からは気持ち玉が上限に達し、
前記事の「小豆島一周日帰り旅行(2017.08.13・日)」まで、これが継続。
ブロ友にJazz愛好家は少ないが^^;
この第32回が、注目される発火点になったような気がする。
昨年までに投稿したSJF、12件全てが4桁アクセスとなっています。
そして、1年が巡ってきました。
ジャズのレポを7年も続けられたのは、多くの読者に支えらた事が大きいです。
奏者やその関係者の方、ジャズファンの方の閲覧。
そしてブロ友さんからのご意見やお言葉が支えになっています。
会場から見た演奏会の様子を、出来るだけ正確に伝えたいと思っています。
その様子を感じて頂ければ幸いです。
会場に居た皆さんの代弁者になったつもりで、綴っていきます。
(過去撮影禁止でしたが、第28回、高校の部1日目だけは撮影許可が出て、
写真入りの貴重な記録になっています。)
またしても、長い前置きになってしまいました^^;
このSJFに入れ込むようになった原因は、高校の部2日目で記載します。
毎年、11時開場11時半開演です。
座席から見た緞帳と、右は開園前にロビーでの食事&プログラム。
その下は3日共通券を購入し並んでいる所。
2日券は無く、1日券だと1000円です。
司会は、2014年からジャズシンガーの杉山千絵さんが担当しています。
杉山さんは同志社大学の出身で、
2003年から活躍しているジャズヴォーカリストです。
Jazzの何たるやを理解しているので、言葉が適格でツボを押さえています。
インタビューでは複雑な心情を引き出したり、感極まって泣いたりする子も。
泣かせちゃってごめんね、って言ったりして心優しいお姉様です。
優秀賞以上が確定した団体名と個人賞が当日発表されました。
全ての賞は20日に発表され、その結果は把握しています。
それは伏せて、この記事に載せるのは以下の賞です。
優秀賞以上が決まった団体には、団体名の後ろに「優」と記載しています。
賞の詳細は高校の部2日目に記載します。
個人に授与されるナイスプレイヤー賞(NP賞)は当日発表されました。
これは、文中に記述していきます。
文字数削減の為、各楽器等は以下の表記とします。
トランペット:Tp
トロンボーン:Tb
バストロンボーン:Bt
サキソフォーン:Sax
ソプラノサックス:Ss
アルトサックス:As
テナーサックス:Ts
バリトンサックス:Bs
ギター:Gt
ベースギター:Bg
ピアノ:P
ウッドベース:Wb
ドラムス:Dr
パーカッション:Pc
リズムセクション:Rym
ヴォーカル:Vo
杉山さんから本日の審査をする講師が紹介され入場する。
演奏曲は各団体の演奏直前に杉山さんから発表される。
プログラムからの変更は無かったが、演奏順の変更があった。
曲名はプログラム通り、カタカナ表記とします。
第一部(11:40~)
1 和歌山県立日高高等学校 Hidaka Big Band(和歌山).
上は黒で統一し、下はスカートの女子も。
ブラスセクションは、上からTp6人、Tb4人、Sax6人の布陣。
RymはP、Wb、Dsの3人でギターが無かった。
ビッグバンドの標準的な布陣は↓
Tp4、Tb4、Sax5、RymはP、Wb、DsにGtが入って4、合計17人になる。
Sax5の内訳は、As2+Ts2+Bs1が定番。
Tb4の中にBt1が加わる場合が多い。
これより少ないとメンバー不足、多いとチームカラー或いは味付けをしている事になる。
各パート8人まで増員は自由ですが、合わせるのが大変です。
ラテンの場合、更にPcが加わる。
一般的に、楽器としてのTbに人気が薄く、メンバー不足はTbを直撃する。
① オン ザ サニー ザイド オブ ザ ストリート
② ヤードバード組曲
③ フライト オブ ザ フーパーズ
① は明るくプレイしていたが、たどたどしい感じ。
② TpとTbにミュートで音色に変化を付け、ソロでは必死で頑張っていた。
③ Tpを7人にしているのは、盛り上げ隊。
全体を通してブラスバンド風で、ソロが弱め。最後でアンサンブルが良くなる。
ミディアム、スロー、アップテンポの3曲にすると、観客受けしますよ。
次の演奏準備が整うまで杉山千絵さんによる場繋ぎは、代表者へのインタビュー。
部長とコンマスが登場してライトに照らされる↓
全員2年生だそうで、キンチョーしたがやり切れたと言っていた。
2 正則(せいそく)学園高等学校
Enthusiastic Music Performers Band (EMP )(東京)
第27回の高校の部2日目にTopで登場したが、その時が初出場。
男子校のバンドです。
スタイルはスーツやベストにワイシャツ姿等、バラバラで統一感は行方不明。
せめてパート毎に統一しては?と思う。
Tpが6人で、他は普通。
① ナイツ クラブ スウイング
② ダニーデン
③ ペイン ユアー デュース
登場からスイング感があり、身体を揺すりながらの演奏です。
TpのハイノートとDsに迫力がある。
続いて2曲目はTbソロがミュートを利かせて、プァ~と歌っているようです。
ラストはラテンで、ミドルテンポの楽しい曲でした。
夏休みに入って週5日×8時間練習してきたそうで、サラリーマン並!
3 名古屋石田学園星城高等学校 Seijoh Jazz Sounds Unit(愛知)
最近は演奏の依頼を受け、日々の練習が大変みたいです。
上が黒で、下は自由なスタイル。
① ア サリュート トゥ グレンミラー ツー
② ワイルド ジャガー
グレンミラーをスローテンポで始めるが、途中チャタヌガチューチューも入る。
懐かしのヒット曲の様相を呈し、爺としては嬉しい。
次は元気なDsが引っぱるラテンで、Tp女子がサングラスでソロ。
部員不足でTb2本がチト寂しい。
部長はDsの女子で、3年生は今日までと言っていた。
今後が心配ですが、男性陣も頑張って欲しぃ。
4 神戸村野工業高等学校 Industry Boys Big Band(兵庫)
兵庫県下では私立として唯一の工業高校で、男子校です。
昨年までは単に音楽部だった。
昨年「バンド名で前後との落差が大きいです。そろそろ特徴ある名前を考えては?」と提言したら、
考えてくれましたね、ナイス!
上下黒で、TシャツにはIBBBとプリント。
Tpが3本だが、他は普通でメンバー不足は昨年から解消されている。
① クイーン ビー
② ファンシー パンツ
オーソドックスだがミュートを使った巧みな演奏です。
GtとBg も曲に合わせたいい感じで、女王蜂が踊っている。
次はTpソロが輝いていたが、ブラスのスイング感がもう少し欲しい。
2曲共サミーネスティコで、同じジャンル。選曲に工夫が欲しいところ。
インタビューでは、Tシャツを揃えた事で一体感が出た!と言っていた。
で、その成果が現れたようです。
5 京都府立大江高等学校 Big Inlet Jazz Band(京都)
ブラスが3、3、3でメンバー不足。
2曲目以降、Tbが二人に減るのは、荷が重い?
① トーチン オール ザ ベーシーズ
② フロム ジ アイズ オブ ア チャイルド
③ ジ エンターティナー
Bgが明瞭で、メリハリのあるサウンドで始まる。
次はTsソロをフューチャーして、スローで、ムーディーで、クラシカル。
ラスト曲でTbのソロがあり、バックが一人になるのは寂しい。
Dsが元気だったし、小人数で頑張った感がある。
6 関西大学北陽高等学校「優」
関西大学北陽高等学校ジャズバンド部(大阪)
3年生が5月で引退し、2年生メンバーになって日が浅いが、
練習を頑張った成果で、優秀賞以上が確定し、NP賞も一人選出された。
昨年の実績から今年の出場順が決まるようですが、
来年はもっと後ろの方で登場すると思います。
希望ですが、前後とのバンド名の落差を解消されては?^^)
NP賞1曲目As・牧由香里
① ストライク アップ ザ バンド
② タイム ストリーム
③ エブリンシング カミング アップ ローゼス
1曲目のAs、ここまでで一番歯切れがよくサウンドも決まっている。
その牧由香里さんがNP賞で、Dsも的確でした。
次は大幅なメンバー交替があったが、ソリストが皆素晴らしい。
適度な長さで、譜面にある見本じゃない、自身のオリジナルと思わせる。
吹きっぷりも、堂々としていて頼もしいです。
ラスト曲では更にメンバー交代があり、Tpが6人に。
ハイスピードTsが凄いし、Dsも大迫力、
このメンバーは来年5月で引退だそうだが、
来年の8月、このSJFに出てきて欲しい!
7 愛知県立尾北高等学校 Open Heart Jazz Ensemble(愛知)
県立だが、見た所全員女子で、男子禁制バンドかと思った^^)
ブラスは上から5.6.7とやや規格外。
① ファンシー パンツ
② ムエヴァロスウエンス
1曲目、神戸村野工業高等学校の2曲目と同じだが、
Tbソロを長く、スマートに演奏していた。
次はブラスが上から6.6.8となって更にスケールアップ。
ラテン曲なので、Pcも加わり大迫力。
ただメンバーは多ければ良い!と言うものでもない。
音の厚みは出るが、調和がとりにくく、一体感に欠ける場合も。
自分達の演奏を録音して聴くとそれが良く分かります。
アンサンブルが素晴しい演奏を聴く事も勉強ですよ。
TbとTpのソロが長く、力量を感じました、
8 AICJ中学・高等学校 AICJ中学・高等学校JAZZ部(広島)
ブラスが、4、4、5とお手本のような布陣。
居並ぶ女子はスカートの制服で、男子はTpに一人だけ?
① ウィング ラッシュ
② ジャダ
③ ワーリーバード
歯切れよくアンサンブルが心地良い。
次は、Tpが3人に減るが男子は残る。
その男子がソロを吹く。
ここはアンサンブルが持ち味のようで、その強弱がうねるようで素晴らしい。
ラスト曲Dsが大人の人に変わるが、在学していれば良いので高校生かも。
TsとAsのソロバトルがあり、ハイスピード曲を巧くこなしていた。
インタビュー受けたのは部長と副部長で両者高一。
昨年は中学の部で参加したそうだが、
今年は高校生が入っているので高校生の部へ。
高校生は課外授業が多く、
一緒に練習するのが難しいそうですが素晴らしかった。
ゲスト演奏
文字数が規制枠をオーバーしそうなので、★ゲストその1をコメント欄へ移動。
-休憩― (約30分)
第二部(14:30~)
9 石川ジュニア ジャズ アカデミーオーケストラ(石川)
石川県全域の小中高の生徒が集まっている団体ですが、
この時は中高生が出場。
白いシャツに、下は黒で統一していた。
ブラスセクションは、上から、4、2、4、でTbが弱い。
注目はコンガを叩いている女の子。
2012年の第28回高校の部2日目が最初で、その時は、
『コンガを叩いていたのは小学生のような幼い女の子で、コンガの上に出ているニコニコ微笑む可愛いお顔が印象的でした^^)
この子に「可愛いで賞」を差し上げます。』
なんて書いてある^^。
いや~、お姉さんになりましたね。
① ノーペイン ノーゲイン
② プレリュード トゥ ア キス
TpとTbのソロに緊張感が見られる。
次はBsをフューチャーした大人しい演奏でした。
インタビューを受けたのは、そのコンガの女性で高二。
なんと部長になっていた!
其々の学校による事情で、日程を決めての全体練習ができない事など、
苦労話をハキハキと受け答えしていた。
3年生はこの時点で引退している学校が多いです。
学業が大事だし、受験指導もあります。
3年生が出る、出ないは、その学校や団体によって異なる訳です。
10 大阪府立泉陽高等学校「優」 泉陽高校軽音楽部 S.L.M.S(大阪)
ブラスは上から5、5、5で、Wギター。ネクタイ着用の制服姿です。
ただそのネクタイを全員が緩めていたので好感が持てます。
きっちり絞めていたら、緊張した演奏しかできない^^;
このS.L.M.SをS.M.L.Sと間違えて記載しているのをよく見かける。
私も過去ログで一部間違えていたので、訂正した^^;
服のサイズ順などをイメージしてしまうのかも知れない。
① スウイッチ イン タイム
② ゲット イン ライン
ソロが平均的だがアンサンブルが美しい。
2曲目は、メンバー交代で、Tbが4人になるが、
アップテンポのラテンでノリが良くなる。
TsとAsで盛り上げ、ノリノリで終わる。
2年生の部長とコンマスがインタビューを受けていた。
11 名古屋市立工業高等学校「優」 Blue Bone Jazz Orchestra(愛知)
共学では珍しく男子が多い^^。
プログラムにあるプロフィールには、
メンバーそれぞれの個性が強いので、個性を活かした演奏で楽しんで欲しい。
とあります。
① ディナー ウィズ フレンズ
② ノー エグジット
ブラスは標準的な布陣だが、大迫力。
人数増やして、圧倒させようとするのは?だと知らされる。
ソロが続くが本命男子のTsソロが良かった。
Ds女子が引っ張って、叩きまくってます。
Dsはそのまま叩きまくって、メンバー交代を進行させ、
Pcが入って、ラテンに突入する。
As、Bs、Tsのトリプル女子のソロバトルに、ギターがギュイ~ンと絡んでくる。
ボンゴのあと、ソロの数珠つなぎで、
最後全員が立ち上がって大迫力で終わる。
個性が爆発していましたよ。
Dsの部長を含む3人がインタビュー受けていたが、
部長曰く、今迄で一番いい演奏になった。との事です。
ここまでだとトップ賞ですが、
この後、今日も明日もドンドン強豪団体が出てきますのでどうなりますか。
12 柳学園中学・高等学校「優」 Swinging Willow Jazz Orchestra(兵庫)
上は赤シャツで、下は自由。ここもブラスは標準的で特に目立つ処は無い。
中高生による淡路島で唯一のビッグバンド。
プロフィールには、高校生5人、中学生15人で構成しているとある。
NP賞1曲目Tp・白旗啓一郎
① シスター セディ
② A トレイン マンボ
Tpソロに始まり、Bs、Tbと次々ソリストが出てくる。
Tsソロではバックが手拍子を続けるロングソロ。
極めつけはTpのハイノートで、審査員も参ったでしょう。
と思ったら、Tp白旗啓一郎君がNP賞。
ソリストが揃っているので、代表で受け取った感がある。
次はエリントン公爵があの世で楽しむのか、驚くのか、
A列車のラテンバージョン。
Pcで始まるが、このコンガが美しい女性で注目を集める(私も^^)。
TpやTsはノリノリのソロで、全体としてはメチャノリ&楽しい演奏。
半数以上が中学生なので「凄い!」の一言。
インタビュー受けたのは高二の部長とコンマスで、3年生は引退していた。
13 名古屋市立向陽高等学校「優」 Seven Sounds Jazz Orchestra(愛知)
ブラスは上から、4、3、5で、男子はTpに一人だけで全員制服。
驚くことに譜面台が取り払われている!
これは、今までになかったタイプです。
NP賞2曲目Bs・額田陽奈子
① バッグ トゥー ジ アップル
② ボリヴィア
Bsのソロが目を惹く演奏で、Dsが明確でしっかりしている。
2曲目でDsが男子になり、WbとPcが演奏する間、メンバーが手拍子。
Asソロが自由な感じですが、バックの音は聴いて吹いています。
これにBsのソロが続き、AsとBsのソロバトルがある。
これが高校生か!と思う位にJazzしています。
譜面無し効果ってあるんですね。
部長は1曲目のDsで副部長はNP賞を獲得したBs。
覚えてしまえば譜面は要らず、演奏中のアイコンタクトの方が大事です。
それで意思疎通を図っているとの事。
演奏中、横でさりげなく手を振る指揮者が居たが、要らないんじゃないの?
と思った。
全国の高校生ビッグバンドのプレイヤーさん、参考にして欲しい。
曲をしっかり覚えれば、譜面は不要なんです。
14 甲南高等学校「優」 KONAN Brass Ensemble(兵庫)
私がこのSJFに接するようになったのは2008年からで、
高砂BFJOと、この甲南がデッドヒートを展開していた。
BFJOの連覇が始まった2012年と翌2013年は準グランプリの県知事賞だったが、2014年は県知事賞にも留まらなかった。
以後何らかの団体賞は獲得していたが、
2015年と2016年はベスト3からも落ちてしまった。
過去の実績は考慮されない、厳しい審査のSJFなのです。
ただ、
個々のプレイヤーのレベルは以前から凄くて、今年も以下の個人賞です。
NP賞1曲目・3曲目Ts・井上優佑
NP賞2曲目Tb・岡惟月(おかいつき)
① セブンス アベニュー エクスプレス
② スウィーティー ケイクス
③ ズート
ソロに関して、
始めのAsのハイスピード、Tpのハイレベル。
Ts井上優佑君は甲南のこれまでと違う肉食系男子の復活です。
2曲目、スローPから、Wbがジャズして、ブラスが入る、
Tb岡惟月君はロングソロで決めていた。
3曲目Ts井上優佑君をフューチャーしていて、見事。
登場曲とラスト曲でNP賞。
ただ、ソリストが前面に出ているバンドです。
アンサンブルを更に磨くと、上位が狙えます。
15 伊丹市立伊丹高等学校「優」 ICHI☆ITA JAZZ Ensemble(兵庫)
昨年、兵庫県知事賞を獲得したので、この日のトリを務める。
ブラスは、上から6、4、7と厚みを持たせている。
NP賞2曲目Tb・平井明日葉(あすは)
NP賞Ds・中野智也
① モーメンツ ノーティス
② パリジャン サーロウフェア
③ セニョール マウス
1曲目は、Dsが凄いな~と思っているうちに終わってしまった。
全曲、交替無しのDsがパワフルで、プロ並みで、圧倒された。
当然の結果として、NP賞が中野智也君に授与される。
次2曲目はブラスの歯切れが良く、メロディアスで、流石と思わせる。
Tb平井明日葉さんのソロが定番と思わせる奏法だが、
審査員の琴線を震わせたようで、NP賞を獲得。
ラスト、Gtの音量が小さいと感じたが、Ssソロが〇でした。
これで引退の3年生の部長と副部長がインタビューを受けていたが、
後輩に向けて、
「自分たちの音を作って、この大会に向けて頑張って欲しい。」
と語っていた。
彼らもこの1年間を頑張ってここまで来た。
2年生は8月21日からが次のスタートだと思って欲しい。
高校の部1日目をラストで盛り上げた、最高の演奏でした!
ゲスト演奏
★ゲストその2はコメント欄へ移動します。
講評
古谷 充(As奏者)
この演奏会はFestivalとあり、何処にもコンクールとは書いていないが、その実態はコンクールです(会場からクスクス)。
与える賞も何がグランプリなどと決めていないが、(巷では神戸市長賞がグランプリになっている)それを目指して頑張るのはいい事です(会場から笑い)。
楽しければ良い、では技術は向上しない(フムフム)。
上位校の動向を探りながら、その上を目指すのはいい事です。
最近、学校によって特色が出て来ました。
それによって伝統も育まれます。
終った後のインタビューを聞くと、皆さんに達成感が感じられます。
明日の演奏も聴いて、今後の活動に役立てて下さい。
と言うようなお話しでした。
文中の賞が発表され、終わる。
長文を最後までご覧頂きありがとうございました

高校の部2日目です↓
https://arukuno.seesaa.net/article/201709article_1.html
ゲストバンドはコメント欄に↓
この記事へのコメント
アルクノ
纐纈歩美(こうけつあゆみ)
& GRADUATES BAND from 甲陽音楽学院
甲陽音楽学院の卒業生で構成されている、
歩美さんは、大河ドラマ江姫の音楽も担当していた方で、
スリムでスタイリッシュな女性です。
アルバムは6枚目までリリースしているベテランで、
P、Wb、DsにAsの歩美さんがリーダーとなっているカルテット。
①THERE WILL NEVER BE ANOTHER YOU
②Lotus Blossom
②は検索すると、ビバップスタイルのKenny DorhamのTpが出て来る。
歩美さんは歌う様なAs。
上下黒のノースリーブとスパッツが良く似合う方で、
Jazzはこういう風に演奏するんだよ。
と、優しく教えてくれるお姉さまです。
アルクノ
いば ひでのぶ&The Big Band of ROGUES(東京キューバンボーイズJr)
スペシャルゲスト 伊波 淑
東京キューバンボーイズの流れを汲むバンドで、ラテン曲を主体に演奏される。
コンガにボンゴにティンパニーのPcがハデハデです。
ラ マラゲーニャ
ビギン ザ ビギン
と演奏され、
ガンタナメラでは、美しい女性がVoで登場し、歌い出すと手拍子!
ガンタナメラはキューバ国民によく知られているキューバの愛国的な歌です。
ラスト、エルクンバチェロではボンゴの魅力に迫る。
と言う事でしたが、楽しくて迫力のある素晴らしい演奏でした。
yasuhiko
青春を賭けるのは野球だけじゃない。
レベルに関わらず、演奏に熱中する
高校生の熱いハートが伝わって来ました。
アルクノさんの詳しいレポートは、
出演した高校生にもぜひ読んで欲しい
気がします。主催者側が一言
推薦してくれると嬉しいんですけどね。
アルクノ
私が一番力を入れ込む、JAZZ甲子園がやってきました。
彼ら、彼女らは、この演奏に青春を注ぎ込んでいます。
毎年聴くようになって、それを感じています。
演奏が終わってのインタビューでも興奮の極みだったり、声を詰まらせ泣き出したりする子もいるんです。
奏者からのコメント投稿があったり、父兄の方からのメッセージがあった事も。
それらがあるので、正確に伝えなければといつも思っています。
始めた2010年はそうではなかったので、
私が鼓舞されてきたような思いです。
過去のアクセス数は出場メンバーの総数をかなり越えています。
予習の為の閲覧もあるのではと思っています。
来年以降に出場するメンバーが、会場の雰囲気を感じ取るために利用して欲しいです。
緊張しまくる子が居るのは仕方ない事かも知れませんが、その時点で負けてしまいます。
このレポを利用しまくって欲しいですね。
藍上雄
やはり写真や動画が無いというのは少し寂しい感じがします。(個人的にはダイジェスト版くらいは、OK牧場となっても良いのではと思います。)
しかしながら、第33回Japan Student Jazz Festivalに対する、参加校の意気込みは強く感じる事が出来ます。大会が終わっても、ずっとZAZZを楽しん演奏続けてほしいと思います。
アルクノ
ICHI☆ITA JAZZ Ensembleは最近、レベルを上げて、それが落ちないです。
高校生ビッグバンドの時代を新たに変えていく様な気がします。
写真撮影だけならいいような気がしますが、以前撮影がOK牧場となった時、フラッシュを使う不届き物が居ました。
フラッシュが目に入ると、譜面が見えなくなる事があると思います。
それで、何もかもが中止になりました。
年々、レベルが上って来て、喜ばしい限りです。
引退しても、この興奮と経験をエネルギーに変えて欲しいです。
個々の事情もあるでしょうけど、Jazz愛だけは絶やさないように、ですね。
クリム
きょんたん
小中高生がジャズと関わるのは自分のその年代を思うとちょっと不思議と思うのですが…でも思い返してみれば父が当時、時々それらしい音楽を聞いていたことがあったなぁ~って。
音楽はジャンルと年代は結びつけることが出来ないのですよね、好きと言う事そしてそのリズムが自分に心地良いそこから入るのではそして楽しめることが一番ですものね。
会場で聴きながらこのブログが出来上がっているのですね、そしてアルクノさんのジャズフェスティバルへの想いも一緒に詰まっているんですよね。
14校+ジュニアそれぞれ特色があってどこの演奏もきっと拍手の嵐だったのでしょうね。。。
アルクノ
そのような雰囲気を伝えられれば嬉しいですね。
普段からジャズを聴いている方であればフムフムとなるかもですが、文章で表現するのは難しいです。
会場に来られない遠くの父兄の方や、出場団体のスタッフの方にも見て欲しい気持ちがあります。
このジャンルは賞味期限が長いのか、数年が経過してもアクセスを伸ばしているんですよ
トトパパ
ジャズ、高校生の部なんですね。
高校生とは言え、練度も高く聴き応えがあるんでしょうね。
ジャズの甲子園ですかね。
アルクノ
私が子供の頃、中学でブラスバンドはありましたが、ビッグバンドなんて無かったです。
それより上になるとロックで、Jazzは大人の音楽とみなされていました。
現在は音楽教育の一環として取り入れられています。
メンバー同士のチームワークを養い、自由な発想で自分たちの音楽を作り上げる事を学んでいるんです。
熟成された団体は、まず自分たちが楽しむことが第一と考えています。
奏者がエンジョイできなければ、お客さんを楽しませることなんてできないと思っていますね。
私が会場で楽しむ事にのめり込むと、筆が止まってしまうので^^、自制しながらポイントを書き込んでいます。
審査結果は主催者側から発表されますが、会場の雰囲気は伝わってこないですよね。
私のレポは隙間産業みたいに、その間を埋めていってます。
神戸市民は、Jazzに関して耳が肥えているので、演奏の本質を見抜いてしまいます。
皆さん拍手を受けていますが、よく頑張った、素晴らしい、最高、ブラボー!とかで変化していきます。
あまりに素晴らしいと、観客も感動してどよめきが起きたりします。
これが審査員の心を揺さぶります。
観客も審査員の一員として、会場に座っているんですよ。
アルクノ
中学生も聴きたいんですけど、今年も行けませんでした。
審査員が言うには、中学生は高校並、高校生はプロ並みという事です。
Jazz好きの神戸市民を唸らせるんですから、本物のJazz奏者がいてるんです。
東京から1校、他は愛知・石川のラインから西なので、西日本のジャズ甲子園ですかね。
トンキチ
凄いですね、文章だけで!
この日の分だけで、取材ノートのB5に10枚のメモとは恐れ入ります。
暗い中LEDで照らし、懸命にペンを走らせたのですね。
ジャズ愛好歴半世紀の熱い情熱が伝わってきます。
文章だけのブログでも、アクセスが多いのは、やはり内容が的を射たものになっているからでしょう。
根強いアルクノファンに支えられていますね。
2日目の記事も頑張ってください!
サンモール
去年は最終日だけ応援に行きましたが女の子の涙にヨワイ私は石川の子たちが気になって高校の部1日目と2日目に行ってきました。
20年前、東京で全国紙の新聞販売店で仕事をしていた時、新聞社主催の高校生吹奏楽コンクール出場校の写真と音源CDを出場校の御家庭へ販促しました。
かなりの件数を訪問した記憶があるので関東では、こちらのほうが盛んなんでしょうか。
私の想像ですが。
アルクノ
多くの方の閲覧を受けているので、これを継続しようと思っています。
暗い中で書くのは苦じゃないのですが、テーブルが無いので挟んでいるプログラムが下に落ちたりします。
文中にもある様に、一度だけ写真撮影OKの時があり、その時は嬉しかったです。
主催者側も写真だけならいいと思っていたようですが、フラッシュは駄目と言っているのにフラッシュがピカピカ光って、翌日中止になりました。
それと、写真撮影の振りして動画を撮る輩も居て、結局すべて中止になりました。
あと表現方法です。
あまり専門的な事を書くと理解できない方が増えるし、事細かに書くと文章が制限枠をはみ出てしまいます。
その辺りを工夫して、2日目も頑張ってみます
eko
今年もJapan Student Jazz Festivalのレポートご苦労様です。これだけのグループの様子を文章だけで伝えるのは大変ですね。
JAZZレポ7年の経験が読みやすい文章になって、会場の熱気が伝わってくるようです。
録音は著作権の問題もあるので禁止もやむを得ないと思いますが、フラッシュ無しの撮影は許可してほしいですね。臨場感が増すと思います。
2日目も頑張ってください!
アルクノ
私のレポートと解説が参考になりますか^^)
昨年は最終日に、今年は高校生の両日に来られたんですね。
「石川の子たちが気になって・・」
その気持ち良く分かります。
Ebが女性部長でしたが、演奏中は笑顔だったのに、インタビューでは2年振りの参加が嬉しくて、号泣しながら受け答えしていたあの子の事ですね。
今年は、コンガさんのしっかりした受け答えで安心しました。
東京で全国紙の新聞販売店で仕事をしていた時のお話し。
そうでしたか。
関東は人口が多いですから、学校の数もそれだけ多いと思うし、プレイヤーの人数も多い訳です。
後は指導者の質だと思います。
ブラスバンドの延長のようにしていると、関西のJazzには勝てないと思います。
半面、人口が多いので、演奏会も盛んで観客も多いでしょう。
そこで場慣れして、エンターテイメントの面では向上するかもしれません。
あとは、聴き比べてみて、感動するほどの演奏があるかどうかだと思います。
余談ですが、神戸はサンバの本場でもあり、そのサンバを良く見ます。
浅草で行なわれるサンバ大会を動画で見ると、神戸に負けています。
これは指導者の差だと思います。
神戸はブラジルと姉妹都市なので、本場から大挙してダンサーが来て、指導者も本物です。
ブラジルのTOPダンサーが神戸で暮らして、指導もしています。
Jazzも神戸港の関係で、アメリカから生のジャズが入って来た歴史があり、根付いた風土と言えるでしょうね。
アルクノ
何とか会場の雰囲気を伝えようと思って頑張ってみました。
会場の熱気を感じて頂けましたか。
皆さん素晴らしいでは、ホントはどうなの?となるので、正直な思いで書いてみました。
普通、高校生だけだと録音も撮影もOKなんです。
このSJFは一流のプロがゲストで出る事、後日販売することで、何もかもがダメになってます。
一度、撮影がOKになった特は嬉しかったですが、一夜だけの現実に終わっちゃいました。
2日目も頑張ります!
降魔成道
関東東北では高校のブラバンは盛んですが、ジャズは余り聞きません。関西との文化の違いなのでしょうかね。
みっきい
今年も第33回目の高校生のジャズフエスティバル!
第1日目のレポート、写真無しの文章だけで伝えるのはエライ事でしたね!熱いですねぇ~伝わっていますよ!
全くジャズには詳しくないのですが、昨年のアルクノさんのレポートで引き込まれましたよ!
愛知からも3校、優の付いた学校もありましたネ。
第2部には、高砂高校が出ますか!?
6連覇は達成されたのでしょうか??
レベルの高い神戸の、ジャズ甲子園は、どのように進んだのでしょうかしら!?
アルクノさん、がんばってぇ~~
てくてく
でも、盛会の模様、レポから伝わってきます。
不便な中での取材と、レポ編集、お疲れさまでした。
2日目、楽しみにしてます。
てくてく
ルーシーママ
先日の日曜の朝のTVで
高校の吹奏楽部の演奏を放送していました
高校生が楽しそうに一生懸命に演奏する姿
なぜか涙ぐんでしまいました
この子達は絶対に悪い大人にならないと
勝手に思ってしまいました
SJFの高校生は一生懸命練習して
ステージでは楽しんで演奏されてたのでしょうね
将来はプロになる人もいるのでしょうね
楽しみですね
風の色
高校生のジャズですか!
情熱的ですね。それ以上にアルクノさんの
こんなに詳しくレポされる熱意に脱帽です。
デミ
ごめん・・・これ書いたら出かけましゅので・・・
ザ~っとしか読んでまへん
前回はおいらっちのほうの高校も出てましたので覚えていましたぁ~
お得意の長ぃ~い文章・・・ナイス!…☆
ゴンマック
会場の熱気を充分感じましたよ
文章で表現、難しいですよね。
各高校のレポート素晴らしいです。
2回目も頑張って下さい。
すーちん
高校時代のこの情熱忘れずに
大人になってからも色んな
面で出していって貰いたいですね
アルクノ
コルトレーンに憧れてジャズ界にダイブしましたか。
私は求道者の様なコルトレーンの奏法に、神がかり的なものを感じました。
マイルスが発掘し、育てて、飛び立っていきましたね。
私はそのマイルスに心酔し、彼の元に集まるジャズメンからテリトリーを広げて、色々聴くようになったのです。
マイルスとその周辺を辿ると、Jazzの歴史そのものが理解できるようになりました。
転機は大阪フェスティバルホールにやって来た、御大カウントベイシーで、以後、ビッグバンドへと幅を広げていきます。
関東東北では高校のブラバンが盛んですか。
ジャズにも力を入れて欲しいですね。
2010年以降、SJFに出場した関東勢を調べてみました。
富士学苑中学高等学校Moon Inlet Sounds Orchestra(山梨)
2010年と2014年神戸市民文化振興財団賞。
2015年はJAJE会長賞
NP賞・ピアノ外川綾乃←2年連続
帝京高等学校 SWINGING HONEY BEES(東京)
2012年ベストサウンド賞、2013年ベストスイング賞
2015年2016年は無冠
水戸啓明高等学校Express Jazz Orchestra(茨城)
2012年に登場し2014年に優秀賞
正則(せいそく)学園高等学校EMP(東京)
2011年と2017年に登場
富士学苑が優秀で、JAJE会長賞は第3位の成績です。関東の大会でTOPレベルなだけありますね。
その次が帝京高等学校ですが、最近は普通になってます。
群雄割拠という状況では無いです。
アルクノ
第33回Japan Student Jazz Festivalがやってきました~
文字だらけで、Jazzを聴かない人には「なんのこっちゃ」、になるかもですが、熱気だけでも感じ取って頂ければと思ってます。
みっきいさんには、熱気が伝わりましたか!
昨年のレポートで引き込まれちゃいましたか!
作戦成功デス
参加が多いのは兵庫県と愛知県で、両県がこのFestivalを引っ張ってます。
高校の部2日目ラストに高砂高校BFJOが登場します。
その結果は、2日目のレポに詳しく書きますので、首を長くして待っていて下さい。
27日に投稿後、本日、数百名のブロ友さんへの訪問やコメント投稿をなんとか済ませた所です。
ここに頂いているコメントの返事を書き終えてから。執筆にとりかかります。
アルクノ
ブログを始める前、私が通うようになったのは2008年からですが、撮影も録音も禁止でした。
父兄からの要望があったのか、2012年の第28回、高校の部1日目だけは写真撮影が許可されました。
私は勝手な事を書いて呑気な事ですが、毎年レベルが上がって、審査される講師の方も大変です。
2日目も会場の雰囲気が分かる様、記述していきます。
文章での記述が禁止になったりしないよう、気配りもして進めます
アルクノ
高校の吹奏楽部の演奏とは、27日放送の
「吹奏楽で聴く山下達郎の音楽会」
でしょうか。
私はこの記事の仕上げとチェックで聴いていませんでした。
そうですか、一生懸命に演奏する姿に涙ぐんでしまいましたか。
そんな心優しいルーシーママさんも、絶対に悪いおばさんになったりしないと確信します。
SJFに出場する高校生たち、1日に8時間の練習だなんて、サラリーマンが働くみたいにして頑張っているんです。
胸が熱くなりますね。
大勢の観客を見て緊張して足ガクガクなんて子も居ましたが、ソロ演奏の後笑顔で礼する子もいました。
皆可愛い子達です。
社会人になって社会人バンドへや、大学のジャズバンドへ進む子も。
演奏会で、元高砂高校や、元甲南高校のプレイヤーに出会ったりすることもあります。
皆さん其々ですが、この大会に出た記憶はず~っと残るでしょうね。
アルクノ
高校生のビッグバンドジャズで、2010年からレポしています。
始めた時は気楽に、私が注目したバンドだけ紹介していたのですが、2012年から完全レポになってしまいました。
文章だけで注目してもらうには?と色々考えているうちに2017年になってしまいました。
この様な駄文に多くの方の閲覧を得て、もっと精進せねばと思っています。
アルクノ
昨年は、宮崎県立都城工業高等学校TOKO BIG BANDで、コメント頂いています。
今年も、この翌日の中盤辺りで登場しますので、楽しみにしていてください。
撮影ですか?頑張って下さいね
アルクノ
会場の熱気を感じて頂きましたか。
拍手まで、ありがとうございます。
音楽を文章で表現するのは難しいです。
同じ曲で、別の演奏のYouTubeをリンクさせることもできましたが、今回は止めました。
其々は短い文章ですが、学校や団体の特色が分かる様に紹介してみました。
この欄へのコメントの返事を書き終えてから、2日目の記述に取り掛かります
アルクノ
高校生時代って、一番充実して、思い出が詰まった時期でしょうね。
練習や合宿や、それとこの演奏会に出た事は一番の思い出になっていくと思います。
この経験を、その後の人生に活かしていって欲しいです。
ロシアンブルー
高校生のジャズフェスティバルで、賞もつくのですか~
愛知県の高校生も参加、かなり大々的な催しですね~、元気一杯の若さ溢れる演奏楽しみですね。
アルクノさんの細かいレポすごいですね。全部書き止められているんですね~、素晴らしいです!
yoppy702
「SJFの説明とアルクノとの関わり」…
毎年見ていても、スクロール通過できないコーナーです。(^^ゞ
これと、古谷充さんの講評で、Japan Student Jazz Festivalが、どのようなJazz Festivalなのかが理解出来ますね。
毎度の事ながら、画像なしで、これを仕上げるのは大変。
単に、文章を綴るだけの作業ではないですからね。
でも、「演奏の経験なし=素人」という数式は当てはまらないですよ。(^^)
プレイヤーはリスナーでもあるかもしれませんが、リスナーはプレイヤーで無くても全然問題なく、かえって、耳がよく太ってる…イエ、肥えている。(^^ゞ
アルクノさんが演奏経験が全く無いのなら、JAZZに対して純粋培養されているから、かえって、プレイヤー達にとっては脅威の存在です。
その脅威の存在が綴る文章に、参加者達はドキドキしてるかもしれませんよ。(^^)
団体名の後ろに「優」と付いているバンドは、二部に入ってからは続出。
№9以外、全部じゃないですか!
でも、№9は、『コンガを叩いていたのは小学生のような幼い女の子で、コンガの上に出ているニコニコ微笑む可愛いお顔が印象的でした^^)。
この子に「可愛いで賞」を差し上げます。』
が、アルクノさんらしかったですね。
で、この女の子が部長になったんですか!
アルクノさんの目にとまる女の子は、やっぱり違うなぁ~(^^)
古谷充さんの講評は、さすがですよね。
(フムフム)は、アルクノさん、会場の方々、参加者の方々の(フムフム)ですね。
プラス、読者も(フムフム)。(^^)
高校の部2日目、アルクノさんは結果をご存知ですが…
読者は、ネットを検索せず、ドキドキの日々を送りたいと思います。(^^)
アルクノ
Jazz Festivalとなっていますけど、審査員の中の重鎮、古谷充さんがおっしゃるように実態はコンテストでして、優秀賞、各委員会の賞や企業や組織の賞、JAJE会長賞、兵庫県知事賞、神戸市長賞と上り詰めていきます。
それは団体に与えられる賞で、この翌日に決まりました。
個人の演奏が優れている場合はナイスプレイヤー賞が当日に授与されます。
高校の部2日目も含めると、愛知県勢が8団体、兵庫県勢は7団体となっていて、地元が負けていますね。
関東や九州からも参加してくれるので大きな大会になりました。
参加するだけでなく、皆さん各賞を目指しています。
単なる演奏会とは全然違うので、本気度がハンパ無いです。
読んでくれる皆さんに会場の雰囲気を伝えたくて、私も高校生に負けないよう、本気度を注入して頑張りました
アルクノ
以後の連続コメントで、こんなに詳しく記述されるのはyoppyさんだけです。
「いいコメントで賞」を贈呈します。
「SJFの説明とアルクノとの関わり」をスクロールできませんでしたか。
作戦成功デス^^)
最初メンバー数のチェック&スタイルと印象的な所をメモです。
曲の雰囲気や迫力等は重要ですが、奏者は、Ts〇とかBs花丸とか書いてますね。
昔のLP~CD~生ライブと長いので、サウンドの質が分かるだけですよ。
昔、友人のTpを触ったが、唇の振動でハイノートを出す事に驚嘆した。
尺八は少し習って、これは低音を出すのが難しく、高音はすんなり出ますね。
音が優しくて、近所迷惑にならないフルートやギターも弄っていたが、奏者として舞台に立つ経験はゼロなんです。
ビッグバンドはアンサンブルが命なので、各パートのメンバー増員が命取りになりうる事を知って欲しいです。
ラテンの味付けとか、フルートで、クラリネットで、なら分かりますけど。
私は聴く方でドキドキしています。
コンガを叩いていた少女は、部長で引退なので寂しい気持ちもあり、成長過程が飛んで、最初のシーンが思い出されました。
可愛いだけじゃなく面倒見もいいみたいで、嬉しいですね。
昨年の実績で出場順を決めるんでしょうけど、1年が経過しても、実力発揮です。
10番以降はハイレベルでした。
古谷充さんは、熱意のあるプレイヤーが出てきて、とても喜んでいるでしょう。
講評は、ホントは最初から最後までフムフムでしたが、会場の雰囲気でメリハリ付けました。
読んで、フムフムして欲しいです^^)
あと数日ドキドキをお願いします^^)
とわ
今年も盛大に開催されたのですね!
いつも思うけど、アルクノさんのレポは凄い!
詳細に書いてくださるので会場の雰囲気や熱気が伝わってきます(^^)v
高校は3年間なので卒業してしまって生徒も変わるのだけど、意気込みというのがずっと引き継がれているんですね、素晴らしい!
アルクノ
今年も大盛況でした。
褒めて頂いて恐縮します。
厚かましいですが、会場に居るジャズファンの代表になったつもりで執筆してみました。
会場の雰囲気や熱気が伝わりましたか!
それを狙っているので、そう言われると嬉しいです。
3年生は、このSJF後に引退や開催前に引退があって様々ですが、在学中に後輩への指導もしているんです。
OB、OGになっても指導している場合があり、伝統とかカラーが受け継がれるのでしょうね。
素晴らしい事ですね!
すずりん♪
みんなで一生懸命作り上げたサウンドを披露するわけですから、そりゃあ力が入りますよね。そしてみんなでやり遂げた一体感と達成感、たまらないでしょうね。
それを見てるだけで感動しそうです。
アルクノさんのレポも的確で、参考になるし、優しさもあるし、すごいですね。
のんびり見てる方が楽しめるでしょうが、もう使命感のようなものを感じます。
コメントが遅くなり、二日目の編集の邪魔になったかもしれませんね。すみません。
アルクノ
ブログ開設前の第24回も、第25回も高砂高校の演奏を聴くために文化ホールへ行っていました。
この大会は入場券を見せると中座できるので、休憩の30分を利用し、外のラーメン屋で食事もしていたんです。
最初にレポした第26回も同じ調子で、外で食事して帰ってきたら、受賞した素晴らしい演奏を聴き逃してしまいました。
「そこで改善策ですが、パンとおにぎりとお茶を持参し、ロビー脇の喫茶コーナースタンドでの昼食としました。」(第27回からの引用^^)
素晴らしい演奏がいつ出て来るか分からず、これを聴き逃すと一生の恥じ!とまで思うようになりました。
更に、
「レポするんだったら、多くの読者の為に全てを紹介しないとダメでしょ!」
と、天の声が降りてきました^^;
それで、2012年の第28回から高校の部1日目と2日目全てを書き連ねるようになりました。
まぁ、目も耳も二つあるので^^、
見ながら聴きながら、書き込んだり確認したりしています。
二日目編集の真っ最中ですが、頂いたコメントが燃料となり、やる気が湧いてきました
あこ
ありませんが、Jazz甲子園
関西は、活発にやられてるんですね。
写真も録音もダメという中で、
アルクノさんのレポートは大変だった
と思います。
プロにすすまれるかたも
きっといるのですね。
アルクノ
関東では、このような大会はあまり聞きませんか。
ブラスバンドの方が盛んなのかも知れませんね。
過去、関東からは、
山梨県の、富士学苑中学高等学校、
東京の、帝京高等学校などが参加して、いい成績を収めています。
これからも、このJazz甲子園を目指してやってきて欲しいです。
せめて写真だけでも許可して欲しいですが、撮影の振りして録音したりもできるし、フラッシュが光ったりすると奏者に迷惑となります。
仕方ないので、こんな風にレポしていくしかないです。
この時点で4桁アクセスとなり、多くの読者の為に頑張ります
この大会に出て、プロの世界で活躍されている方も居ます。
音楽教育の一環として始めましたが、ジャズ界に影響を及ぼしているんです。
みっちゃん
神戸ならではの大イベントですね!
詳しい概要、大変だったでしょう、お疲れ様です。
最近はPCを長く出来なくなって、根気もなく説明文不足を感じています。
こちらにもジャズバンドのある高校はありますが未だ聴きに行く機会がありません。
アルクノ
このようなスチューデントジャズフェスティバルは、静岡県の浜松、九州福岡、東京都港区、名古屋でも行われているんですよ。
頭にJapanと付くのは神戸だけで、規模が大きく、3日間開催されます。
神戸が一番盛んかも知れませんね。
広島からは、高校の部1日目は、
AICJ中学・高等学校JAZZ部、
2日目は、
福山工業高等学校音楽部FTHCと
広島学院ジャズオーケストラ
が出場しました。
4月16日「はつかいち文化ホールさくらぴあ」で、第27回広島ビッグバンド・フェスティバルが行なわれたそうですね。
これにAICJが出ていますが、神戸の第37回NABLに出場したティッツも出ています。
このホールは、廿日市市役所前・平良駅[出口]から徒歩約8分とあります。
来年行かれてはどうでしょうか?
私は直ぐこのようにして調べています^^、
ベティーちゃん
ジャズが流れ様々なパフォーマンスが
溢れる神戸は本当に素敵な街ですね。
エキゾチックな雰囲気、お洒落な雰囲気
景色も綺麗だし。食べ物も美味しくて。
退屈しない街ですね。~♪
アルクノ
神戸は色んな世代がジャズを楽しんで披露する街なんです。
6月、社会人ビッグバンドのNABL。
7月のBFJOチャリコンは高砂市ですが、
8月、この文化ホールで、高校生ビッグバンドのコンテスト。
9月は、関西の大学生によるスイングジャズクルーズがあります。
今年は10月にも、別のジャズ演奏会があるそうです。
アルクノとしては嬉しい限りです^^)
日本での、ジャズ発祥の地が神戸なので、エキゾチックな神戸市民も大歓迎のジャズ祭となっています!
お洒落な事柄が海外からドンドン入ってきたのは、神戸港があるからで、日本発祥が山ほどあるのが神戸なんです。
ベティーちゃんが、
「エキゾチックな雰囲気、お洒落な雰囲気」
と言ってくれたので、「神戸が発祥地」で目立ったものをピックアップしてみます↓
近代洋服(神戸洋服)、牛鍋すき焼き、サッカー、喫茶店、マッチ(神戸で工業化)、テーラー(柴田音吉洋服店)、ラムネ、ウスターソース、活動写真、洋家具、たばこ、ゴルフ場、マラソン競技、自動車タイヤ、ぶたまん、ウィスキーボンボン、バウムクーヘン、トイレットペーパー、バレンタインチョコレート、近代登山、高山植物園、鉄板焼き、花時計、ティーパック(紅茶)、日本でのサンバ、缶コーヒー、カラオケ機器、優先座席、無人運転列車(神戸で発案され神戸のポートアイランドで運行開始)
勿論ジャズバンドも神戸が発祥の地です。