山友にも紹介したいと思い、同じ時期に再チャレンジした。
2年前はコースが長いという事で、
六甲山系・紫陽花トレイル 前編(2012.06.27)↓
https://arukuno.seesaa.net/article/201206article_8.html
六甲山系・紫陽花トレイル 後編(2012.06.27)↓
https://arukuno.seesaa.net/article/201206article_9.html
に分けました。
極楽茶屋から杣谷(そまだに)峠まで、思った以上に神戸市の市民の花、紫陽花が多かったので「紫陽花トレイル」と名付けました。
今回はコース説明を簡単にし、一つの記事に纏めてみようと思うが、如何なりますか。
その記事で紹介したコース概略です。
神鉄・有馬温泉駅~紅葉谷~極楽茶屋~ガーデンテラス~記念碑台~前ヶ辻~丁字ヶ辻~三国池~六甲山牧場正門~六甲山牧場南駐車場~杣谷峠~穂高湖~徳川道~神戸森林植物園=送迎バス=北鈴蘭台駅で、歩いた距離は約18km。
ポイントは、
有馬温泉駅は357mの標高だが、紅葉谷は同866mの極楽茶屋を目指すので、随所に急阪があってややハード。
徳川道の下りには石段が多いので膝に負担がかかる。
の2点です。
極楽茶屋から杣谷峠までの六甲山上はなだらかで、ドライブウェイもあるウォーキングとなります。
六甲山系を良く歩かれる方だと、コース概略を見ただけでトレイルのイメージが浮かぶと思います。
このコースに沿って歩いたが、今回違う点は・・。
三国池への分岐を見逃し、舗装路をそのまま下ってドライブウェイに入った事。
六甲山牧場正門~六甲山牧場南駐車場はドライブウェイを歩かず、牧場内を歩いた事。
徳川道に入るまでは良かったが、分岐を見誤り、ドライブウェイに向かったのち戻った事です。
全てドライブウェイ絡みの、見逃しや、寄り道、ミステイクでした^^)
しかし歩いた距離は、本線離脱を加味しても約18km。
京都一周トレイルや琵琶湖一周の時以来のLong Walkingになって、久々の3万歩越えとなりました。
杣谷峠から摩耶山掬星台へも紫陽花が続いています。
急な下りが苦手な方はそのまま掬星台に向かい、ロープウェイ~ケーブルを利用しての下山がいいと思います。
でもこの時期、
紫陽花が沢山咲いているのはゴールの神戸森林植物園なのです^^)
2年前は10時半スタートで、ゴールの送迎バスは4時20分。
今回アルクノの体力低下と仲間の休憩時間加算を考え、
スタートを9時にして同じ時間帯のゴールを目指した。
これも、如何相成りますか。
前置きは以上で終了。
以下、コース上の紫陽花を掲載しながら説明していきます。
参加は何時もの5名です。
阪急経由、芦屋川駅からバスで来た京都のSugarさんと有馬温泉駅前で落ち合い、出発(8:57)。
金の湯の前を通ってロープウェイ駅に向かうが、炭酸煎餅製造所の前に紫陽花がある。
ロープウェイ有馬温泉駅前にはヤマアジサイ。
炭屋道への分岐手前でシチダンカ。
群生しています。
分岐の向う側にも。
豪雨時に土管を埋めた土が崩れる道の向う側には、
ヤマアジサイがある(9:30)。
2年前シチダンカには気付かなかったが、ここまでの30分だけで紫陽花と六甲の土地との相性が良いことが分かります。
簡易舗装路を上がると、左に紅葉谷への分岐です。
直進すると湯槽谷(ゆぶねだに)だが、「道がなくなる 行くな」と道標に書いてある。
雨で崩れたのかも知れない。
紅葉谷道に紫陽花はありません。
沢を歩くポイントですが、未明に降った雨の影響が無くて良かった。
実は前日、天気予報が芳しくなかったので参加者への実施のお知らせが夕刻になっていた。
当日の朝確認すると、3時頃に小雨予想。
七曲り滝へとの分岐で小休止(9:57)。
参加者から美味しいカロリー補給がありました。
谷に入って、極楽茶屋までの3分の1程ですが。
途中割愛するが、ヒーハー、ヒーハーの連続となります。
ここを、上がりきると極楽茶屋。
その道路向うにヤマボウシが咲いていた(10:56)。
標高866mともなると、まだ咲いている訳です。
食事をされていた方がいたので聞くと「有馬三山を上がってきた。」と仰ってます。
紅葉谷を下って帰るそうです。
青年でしたが、疲れた様子も無く、夏山トレーニングのような感じでした。
ここから逆コースで六甲縦走路と合流する。
私達も疲れたとは言わず、ガスでけぶる電波塔が立つ小山を越えて、
ガーデンテラスへ向かう。
休憩ですが、そこに紫陽花が植わっています(11:14)。
私は炭酸入り麦juiceで喉を潤す。
プルトップは、身障者支援のために集めている友人に渡します。
ここでウォーキングの団体さんが準備運動をしていた。
暫く私達と一緒に歩きます。
聞くと、岡山や倉敷から来られた団体さんです。
ショートコースは記念碑台往復だそうで、1時間チョイで行って戻れる距離です。
六甲縦走路は下り道になるが、その手前で紫陽花が咲いていた。
みよし観音を過ぎて、ゴルフ場へ向かう。
そこにも紫陽花が沢山あります。
フェンス越しに南を眺めると、ガスは風に流され、
六甲アイランドと、大阪湾が眺められました。
六甲山小学校の前を下ります。
道路向うの記念碑台は、家族連れにも人気があります。
ここにも紫陽花が植えられている。
曇天予報は外れ、陽が差してきました。
階段上がって、手を洗う設備と長椅子がある屋根の下で食事にします(12:06~)。
食後、更に階段上がってトイレに向かう。
展示館には六甲の鉱石や野鳥の剥製があります。
これは学名ウリボウと言う動物では無く、
猪のお子さんです^^)
以前「ウリボウってどんな生き物?」と問いかけられたことがありました。
海を眺めると、ポートアイランドと神戸空港がクッキリ浮かんでいます。
その向うには細長い関空まで。
ドライブウェイに降りて歩道を行きます。
六甲山ホテル前を過ぎると、前ヶ辻ですが、そこにも紫陽花。
丁字ヶ辻から、六甲縦走路は右の脇道に入る(12:54)。
やや登りになり、入り口に動かないワンちゃん(置物)が居る所を過ぎると紫陽花が広がる。
三国岩に向かわず三国池への分岐に入ったが、その後の舗装路をそのまま下り、近道となってドライブウェイに出てしまう。
渡って、右へ行きます。
六甲縦走路と別れ、やがて歩道は車道とも分れて脇の地道に入る。
手入れされていないが、結構な紫陽花です。
階段下ると、六甲山牧場正門です。
料金がどうなっているのか聞きに行きます。
神戸市民で65歳以上は証明書提示で無料です。
京都のSugarさんと、滋賀のNさんは500円必要です。
予定外でしたが入園することにした。
手入れされた紫陽花を撮影。
街中ではこのような動物に触れる事も無い子供達ですが、
自由に戯れる事ができます。
私は紫陽花と戯れています。
この写真だけ見るとアジサイ園みたいですね。
小高い丘に上がると明石大橋が眺められました。
これは収穫でしたね。
南駐車場付近で、神戸チーズ入りの美味しいソフトクリームを頂きます。
「これでダイエットが水の泡だわ」と何方かが仰っています^^)
ここがコースの中間点辺りです。
南駐車場口を出ると、杣谷峠まで紫陽花遊歩道が続く。
道路向うにも。
杣谷峠でトイレ休憩にし、穂高湖に下る(14:28)。
2年前はカヌーに乗った子供たちが賑やかにパドリングの練習をしていた。
今日は、風も無く、湖面が鏡のようです。
上がって徳川道に取り付きます。
下って行くと、徳川道右と道標があるのに、何故か左へ行ってしまう。
急阪になって気が付き、慌てて戻る^^;
戻って10分行くとチラッと紫陽花があった。
やや手振れ。
下り切ると岩を伝って渉るポイント。
前日が豪雨だと、この岩の上を水が流れる事になるので、引き返す事態になります。
ほぼ完成だが、工事中の堰堤を乗り越えるのに汗をかく。
トエンティクロス方向に入ると、直ぐ右に植物園への分岐があります。
新しい木の橋を渡って、やっとこさの東門です(15:37)。
なんとか予定通りの時間帯に到着しました。
しかしここから園内へは20分以上、緩やかに登って行かないといけません。
関所を通過してトイレタイムの後、あじさい園に向かう。
入り口に咲きかけのノリウツギがあります。
漢字では糊空木と書くアジサの仲間です。
和紙を漉く際、糊にこの樹液を使った為ノリウツギの名がついた。
と言うことです。
22日に来た時と比較する為、色の変化をお見せします。
緑色だったアナベルは白くなっています。
22日はシロガクだったが、
その名の通り、鮮やかなベニガクに。
シチダンカもブルーが鮮明です。
薄紫色だがブルーウェーブだとある。
色からするとこちらの方がブルーウェーブみたいだが、
名札撮るの忘れた。
正門前に到着。
缶ビール3本買ってきて、紙コップに分け分けして、
Repic前で乾杯

写真撮るの忘れたので絵文字で^^;
反省会としては、18キロは距離長過ぎ^^;
7月の青春18キップを利用しての日帰りウォーキングは余呉湖に決定。
これも雨天中止なのでどうなりますか。
16:40の送迎バスで全員北鈴蘭台駅へ。
おまけ
22日の時と比べると様変わりの満開。
たった6日間で色も熟女のようになってしまった^^;
我が家の庭に咲くブルースカイです。
今回は紫陽花を主役にし、コース紹介を簡単にしたので一つの記事に収まりました。
もう少し詳しく知りたい方は、冒頭のURLをクリックしてご覧ください。
長文を最後までご覧頂き、ありがとうございました

この記事へのコメント
てくてく
あちこちにシチダンカ、メジャーになりましたが、やつぱり名花で、一際目立ちますね。^_^
六甲アジサイ街道、逆コースは勘弁願いたいコースです。
ア・・・湯槽谷、道なくなる・・・の表示、チャントしたものでしたか。マジックなどの、個人の手書きでしたでしようか。4月湯槽谷峠を通過した時、難路の表示はありましたが、道なしの表示はありませんでした。
もともと、道がある様な無い様な荒れた谷ですので・・・その表示チョット気になりました。
暑い時期、紅葉谷の急登と、植物園までの長丁場、お疲れ様でした。相変わらず、お元気ですね。
てくてく
アルクノ
六甲紫陽花街道、2年経過しても健在でした。
私の足はあまり健在とは言えません^^;
参加者と一緒に休憩したのにしんどかったです。
何とか18キロは歩けたと言う感じです。
てくてく様なら楽に行けるコースだと思いますよ。
炭屋道分岐付近で沢山のシチダンカがあって驚きましたが、持って帰らないようにして頂いて、大事に見守って欲しいです。
湯槽谷の「行くな」の表示は個人による黒マーカーで、新しい感じでした。
4年前、道があるのか無いのか分らないような湯槽谷だったことを覚えています。
こんなとこ行けないと思って引き返した初心者の方かも知れませんね。
豪雨で崩れてなければいいんですけど、お知らせのつもりでここに載せました。
トレイルが無事であればと願っています。
ミルキー
ミルキーの足の方がもう悲鳴を
あげています。
え~・・・ミルキーは歩いてないでしょ
とアルクノさんの声に・・・・・
ブログにてお供させて頂きましたよ。
休憩での炭酸入り麦ジュースはまたまた
格別な物だったことでしょう。
紫陽花もとっても綺麗ですねぇ~
ミルキー家のガクアジサイはもう終わろうとしています。
次は八重の紫陽花が少しずつ咲き始めました。
歩くことなくアルクノさんのブログにて
今そこを歩いているそんな気分です。
アルクノ
私も最後の方では足が悲鳴を上げていたので、それがミルキーさんに移ったみたいです^^)
ガーデンテラスと、ゴールでの麦ジュースが美味しくてたまりませんでした。
2年前に歩いた時、こんなにあるとは思っていなかったので、驚きました。
仲間にもこの紫陽花を見せたいと思っていたので、念願が叶いました
(ブログ上で)一緒に歩いて楽しんでくれて、ありがとう。
長距離で疲れたでしょうから、ユックリ休んでくださいね。
ミルキー家の八重の紫陽花はアップすのでしょうか?
楽しみにしています
yoppy702
所々に咲いているアジサイに目を奪われ、目的を変えようかとも思ったんですが…
咲いているアジサイが新鮮で、やっぱり、六甲のアジサイってイイですね。(^^)
炭屋道の分岐の所にシチダンカが咲いてるんですね。
もちろん、自生ではないですよね。
こんな所に群生してるんですね。
φ(..)メモメモ
湯槽谷の方は、もう行けなくなったんですかねぇ…
でも、道が無くても、てくてくさんやったら行きそうですね。(^^)
ヤマボウシも綺麗ですね。
この写真の後、女性の髪飾りになったんですか?(^^ゞ
ガーデンテラスでは、カレー無しのビール単品やったんですね。
紅葉谷を登ってきた後なので、このビールは、メッチャ美味しかったでしょ。
この日も団体さんが多かったですか?
29日は、あちこちで団体さんと出会いました。
記念碑台のところの展示館には、ウリボウの剥製が展示されてるんでね。
まだ、ここに入ったこと無いんです。
今度、覗いて見ます。
六甲牧場もさすが六甲です。
これだけアジサイがあれば、ホント、アジサイ園ですね。
この時期の六甲は、どの施設でもアジサイが観れるんでしょうね。
神戸チーズ入り、ソフトクリーム…
う~食べてみたい。(^^)
そしてトエンティクロスで森林植物園。
先日のアナベルが、スッカリ色白の妙齢の娘御になって…
ベニガクアジサイの紅色が艶やか。
シチダンカもまだ大丈夫なんですね。
でも、早く、森林植物園に行かなきゃ、シチダンカは終っちゃいますね。
18km、よく歩かれました。
反省会(?)のビールは、身体にシミワタリましたでしょ?
お疲れ様でした。(^^)
アルクノ
炭屋道分岐のシチダンカ、
2年前には有馬(ありま)せんでした^^;
植えられていたが、養生中であまり咲いていなかったのかも知れません。
標高は森林植物園とほぼ同じなのに、色が白っぽいのは、土地の酸性度との関係かも知れませんね。
来年だと、もう少し色っぽくなっているかもデス。
湯槽谷はどうなんでしょう。
峠まで1キロなので、調査に向かってもさほど時間はかからないと思いますよ。
正式な通航止表示ではないので、難路程度かも。
予想だに(ユソウダニ?)しなかった!
(↑ゆぶねだにの誤った使い方デス)
とはならないと思っています
ヤマボウシのこの白さが肌に欲しい!と女性陣は思っていた事でしょう。
飾りにすると比較されるので^^;
ガーデンテラスは大型バスが止まれるので、ツアー客が多いですね。
この紫陽花ルートを狙っているのだと思います。
記念碑台の展示館、正式には「県立六甲山自然保護センター」と言うそうです。
そこに、六甲全山縦走路を含む航空写真が床一杯に広がっています。
色々イベントもあるのでチェックされては?と思います。
六甲山牧場へ紫陽花の時期に入園したのは久し振りです。
種類は少ないけど、部分的にはあじさい園でした。
神戸チーズ入りソフトクリームは濃厚こってり味で、
チェイサーとして水が必要です^^)
森林植物園は色彩的にこの時が見頃でした。
シチダンカはこの後裏返って白くなります^^)
ビールは二度、水みたいにゴクゴク喉で味わいましたが、最高でした。
29日に新神戸駅から後半の六甲縦走!
でしょうか。
18キロどころでは無いですね^^:
投稿を楽しみにしています。
とわ
気持ち玉、どうもありがとうございます。
山に咲く紫陽花はまた、味わいも違いますね。
チーズ入りのソフトクリームですか^^
私の記事でメロンソフト、アップしましたけど
ソフト繋がりですね(^^)/
食べてみたいです。
また、お寄りしたいと思います。
アルクノ
私は楽しく歩けるハイキングが好きです。
なので、HNはアルクノにしています^^)
紫陽花も好きで、山を歩きながらこの様に花を眺められるのはお気に入りになっています。
このチーズは六甲山牧場の牛乳で作った物なので、美味しくて人気があります。
それがソフトクリームになっているので、ダイエットの事は何処かへ飛んで行ってしまいます
メロンソフトも美味しいでしょうね。
私もとわさんの所へこれからお邪魔したいと思います。
此方へは、お時間ある時に気軽に立ち寄って下さい
行き当たりばったり
案内地図以上にわかりやすいですね。
アルクノ
山歩きは大体こんな感じで、写真を含めた文字容量制限枠をほぼ使い切って、投稿しています。
私の記事をコピーして、ガイドブックにされているかも居るようなので、信頼性を維持するためにも頑張っています
最近は京都・滋賀の山を歩いていますが、以前のものには六甲山系も載せています。
もし余裕ができたら、海を眺めながら歩ける神戸の六甲を闊歩してみてください。
楽しいですよ
凡稔
私は6月中旬に風邪っぽくなり体調不良でビールもまずく飲めませんでした。しかし体調も戻りつつありますので、負けないようにまた歩きます。中下旬には一泊二日で甲斐駒ケ岳に挑戦しようと思っていますが、天候やら実力やらで・・どうなりますか。
六甲山系もいいところがいっぱいですね。
アルクノ
このコースは花一杯で、観光施設も通るので美味しい麦juiceも頂けて最高です
距離は長かったけど、紫陽花も色んな種類があるので癒されます。
凡稔さんは体調不良ですか。
地域のイベントや、山登りに、作品の制作まで連日頑張ってこられたので、お疲れが出たのでは無いですか。
休養され甲斐駒ケ岳に挑戦、頑張って下さいね