篠山自然の会で、篠山市街、西紀、丹南、今田(こんだ)地区を巡る例会がありました。
当会の樋口会長を編集委員長にして編纂した「丹波の森 名木ガイド」を元に、篠山市内を車で巡ります。
神戸から食物博士さんの車に同乗し、三田を通って行きますが、
そこで土砂降りになる。
小雨実施でしたが、中止になるのではとの思いで車を走らせました。
ところが篠山市内に入ると路面は濡れていたが、
雨は上がり、実施される雰囲気です。
途中スーパーで弁当を購入し、
9時集合となっている篠山市民センターの駐車場へ。
「丹波の森 名木ガイド」を持っていないので、会長から500円で購入し、
これをチェックしながら巡りました。
樹木に関する説明やデータはこのガイドから引用します。
樹木119ヶ所・樹林18か所が其々カラー写真入り1ページで紹介されています。
発行は、2002年6月、公益財団法人兵庫丹波の森協会。
巻末には篠山市を大きくした地図が折り込まれていて、
地図に書かれた番号で、名木巡りが出来るようになっています。
2016年3月に現地調査を行い、改定されていた。
「伐採や枯れたため現存しません」と記入のテープが貼られたものが10ページありました。
改定版には2016年3月発行の小冊子が付けられ、
樹木で10ヶ所、樹林で1ヶ所が追加されています。
まずは駐車場から歩いて、商店街近くの春日神社へ向かうが、
朝の9時から、ヒルガオが咲いている^^。
春日神社は奈良の春日大社の分祠を祭り、
地元では「おかすがさん」と呼ばれる氏神です(9:18)。
山門潜って右にある能楽殿は国の重要文化財に指定される。
秋の祭礼(10月第3土・日)には、
京文化を強くうかがわせる華麗な飾り付けを施した9基の山鉾巡行があります。
本殿裏の皇大神宮横に聳えるのがカツラで、
樹高25mで幹周4.4m。
これが冒頭の写真。
丹波で数少ない自生カツラの一本で、育成環境・樹勢とも良い。
現物には「幹周4.5m」とあるが、このガイド本を元に表示をお願いしたと会長が仰るので、以下のデータも全て、ガイド本からのものです。
幹周で0.5m違うのもあり、表示の書き直しが必要ではと思った。
社務所横に古井戸があり、その前には朽ちて空洞だらけの梅の木があった。
上の方で葉が茂っているので、花が咲くのでしょうか。
駐車場に戻ります。
天候不順で集まりが悪く、通常より少ない8名が2台に分乗します。
「登志男の山登」の↓
http://www.rose.sannet.ne.jp/toshio-kimura/index.html
登志男さんの高級車に女性が、
樋口会長の高級車に男性が乗り込んで出発。
予定は、途中昼食を済ませて3時まで。
立町の丸山亭庭園にあるドウダンツツジ。
近くの駐車場に車を止め、裏から入る形で庭園に上がると、
ありました(9:48)。
表からだと樹勢が分らないので裏から。
樹高2.5mで株周3.0m。
左が料亭の丸山停だが、現在休止中。
茅葺屋根の入り口があったが、
修理中なのか閉鎖されています。
次はタラヨウでは県下一を誇る太寧寺(たいねいじ)のタラヨウ。
大したこと無いが、
結構な階段を上がる。
上ると境内で、この写真中央に見える木です。
本堂左から入って拝見(10:19)。
「巨樹・巨木100選 大タラヨウ」とあります。
樹高10mで幹周3.1m。
これは、2016年3月発行の改定版小冊子に載っていた。
境内に戻ると、殿様椿です。
篠山初代城主松平康重公手植とあります。
真偽のほどはどうなのか?
会長は名木にすべきかどうか悩んでます。
鐘楼を眺めて下り、
下坂井の川内多々奴比神社に向かう。
そこに、樹齢千年とも言われる垂乳根の公孫樹(たらちねのぎんなん)がある(10:55)。
樹高20mで幹周4.3m。
右は杉ですが、手入れされておらずイチョウの幹が見えない。
裏に回った方がいいです。
右上、ボコボコとコブの様にあるのが垂乳根です。
これでは、よく分らないでしょうから、
垂乳根が大きく成長した姿をネットからの写真でお見せします。
手前の葉っぱがイチョウであることを示しています。
これは青森県深浦町北金ヶ沢にある「日本一の大イチョウ」で、樹齢1000年を超え、「垂乳根のイチョウ」と呼ばれています。
垂乳根は「母」「親」にかかる枕詞ですが、イチョウから伸びるこれらもその形状から垂乳根と呼ばれる。
幹や枝から根を伸ばしてテリトリーを広げようとしているのでしょうか。
この乳の正体、まだ意見が分かれているが、担根体ではないかと言われる。
担根体とは、根でも枝葉でもない構造で、ヒカゲノカズラのような小葉シダ類がもつ特異な器官です。この担根体は、場合に応じて先端が根に変じたり、枝葉に変じたりするのが特徴です。
イチョウは生きる化石とされる原始的な植物で、これが原始の樹木が持つ特徴なのかもしれない。
ここに、名木ではないが、立派なツバキがあった。
次に、本日メインの高倉にある高蔵寺へ向かう。
山門横の墓地にカゴノキ(鹿子の木)があります(11:18)。
鹿の子に似た斑模様で、とても目立ちます。
樹高18mで幹周2.5m。
稀に山でカゴノキを見かけるがこれほど大きいものは少ない。
とあります。
同じ墓地内にあるサルスベリ。
樹高10mで幹周1.0m。
根元から二股に分かれて木肌の凹凸が激しく、老木の雰囲気がある。
背景は上の写真の山門です。
車を、天台宗宝橋山高蔵寺の阿弥陀堂近くに移動し、
会長がご住職に挨拶(11:22)。
すると、全員に四季の姿を写真入りで紹介しているパンフを配ってくれました。
それにある高蔵寺へのアクセスは↓
JR篠山口下車、バスで15分の大山新から徒歩15分。
車の場合は、舞鶴若狭道・丹南篠山口ICよりR176を北へ約10分。
「当山開創は孝徳天皇大化2(646)年播磨国法華山一乗寺を草創して、この地を訪れた法道仙人が、黒頭峯(くろづほう)の嶺にかかる金銀珠玉の雲の架け橋を見て宝橋山(ほうきょうざん)と号したことが始まりといわれる。いにしえの頃、黒頭峯の堂之尾(どのお)と呼ばれた中腹には、七堂伽藍二十一ヵ坊の堂宇を誇ったが、天正年中、明智軍の兵火に遭い、消失した。
その時、氷上柚子村(ゆずむら)の人が雑兵にまぎれて守り奉ったのが、現存本尊十一面観世音菩薩と伝えられている。」
(高蔵寺HPより)
本堂(観音堂)とある方へ向かう。
水の流れが冷気を運んでいるせいか、
アジサイがまだ綺麗に咲いていた。
暫らく川に沿って上って行く。
雨上がりの濡れた階段登ると本堂で、
本堂の傍、鐘楼の近くにあるモミの木です。
樹高28mで幹周4.5m。
大きく違っているのはこれで、樹高は同じだが幹周を5.0mと表示しています。
括り付けているのも針金なので、これをスプリングに変え、表示を正すよう申し入れると会長が言っています。
アジサイを眺めながら下り、
この東屋で弁当広げる事にします。
駐車場近くにあり、ザックを車から出してきます。
中は暗いので外で頂くことに。
高蔵寺の写真は春の様子ですが、下に小さく、丹波篠山もみじ三山とあります。
これは、安泰山大國寺と松尾山文保寺を合わせたものです。
大型観光バスの駐車スペースも用意されており、
11月に入ると賑わうのだと思います。
綺麗なトイレを拝借して、
阿弥陀堂を眺める。
「蓮は泥から出でて泥に染まらず」の一輪が閉じています。
生まれたばかりのお釈迦様が歩き出し、
その足跡から咲いたのが蓮の花。
とも伝わる。
追手神社に向かう途中、カワラナデシコのある所で車を止める。
この辺りで、カワラナデシコの自生は珍しいそうです。
しかも色の濃い、濃厚タイプ^^。
詳しい場所は秘密(聞かれても答えられない^^)。
大山宮地区にある追手神社です。
入ると、夫婦いちょうが目に入る(12:35)。
どちらが奥様なのか分らない^^、
と思って見上げると。
分りやすい垂乳根があった。
搾ったらミルクが出てきそう^^)
樹高30mで幹周3.8m。推定樹齢は300年未満。
本日のハイライト、登場!
日本一のモミの木で千年モミ。
長い年月の中で落雷を受け、先端部が傷んでいる。
樹高34mで幹周7.8mの堂々たる姿で、国指定の天然記念物になっている。
内部は空洞なのか、倒れないよう支えられている。
近くでどんと焼きをしたら、天辺から煙が出て来たそうです^^:
ここでもう一本の名木は、エゾエノキ。
当初ムクノキとしていたが、調査の結果エゾエノキと判明し、
改訂版ではエゾエノキと訂正された。
樹高30mで幹周4.9m。
次に向かったのは今田町の西方寺。
ここはサザンカ寺とも呼ばれる程にサザンカが有名(13:33)。
下から覗いてみると、驚きのサザンカである。
箱型に整えられているが、ドデカイ盆栽の様にも見える。
樹高4.5mで幹周1.8m、推定樹齢は300年。
ここに幹周5.4mの大きなカヤの木もあるが、
まあ、ありふれているとの事です。
次も環境庁の全国巨木調査で、
種別日本一と認定されたアベマキ(13:58)。
かなり離れた所からでないと樹勢が収まらない。
樹高28mで幹周5.4m。推定樹齢は500年。
県の郷土記念物になっていて、「上立杭の大アベマキ」とある。
幹や根元には多種の寄生植物もあり、株の古さをうかがわせる。
地域の神木として大切にされています。
手前に伸びていた大きな枝二本が切られているが、
台風や強風が本体に与える影響を考えるとやむを得ない。
道路脇の空き地ギリギリ一杯まで下がって撮ってみた。
扇を開いたようにも見えるので「おうぎの木」とも呼ばれる。
立杭の名前でも解るように、ここは焼き物で有名。
すぐ横に立派な登り窯がある。
上立杭の登り窯で検索すると以下が出て来た。
「丹波焼は創業当初から最初の約四百年は
山の傾斜地に溝を掘ってつくる穴窯が使われていました。
そして江戸時代初期に半地上の登り窯が導入されてから現在までの四百年間、
自然の傾斜を利用して作られた登り窯が使われています。
その中でも、上立杭にある9つの焼成室を持つ、
長さ47メートルの「登り窯」は、明治28(1895)年に造られた現存する最古の登り窯で、
なんと御歳120歳。兵庫県の重要有形民俗文化財に指定されている貴重な文化遺産です。」
もっと詳しい説明が以下にあります。
オリジナルサイズです。興味ある方はクリックしてご覧ください。
次に向かうのは今田町下小野原の和田寺(わでんじ)のシイ。
丹波ではスダジイはなくツブラジイばかりで、それも社寺林くらいしか残っていない。
この木もその例で残ったもので、県下有数のツブラジイの巨木である。
残り紙面も少ないので木だけ紹介(14:18)。
樹高16mで幹周5.9m。樹齢は伝承720年。
樹皮が傷んで空洞化が進み、老木の姿を現している。
ラストは、真南条下にある諏訪さんのヒノキ(14:41)。
村が守っていた諏訪神社にあるものです。
4m程の高さから分かれて伸びているが、ヒノキとして県下三位の大きさにランクされる。
植物博士さん、この巨木からパワーを得ようとしています。
横で子供も育っています。
樹高16mで幹周5.9m。
駐車場に戻るとほぼ3時。
会長自らが車を運転しての案内、ありがとうございました。
自然を大切にする篠山には、素晴しい名木に巨木がある事を知りました。
長文レポートを最後までご覧頂き、ありがとうございました

この記事へのコメント
とわ
篠山市の名木・巨木、
拝見させてもらいました(^.^)v
樹齢300年から、1000年という木も
残ってるなんて凄いですね!
タラヨウの木、もしかして葉書の木でしょうか?
私が見たタラヨウの木とずいぶん違います、
やはり古い木だからかな。
話が私ごとなんですが、
施設(職場です)のある利用者さまのお歳が
なんと105歳。市で長寿を祝って頂いたとかで
記念に名刺を作られて、なんと私、
有難くも頂いたんです。
御守りのようにいつも持ち歩いてるんですよ。
その方、姿はやはりお年寄りなんですが
ほんとにお元気でいい方です!
木も姿は老木でしょうけど、パワーを
もらえますね。
スミマセン、長々と書いてしまって(笑)
サザンカのドデカイ盆栽も驚きました!
味わい深いです。
勉強になりました~。
藍上雄
山茶花の古木ですが、実際に咲いている処を見たいと思いました。きっと魅力的な趣があると思います。
銀杏の乳根は、不思議ですね。やはり何かの、理由があると思うのですが…。(不思議な現象ですね。)北海道では、そういう銀杏は見た事が無いので、温かい地域ならではの事かもしれませんね。(個人的に知りうる範囲での意見です。)
お昼のお弁当ですが、巻物が多いですね。新香巻き・カッパ巻き・太巻きどれも好きですが、やはり納豆巻きやゴボウ巻きが無いのはさみしいですね。(個人的には、ゴボウの漬物を巻いた巻物ちょっと好きです。)
アルクノ
早速のコメントありがとうございます。
千年なんてどうやって数えたの?と思いますが、書物に残っているのかも知れませんね。
タラヨウは多羅葉と書き、日本では葉の裏面に経文を書いたりしていました。
それで、社寺に多くあるんですね。
葉の裏面を傷つけると字が書けることから、葉書となり、郵便局の木と定められました。
東京中央郵便局の前にも植樹されているそうです。
このように、古木になると外観や趣が変わってきますね。
施設を利用者され、知っている方が105歳で元気!
凄いですね~。
そのお祝いの名刺は宝物だと思います。
私も頑張ろ~って、励みになりますね。
同じ様に、元気な老木からパワーを頂きたいです
観光で行った先で、謂れのある樹木に巡り合った事はありますが、この様に纏めて拝見したのは初めてで、驚きの連続でした。
サザンカがドデカイ盆栽状態だったのは、そのトップクラスでした。
また機会があればお伝えしたいです
アルクノ
地域による環境で木の種類は違っていても、古木は全国にあるでしょうね。
人の手の入っていない所が多い大自然の北海道なら尚更だと思います。
探せば宝の山のような気がします。
西方寺のサザンカが咲いてる所を私も見たいと思いました。
毎年11月23日にサザンカ祭りが行われるそうです。
垂乳根は乳根とも呼ばれ、乳銀杏と呼ばれる古木もあるようです。
北海道にはありませんか。
是非、地理的に近い青森県深浦町北金ヶ沢にある「日本一の大イチョウ」、「垂乳根のイチョウ」をレポートして欲しいです
夏の弁当は腐敗防止に寿司系が多いです。
納豆巻きやゴボウ巻が好きなんですか?
この地域のコンビニではあまり見かけませんね。
関西では納豆の好き嫌いが激しく、私の家系も妻の家系も納豆は食べないんです。
そもそも「親が食べなきゃ子も食べない」で、納豆を食べる習慣が無く、スーパーに並ぶようになったのは平成に入ってからです。
鼻を摘んで食べた事がありますが^^、残念ながら味も食感もNGでした。
熱いご飯に乗せてかき混ぜると美味しいと言う、その動画を見て、
更にNGになりました^^;
こんな感じ以外では、いなり寿司とのり巻きの入った助六が好きです。
トトパパ
良い感じのところですね。
巨木がいっぱいあるんですね。
凄いですね。
古い巨木を眺めていると、心が洗われる気持ちになりますね。
すーちん
巨木、名木を巡る会
良い催しですね
植物博士さんがご一緒だと
楽しみも倍増ですね
eko
自然豊かな篠山の名木・巨木が沢山ありますね。会長さんのご案内なら詳しいお話が聞けたのではと思います。
イチョウの垂乳根は初めて見ました。樹齢の古い木でないと出来ないのでしょうね。
樹齢の長い木からはきっとパワーがもらえますね。
毎年伊勢神宮の御神木の杉に初詣で触れてきますが、耳を当てると古代の鼓動が聞こえてくるようで心が洗われます。
中が空洞になっている木もあるようですが、いつまでも枯れないでいて欲しいと思います。
アルクノ
はじめて、こんな風に名木・巨木巡りをしました。
私も驚きの連続で、市街地化している神戸では、一部の神社やお寺でしか見られない光景です。
数百年の時と、歩んだ歴史を想うと、樹木って凄いな~って思います。
アルクノ
はじめて、巨木・名木を巡る会に参加しました。
自然が一杯の篠山なので、こんなに沢山あるのだと思います。
これでも、ガイドブックのほんの一部ですからね。
何時も、植物博士さんの車での送り迎えなので、とても助かっています
アルクノ
我らが会長が編纂したガイドブックを元に、その会長が案内するので安心でしたし、詳しい話しが聞けたのも良かったです。
私もイチョウの垂乳根はあまり見た事がありません。
イチョウは、自分の命を知っているため、耐えられないと分ると、自ら枝を折り、自分で自然に育つ樹木なんだそうです。
この垂乳根も子孫を残そうと、頑張っているのかも知れませんね。
そう言う意味では古木に出来るのだと思います。
人の命の何倍も、何十倍も生きるので、そのパワー貰いたいです。
伊勢神宮の御神木の杉に耳を当てると、古代の鼓動が聞こえてきますか。
とてもいいお話しです。
支えられてでも、長生きして欲しいと思います。
花咲か爺
アルクノ
篠山の古刹・名刹は色々観てきましたが、名木・巨木巡りは初めての事です。
会長は篠山について詳しいので、とても有意義な1日でした。
神戸でパッと思いつくのは、白川にある県指定の記念物・石抱きカヤに、六條八幡の市民の木・大イチョウがありますが、とてもこの様な巨木巡りは出来ません。
そのイチョウにも垂乳根はありませんね。
垂乳根は、各地で「おちち」の神さまとして信仰を集めているそうです。
沢山触れてきたので、なにがしかのご利益頂けたでしょうか
きょんたん
道中は土砂降りだったのに目的地に着いたら‥皆さんの心がけが良かったのかな。
空洞だらけの梅の木、葉が茂っていると言う事はまだ木の精が宿っているのかしら、花が付いた姿を見てみたいですね。
夫婦いちょうの垂乳根に思わずクスッとしちゃいました、これなら間違えないですね。。。
はるる
大木が多かったようです。
どのくらいの年数かわからないほどで、立派なものですね。
木の精霊が語りかけてきたことでしょう。
雨もあがって、心がけがよかったと思います。
アルクノ
三田と篠山は気候がかなり違っていて、三田は雨の多い所だそうです。
でも、道標が篠山を示すと、雨が上がったので驚きました。
篠山の人が言うには、三田は雨が多いのでイヤダ。
三田の人に言わせると、篠山は雪が降るのでイヤダ。
となります^^)
空洞だらけの梅の木、
実は篠山商店街の骨董屋「元禄」にもあって、毎年梅の花が咲くと言っていました。
その梅と兄弟かも^^)
「リサイクルるんるん」から篠山商店街散策(2016.02.20・土)
で紹介しています。
私も咲いている所を見てみたいデス。
夫婦いちょうの垂乳根、とても分りやすいので紹介しました。
妊婦さん、お乳の出が良くなるよう、ここへ願掛けに来るのだと思います。
夫婦で来た方がいいですね^^)
アルクノ
このような名木・巨木巡り、経験ありませんが、どれも樹齢がかなりの物ばかりでした。
樹齢不詳の物もありましたが、その地域に古くから伝わる話などがあります。
これらの樹木に触れると、
静かで深いものを感じます。
心がけが良かったのかどうか^^、
雨が降る、降らない、の地域性が表れたのだと思います。
でも
傘が不要だったのは、撮影する身にとって嬉しい事でした。
なおさん
アルクノ
篠山では最初の名木・巨木巡りになりました。
詳しく教えて頂いたので、印象に残るものばかりです。
これを時々見直して、復習しないといけません。
武蔵丘陵森林公園だけで、巨木100選があるのですか。
凄い広さなんでしょうね。
保存とか手入れも大変だと思います。
トンキチ
篠山自然の会で、市内の名木・巨木巡りとは、なかなかいいイベントですね。
巨木大好きです。
生命力(パワー)がもらえそうで、触りまくります。
春日神社のカツラ、丸山亭庭園のドウダンツツジ、大寧寺のタラヨウ、川内多々奴比神社の垂乳根の公孫樹、高蔵寺のカゴノキ、同サルスベリ、同モミノキ、追手神社の夫婦イチョウ、そして日本一のモミノキ「千年モミ」は国の天然記念物!
エゾエノキ、西方寺のサザンカ、アベマキ、和田寺のシイ、諏訪神社のヒノキ・・・。
篠山には素晴らしい名木、巨木がたくさんあるのですね。驚きました!
秘密の場所に自生するカワラナデシコも素敵でしたよ!
アルクノ
こういう例会がある事を以前から知っていましたが、本降りの雨だと流れるのでヤキモ木していました。
トンキチさんは巨木触りまくりますか。
垂乳根も触りまくって下さい^^)
お気に入りの巨木を沢山、並べてくれましたね。
私もこんなに沢山、車でササット行ける所にあるとは思っていませんでした。
「秘密の場所に自生するカワラナデシコ」ですが、
この工程を走っていると、左上に見えてきます。
是非、探してみて下さい
みっちゃん
名木、巨木巡りとは珍しいですね。
大きな木のパワーをいっぱい貰って帰られたのではありませんか?
流石丹波、立派な登り窯で驚きました!
春日大社の山門の大きいのにもびっくりです!
アルクノ
この様な、名木・巨木巡りは初めてです。
見上げて、感心して、触れられるものは触ってきました。
内部が空洞であっても、地域の方の愛情が詰まっているんだと思いました。
大きなアベマキの横にドヒャーっと長い登り窯があって、予期せぬ事態に驚ききました。
春日神社は国指定重要文化財の能舞台が有名なんですけど、名木、巨木を主役にしました。
この山門もデカいですね。
あこ
アルクノさんはいろいろなところに
行かれるのですね。
丁寧に書いていただいたものを読ませて
いただき、行った気分になりラッキーです。
すばらしい名木に巨木があるのですね。
アルクノ
神戸人ですが、篠山自然の会に入っていて、なるたけ例会に参加するようにしています。
先月は記事にはしていませんが、総会に参加しました。
4月は桜華園で花見してきました。
「名木・巨木を巡る」は初めての参加で、驚きの連続です。
地域の方が大切にしてくれているので、こうして巡る事が出来ます。
また機会があれば紹介しますので、楽しみにしていてください
yoppy702
マップで、名木巡りができるというのも親切です。
それに、アルクノさんのブログが一肌脱いだという感じです。(^^)
樹木119ヶ所・樹林18か所という事は、全部巡るのは大変。
何泊か必要になりそう。(^^)
このガイドブックを作られた方々は、多くの時間と努力を費やされたので、完成した時は、大きな達成感で酒盛りをされたんでは?
篠山だけに…デカンショ節で大盛り上がりやったかも。(^^ゞ
チェックしていたら、篠山市のHPに、篠山の名木と巨木が載ってました。
このガイドブックから作られたもので一部でした。
でも、『この本は、篠山市だけでなく丹波市を含めた兵庫県の丹波地域全域を網羅した貴重なデータベースで…』という風に紹介されてました。
樹木の種類の多さにもビックリです。
よく、これだけ集められた(勝手に育った?)と変な所に感心します。(^^ゞ
その中に、イチョウがあるのは嬉しいです。
以前、祖父江という所で、イチョウと仲良くなってきたので。
まぁ、大阪には御堂筋もありますけど。
それまで、イチョウに垂乳根がありミルクが出るなんて知りませんでした。
イチョウは雌雄が別の木なので、夫婦イチョウのように寄り添って成長してるのも珍しいでしょうね。
大阪やったら、この前に賽銭箱を置いてるでしょう。(^^ゞ
そして、日本一のモミの木がスゴイ!
全景を撮るのが大変。(^^ゞ
篠山市のHPには、支えの無い写真が載ってました。
『保護され樹勢は十分ある。』って書かれてましたので、まだまだ長生きできそうです。(^^)
いやぁ~貴重な名木巡り、ありがとうございました。
ところで、お昼ご飯のお供は、綾鷹だけやったんですか?(^^)
アルクノ
神戸市にもありました↓
『平成14年にガイドブック「こうべの名木・古木」を発行しました。神戸市役所2号館2階の市政情報室にて、1部300円で販売しております。』
があったので、私の神戸案内のネタになりそうです。
この「丹波の森 名木ガイド」を購入して良かったです。
一肌でも二肌でも脱ぎたいですね。
巨樹・巨木100選と丹波森協会選定樹木の表示があるので、昔から知られる巨樹と新たに調べたものと混在しているようです。
正確には、
伐採や枯れたため現存しないのが10ヶ所、改訂版に記載の11ヶ所追加で、138ヶ所になります。
沢山あるので、またこのような企画を期待してます。
膨大な資料を纏めたガイドブックが完成した時は、「篠山だけに…デカンショ節」
今度、会長に聞いていみます^^)
近くの篠山市内を回っただけですが、地図は丹波市(古いので氷上郡)も含んでかなり広いです。
丹波市を回る場合はバスツアーかも^^)
垂乳根ですが、母乳は出ません^^)
乳の出が良くなるようにと信仰の対象になっています。
でも実際には搾っていないので、次回挑戦デス^^)
これは雌雄一対ですが、調べると、雌雄どちらにも垂乳根が出来るとありました。
写真の垂乳根があまりにも大きな乳首状態なので、自然に奥様となりました。
大阪で余ってる賽銭箱、ここに持ってきた方がいいです。
千年モミ、ガイドブックには支えの無い姿で載っています。
空洞化が進んだのか、空洞である事が分かったのか、どっちかですね。
運転手さんに悪いので、飯のお供は、綾鷹だけでした。
帰宅後、たっぷり頂きました
夕焼け
凄い古木がたくさん見かけますね・・
歴史を感じます。
手入れも大変ではないかと思いますが、生命を守ると言うことは生易しい物ではないと思います。
木も老いていくのですね・・
私たち人間の生命力より長いと思いますがこれからも長い時間人間たちを見守っていただきたいと思います。
アルクノ
今回の名木・巨木巡りは感動したり驚いたりでした。
地域の方に見守られて、手入れもされているのだと思います。
4月の事ですが、岐阜にある樹齢千五百年の淡墨桜へ行った時は、根の再生や施術も行って命を守っている事を知らされました。
ホント、生易しい事ではありません。
老木を眺めていると、その地域の歴史や世代を超えて守られてきた事を感じます。
沢山触ってきたので、生命力を少し頂けたかもしれません。