篠山自然の会に参加して、山へ向かうのは昨年の11月以来です。
篠山からは、車で30分程度なので市東部へ行くのと同じ感覚でしょうか。
有馬富士は神戸市六甲山系の北、三田市に在って標高は374m。
高さは本家3776mの十分の一。
相似形で、幅と奥行きも十分の一だと、体積は千分の一しかない。
有馬富士が「大きなお父さんに会いたい♪」
と言って、近づいたりすると・・、
そのくしゃみで吹き飛ばされる可能性がある^^;
なので、ずっと三田に座しています^^)
しかし、
神戸の有馬温泉の近くではないのに、何故に有馬富士?
江戸時代『有馬六景』(有馬湯泉神社所蔵)にも選ばれ、昔から『有馬富士』の名で親しまれています。
かつては角山(つのやま)と呼ばれて、花山院とは西側で向かい合い、三田市の北東部に座する独立峰です。
名の由来は↓
有馬温泉付近からの遠望が富士山に似ているからです。
有馬温泉は江戸時代から最も有名な温泉で、湯治客が引きも切らなかった。
散歩がてら、近くの山に入った宿泊客が、
「流石、日本一の温泉じゃ、ここから富士が見えるわい!」
と言ったとか、言わなかったとか^^;
有馬富士公園は↓
兵庫県立で、県内最大の都市公園。
開園面積は175.2haで、全体計画面積は416.3haとある。
「有馬富士公園は、阪神間において広域・多様化するレクリエーション需要に応えるため、平成13年に開園しました。
園内には、棚田、鳥の道、林・水辺・草地の各生態園など自然体験や生き物の観察に最適な施設や、日本の伝統的な住まいや暮らしを伝承するかやぶき民家があります。また、地域の自然や生き物の生態を楽しく学ぶことができる自然学習センターや各種発表会やコンサートができるホール・会議室を備えたパークセンターがあります。
開園以降、順次整備が進み、平成17年4月には、三田の民話に基づいた創作遊具施設「あそびの王国」が開園し、平成19年5月には「休養ゾーン」が開園し、平成21年3月に、第1期区域全体が開園しました。」
(有馬富士公園HPより)
花山院に登拝してから有馬富士公園を歩く事も出来ます↓
「千丈寺湖~花山院~有馬富士公園を巡るウォーキング(2010.06.26)」
https://arukuno.seesaa.net/article/201006article_6.html
神鉄ウッディタウン中央駅(9:55)をスタートし、同ウッディタウン南駅(16:12)に戻る長距離ウォーキングでした。
花山院バス停を利用し、前半と後半に分ける事も出来ます。
前置きは終了し、以下スタートです。
神戸からだと直接有馬富士公園駐車場へ向かった方が時間短縮だが、
駐車場が幾つもあり行き違いになるといけないので、
篠山の集合場所へ向かう事にした。
神戸からは、アルクノが植物博士さんの車に乗り込む。
参加者は合計13名で、通常よりやや少ない。
夕方に小雨、日中は所により雷雨の予報が出ていたからでしょうか。
有馬富士公園第一駐車場に到着して、車を降りたのは9:44。
駐車場から有馬富士が眺められるが、
ここからだと右に傾いているようにも見える。
山頂をズームしてみた。
二人のハイカーがこちらを向いています。
木々に覆われる山頂から少し手前に降りた、見晴らしの良い所です。
そこが昼食場所だったので、
人が立っているポイントから同じように眺めて撮影した。
この写真に、歩いたコースを描きます。
青丸の駐車場から林に入り、園内道路に出て、ジグザグに下ると、
福島大池です。
池に沿って時計回りに進むと、西側に有馬富士登山道がある。
急登を経て山頂です。
南にはわんぱく砦と言う100m程の岩場があります。
登りは良いが、下りは危険!
元へ戻って山腹道に入り、福島大池へ向かう。
点線を下って、黒↓のかやぶき民家で休憩。
時計回りに福島大池を残り半周して、
遊具施設が並ぶ所を上ると、緑↓の自然学習センターです。
そこで暫らく勉強して、駐車場へ戻ります。
歩き終え、園内施設で地図を頂きました。
これにも赤のラインでコースを描いています。
「篠山自然の会」らしいコース設定です。
これを逆にして、わんぱく砦を登り、西へ下る方法もあります。
今回登らなかったわんぱく砦の様子は、
「有馬富士とキリンビール工場見学(2014.07.04・金)」で↓
https://arukuno.seesaa.net/article/201407article_1.html
興味ある方はクリックしてご覧下さい。
駐車場横からショートカット道路に入ります。
左には獣避けの電線が張られていた。
園内道路に上がって、福島大池に向かって下ると、
良い眺めじゃ、となります(9:56)。
池の傍まで行くと、ヒドリガモです。
怖がる様子もなく、私たちの前を横切ります。
そして、「一緒に行かないよ」と言ってます。
脚力を鍛えているのか^^)
池の水が溢れ出る所に架かる橋を渡る。
暫らく雨が無く、流れていませんが、流紋岩の露頭が見られる所です。
この先で落差の小さな滝になる。
流紋岩は、一般的には火山が噴火して出来ます。
しかし、有馬富士がかつて火山だったと言う事では、ありま(温)せん^^)
これは有馬層群の流紋岩です。
有馬層群についてお勉強しましょう↓
今から7500~7000万年前の白亜紀後半、恐竜のいた時代。
神戸を含む西日本全体にはげしい火山活動がおこりました。
この火山活動によって火山灰が降り積もり、溶岩が流れ出た。
その地層が有馬層群です。
噴火と言うより、この辺りの広い大地が溶岩に覆われたのです。
有馬層群の地層は、
地下のマグマが地上に噴き出して固まった火山岩(溶岩)、
噴き出した物質がまわりの岩石や泥と一緒に流れて固まった地層、
空中に飛び出した火山灰が溜まってできた地層等、
それら、火山活動による物質からできているのが有馬層群です。
ですから地層と言うより火成岩と考えて良いものです。
この有馬層群は神戸市北区の丹生山地と三田北の山地に分布しているが、
今ある山々はそのず~っと後になって隆起したもので、火山ではない。
余談ばかりで、ちっとも前へ進みませんが^^;
この場所を上空から見てみましょう。
赤○が現在地です。
上の説明にもある緑↓が自然学習センターで、駐車場はその左下にある。
黒↓がかやぶき民家です。
上が北で、有馬富士は現在地から北北東にあります。
福島大池の西側を北上し、有馬富士の西斜面から山頂を目指します。
何とか逆さ富士が撮れました^^)
下山後、中央にあるかやぶき民家へ向かいます。
その先、亀が甲羅干し。
ミドリガメが成長して、アアミミガメと呼ばれるものでしょうか。
大量にアメリカで飼育され、年間10万匹が輸入されるとか。
大きくなるまで飼育しようとすると、ご主人のお小遣いが飛んでしまいます。
水槽で飼う場合、設置するのも大変ですが、
水の入れ替えや排せつ物処理など重労働になる。
それが嫌で近くの池へ放すと、今ある生態系が壊れます。
どうやら、
2020年を目処にアカミミガメを特定外来生物に指定するらしい。
今後、輸入や飼育に規制がかかるでしょうから、
縁日でみかけるミドリガメを可愛い💙
と、思わない方がいいかも知れませんね。
福島大池の北端から、池と別れて山へ向かいます。
直ぐ、大きな倉庫の様な建物が眼前に。
会長が言うには、ここに大きな鯨を持って来て土を被せて埋めたそうです。
数年で肉は解け、骨だけになります。
その骨を取り出して、三田の博物館に展示しています。
長さは20mもありそうなこのデカイ建物は、悪臭を外へ出さない為の蓋なのか。
神鉄・フラワータウン駅下車、徒歩5分の所に「兵庫県立人と自然の博物館」があり、2階の水生生物コーナーには全長11メートルのシロナガスクジラの骨格標本が展示されています。
近隣の方は是非ご覧ください。
国内にある公立博物館の中では最大級の博物館で、丹波地方で発掘した恐竜の化石も展示しています。
東屋を過ぎて、
次の分岐は「山頂へ」の道標がある左です。
アジサイの小道とある所で小休止(10:31)。
園内全ての道には50m毎に杭が設置され、番号が付与されている。
この先に143番があった。
休憩中、参加者が注目したのは樹木に突き刺さった表示盤。
名前があるが、サザンカの文字が薄れている。
設置を指示した人は、木が成長して太くなることを知らないの?
こうした樹木への虐待を避ける為、
以前に紹介したスプリングで巻き付ける表示盤の取り付けを推進して欲しい。
地図を眺めた会長は、
これを登らず、この先の直登コースを選んだ。
舗装路ですが、曲がりくねった坂になり、高度を上げて行きます。
樹木を観察しながら進むと、
147番の杭の先に登り口がありました(10:44)。
ここから登るのは初めてです。
階段の連続なので、ゆっくり上がります。
延々と階段が続く。
その先にある岩場です。
直登を避け、ジグザグに行った方が安全です。
緩やかになると山頂表示が見えてくる。
到着しました(10:55)。
右に、山頂三角点の一部が隠れるように写っています^^;
暫くして専属カメラマンが到着し、三脚を用いて集合写真撮影。
下界を眺める。
これは南側で、葉が茂ると期待外れの展望になります。
北の篠山方面は樹木で隠れています。
少し下ると、樹木が消えてこうなる。
遠望できる台地のような山塊は、
右の丹生山系と左の六甲山系が重なったものです。
福島大池をズームしたのが上から3枚目で、コース説明に使いました。
六甲山系です。
中央のやや高い所が931mの六甲最高峰で、
数百mの山々が連なる台地であることが分かる。
「六甲山のあった場所は、以前は低い丘でした。それが、今からおよそ100万年前から、六甲山一帯に東西方向の強い圧力が加わり、その結果、六甲は上昇して丘から山地に成長。大阪湾は沈みました。これを六甲変動と呼びます。六甲山に多い断層は、この時にできたものです。」
とあります。
有馬層群が形成された7000万年前と比べると、つい最近の出来事です^^。
会長は、上の地図にある頂上広場で食事を考えていましたが、
そこは見晴らしがよくありません。
ちょっと早いが、この山頂直下で昼食にした。
正午前に食後も終わり、下山します。
ここを下るわんぱく砦の岩場は露岩が続く危険道です。
会長が言うように、わんぱく時代は過ぎたので^^、元へ戻ります。
急な岩場を100m程下ると、
階段の下に山腹道がある。
暫らく行くと、
元気な坊やが、わんぱく砦へ向かっていた(12:08)。
この上で岩場になり、100mで山頂になります。
頂上広場へ下って、フットンチットの小道を通り、
芝生広場に出た(12:29)。
ここで食事も良いと思います。
その先でトイレ休憩。
見上げると、松ぼっくりが沢山できています。
これは、寿命が尽きようとしている状態。
「後は託す!」と、全精力を使い果たそうとしています。
福島大池に降りてきました。
右に行くと、かやぶき民家です(12:51)。
シデコブシの左に水車がある。
これは、「心の触れ合う山小屋」にあった物を持って来て、
平成27年4月に設置したそうです。
室内に飾られている雛飾りを、
外から眺めて寛ぐ。
休憩後、時計回りに、福島大池を周ります。
養生中のしょうぶ園を渡り、
池を眺めると、
ヒドリガモのカップルがデート中。
追っ掛け撮りで、ブレてます。
私達に近づいて来たのはマガモ。
自然学習センターへ上ろうとして、行くと、
ヒドリガモの群れが食事中。
最初に出会ったヒドリガモはここへ向かっていたのでした。
新芽を啄んでいるのでしょうか。
これは音の反射を利用した音声通信ですかね。
兄弟が試みています。
「有馬富士自然科学センター」に入ります(13:40~)。
カワバタモロコやメダカを飼育している水槽があり、亀もいた。
これは、
ネクタイ1本作るのにマユ玉140個が必要と言う見本です。
次に、生地の違いを触れて感じ取って下さい、です。
ポリエステルはツルツル、
シルクはしっとり、
レーヨンはガサガサという感じ。
「世界で2番目くらいに大きいガ」の標本です。
名前はヨナグニサン(与那国蚕)。
調べると、
『本亜種は、日本の沖縄県八重山諸島(石垣島、西表島及び与那国島)にのみ分布する。与那国島で初めて発見されたことから「ヨナグニサン」という和名が付けられた。』
(ウィキペディア)
ニホンジカの角が付いたままの頭骨も展示していた。
パークセンターに入って、
地図の載っているパンフレットを頂き、
満開の花桃を眺めて(14:15)、
帰路に着く。
新緑が茂るようになると見晴らしが良くないので、4月ぐらい迄がお勧めです。
山が苦手な方は、山周遊道を散策して自然を楽しめます。
水鳥を眺めながら福島大池を一周して、途中のかやぶき民家でお弁当広げるのもいいですね。
最後までご覧頂き、ありがとうございました

この記事へのコメント
きょんたん
有馬富士公園‥とても素敵な所ですね、施設も色々と揃っていて家族で楽しめるのは良いですね、男の子には冒険心をくすぐられる?そんな場所の様に思います。
ヒドリガモの歩く後姿は何とも可愛らしいそしてアカミミガメの甲羅干しも時間がゆ~くりと過ぎていく様を感じます。
養生中のしょうぶ園もまた花の咲く時期に訪れてたい場所ですね。。。
アルクノ
早速のコメントありがとうございます。
有馬富士公園は何度か訪れているので、今回スムースに紹介する頃ができました。
駐車場も無料で家族連れが多いです。
公園内にこのような本格的な山があるのも珍しいと思います。
腕白坊やも、そうでない子供も来て欲しいエリアです。
ヒドリガモがヒョコヒョコ歩く姿は可愛いです。
アカミミガメはのんびりしていて癒されますね。
しょうぶ園が見頃の時に来た事が無いので、それが今後の課題です
ベティーちゃん
アルクノさんは健脚でいらっしゃいますね。
地層や地球の歴史を感じながら景色を眺め
鳥や花を楽しみながらの歩きは素敵です。
松ぼっくりが沢山出来ると
木が弱ってる証拠なんですね。
繭玉140個でネクタイ一本出来るとは
お蚕さんの力も大きいですね。
すーちん
亀さん増えてるんですね~
先日、池で日向ぼこしてました。
小学生が「あのカメ、去年から
ずっとあの場所から動かない」って
余程気に入った場所なんですね~
みっちゃん
有馬温泉には2度行ったこと有りますが有馬富士は認識していませんでした。
自然の会で参加されると詳しいお話でいいですね!
自然科学センターも面白そうです。
ハナモモ、かわいいですね!
藍上雄
実際に歩いてみると、色々な物を見つける事が出来ますね。「樹木に突き刺さった表示盤」はちょっと痛々しいですね。兵庫県でヒドリガモの群れは珍しいのでは…。
テルテル坊主、ポリエステルが一番見栄えが良いと思います。
アルクノ
山歩きを生活に取り入れるようになったのはここ数年で、このブログを始める3年ほど前からなんですよ。
歴史に興味を持ったのも、地元のボランティアの方に説明を受けるようになってからでした。
篠山自然の会に入会してから、その幅が広がった感じです。
沢山できる松ぼっくりと、松の関係はこの時に知りました。
子孫を残す為に、自分を犠牲にしているんですね。
繭玉140個が必用なのは、ネクタイの重さからなんとなく分りますが、あとの作業が大変だなぁと思いました。
アルクノ
亀さん、小さいままならいいんですけど、アカミミガメは30センチ位まで成長し、寿命も30年だそうです。飼い続けるとなると大変でしょね。
>小学生が「あのカメ、去年からずっとあの場所から動かない」って
表現が面白いですね。
去年からと言うのはテリトリーを守っているのだと思いますが、進入してくる他の亀を噛む事もあるようです。
日向ぼっこは体温を高めるためで、この様に首を伸ばしているのはユーモラスです。
ここも、気にいった場所でしょうか
アルクノ
有馬温泉に2度来られましたか。
有馬温泉付近から有馬富士を見ようとすると、少し高い場所へ上がる必用があります。
瑞宝寺公園から筆屋道に入ると、沢あり、登りありの楽しいコースのあと、途中に有馬富士が望める展望デッキあります。
ハイキングになっちゃいますが^^;
花の名前は全然覚えられませんが、歴史に興味があるので書き連ねてみました。
自然科学センター、無料なのに結構楽しめる処でした。
ハナモモ一杯咲いていたので、最後に紹介しました。
桜が無かったのが残念です^^)
なおさん
カモさんカモンとか、カメさんやっとかめ、という出会いも面白いものです。
これから春の草木も花がいろいろ咲いて、芽の萌え出る時期となり、歩く楽しみも増えますので良いですね。
アルクノ
有馬富士はあまり有名では無いようです。
数年前ここへ来たとき、何故三田富士では無いのかと思いました。
上のコメントにもありますが、有馬からハイキングの途中にあった展望所でその答えを得ることができました。
有馬からだとホントに小さくて、見つけるのが難しい感じです。
福島大池一周は簡単にできますが、公園内を周遊しようとすると大変です。
流石、県内最大クラスの公園で、どなたも楽しめるようになっています。
「樹木に突き刺さった表示盤」ですが、これを見た公園関係者が対策を講じて欲しいと思って掲載しました。
痛々しいと、関係者も感じ取って欲しいです。
兵庫県には池が沢山あって、多種の鴨が飛来してきます。
西宮市甲山森林公園のヒドリガモは知られていますね。
この福島大池はカモの飛来地として、バードウォッチングの勉強会も開かれているようです。
ここへは毎年ヒドリガモ、マガモ、オナガガモが来ているとありました。
普段は種類を気にせずカモで済ませていますが、今回は写真とネットと睨めっこで種を特定しました
アルクノ
写真沢山撮って、それをヒントに調べまくってます^^)
変化に富んだ有馬富士公園に感謝しないといけません。
カモさんにカモンですか。
次回、カモン、カモンと言って呼び寄せてみます
アカミミガメとの出会いで、特定外来生物にまで飛躍してしまいました。
春の草木を眺めていると楽しいですね。
名前、全然憶えられないのが難点のど飴デス
eko
有馬温泉は有名ですが、有馬富士は初めて聞きます。日本各地に○○富士という名前はたくさんありますね。
それにしても毎回沢山の距離を歩かれるのですね。盛り沢山の記事でいつも知らないことを教えて頂いています。
ヒドリガモが沢山それも陸で餌を啄んでいるんですね。逃げる様子もないですが、餌付けされているのでしょうか。
外来種の亀も飼うのだったら最後まで面倒見て欲しいですね。勝手に離されたら生態系に悪影響しますね。
アルクノ
有馬富士はあまり知られていないと思います。
最初、私鉄主催のウォーキングで知りましたが、三田に有馬富士と聞いて奇異に感じました。
関西で有名なのは琵琶湖の近くにある近江富士で、これも本家の11%くらいの標高です
有馬富士は半時間もあれば登れる山で、後は軽いウォーキングになります。
普段歩いている距離としてはショートコースでしょうか^^;
私も知りたいことが沢山あるので、調べまくって公表しています。
それで、写真と文章で制限枠ギリギリになります。
知識が増えるのはいい事なので、一緒に勉強しましょう♪と言う感じです。
他の鴨もいますが、ヒドリガモに餌付けはしていないと思います。
毎年ここが気にいって飛来してきているようで、人が多いので慣れているのでしょうか。
小さなミドリガメは30センチ位迄になるので、飼うとすれば覚悟が必用です。
縁日での販売は止めて欲しいですね。
今後、規制がかかるのは確実だと思います。
はるる
でも上まで行けば爽快感や達成感があります。
だから山はいいのです。
また眺めも最高で疲れもとんでしまいます。
てるてる坊主、最近見かけなくなりました。
こうして触ると違いがよくわかりますね。
いいアイディアです。
てくてく
山頂や、三角点、ワンパク砦、福島大池のかやぶき民家などは、記憶にありますが、他は全然、記憶にありません。^O^:
倉庫の鯨、何処から持ってきたんですかねぇ。???
福島大池の流出口、流紋岩の観察が出来て良いですね。ただ、チョット汚れているのが気になりますが・・・^O^
昔昔、行基さんが造った福島大池は、この池なんでしょうかね。
色々、施設があって、一日、楽しめそうですね。行ってみなくっちゃ・・・
てくてく
アルクノ
今回、最後の岩場は写真だと大変な感じですが、とっかかりがあって登り易かったです。
木の根っこは、下りで引っかけて転倒が怖いので、その点は注意が必要ですね。
わんぱく砦の方がさらに爽快ですが、表面がツルツルの岩で大変です。
それで、オミットしました。
有馬富士は標高が低いですけど、見晴らしがいいので休憩や昼食場所によく利用されています。
てるてる坊主、子供の頃は軒先にぶら下がっているのをよく見ましたけどね。
最近はホント見かけないです。
このてるてる坊主、見て、触って、五感で感じるのは重要な事だと思いました。
アルクノ
私が変わったと思ったのは、
以前、下りでわんぱく砦を迂回する細い道がありましたが、崩落したのか消えていました。
鯨は海からだと思いますが^^、デカいし重いし大阪湾で捕獲でしょうか。
鯨用の倉庫が何年前に出来たのかそれも分かりませんが、どうやって運んで来たのかが問題ですね。
そのまま車に乗らないので^^;
分割して運搬し、骨にして博物館で繋いだのではと推察してます。
流紋岩の観察用にこれだけのものは無いでしょうね。
大量に水が流れると奇麗になるのでしょうか。
大勢の鴨が池の周囲で食事をしているので、
ここがトイレになっているカモ^^;
「行基さんが造った福島大池」と言う伝説が残っていますね。
谷川をせき止めて池を造ったとありますが、この様に流紋岩の大きな堰堤もあるので真偽のほどはどうなんでしょう?
用水路を作って川除、大原へ水を送るようにしたのは事実みたいです。
是非その辺りも探索して頂いて、レポートを宜しくお願いします
トトパパ
有馬富士ですか。
富士山の10分の1なんですね。
自然がいっぱいで癒されそうですね。
アルクノ
富士山の10分の1なんで、簡単に登れます
カモ等、鳥も沢山いて自然が一杯です。
ビール飲む処が無いのが残念ですが、
皆さん車なので
旅行楽しんできてくださいね
yoppy702
きっと、「ここから富士が見えるわい!」と言ってたと思います。(^^)
以前にも、アルクノさんの記事を見て、行ってみたいなぁ…とは思うのですが。
在職中は、この先の上井沢迄、よく行ってたんですけどねぇ…
車やったので、仕事をソコソコにして寄れば良かった。(^^ゞ
「福島大池に向かって下ると…」の後の有馬富士が、とっても綺麗です。
正に、『良い眺めじゃ』です。(^^)
クジラの骨格標本って、こんな風にして作ったんですか!
数年もかけて!
そのまま埋めたんですか?
骨だけ残すように、解体すれば早かったかも。
今の技術でしたら、もっと短期で出来る方法がありそうですのにね。
デカ過ぎるんかなぁ…(^^ゞ
スプリング巻き付け標示、覚えてます。
ホンマ、この方法は、樹木にとっても優しいやり方ですね。
是非、これを全樹木に適用して欲しいです。
やっぱり、山頂からの眺望が素晴らしい!
標高374mとは思えない眺めや。(^^)
…?
という事は、名前の由来からして、有馬温泉が見える?(^^ゞ
…(チェック中)
国土地理院の地図を、有馬富士から南へ下がって見てるんですが、有馬温泉が山頂から見えそうですね!(^^ゞ
「有馬富士自然科学センター」がイイですね。(^^)
ネクタイ1本で、繭玉が140個!
女工さんの姿が浮かんでしまいました。(^^ゞ
ホンマ、ここは良い所ですね。
第一駐車場出発が9時44分で、有馬富士山頂が10時55分…
これ位の距離を歩くんやったら、車で行っても大丈夫かなぁ…(^^ゞ
アルクノ
「ここから富士が見えるわい!」と言った方、かなり視力のいい人だと思います。
筆屋道の展望台から眺めましたが、直ぐ有馬富士を見つける事が出来ませんでした。
かなり小さいです。
2回目からは直ぐ分かりますが。
是非、有馬富士近くで、筆屋道で、いい眺めじゃ!と言ってください。
クジラの骨格標本はこういう方法で作るらしいです。
理由は、無理やり骨から肉を剥がすと骨が折れる(=疲れる^^)からです。
更に、土を被せる事でバクテリアが全てを解かし、骨だけを綺麗に残します。
肉汁は土の中に沁み込むので環境にも良い事になります。
将来、石油が採取できるかも^^)
スプリング巻き付け標示の有用性をここの関係者も認識して採用して欲しいです。
突き刺さっていたのはこれだけで、他は立札が多かったです。
勿論、有馬富士の山頂直下から有馬温泉が見えるはずです。
高倍率コンデジを三脚にセットして探してみて下さい。
ひょっとしたら、「筆屋道の展望台」も確認できるかもしれません。
「有馬富士自然科学センター」は初めて訪れました。
ネクタイは実感の湧く見本ですね。
屋上が展望所になっていて、周囲の山々が眺められます。
まずは、車で行くのがいいでしょうね。
有馬富士公園の様子が把握出来たら、花山院とのセット歩きがyoppyさんにお勧めです
トンキチ
有馬富士、いいお天気で何よりでした。
有馬富士は6、7年前に一度登りました。
バイクで花山院に参った後、千丈寺湖側にあった三田市有馬富士共生センターに駐輪し、ここから山頂に向かいました。
もう詳細な記憶は残っていませんが、当時の写真を見返すと、山頂の標識は同じでした。
アルクノさんたちが歩いたコースを写真中に書き込んでくれていますが、分かりやすくていいですね。
しかも、航空写真まで引っ張ってこられて。
この方面、殊に有馬富士公園内の土地勘がないので助かります。
鯨の話に大いに興味を惹かれました。
あの大きな施設内で鯨に土を被せて腐敗させ、肉を溶かし、骨格を取り出したのですね。
そして、その骨格標本が三田市にある兵庫県立人と自然の博物館に展示中とか。
ぜひ観に行きたいものです。
福島大池近くの草地でヒドリガモの大群がいるのは新芽を食べていたんですね。
私も昨日水鳥の群れが加古川の河川敷で一生懸命何かを啄ばんでいたのを見て、一体何を食べているのかと不思議でなりませんでした。
三田市は前にてくてくさんがレボしたように古い町並みが残っており、新興の街もあり、こんな自然豊かな公園もあって、とても魅力のある土地ですね。
アルクノ
帰路に着くころ曇ってきましたが、雨に降られる事も無く歩き終えました。
バイクを使って花山院とセットで、登られましたか。
いいアイデアだと思います
地図にラインを描いてもイマイチピンと来ないと思い、大胆にも写真にコースを描いてみました。
航空写真はおまけですが、イメージが定着できたでしょうか。
最初、ここへ来たのは神戸電鉄主催の駅から歩くハイキングでして、その後、有馬富士とセットにしたり、キリンビール工場見学と抱き合わせにしたりしました
鯨を骨にする話。
以前に、鹿を骨格標本にする時、これと同じやり方なのを聞いていました。
まさか、鯨までこうするとは思いませんでした。
是非、三田の「兵庫県立人と自然の博物館」へ11mのシロナガスクジラを見に行かれてはと思います。
ヒドリガモの群れが食べていたのは、多分新芽だと思いますが、
ミミズとかの動物カモ^^)
加古川の河川敷で再度、調査をお願いします
私の古い記事にも、三田の街歩きがあります。
テーマ「歴史」をクリックすると、2011年に三田の九鬼家、2010年に白洲次郎が出てきますので、もし探索する場合は参考にして下さい。
ビール工場見学とセットにする場合は、この有馬富士又は羽束山がお勧めですよ
あこ
似てるので、有馬温泉と呼ぶのですね。
ヒドリガモやヤガモ、かわいいですね。
みどり亀の甲羅干しもかわいいです。
うちも3センチだった亀ちゃん、
6歳までいましたが、18センチに
なってました。(*^-^*)
アルクノ
今日、青春18きっぷで仲間と岐阜へ遠征し、先ほど帰宅しました。
有馬温泉の歴史をひも解いてみます。
泉源を最初に発見したのは、神代の昔、大已貴命(おおなむちのみこと)と少彦名命(すくなひこなのみこと)の二柱の神であったと記されています。
時は流れ、第34代舒明天皇(593〜641年)と第36代孝徳天皇(596〜654年)が有馬の名を有名にしました。
その後衰退したが、これを再興し有馬温泉の基礎を開いたのが名僧行基です。
池を築き、溝を掘り、橋をかけ、お堂を築くなどしたそうです。
更に、天災による洪水で95年間壊滅状態にあった有馬を救ったのは、仁西(にんさい)という僧で、平家滅亡後、吉野(奈良)からやって来ました、
その有馬温泉の再興から三百余年を経て、ふたたび動乱の時代です、
享禄元(1528)年の大火以降、戦火にまみれ、再度大火に襲われて有馬は壊滅した。
それを援助して救ったのが豊臣秀吉で、有馬温泉の救世主と言えます。
その後繁栄を極め、江戸時代には幕府の直轄地になりました。
その頃から湯治客は引きも切らず、二度と衰退する事はありませんでした。
現代に入り、電車で行けるようにしたのが今の神戸電鉄で、当時は神戸と有馬を結ぶ神有(しんゆう)電車と呼ばれていました。
福島大池は、カモが大挙やってくることで有名です、
ヒドリガモのヒョコヒョコ歩く姿が可愛いですね。
3センチだった亀ちゃんを6歳まで飼っていましたか。
寿命は30年だそうで、私なんか先に逝ってしまうので面倒見切れませんね^^)
山ちゃん
いや~あっ、懐かしいです。一昨年に干支の山でお邪魔しました。山名の由来は知りませんでしたが、記事を拝見して納得です(^o^)/
アルクノ
そうですか、干支の山で登られましたか。
ささっと、登れたので物足りなかったのでは?
是非、今度は有馬温泉近くの山から有馬富士を眺めて、それを実感するのはどうでしょうか