後編ではJR柳本駅までを紹介します。
チョット遠征して、奈良県は桜井市~天理市を歩いてきました。
近鉄大阪線の桜井駅で下車し、JR桜井線の柳本駅までを歩く、
神社と古墳を巡るハイキングコースです。
当所10キロに満たない距離と思っていた。
あれこれ寄り道があり、ひょんなことから地元青年が山中の古墳群へ案内してくれて、万歩計換算で17キロになりました。
この「山の辺の道」はガイドブック「ハイキングを楽しむ本・関西版」・京阪神エルマガジン社2014(以下ガイド)のその部分をそっくりコピーしてメンバーに渡し、これを見ながら歩きました。
しかしルートはそっくりにならず、アレンジしたので距離が長くなったという次第です。
その紹介文には↓
『三輪山の麓から春日山の麓に繋がり、「古事記」や「日本書記」にその名が見られる日本最古の道・山の辺の道。
緑に包まれた古道が山裾の間を縫うように続き、周囲には古墳や数々の寺社仏閣や史跡が点在する。
つまり古代と現代とをつなぐハイキングコースなのだ。』
と、あります。
コンクリートやアスファルト道&市街地もあるので、このイメージをそのまま持参するとやや失望するシーンもあるが、古道の雰囲気が味わえる道でした。
コース上では、多くの方に出合い、神社では大勢の人が参拝していました。
古道を歩く、という目的だと平日の方がいいかも知れません。
しかし、日曜日という事で得たメリットもあり、その辺りも紹介していきます。
ガイドにある地図を貼付しておきます。
クリックしてご覧ください。
茶色が指定コースで、緑のラインが私たちのオプショナルコースです。
青年との出会いのあと、案内して頂いたのが青のラインです。
後半に出てくる、白○は昼食場所です。
緑の○は地元の熟年さんに天皇陵や古墳の説明を受けた場所。
青○が青年ハイカーと出会った「天理市トレイルセンター」で、その古墳へ案内して頂きました。
コースとタイムは↓
前編
近鉄・桜井駅・9:00~大神(おおみわ)神社・9:49~磐座(いわくら)神社10:02~狭井(さい)神社10:06~玄賓庵(げんぴあん)10:32~桧原(ひばら)神社10:39~纒向(まきむく)遺跡11:22~
後編
~相撲神社11:28~大兵主(だいひょうず)神社11:34~ひもろぎ遺跡11:58~渋谷向山古墳・景行(けいこう)天皇陵(昼食12:17~12:42)~行燈山古墳・崇神(すじん)天皇陵13:31~天理市トレイルセンター・山の辺の道の休憩所13:42~(戻って)櫛山(くしやま)古墳~歴史と健康の道崇神ルート~龍王山古墳群14:21~崇神天皇陵~黒塚古墳15:16~JR柳本駅15:30
全行程は6時間半となりました。
メンバーはSugarさん、六子さんとアルクノ。
神戸・京都からの電車の乗り換えは、前回の金剛山よりは簡単。
JR大阪環状線・鶴橋で近鉄大阪線・五十鈴川行急行に乗り換え桜井へ向かいます。
気を付けるべきは、
JRと近鉄は改札で仕切られていているという事。
JR側から近鉄の切符を購入→JRの切符と2枚重ねて自動改札に投入。
JRの切符は回収→出てきた近鉄の切符を持って目的のホームへ下る。
更に気を付けないといけないのは、
近鉄は、大阪・京都・奈良・名古屋・三重を結ぶ、駅数・営業キロともに日本一の民営鉄道路線であるという事。
駅名と料金を表示する大きな表示盤には、駅の数が300弱書かれ、その料金が表示されている。
あれこれ探すと数分かかるし、予定している電車に乗り遅れる可能性があります。
ネットで調べた料金で、ささっと購入した方がいいです。
鶴橋―桜井は620円です(2016年3月)。
帰路はJR柳本駅から奈良へ、
奈良で大和路快速に乗り換えて大阪です。
JR奈良で下車し、近鉄奈良駅に向かう事も出来る。
近鉄奈良駅で難波行に乗車し、鶴橋でJR環状線に乗り換えると、少しお安くなります。
しかし、JR奈良駅から近鉄奈良駅へは歩いて15分+信号待ちです。
JRの大阪駅や神戸・三ノ宮駅では、
競合している私鉄が隣接しているので乗り換えが簡単。
奈良の人はのんびりしているのか、便利さを追求しないのか、
不思議としか思えない状況です。
長い前置きはこれで終了し、以下スタートします。
近鉄・桜井駅はJRと隣接していています^^)
一駅乗車して、JR三輪駅をスタートにすると30分程短縮できます。
ガイドにある地図も三輪駅をスタートにしています。
桜井駅で駅員に尋ねると、大神(おおみわ)神社へは約3キロという事でした。
Sugarさんが「大きな鳥居を目指せば良い!」と言ってる^^;
しかし、3キロも離れると見えない^^)
大神神社は北へ向かって右方向にある。
を頭に入れ、フラフラ歩き出す(9:00)。
ここはヤマト王権発祥の地だそうです。
これが「山の辺の道」スタート地点ではありませんが、
安心感を与えてくれるプレートです。
この道を進む事に。
右に三輪山らしきものが見え、
突き当りまで行くと、梅が綺麗に咲いていた。
脇に細い道があり、行くと神社。
広い道に出て、向かうと高架の道路が見えてくる。
一つ右の筋に入ると、三輪山極楽寺とあるので、近づいている予感。
更に進むと、三輪大明神と彫られた常夜灯。
背後は三輪山に違いない。
右へ折れると、古い街道筋の様相で、
「うだつ」が上がっていた。
その先で、JRの踏切です。
渡る時、左を見ると、200m程先に駅が見える。
三輪駅です。
道路向うにある、3階建ての白い建物は桜井市立三輪小学校でした。
小学校の前を通って行くと、
なんと「山の辺の道」に取り付いた(9:28)。
ここからは、角毎に立つ道標が案内してくれます。
とある神社から伸びている神木。
道に被さるからか、太い幹が切られて、可哀そう。
前日の天気予報では曇りだったが、晴れました。
細い道を行くと左に三輪駅で、大きな鳥居も見える。
行くと幟が並んでいた。
右へ行くと車列が続いています。
駐車場が満パイで、ここに並んでくださいと指示しています。
この方に、何があるのか尋ねてみた。
この幟は来週の事で、今日は何も無いと言ってます。
次に「酒の神様 三輪」に出くわす。
無視するわけにもいかず、入る。
美味しそうな神様が並んでいます^^)
伺うと、赤↓がお勧めですと言われた。
蔵出しや、初しぼり生酒もあったが、これは火入れしたもの。
知らない場所ではお勧め品を購入する事にしています。
大体それでOK牧場となります。
宣伝文句は、「蔵人自ら作った奈良の米(露葉風)・水・技術、とことん地元のこだわった究極の食中酒。」
赤い金賞のマークは、ワイングラスで美味しい日本酒アワード2015で受賞したものです。
今日の小さ目ザックには荷物も少なく、これを入れると山用のザックと同じくらいの重さです。
お祭りみたいに露店が並ぶところを過ぎ、
鳥居を潜って(9:43)、
砂利道を行く。
手水舎の前にある由緒です(クリックしてご覧ください)。
大神神社は三輪山を神体山とする、わが国最古の神社とあります。
しかし、大神は「おおかみ」でなく、何故「おおみわ」と読むのか?
古代この地で、神といえば、「三輪の神」の事をさしていた。
そしていつからか「神」という字に「みわ」を当てたようです。
この階段上がると神社です(9:49)。
本社のようですが、そうではありません。
背後にある標高467mの三輪山が本社といえるものです。
「明治以降ご神体の三輪山に登拝することが可能になりました。
隣の狭井神社(さいじんじゃ)で申し込み、
「三輪山登拝証」と書かれたタスキをかけ、
お祓いをすませて登拝することができます。
PM2:00まで、撮影禁止、ゴミ捨て禁止などいくつかの条件がありますが、基本的に誰でも登ることができます。」
だそうです。
撮影禁止と言われると、登る気が失せてしまいますが、ご神体に入らせて頂く感謝の気持ちと信仰心が大事なのでしょうね。
詳細は大神神社のHPで↓
http://oomiwa.or.jp/
拝殿には、いのりの詞(ことば)が書かれ、祈念のあと三回唱えて下さいとありました。
ここと七福神を合わせた八宝巡りがあるようです。
その狭井神社へ向かう途中に、くすり道がある。
平成の大造営の際に設けられたとあります。
薬の神様、狭井神社へ続くことから、大阪薬業三輪の会の企業団体が中心となり、薬木を植えて整備していったそうです。
上ると大神神社摂社、磐座神社です(10:02)。
祭神は少彦名神(すくなひこなのかみ)で大神神社の祭神、大物主大神(おおものぬしのおおかみ)と共に人間生活の基礎を築かれ、医薬治病の方法を定めた薬の神様として信仰されています。
次の分岐を右に行くと狭井(さい)神社で、
戻って玄賓庵(げんぴあん)~桧原(ひばら)神社へ向かいます。
赤い鳥居へ行くと、鎮女池(しずめいけ)があり、
小さな赤い祠があった。
社へ向かうと、皇太子妃殿下御歌とある石碑。
これは今の皇后さまが詠まれたもので、その説明もありました。
狭井神社に、神体山登拝受付所があります。
正月三が日と、大祭等祭典日は登拝できないとあります。
天候などの事情で登拝できない時もあるようです。
で、これが登拝口です。
写真撮影は勿論の事、飲食も禁止とあります。
用を足す所などありません。
神様に向かって立ちションも、
座りションも、もっての他^^;
約2時間、許されるのは呼吸と歩く事。
何もかも我慢しないといけません。
夏も、冬も、登拝するのは難しい。
(「水分補給以外の飲食」が禁止なので、夏期の熱中症に注意しましょう。)
戻って、玄賓庵へ向かいます。
行くと狭井川と書かれた道標があった。
枯れたのか、ほぼ流れていません。
これが最初の、無人100円ショップ。
倒れそうな柱に、日本最古の神社とある。
本家の近くなのに、大胆な行為です。
Sugarさんがはっさくをお買い上げ。
突き当りを左に行くと、玄賓庵。
中には入らなかった(10:32)。
玄賓庵は世阿弥の作と伝えられる謡曲「三輪」に登場します。
その筋書きでは、玄賓がここで三輪明神の化身である女性と知り合い、三輪の故事神徳を聞かされました。不動明王は重要文化財。
今から千百年前、平安時代初期、高徳僧で名医でもあった玄賓僧都が隠棲したと伝える庵。もと三輪山の檜原谷にあったが、明治の神仏分離で現在地に移された(桜井市観光情報サイトより)。
その先、山の辺の道の雰囲気が漂う所。
前を行くのは40代と思しきご夫婦。
元伊勢、桧原(ひばら)神社に到着(10:39)。
若い方が砂利を整えておられた。
桧原神社は、万葉集などに「三輪の檜原」と数多くの歌が詠まれた台地の上にある。
大和国中が一望できる絶好の場所に位置し、眼下に箸墓の森が見え、二上山の姿も美しい。
かつてこの付近は大和の笠縫邑と呼ばれた。
そのため境内には「皇大神宮倭笠縫邑(やまとのかさぬいのむら)」と書いた大きな石碑が立っている。
檜原台地に建つ桧原神社は、大神神社付近の摂社群の中では、最も北に位置している上に社格が最も高く創建も古い。
天照大神が伊勢神宮に鎮座する前に、宮中からこの地に遷され祭祀されていた時代がある。
伊勢神宮へ遷されると、その神蹟を尊崇して、檜原神社として引き続き天照大神を祀ってきた。そのため、この神社は広く「元伊勢」の名で親しまれている(古代歴史街道を歩くより)。
鳥居を潜って、その先では、
ここまでで、最も美しい景色が見られる。
進むと高台になり、
「大和の青垣」が周りに広がる。
「倭(やまと)は 国のまほろば
たたなづく 青垣
山隠(やまこも)れる
倭しうるはし」
と古事記にうたわれた。
「まほろば」とは、素晴らしい場所住みやすい場所という意味の日本の古語。
この辺りは幾重にも緑の垣根に囲まれたようになっており、大和青垣国定公園に指定されています。
その先下って、折り返す。
更に行くと、
川を渡る時に、いい香りが流れてきます。
暫らくアスファルトで、道標に従うと右に回り込んで登りになる。
景行天皇陵1.6kmの道標の先に花が植えられていて、
行くと景行天皇陵1.5kmの分岐です。
ガイドに従うと、これを左だが、右へ上がることにした。
直ぐ、景行天皇纒向日代宮跡がある。
景行天皇は垂仁天皇の第4子、21歳で皇太子になり、先帝崩御後この地に宮を設け、大和朝廷による全国統一を進められたという。
この後ろ、北西方向に景行天皇陵があり、進行方向には相撲神社と大兵主神社(大和国穴師坐兵主神社)がある。
その先、纒向遺跡の説明板があった(11:22)。
クリックして読んでみて下さい。
初期ヤマト王権発祥の地とあります。
纒向遺跡とは、
桜井市三輪山の北西麓一帯に広がる、弥生時代末期から古墳時代前期にかけての集落遺跡で、国の史跡に指定されている。九州の諸遺跡群に対する、邪馬台国東の候補地として全国的にも著名。
3世紀に始まるもので、一帯は前方後円墳発祥の地と推定されている。卑弥呼の墓との説もある箸墓古墳など6つの古墳が在る。
農耕具が殆ど出土せず、土木工事用の工具が圧倒的に多い事等、他の一般的な集落とは異なり、日本最初の「都市」、あるいは初期ヤマト政権最初の「都宮」とも目されています。
日本の歴史上、もっとも著名な場所の一つと言えます。
何故これがガイドから抜け落ちているのか、不思議です。
前編はここまで。
後編は、ここから直ぐの相撲神社へと繋いでいきます。
後編は以下をクリックしてご覧ください。
https://arukuno.seesaa.net/article/201603article_3.html
追記)
純米吟醸・露葉風は翌日に飲み干してしまいました。
やや辛口でフルーティー、焼魚ともよく合う美味しいお酒デシタ。
この記事へのコメント
トトパパ
桜井から天理まで歩かれたんですか。
桜井に友達がいるのでたまに行きますが、観光とかは全然しないです。
大神神社いいですよね。
私も行った事ありますよ。
ウサギ。。。でしたっけ。
いますよね。
大和路はなんか素朴でいいですね。
アルクノ
天理市内ですが、柳本迄でした^^;
大神神社の祭神は、「因幡の白うさぎ」を助けたことでも知られる大物主大神です。
そのことからも兎と縁が深いみたいですね。
兎の絵の前で記念写真撮りましたが、紙面の関係で割愛しました。
後半では天皇陵や古墳が出てきますが、スケールがデカ過ぎて驚きます。
素朴で、また歩いてみたいと思いました。
今回はお試しセット、デシタ^^)
てくてく
玄賓庵はパスされましたか。静かで、良い所で、残念でしたね。向日代宮跡の方にも行かれましたか。こちらは、訪れる人少ないですねぇ。
三諸杉の参道店、沢山並べてますねぇ。試飲はなかったですか。
JRの踏切に行く道に右折する所を左に少し、すぐ右に行くと、三諸杉の蔵元・今西酒造さんがあって、試飲自由でしたが・・・^O^
桜井駅から、真直ぐいかれましたか。確か、三つめの信号を右に曲がるのが、コースだったと思います。金屋の石仏や平等寺などがあるんですが・・・
近鉄沿線のハイクコースは、近鉄さんの「てくてくマップ」が詳しいです。ご参考までに・・・余計な事言ってすみません。
後編、楽しみにしています。
てくてく
narayama2008
山の辺の道を歩かれたんですね。
子供の頃、親に連れられて歩いた事があって懐かしいです。もっとも今も覚えているのは景行天皇陵と崇神天皇陵という二つの天皇陵があった事ぐらいで、どこをどう歩いたのかはすっかり忘れてしまいましたが・・・(^^;)
子供の頃に歩いた時もそうでしたが、今でも素朴な雰囲気が残っているんだなあと思いました(^^)
なおさん
すーちん
『まほろば』成程
素晴らしい処ですね~
歩いてみたくなりました~
アルクノ
奈良は遠いなぁ、という事で、ここまで伸びてしまいました^^;
擦れ違う人や、同じ向きを行く団体さんが多かったです。
人気のコースなんですね。
実は玄賓庵へ入ろうと思っていたのですが、同行者が入り口に立つ石柱を「禁酒入門」と読んでしまったので入れなくなりました
背中に酒を背負っていたので
景行天皇纒向日代宮跡には誰も居ませんでした。
纒向遺跡はSugarさんが気になっていた所で、暫らく時間をとって眺めましたが、ここにも人が居なかったです。
三諸杉の参道店に試飲は無かったです。
その蔵元、今西酒造さんの事は露葉風を購入するときに聞かされましたが、あとの祭りでした
逆コースだと丁度よかったのですが^^)
桜井駅の地図にはそのコースが書いてありましたが、「三輪駅がスタート」の事しか頭に無かったので端折ってしまいました。
金屋の石仏や平等寺等あるのですか、下調べをすべきでしたね。
近鉄さんの「てくてくマップ」は、このコメントで思い出しました^^;
後編は写真整理をして~3日ほど後になると思います。
またご覧ください
アルクノ
子供の頃ここを歩かれたのですか。
私は初めてで、大和の国を想い描きながら歩きました。
その二つの天皇陵は後半に出てきますが、とてつもない大きさで圧倒されました。
権力の象徴と言えるでしょうか。
現在は古道の雰囲気が所々にある感じで、一般的なハイキングコースになっていました。
道標が整備されているので、初めてでも歩きやすいですね。
コメントありがとうございました。
アルクノ
大学生の頃に万葉集の文学散歩として歩かれたのですか。
そいう意味では見所が沢山ありますね。
ここが初めてという点では、ちょっと今迄何をしていたのと恥ずかしい感じがします。
歴史の事をあれこれ書いてきたので、まずここを訪問すべきでした。
保存に力を入れているようですが、ほんの一部です。
纒向遺跡もほんの数%しか調査していないようで、これから新たに分かってくることがあるかも知れませんね。
年数が経過して、景観保護という点では後退している所もあるでしょうね。
後半もアップしますので、お楽しみいただければと思います。
アルクノ
「やまとは 国のまほろば
たたなづく 青垣・・」
は、良く出てくる言葉ですが、初めて訪れました
是非歩いてみて下さい。
タイムスリップできるような所もありますし、気持ちがのんびりできますよ。
eko
今回は奈良県山の辺の道を歩かれたのですね。奈良県は史跡の宝庫、天皇陵や古墳など見どころがたくさんありますね。こちらからだと少し遠いのでまず歩くことはないと思います。
三輪山が本殿という大神神社は壮大ですね。
ゆったりと流れる空気を吸いながら、のんびりと歩くのは気持ちが良いでしょう。全行程6時間半凄いですね。お疲れ様でした。
アルクノ
ちょっと奈良県まで遠征してきました。
近鉄で行けばすぐなんですけどね^^)
奈良を歩いたのは、2年前の4月に大和三山に登った時以来です。
参考までに大和三山は以下の丘の様な山でした^^)
畝傍山(うねびやま、199m)
香久山(かぐやま、152m)
耳成山(みみなしやま、140m)
その時、神武天皇陵や7世紀末に首都があったという藤原宮跡も訪れましたが、日本の史跡はここに集まっている感じがします。
大神神社は、何も行事が無いのに駐車場が満杯になっているのには驚きました。
立ち止まる所も多いので、ゆったり歩くことになりますね。
長いようですが、普通に歩けば4時間もかからない距離だと思いますよ。
コメントありがとうございました。
はるる
それでお酒は翌日には空ですか。おいしかったのでしょうね。
遺跡、今日テレビで縄文時代のことをやっていました。
そのころから暦とか数など足し算などもあったということで、驚きとすごいと思って見ていました。
山歩きはいい景色が楽しめ、気分もいいですね。
アルクノ
色んな神様がいますね^^)
私はお酒の神様が大好きでして、
お美味しいと、直ぐ体と一体になります。
お薬の神様の御世話にならないように、
気を付けないといけませんね^^)
テレビで縄文時代のことをやっていましたですか。
小学生の時、足し算は得意でしたが、歴史を含む社会は苦手でした。
今、やっと好きになってきた思いがします。
いい景色を眺めながら、歴史の勉強が出来るなんて最高です
藍上雄
纏向遺跡(大和王権発祥の地)これは知らなかったです。「弧文円板」もしかすると日本最古の寄せ木細工なのかもしれませんね。
アルクノ
今回は、ブラブラ歩いただけで、タフと言われると恐縮します。
日本最古のハイキングコース、という宣伝文句につられて歩いてきました。
後半に入ると、日本一著名なハイキングコースとしても良い様な雰囲気になります。
七福神巡りは、西宮えびす神社があるので関西が本場と思っていましたが、北海道から四国九州まで全国にあるんですね。
ハワイやカナダにもあるそうで驚きます。
八宝巡りでご利益2倍ですか!
あと七社巡らないといけないので大変です^^;
纒向遺跡、初めて訪れましたが、周りの雰囲気がフムフムという感じでした。
弧文円板は彫刻作品の様な気もしますが、詳細は不明みたいです。
これからの発掘調査で判明するかも知れませんね。
寄せ木細工だとしたら、とても面白いです
yoppy702
アルクノさん達やったら、寒い時の山歩きの代用として歩かれるのやったら、何となく理解できるのですが、この時期に実施されたのは、何か訳でも?(^^ゞ
早々に、美味しそうなお酒が…(^^)
「知らない場所ではお勧め品…」
ハイ。賛成です。
ボクも、大抵、そうしてます。(^^ゞ
翌日に飲み干してしまったという事は、余程、旨かったようですね。(^^)
「大神神社」は一度だけ行きました。
バスツアーですけど。(^^ゞ
お参りに行った目的の一つは、「巳の神杉」でした。
ボクは巳年なので、この前に生卵を供えました。(^^ゞ
ここの漢字変換が面白いんですよね。
「おおみわじんじゃ」で変換すると、「大神神社」となりますけど、「おおみわ」だけですと「大三輪」ですもんね。
時間の都合で、「狭井神社」には行けませんでしたが、ここから登って下りてくるまでに約2時間ですか。
この近くにトイレがあるので、寒い時期以外ですと大丈夫そうですね。(^^ゞ
奈良は、無人ショップが多いですね。
100円で、八朔が何個あったんですか?(^^ゞ
「桧原神社」の後の二上山の姿がとても綺麗ですね。
二上山も、子供の頃に登ったハズなんですが記憶にないので、登ってみたいですね。
「纒向遺跡」って、国の史跡なんですね。
ガイドブックに、この名称が載って居ないのは、「箸墓古墳」が代表的に載っているからでしょうか?
チョット、不親切な感じも受けますね。
後編も楽しみに致します。(^^)
アルクノ
周りの青垣に雪が積もると良い景色だろうな~と思って歩きました。
でも今年は暖冬!
金剛山と同様雪が無い^^;
梅の咲く春にしました。
実はNさんが春からの参加で、このような所を歩くのが好きなので計画しましたが、事情で来られませんでした。
純米吟醸・露葉風は、美味しいのでチビチビ飲んでいましたが、チビチビの回数が多過ぎて、翌日空になりました^^)
流石お勧め品!と思いましたよ。
大神神社は兎に縁がありますね。
yoppyさんと同じく、Sugarさんも巳年です。
兎の絵のある所で参拝記念写真撮りましたが、「巳の神杉」は調査不足でした。
狭井神社からの登拝は、神社側は2時間見ていますが、実際は休憩入れて1.5時間位だそうです。
早く歩くと汗が出るので、
トイレは大丈夫かも^^)
トイレは、ここ以外にもコース上に沢山あるのでOK牧場ですよ。
無人ショップの八朔、大きいのは二個で小さいのは四個入りでした。
買ったのは三個入りだったかも^^)
桧原神社から眺めた、二上山が最高デス。
何れ登りたいと思ってます。
纒向遺跡を眺めるポイントは、本来の「山の辺の道」から外れるとしても直ぐですからね。
卑弥呼の墓と噂される箸墓古墳より重要で、やや不親切の様な気がします。
後編、執筆中です
今暫らくお待ちください
トンキチ
私もこの「山の辺の道」を歩いてみたいと以前から思っているのです。
それと、大和三山めぐり。
行く前に多少は予習もして、できるだけ時間的なロスのないようにと思っています。
ですので、アルクノさんのような先達がいてくれれば、あらかじめマップやブログに目を通せるということで、助かります。
大神神社には二度行きました。
二度目は、2011年4月でしたから5年前のことです。
バイクで行き、このとき三輪山に登りました。
狭井神社の社務所で300円の志納金を払ってご神体登山を申し込むと、三輪山参拝証と書かれた鈴のついた白いたすきを渡され、用紙に住所氏名電話を書きます。
神主から、水を飲む程度以外の飲食禁止、火気使用禁止、写真撮影禁止の注意を受け、登山口で自分自身でお祓いをして登ります。
往復約2時間見ていれば大丈夫でしょう。
私は約1時間半で戻ってこれました。
ちょっとしんどかったような覚えがありますので、ゆっくり登り下りすればと思います。
山の辺の道にはいろんな名所旧跡等がありますので、それらを見ながら歩いてみたいです。
アルクノ
私は初めてなので手本になるかどうか分りませんが、少しでも参考になればと思います。
この記事最後の纒向遺跡と後半出てくる相撲神社は、コースを離れますがお勧めです。
道標通りで、ほぼ大丈夫ですが、後半出てくる景行天皇陵のポイントは要注意です。
大和三山はテーマ「花」をクリックするとその一覧の中にあります。
2014年4月、桜満開時に花見を兼ねて行きました。
大神神社のリピーターさんですか。
三輪山はてくてくさまが登拝しているので、どんな感じか文章で知っていましたが、今回はパスしました。
写真撮れないのが難点のど飴です。
青年エキスパートさんも、1時間半を見ておけば十分と言っていました。
申し込み後の手順やら、ちょっとしんどいとかで、私達は所用2時間かなと思いました。
再度調べると「水分補給以外の飲食」が禁止とあったので、本文修正します。
神社に古墳等、見所はこれ以外にも沢山あると思います。
フリー100円ショップだけで一つの記事が出来そうですよ^^)
頑張って下さい