第31回Japan Student Jazz Festival高校の部1日目は↓
https://arukuno.seesaa.net/article/201508article_4.html
前置きはそちらにまかせて、いきなり本題突入ですが、
約7900文字の長文となりました^^;
高校の部1日目と同じような進行で、最後に表彰式があります。
団体賞は前日の出場団体も含め、綜合的に評価して選出されます。
本日の個人賞も選出されるが、文末に纏めて記述します。
高校の部1日目の個人賞は、上記URLをクリックすると、下の方にあります。
気になる方はどうぞそちらでご覧ください。
それ以前のJapan Student Jazz Festivalついては、右のブログテーマにある「ジャズ」をクリックするとその一覧の中に入っています。
興味のある方はご覧ください。
2010年から毎年レポートしています。
この高校の部2日目だけを御覧になられる方もおられると思い、
前日の記事から楽器略称のコピペです。
トランペット:Tp
トロンボーン:Tb
サキソフォーン:Sax
ソプラノサックス:Ss
アルトサックス:As
テナーサックス:Ts
バリトンサックス:Bs
フルート:Fl
クラリネット:Cl
エレキギター:Eg
エレキベース:Eb
ピアノ:P
ウッドベース:Wb
ドラムス:Dr
パーカッション:Pc
第一部(11:30~)
司会担当は杉山千絵さんで、昨日と同じ。
曲名のカナ表示は、(修正も加え)プログラムから写しています。
団体名に付与した番号は、高校の部1日目からの連番です。
16 矢掛町立矢掛中学校・岡山県立矢掛高等学校
やかげニューアローズ ジャズオーケストラ(岡山)
高校の部長は4回目、中学の部長は3回目の出場で、指揮者がいます。
①サー デューク
スティービーワンダーの超有名曲。このタイトルだけでメロディーが浮かび、体を揺すってしまう^^)方も多いでしょう。
ビッグバンド祭り、最終日のトップ曲としても最適!
Sax隊が7名と豪華ですが、ソロが1回だけなのはチト寂しい。
②イン ナ メロウ トーン
そのSax隊が8名になるが、譜面通りの真面目な演奏と言う感じです。
③ユー ハブ ゴット ア フレンド イン ミー
メンバーが多いのにソフトな演奏で、ムードを重視しているみたいです。
バッ、バッ、とブラスに歯切れ良さがあると観客も喜びますよ。
17 神港学園神港高等学校 神港Now On Sale Jazz Orchestra(兵庫)
近くにある学校へ楽器を取りに行き、制服でそのまま来たと言う印象です。
シャツが乱れていますよ^^;
上からTp2人、Tb2人、Sax4人と明らかなメンバー不足。
①プラウドメアリー
アイク&ティナ・ターナーでも有名だが、クリーデンス・クリアーウォーター・リヴァイヴァル(CCR)の方がしっくりする。
ノリノリでやって欲しいが、パワー充填不足。Drが一人頑張っていた。
②ブルースカイ
音が流れるので、パート間のコンビネーションに気を付けましょう。
③サザン エクスポウジャー
初ソロのAsとTpに華やかさがあった。
生徒数は、男子933名・女子50名(2015年6月現在)とあるので、メンバーを増やせる素地は充分にあります。部員数を増やして演奏の幅を広げましょう。
18 和歌山県立粉河高等学校 KLB〈粉河ラテンバンド部〉(和歌山)
上下黒でビシッと決めていた。
Tbが3名とやや弱いが、Eg+Eb&Drで元気を注入していた。
①ダンシング メン
Bsソロに手拍子が入るのは珍しい事です。
ここのスターはDrで、的確でリズミカル。
これだけでレベルが高い印象を与えます。
②マジック フリー
Wbが入り、テンポが速い曲になる。
Drが全体を引っ張っていて、ブラスはそれに合わせている感じです。
基本がしっかりしていて、強烈で、印象的なドラミングでした。
ここまでで、「このDr最高!」とメモにある。
インタビュー:多くの演奏活動をこなしてきた3年生は、
このSJFで引退だそうですが、楽しかったと感想を述べていた。
毎日5時間の練習をしてきたそうで、その成果が表れていましたよ。
19 広島県立福山工業高等学校 FTHC(広島)
Tp3人、Tb2人とメンバー不足。指揮者はJAJE副会長です。
3年生は3人ですが、2年生8人、1年生8人なので来年はどうか。
ビッグバンドの基本構成はブラス13名(4・4・5)+G・B・Dr・Pの17名です。
ビッグバンドの譜面は殆どがこの構成で書かれています。
レギュラーに2桁以上+下級生のサポートで何とかなると思います。
釈迦に説法となりますが、部員増をなんとか宜しくお願いします。
①スクラップ フロム ジ アップル
パンチをかまして演奏開始。
ソロが弱いが、演奏が進むと良くなり~Tsが○でした。
②モーメンツ ノーティス
Drは右手の指に包帯巻いていたが、必死に頑張っていた。
ソロは何とかレベルを維持していたが、盛り上げ方に工夫が欲しいところです。
20 神戸村野工業高等学校 神戸村野工業高等学校音楽部(兵庫)
ここもメンバー不足に苦しんでいたが、Tb×3以外は一般的な布陣です。
2年前、バークリー賞を獲得したメンバーが出て驚かされました。
①イージー マネー
ソリスト不足で、同じ人による楽器持ち替えのソロがあった。
②プンタ デル ソウル
アンサンブルに難があったが、後半軽快な感じになる。
対処法が見えてきました。
優秀なOBによる指導が、重要なポイントのように思います。
21 関西大学北陽高等学校 ジャズバンド部(大阪)
ここまで来るとレベルが上がってきます。
ブラスは標準的な布陣で、EgにEb。
黒シャツで決めていて、見ていて安心感がある。
①サマー タイム
軽快なAs~Tsソロですが、Tpのフラツキは緊張のせいでしょうか。
②ブルー ボッサ
ケニードーハムの曲で、コンガが入る。
アンサンブルは良かったが、ソロがチト弱い。
③ハイ メンテナンス
メンバーチェンジを経て、この布陣が一番素晴らしい。
ゴードングッドウィンの難曲に挑戦していたが、アンサンブルがGood!
更に、尻上がりに良くなる。
曲による担当があるので、この布陣で通すのは無理なのか。
Asも◎+花丸で、聴き惚れた。
インタビュー:部長+副部長2人が受けていた。
「練習の成果でソリが合わせられるようになった。」
「部員の意見を取り入れながら進めています。」
ジャズとは本来そう言うものだと思う。
自分達で工夫して推し進め、練習で問題点を見つけて解決していく。
そうあって欲しいですね。
22 帝京高等学校 帝京高校SWINGING HONEY BEES(東京)
過去、個人賞や団体賞の獲得経験がある帝京高校です。
昨年出場しなかったので、メンバーがほぼ入れ替わっていたが、
演奏スタイルもすっかり変わってしまった。
①オン グリーン ドルフィン ストリート
ノリの良いAsをフューチャーした曲ですが、そのAs君の席が無い。
後ろは満席で、曲が終わるまで立っていた。
②ニューヨーク ステイト オブ マインド
マイクを持った女性が登場して、凄い事をしでかした。
会場を包み込むような、張り上げる声量で歌い出したのだ。
客席も口あんぐり^^)
このVo.を1曲目のAs君がサポートしています。
審査員は顔をしかめているのか、はたまた苦笑いか。
帝京高校の演奏から入場した人は、ヴォーカルコンテスト?
と思った事でしょう^^)
演奏内容を審査しているので、評価されないのでは?
曲そのものが無かった事になるかも^^;
でも、これが終わると、大拍手!
③イッツ ドント ミーン ア シング
スイングしなけりゃ意味が無い、と言った方が分かり易い。
女性Vo.はバンジョー持って着席。
メンバ―チェンジもあってAs君も着席。
女性Asソロに始まってソリスト次々が登場する。
レベルが高く華やかな感じがするし、ショー的要素も盛り込んでいる。
パフォーマンス賞を狙っている雰囲気だが、Vo.をやらかしたので難しい。
インタビュー:ジャズらしさ求めて練習し、スィング感を求めてきた。
演奏中アイコンタクトを取りながらの練習も成果を挙げたと思う。
実は、昨年の高校の部1日目の富士学苑中学高等学校でVo.がありました。
最終結果は神戸市民文化振興財団賞で、Vo.も演奏もJazzを感じさせる素晴らしいものでした。
しかし、今回のVo.は?でした。
演奏に寄り添い、Jazzを感じさせる Vo.だと、審査員の心を動かせたかも知れませんね。
今の所 Vo.に与えられる賞はないので、脇役に徹した方が良かったかも。
(ヴォーカルに関して修正追記:2015.09.04)
ゲスト演奏
甲陽音楽院ディレクターバンド
メンバー:Ts古谷光広、Tp広瀬未来、P堀智彦、B上山崎初美、Dr松田“GORI”広志の各氏。
広瀬未来(みき)さんは高校の部1日目で男性であることを説明したが、名前から紅一点としか思えない上山崎初美さんも実は64歳の男性で、「関西ジャズ協会常任理事を務め、関西のジャズシーンの活性化に貢献する傍ら、後進の育成のため、ジャズベース、ジャズアンサンブルの教室を開校。」
とあります。
初めて子供が誕生し、あまりの美しさに、このような名前にしたのでしょうか?
Art Blakey & The Jazz Messengersの名曲を演奏していた。
-休憩―(30分)
第二部
23 伊丹市立伊丹高等学校 ICHI☆ITA JAZZ Ensemble(兵庫)
昨年、富士通テンベストサウンド賞を受賞したが、毎年何かの賞を獲得しているハイレベル校です。
①シンデレラ ワルツ
ドカンとかまして~Pソロがあり、肩にタオルのTbソロがうねるようなサウンドでGood!
②ラテン ダンス
メンバーチェンジがありSaxを1曲目の5名から7名に増やし、Tpは2名減の4名にしていた。
ラテンだとDrが重要ポイントですが、ここまでの優秀Drと比べるとやや弱い。
しかし明るい曲調で、楽しめる演奏でした。
Egソロの後、女性Asソロが◎です。
インタビュー:毎年、現部長に副部長、次期部長に副部長の4名が出てきます。
バトンタッチを受ける方が「先輩を越えて行きたい!」と力強い発言でした。
24 柳学園中学・高等学校 Swinging Willow Jazz Orchestra(兵庫)
高校生17名、中学生14名の淡路島で唯一の学生ビッグバンドだそうです。
部員数からするとTb3名は少ないですね。
TpにSaxは6本なので、全体のバランスより本人の希望を重視しているような気がします。
①マンボ イン
その少ないTbのソロがあり、Bsに繋ぐラテンサウンド。
Bsが2本あって両方が女性! 女性が大好きなバリサク!
時代は変わりましたね^^)
②ディス クッド ビー ザ スタート オブ サムシング ビッグ
Pcが退場してWbが登場。女性Drの思い切りの良いナイスなプレイ。
楽しいアンサンブルが始まり、Tsソロがハイスピードで○。
ノリの良さに感動した!
インタビュー:部長は2年生のバリサク大好きさんでした。
大きな楽器を可愛いと思える包容力のある女性です(勝手な想像^^)
コンマスは、思い切りの良い2年生のDrさん。
25 広島学院高等学校 広島学院・ジャズ・オーケストラ(広島)
今年はバンド人数が多くて、パワーがある。
と自らプロフィールに書いています。
開始時、ブラスは上から5人6人8人と規格外のスケール。
リラックスした指揮者が、ダンスしながら指をパチンパチンしています。
①ライク サンダー
何故かTbが立ったままの演奏。男子校なのでそれだけで迫力を感じます。
ソロが其々の水準を維持していました。
②タイム トラック
Bgの演奏に大音量のブラスが被さるので、バランスが?です。
スケール感を出そうとしているので、選曲が重要だと思う。
③ハイ メンテナンス
これは選曲がGoodです。
バスTbの図太いソロが、重量級ブラスに負けなかった。
インタビュー:(代表者が)音楽をあまり知らない人でも楽しめる演奏をしたい。
司会の杉山千絵さんがとてもいい言葉です、と言っていたが、全く同感です。
難曲を演奏して誇示するのが良いバンドでは無く、
楽しさや感動を与えることが出来るバンドが素晴らしいと思う。
26 京都府立工業高等学校 Mambou Jazz Band(京都)
上からTp×5+Tb×5+Sax×6。
ビッグバンドの基本構成はブラス部門13名なので、それぞれ1名+しています。
バランスに影響を与えず、奏者を増やす場合の基本形です。
このスタイルを見ただけで、「おぬし、出来るな!」と思ってしまう。
スケールを大きくしたい場合は、これを参考に。
①エマージェンシー ストッピング オンリー
軽快な演奏で、Tbソロ~Tpソロへ繋げていた。
②ドリーム オブ リターン
BsがEbに持ち替えるという、あまり見られないパターン。
Tbソロが始まり、Egソロが抒情的~Tbをフューチャーした演奏。
③トランペット ブルース
タイトル通り、Tp5名が前に出てソリ~Tbが調子を取って、Sax隊のソリ。
TpのソロがTpのソリになり、Sax隊のソリへ繋げる。
TbとTpのソロバトルも用意していて、まるでパフォーマンス劇場!
動画にしたいくらいですが、1本取られた!と言いたくなる。
27 名古屋市立向陽高等学校 Seven Sounds Jazz Orchestra(愛知)
緊張感が高まる、昨年と同じトリ前の位置です。
ブラス部門13名で挑む標準的な布陣で、制服での登場。
①ジ イントリピド フォックス(the intrepid fox)
プログラムにあるカタカナで調べても出てこない。
トリフィドではないかと再度調べてみるとTriffidsで人食い植物が出て来る昔のパニック映画の予告編が出てきた^^;
演奏を聴いてパニックに陥ることがなかったので、おかしいとは思っていた。
名無しさんからコメントを頂き、頂いた英名で調べると、
Freddie Hubbardの素晴らしい演奏が出てきた↓
https://www.youtube.com/watch?v=6IMJOG-ukFU
(貴重なコメントありがとうございました

女性Drが○で、Tpソロバトルが元気な演奏でした。
②ゼア イズ ノー グレーター ラブ
知っているものでは、マイルス・デイビス / フォー&モアの6曲目に入っています。この2曲目が、メインのようです。
ミュートのTpとTbで抑えたスタート。
Drはソフトなブラッシングからスティックに持ち変え、曲調を派手に。
難曲に挑戦している印象だが、アンサンブルが見事。
Tbソロで、静かに終わる。
波が押し寄せ、派手になって、引いて終わる。
そんな感じ。
意表を突いた作戦ですが、これを審査員はどう見るか。
当然、拍手や歓声は、それなりという事になる。
個人的にはガンガン盛り上げて欲しいが、
良し悪しじゃなく、好みの問題ですね。
28 兵庫県立高砂高等学校 Big Friendly Jazz Orchestra(兵庫)
泣き笑い? これで終わりの Big Band
聴いているこっちが緊張します^^;
布陣は、Tp6名、Tb5名、Sax5名の迫力重視。
負けへんで~、の気構えが感じ取れる。
①インディアン リフズ
Sax隊が前に出てソリのハイスピード曲。
圧倒的な迫力で聴衆を引き付ける。
TsとAsが残ってソロバトル。そこへDs(2年生今池輝一)が入り込み、
ブラスアンサンブルと対決するような、激しい気迫のソロ。
的確でリズミカル+迫力です。
皆さん、目が覚めたと思います。
②ジャイブ アット ファイブ
Drが女性にバトンタッチし、
興奮を冷ますようにTpとTbにミュートを被せて楽しく演奏。
バスTbとTbが対話するような掛け合いソロ~同じくミュートで優しく。
ソフトに、ソフトに終わる。
③ハッピー ゴー ラッキー ローカル
エリントンナンバーですが、こちらで↓雰囲気が分かります。
https://www.youtube.com/watch?v=owOs8ewKw2k
PとWbの掛け合いで始まるスローな曲。
Asがレイジーに奏するが、この音出しに苦労したと思う。
Bs、Ts、Asが順に、都会的でけだるい感じを演出。
この後のClソロがメロディアスで良かった。
更にソロが続き、終った後にどよめきです。
難曲ですが、耳の肥えた神戸市民に感動を与えた。
インタビュー:演奏が楽しくて最高でした。3曲目は他の楽器とのタイミングと距離感を掴む練習に時間を費やした(Wb:今池部長)
Big Friendly Jazz Orchestraのメッチャ楽しい演奏の様子は、
BFJO 第33回青春チャリティーコンサート(2014.07.20・祝)↓
https://arukuno.seesaa.net/article/201507article_5.html
をクリックするとご覧いただけます。
ゲストバンド
野々村明&グローバルジャズオーケストラ
審査が長引いた場合、演奏に融通が利く野々村さんを用意してきた。
昨年も、(片岡雄三・Tbを加えた)グローバルジャズオーケストラでしたが、演奏が終わって40分も待たされた^^;
今年はスタッフ側と話し合っているようです。
審査が長引いた場合に備え、100曲用意していると言ってた^^;
意外にも、1曲の追加だけで、表彰の準備に移りました。
発表される内容を聞き逃したらいけないので(最前列はビデオ撮影の為座れず)2列目に移動。
この時、第35回NABL Big Band Jazz Festival(2015.06.14・日)で顔見知りとなったBFJOの応援団長、toshiさんが後ろの席にやってきました。
左腕にスタッフが付けるような撮影許可の腕章を付けています。
聞くと、音楽雑誌からから依頼があり、記事を投稿する可能性があるとか。
中学生の部からの取材なので、大変です。
横に来て頂き、暫らくお話しを伺った後、
表彰式です。
講評:宗清洋氏
実力が伯仲していて、審査に時間がかかりました。
最近、押しなべて能力が向上してきたのは喜ばしい事です。
求める楽譜が簡単に手に入る様になってきたことも、その要素に入っています。
来年以降も更に素晴らしい演奏を期待します。
と言うようなお話しでした。
-表彰ー
発表された順に書き記しました。
団体賞の15番までは昨日の出場団体です。
個人賞は本日の物です。
昨日の個人賞は、高校の部1日目に記載しています。
[特別賞]
[甲陽音楽学院賞]
21 関西大学北陽高等学校 ジャズバンド部(大阪)
[ヤマハ特別賞]
24 柳学園中学・高等学校 Swinging Willow Jazz Orchestra(兵庫)
[バークリー音楽大学賞]
18 和歌山県立粉河高等学校 KLB〈粉河ラテンバンド部〉(和歌山)
小谷健士郎(2曲目Ds)
21 関西大学北陽高等学校 ジャズバンド部(大阪)
鶴野友介(3曲目As)
[ナイスプレイヤー賞]
18 和歌山県立粉河高等学校 KLB〈粉河ラテンバンド部〉(和歌山)
木村大輝(2曲目Wb)
23 伊丹市立伊丹高等学校 ICHI☆ITAZ JAZZ Ensemble(兵庫)
井上朋香(1曲目Tb)
前田京香(2曲目As)
26 京都府立工業高等学校 Mambou Jazz Band(京都)
Tp5名全員
永野雄己(ながのゆうき)
吉見皓陽(よしみこうよう)
井上翔馬
余田香実(よでんこうみ)
高見七菜子
(読みと漢字変換でも泣かせてくれました^^)
28 兵庫県立高砂高等学校 Big Friendly Jazz Orchestra(兵庫)
松田マリア(リードTp)
栗山愛奈(2曲目Tb)
塩谷明日香(2曲目Tb)
大西佑佳(As持ち替えCl)
今池輝一(1曲目Ds)
輝一君はJrバンドに所属する2年生なので、来年も出場します。
2年連続のナイスプレイヤー賞は富士学苑中学高等学校の外川綾乃さんが獲得しています。
それを狙える位置にいます。
松田マリアさんも2年生なので、狙えますね。
(unknownさん、toshiさんからのコメントで加筆修正しました。)
[団体賞]
[優秀賞]
9 愛知中学・愛知高等学校 愛知中学・高校吹奏楽団(愛知)
10 名古屋市立工芸高等学校 Kogei Highsonic Jazz Orchestra(愛知)
13 名古屋市立工業高等学校 Blue Bone Jazz Orchestra(愛知)
14 兵庫県立国際高等学校 Hoppin’ Note(兵庫)
27 名古屋市立向陽高等学校 Seven Sounds Jazz Orchestra(愛知)
[ベストパフォーマンス賞]
18 和歌山県立粉河高等学校 KLB〈粉河ラテンバンド部〉(和歌山)
[ベストスイング賞]
24 柳学園中学・高等学校 Swinging Willow Jazz Orchestra(兵庫)
[富士通テンベストサウンド賞]
26 京都府立工業高等学校 Mambou Jazz Band(京都)
[神戸市立教育委員会賞]
23 伊丹市立伊丹高等学校 ICHI☆ITA JAZZ Ensemble(兵庫)
[神戸市民文化振興財団賞(スーヴニール賞)]
11 甲南高等学校 KONAN Brass Ensemble(兵庫)
[JAJE会長賞]
12 富士学苑中学高等学校 Moon Inlet Sounds Orchestra(山梨)
遠方の為、昨日、山梨に帰っちゃいました。
昨年の神戸市民文化振興財団賞からワンランク上がったみたいです。
(2015.09.04 加筆修正)
[兵庫県知事賞]
15 名古屋高校生ビッグバンド Free Hills Jazz Orchestra(愛知)
昨年と同じ知事賞を受賞しました。
残るはグランプリしかありません。
今池部長は感極まって泣きそう。
(私は、なんとか涙をこらえています。)
そして、いよいよ
[神戸市長賞]が
兵庫県立高砂高等学校 Big Friendly Jazz Orchestraに、
授与されました(輝一君の姉、今池友香部長)。
2階から移動してきて、
前の方に座る部員たちは歓喜×歓喜の大騒ぎ。
(私も興奮してボケ写真^^)
勿論、会場の大多数もこれを予感していたかのような、大歓声。
必死に練習してきたでしょうけど、プレッシャーをものともせず、
本番では楽しみ乍ら演奏してこれですから、
ハラハラ心配していた私達をどうしてくれるの?と言いたい^^)
席を立ち通路へ移動すると、ハンサムボーイの輝一君が立っています。
気安く肩を叩いて、その栄誉を称えました。
次は5連覇!
とプレッシャーかけたくないけど、
周りがそう思っています^^)
ホールを出て、階段降りるとき、
「おばあちゃん、次は5連覇よ~」
と奏者のご親族でしょうか、楽しそうです。
楽しんで演奏すればOK牧場!でした。
来年もこの調子で突っ走って下さい。
2016年は
8月19日(金)中学生の部
8月20日(土)高校生の部 1日目
8月21日(日)高校生の部 2日目
となっています。
このSJFは夏休みの宿題演奏会ではありません。
SJFを目指している団体は、
今から練習や演奏活動に力を入れると、
丁度いい感じになると思います。
楽しく演奏して、各賞を狙ってください。
会場を出たのは17:48。
また来年、お会いしましょう

とんでもない長文を最後までご覧頂き、ありがとうございました

この記事へのコメント
unknown
大変だと思います。これからも楽しみにしています。
昨年のブログを読んでいて気がつきましたが、
富士学苑中学高等学校で2年連続でNP賞を受賞している
ようです。
アルクノ
富士学苑中学高等学校は何時も楽しみにしているバンドで、今年もGoodな演奏でした。
私も昨年の記事を確認すると、外川綾乃(P)さんがNP賞でした。
今年も、外川綾乃さんが2曲目で獲得しているので2年連続になりますね。
チェックして頂き、感謝します
早速、本文を修正しました。
ジャズ関係はたまにしか投稿しませんが、最もアルクノが興奮するジャンルとなっています。
もう少し冷静になって、慌てず、振り返りながら執筆していきたいと思います。
ありがとうございました
toshi
アルクノ
やっとこさ、書き上げることが出来ました。
中学生の頃、読書感想文を苦労して仕上げていたのを懐かしく思い出します
高砂BFJOは、命が続く限り応援して行きたいと思っています
取材投稿の件はそうなんですか・・。
そのようにぼかしておきました。
「皓」ありがとうございます。
速攻でコピペしました
yokkosan
涙が出そうになったアルクノさんが羨ましいです
私、絶対に泣いてしまうと思います
toshi
もうひとつ、情報を。高砂の個人賞もらったリードtpの松田マリアさんも2年生なのでこれからまた1年間ハイノートなどが聴けますので、楽しみにしててください。
アルクノ
予想はしていても、メンバーの喜び方を見ると、同じように感動します。
泣いてしまうと、コンデジの液晶画面も、メモ用紙も見え無くなるので必死でこらえました。
でも、胸が熱くなります。
来年5連覇となると、嬉しくて、泣くかも知れませんよ
アルクノ
そうでした、松田マリアさんは2年生でした。
2人とも2年連続NP賞の可能性がありますね。
来年になると忘れている可能性があるので、その時は又宜しくお願いします
てくてく
こんなに多くの高校に、JAZZバンドがあるんですね。
レポから、各校の熱演の模様が伝わってきますが、それにもまして、アルクノさまの2日間にわたる熱心なレポと、JAZZに対する情熱、豊富な知識に感動・感心します。凄いですね。
各校、切磋琢磨されて、又、来年出場されるのを期待するとともに、アククノさま応援のBig Friendly Jazz Orchestra、5連覇達成のレポを楽しみにしています。
2日間の、熱血レポお疲れ様でした。
てくてく
アルクノ
ほんと、ホッとしましたよ。
他校は高砂に追いつけ追い越せで、頑張ってるんですけど・・、
(アルクノの目からは)
その差は宗清さんの言葉以上にあると思います。
他校は「追い付きそうだったのに、また離された。」
だと思います。
私も高校生にビッグバンドがあるなんて、
それすら知らなかったのに、
新開地音楽祭で高砂BFJOに出会ってから、
心に火が付きました。
それで、この様な文章になっています^^)
心を揺さぶられる演奏だったのが、きっかけでしたね。
その出会いが無かったら、このブログにJazzのジャンルは生まれなかった。
なので、BFJOには感謝しています。
私の知識はたいしたことありませんが、
半世紀近くJazzを聴いて来たことが役に立っています。
高砂に追いつけ追い越せで、更にSJFが盛り上がる事を期待しています。
5連覇達成を願っていますが・・、
その先も見据えています^^)
yoppy702
この記事の始まりから、この事が気になって、気になって、読んでいても、上の空になってましたので、最後の「歓喜×歓喜」を十分に味わって、気持ちが落ち着いてから、最初から読み直しました。
5連覇も、アルクノさんという強い見方がいる限り間違いないでしょう!(^^)
今池部長の授与される姿も素適ですけど、その下の写真、部員達の大騒ぎが素晴らしい!
クシャクシャな顔も青春にはとてもよく似合っています。
アルクノさんのカメラも、もらい泣きでブレる程ですもん。(^^)
最初に↑を書いたら、次が書けなくなっちゃいました。
付録程度なので無視してください。
全然解ってなかったのですが、この大会は、楽器の演奏のみが対象なんですね。
帝京高校は、その事を知らずに?
もし、知っていてやったのなら、革命児ですね。
この大会は別にして、Voさんの、アルクノさんの評価はどうでした?
1日目の「広瀬未来」さんが男性というのに、エッ?と思いましたが、「上山崎初美」さんの名前を見た時、へぇ~女性のベーシストや (^^)と思いましたから、ショック(?)でした。
しかも、64才!
アルノさんの説明を見ると重鎮なんてすね。
上山崎さん、失礼しました。
そういえば、ボクの同級生に、「裕美(ひろみ)」って言うのがいました。
勿論、男です。(^^ゞ
アルクノ
最後まで伏せていたのは・・、
作戦です^^)
5連覇については、今年ナイスプレイヤー賞を獲得した二人が来年も出場するのが最大ポイントで期待しています。
私のブレ写真は、その場の雰囲気を表現しているかも^^)。
実は昨年の高校の部1日目、
富士学苑中学高等学校(山梨)が、
1曲目の「スルー ザ ファイヤー」が女性ヴォーカルで、Jazzを感じる素晴らしいものでした。
それを書いておくべきでしたね。
加筆したいと思います。
その、富士学苑は優秀賞以上が決まったが、翌日の最終決定でも優秀賞のままでした。
Vo+演奏内容が良かっただけに、Voがそうさせたの?と思いました。
ネットだと、演奏規約が見れませんが、
声を楽器として扱う「デビダバ」のスキャットであればいいような気がします。
審査員の方達は楽器に専念しているので、想定していないのでは?
と思います。
今回のVoですが、残念ながらスイング感がイマイチでJazz?でした。
「会場を包み込むような、張り上げる声量で歌い出したのだ。」です。
後ろのビッグバンドも飲み込んでいた!
「曲そのものが無かった事になるかも^^;」
は踏み込み過ぎですね。
私が審査員だったら、デス。
「上山崎初美」さんの性別で、ショックを受けましたか^^)
メンバー名だけだと、読者に誤解を与えると思い、ここははっきりしておかねばと思いました。
もし男性から💙レターが押し寄せたりすると、迷惑かけますからね^^;
裕美(ひろみ)で男性ですか!
頭に「ゴウ」がつくと、
元気な男性・50代と言うイメージですが^^;
とわ
兵庫県立高砂高等学校、4連覇!
おめでとうございます
強豪ですね
どのバンドも素晴らしくて本当に審査員泣かせ。
それぞれに、賞がたくさんあって
最終優秀賞は取れなくても
嬉しいし楽しめますね。
2日間に渡りアツアツ実況中継、
お疲れ様でした~!
アルクノ
他校が追い付こうとしたら、また離されて、高みへ行ってしまう高砂高校です。
高校生ですから3年経過すればすっかりメンバーは入れ替わります。
なので、4連覇は凄い事だと思います。
色んな賞があるので、それを選出する審査員が一番責任重大ですね。
優秀校が続出すると嬉しい反面、頭を悩ます事になります。
でも、それを目指して頑張って欲しいし、私も微力ながら応援しています。
個性的なバンド、ハイテクニックバンド、演技力のあるバンド^^、など色々あってホント楽しいです。
この実況中継が無事終わると、今年のアツイアツイ夏も終わりです。
いただきま~す
Swingできないオヤジ
よって、毎年新たなバンドとも言えると思います。
昨日で、市長賞をとった今池組の3年生も卒部ですね。
苦しい時期、まわりの言葉に悩んだ時もあったと思いますが、それを力に、自分の言葉として感謝の言葉に変えられる素晴らしい成長の面もあり、次のステップに進んでほしいですね。
アルクノ
以前は人数が不足して2年生から応援と言うのもあったみたいですね。
私は8年前からBFJOのファンになったので詳しくは知りませんが、昔はメンバー揃えるのに苦労したと言う話を聞きました。
最近は実力のある2年生ををレギュラーバンドに投入する事もあるようで、ナイスプレイヤー賞を獲得した二人の2年生には来年も大いに期待したいと思います。
更に、レギュラー、ジュニア、エッグと学年による組み分けをして、其々にリーダーやコンマス、パート長等、組織もしっかりしているのが素晴らしいです。
次のレギュラー―バンドがデビューコンサートを行うと同時に、今池組が引退という事らしいです。
で、もうすぐそれがあります。
私は行ったことないんですけど^^;
7月の高砂文化ホールで行われるチャリコンでは、毎年部長が感極まって言葉に詰まる、と言う場面があります。
苦労した事、感謝する気持ち、それらがいっぱい詰まったスピーチです。
部長が変わるのは毎年毎年なので、次の石田部長がしっかり引っ張ってくれるものと思います。
私は外野から応援するしかないですが、頑張ってくれるものと信じています。
今池部長の「演奏が楽しくて最高でした。」で、グランプリですから
その調子でいけば来年も大丈夫です
貴重なコメントありがとうございました。
今後も高砂BFJOに関心を寄せて下さるようお願いします
名無し
いつもアルクノさんのブログを楽しんで読ませていただいています。特にSJFのレポ記事は毎年楽しみにしています。二日分もの熱心なレポ、お疲れ様です!
(そういえば向陽高校の一曲目は「the intrepid fox」だそうですよ。)
アルクノ
毎年楽しみにしてくれているなんて嬉しいです。
SJFのファンの方ですか?
私も毎年熱を上げています^^)
向陽高校の一曲目を英名で知らせて頂いたので、検索しました。
すると、Freddie Hubbardの素晴らしい演奏が出てきました。
成程と納得の上、加筆修正しました。
今後もお気づきの点がありましたら、気軽に書き込んでくださいね。
多方面の方からコメントを頂いて、より正確な物になって行くと思います。
貴重なコメントをありがとうございました
甲南保護者
こんにちは。
甲南KBEの保護者の者です。
息子が現在KBEの中学に所属しています。
交歓演奏会等で高砂高校の演奏を聴くと
やはりレベルの違いを感じます。
部員の層も厚くてとても羨ましく思います。
甲南は近年、新入部員が少なく部員不足が深刻です。
中学単独でのバンド編成が不可能で時々、高校バンドに
出演させてもらっているのが現状です。
今年のSJF大会は中学の部には不参加との事です。
将来、廃部にならないか心配してます。
男女共学化になれば良いのでしょうが・・・
アルクノ
今年の第32回SJFを楽しみにしています。
甲南Brass Ensembleの演奏も楽しみですが、中学の部は出られないんですか。
昨年の「第16回 Students Jazz Live(2015.04.26・日)」でも部員不足を嘆いていました。
HPも↓
http://blog.livedoor.jp/sjl/
昨年4月から更新されていないので心配です。
高砂BFJOは御存じのように日本一の高校生ビッグバンドになりました。
下地となる中学生がいないのに、これだけレベルを維持し続ける事に後援者としても驚いています。
是非、7月18日(祝)高砂市文化会館”じょうとんばホール”で開催される第34回青春チャリティーコンサートにお越し頂いて、その楽しい演奏に酔いしれて欲しいです。
女性に頼らない、肉食系の甲南が魅力です。
部員増を願っています