今年は雨天中止の危機に直面していたが、雨天決行とした。
前日の天気予報では午前中小雨だったが、実際は、植物園に到着して1時間ほど小雨状態でした。
紫陽花は小雨との相性が抜群にOK牧場なのです。
泥濘だらけとなる山歩き+は止めて、紫陽花Only youにしました。
昨年は6月29日に紫陽花鑑賞をしました。
健脚遊子さんと送迎バスを使わず、谷上駅~弓削牧場~森林植物園~学習の森~鈴蘭台駅と歩いた様子は以下をクリックするとご覧になれます。
https://arukuno.seesaa.net/article/201306article_7.html
今回の参加者です。
連続参加は、滋賀から脚力№1のNさんと、六甲アイランドから六子さん。
久し振りの参加は、愛称ケンさんと神鉄木曜ハイク専門家のモクさん。
ナビゲーターはー毎度お馴染みアルクノ。
まず、仲間が神鉄・北鈴蘭台駅に集結します。
そこから無料送迎バスを利用して神戸森林植物園へ。
入園して、園内を散策しながら紫陽花を愛でます。
昼食は園内食堂「Repic」利用なので、装備が身軽な事この上無し!
更に、毎度長文となるコース説明が不要となるので、私としては楽ちん!
次に森林植物園の紹介です。
デカ過ぎるので、ここに載せられる地図にします^^)
この地図で散策した経路を説明します。
正門から入ると森林展示館がある。
その北、西洋あじさい園に向かい、薬樹園も散策して多目的広場へ。
香りの丘を歩いて森林展示館へ戻ります。
Repicで昼食休憩後、南のあじさい園を散策して、長谷池を一周します。
その後、森林展示館前に戻って寛ぐという簡単なコースです。
園内にいたのは10時20分から午後2時10分でした。
神戸市立森林植物園は1940年に開園し、摩耶山の西に位置する総面積142.6haという広大な樹木植物園です。
その広大な敷地を利用し、市内最大規模で紫陽花を育てている植物園です。
珍しいものも含めて25種類、約5万株の紫陽花があり、関西でも屈指の紫陽花の名所となっています。
標高は400m程あって、下界のアジサイが終わる頃に最盛期を迎えます。
なので、6月下旬から7月上旬までに訪れるのがお勧めです。
という事で、今回写真が主体の記事なります。
でも、気合いの入った撮影はしていません。
カメラも極薄コンデジなので、三脚などの機材も不要。
仲間と歩きながら、立ち止まってのOne hand shotで200枚ほど。
補正付きなので手振れはあまり無かったが、ピントのずれ、対象物が動くことによるブレ写真や名称撮影等を省くと、かなり減った^^;
その中から、ましな写真を掲載していきます。
左手に傘を持ち、右手での撮影が続いていきます。
紫陽花の濡れ具合は写真をクリックするとご覧になれます^^)
文章を短くする事ができず、結局薬局、前置きは千文字超えに^^;
紫陽花と紅葉の時期は、30分おきに北鈴蘭台駅前から送迎バスが出てます。
10:05のバスに5名が乗車し、10分後に植物園前に到着。
トイレを済ませ、森林展示館前に出ると、
今にも動き出しそうな馬さん(10:27)。
そこにあった「コンペイトウ」にしてはデッカイ紫陽花を眺めて、
北の「西洋あじさい園」に向かいます。
西洋あじさい園には多くの外来種や園芸品種があります。
紫陽花について少しお勉強しましょう。
野生種はガクアジサイのような形をしていて「額咲き」。
装飾花で覆われて手毬のようなものは人工種で、「てまり咲き」と言う。
1823年に来日したシーボルトは「日本植物誌」に十数種のアジサイを紹介しています。
花全体が装飾花になる種を学名「Hydrangea otakusa」(ハイドランジア(英語読み) オタクサ)として記載していますが、シーボルトの愛した日本人女性のお滝さんに因んだものではないかということで物議を醸したことがある。
紫陽花はそれ以前に、日本から渡った品種が1790年頃イギリス王立植物園に植えられました。
その後欧州各地でも盛んに栽培され、品種改良も積極的に進められて、ピンク・赤・青などの多くの園芸品種が誕生しています。
近年、これらのアジサイが逆輸入され、セイヨウアジサイとして花屋さんの店頭を飾っています。
(ネットより抜粋コピペ)
まず目に飛び込んできたのは、
八丈千鳥です。
次に乙女。
一般的なアジサイ(ホンアジサイ)はまだ色づき始め。
ベニガクはもう五分咲きで、
昆虫も蜜を探しているようです。
次の佐橋の庄は蕾膨らむ。
プリマに、
綿帽子。
クレナイニシキは群生で撮った方がいいでしょうか。
これらは苗畑で育成しているものです。
この奥に土止めの階段があり、上がると園内へ。
行くとアナベルがあります。
蝶が止まっていたのでズームアップ。
更に奥の薬樹園に向かうと、アメリカキササゲが咲いていた。
ぐるりと回って、西洋あじさい園に戻ると、
連弁ガクアジサイ(フラミンゴ)に、
ミカンバガクアジサイ。
広い道から入口へ向かうと、
またアナベルがある。
この右から階段上がると多目的広場です。
もう雨は止んでいて、冒険の丘に赤い帽子を被ったような遊具が見えます。
以前友人の紹介でのボランティアで、ペンキ塗りした事を思い出す。
私が塗ったのは真中の赤い帽子の下辺り。
(一般募集はしていませんので。)
ちびっこ広場を通って、
スポーツ広場に向かいます。
その奥には山小屋の様な休憩所があり、
その手前にはヤマボウシが咲いていた。
あと4ヶ月もたたないうちに紅葉狩りになります。
ここで弁当を食べることに決定!
香りの丘を歩いて行くと、西洋あじさい園に戻る。
富士の滝に、
剣山八重。
深山八重紫に、
モモイロヤマアジサイ。
気に入ったのでもう1枚。
三河千鳥、これは特殊なアジサイです。
周りのガク(装飾花)の部分が無く、
両性花(本当の花の部分)とそのガクがちょっと大きいアジサイです。
つまりガクアジサイのようなガクが無く、手毬型になってガクが回りを覆う紫陽花でも無いという事です。
両性花だけのアジサイで、飾りは不要ということでしょうか。
これが全部咲く姿を見て欲しいと思います。
戻って森林展示館前のRepicに入ります(11:38)。
お昼を過ぎると混むのでは?と思って早めの食事です。
ゆったり40分ほど休憩して、
ヒメアジサイなど眺めながら、
南の「あじさい園」へ向かう。
まずはエゾアジサイ。
次にマヤベニガクと、
ベニガク。
まだ色づいておらず、シロガクとなっています^^)
ここのスターはシチダンカです。
1959年に六甲山系で再発見されました。
ヤマアジサイの変種で、六甲山の特産種。
シーボルトの「日本植物誌」には採録されていたそうですが、
長い間幻のアジサイになっていたという事です。
ヤマアジサイ系のキヨスミサワアジサイです。
咲く前の蕾がまん丸なのはタマアジサイ。
説明には、夏になるとこれがほどけて、花開くとあります。
上の道に出ると、
ヤマアジサイの装飾花に小さな蜘蛛が寛いでいた。
コアマチャの両性花は満開です。
コアジサイの花は終わっていて、
小さなコンペイトウのようでした。
その先で階段下ると、長谷池です。
はにかむ乙女の様なピンクの睡蓮。
睡蓮と蓮をよく混同する方がいますが、これは睡蓮です。
両者の葉は円形ですが、睡蓮にはこの様な切れ込みがあって、蓮にはありません。
睡蓮の葉に水を乗せるとベタッとなるが、蓮の葉だとコロコロと転がりますね。
長谷池を一周して、
ニホンカモシカにもチラッと挨拶して、
ヒメアジサイの前で親切な方に集合写真撮影を撮って貰い、
森林展示館前に戻ってきました。
ケンさんが用意してくれた白ワインで寛ぎます。
私は摘んで食べやすいソフトいかフライを持ってきた。
今後の予定など話し合って40分ほど・・。
Nさんと六子さんは市バスで三宮へ、
残った3名が送迎バスで、北鈴蘭台駅へ。
まだ2時10分なので道路も混んでおらず、スムースに帰れました。
おまけ
最後に我が家のブルースカイ。
標高約300mの土地に咲いているので、
これが森林植物園アジサイ色づき情報となっています。
結局薬局、長文紫陽花レポートになってしまいました。
最後までご覧頂きありがとうございました

この記事へのコメント
yoppy702
この日に行かれるという事でしたので、楽しみにしてました。
雨を覚悟で行かれるようでしたので、谷上駅から歩いて、途中の渡渉は大丈夫かなぁ…と思っていましたが、送迎バス利用で、アジサイonlyとするところはサスガです。
ここのアジサイを観賞するだけでも、かなりの時間が掛かりそうですもんね。
その上、昼食を園内のレストランというのにもナルホドと思いました。
そうすれば、打ち上げのお酒とアテが沢山持参できますもんね。(^^ゞ
流石に森林植物園のアジサイは見ごたえがあります。
これを、全て、2カットづつ載せると、前後編になりますね。(^^)
アジサイ講座、いつもながら勉強になります。
一番観たかったのが、シチダンカ。
やっぱり、ここのは素適です。
いや、行かれた時期が良くて、天候もプラスしてるのでしょうね。
感謝致します。
そして、ベニガクアジサイがフレッシュな紅色で、とっても綺麗。
こんな綺麗なベニガクアジサイは初めて見ました。
八重ガクアアジサイも種類が多くて楽しめますね。
アナベルは、白くなる前なのでもうすこし先のようですね。
これは、下界では、今が見頃になってます。
いやぁ~ホントにアジサイづくしで堪能しました。
そして、とても参考になりました。(^^)
最後のアルクノさん家のブルースカイ…
ウナッチャイます。
昨年も綺麗やなぁ…と思いましたが、やっぱり綺麗。
ナルホド…
このブルースカイが森林植物園のアジサイ開花指標になっているんですね。
アルクノ
28日を予備日にしていたので、延期にする案もあったのですが、久し振りの方が二人も参加するので雨天決行にしちゃいました。
たまには食堂もいいかなと思って弁当無しにしましたが、メニューも色々あるのでいいですよ。
他の4人はスープセットときつねうどんでした。
ツマミも協力して分担できたのでGood!でした、
それに、2時だと帰りもかなり空いていたので驚きます。
曇天で気温も低くてあまり汗をかくことも無く、全てがうまく運んででした。
写真の分量は前編。後篇に分けてもいいくらいでしたが、選んでストーリー仕立てになるよう工夫してみました。
兎に角種類が多いので、カメラマンとしては楽です。
数多く撮影してピックアップすれば何とかなります
今回コース説明がほとんど不要なので仕上げが楽になり、久々の翌日投稿です。
それで、花の説明を増やしましたが、役に立ったでしょうか。
色に関しては曇天の方が紫陽花らしい感じになるかと思います。
影が出ると立体的になると言うメリットもありますけど。
最近人気があるんでしょうか、八重の品種が増えてきましたね。
シチダンカはギリギリOKでした。
中にはガクがひっくり返って、終わっているのもありましたから。
アナベルは今週末ぐらいがいいでしょうね。
見頃はそれぞれ微妙に違うので、yoppyさんも行かれたときにドンピシャのものがあればヨシ!でいいと思います。
毎朝庭の掃除をしていますが、このブルースカイが「そろそろ行ったらどうなの?」と語りかけてくれます^^)
てくてく
写真を拝見した所、多くの品種、まだ少し早い様ですが、そんな事はないんでしょうか。
色々、品種改良されて、それぞれ、あでやかですが、やっぱり、本アジサイやヤマアジサイがすきです。
雨の中、綺麗なアジサイの紹介、有難うございました。
てくてく
アルクノ
全体として、はっきり色づくのはもう少し先です。
昨年6月29日がドンピシャでしたが、仲間の参加率を加味して、この22日と28日を予定していました。
本来なら雨天中止で28日にする所ですが、久し振りの方が28日ダメなのでこの日に決行しました。
結果、水も滴るいい紫陽花がタップリ撮れたので良かったのでは?
と思っています^^)
これを見た方が、まだ間に合うと思って駆けつけてくれると良いですね。
紫陽花の好みはほぼ同じです。
ガクアジサイ系が好きで、ガクが色づき、両性花が開いていく過程が素敵だと思います。
「てまり咲き」では中間色の淡いい色合いになっている状態が、乙女のようでGood!です
ケン
翌日は六甲山頂の自然観察でしたが、バスとケーブルを使いました。さすがに疲れて、反省会には参加せず我が家に帰りました。
どうもありがとうございました。 ケン
アルクノ
翌日の六甲自然観察まで出かけられ、お疲れの事と思います。
この時は、アップダウンのある森林植物園を元気に歩いていたので、以前と変わらない様子でした。
またこの様なショートコースの参加を待っています。
とりあえずビールで
7月のビール工場見学ですね。
此方こそ、ワインまで用意して頂いてありがとうございました
かっぱちゃん
三河にも、紫陽花で有名なお寺があるんですが、同じ種類の西洋紫陽花だけがたくさん植わっているみたいです。
紫陽花の中でもアナベルが大好きなので、いっぱい咲いている写真を見てうっとりしてしまいました。グリーンに近い白という地味な紫陽花なのですが大好きです。最近つらいことが重なって気持ちが沈んでいたので心がほっこりしました(今はもう落ち着きましたが^^;)アルクノさん、ありがとうございました(^^)
アルクノ
この森林植物園は辺り一面紫陽花と言うんじゃないけど、色んな紫陽花が楽しめるので人気があります。
かっぱちゃんはアナベルが大好きなんですか。
真っ白なアナベルより、このように緑がかったアナベルは幻想的な感じがします。
沈んでいた気持ちを持ち上げてくれるアナベルって凄いですね。
実は今日、仲間と山歩きで紫陽花を眺めるハイキングをしてきました。
また後日アップするので、その写真眺めて100%元気になって下さいね
花咲か爺
アルクノ
6月28日でシチダンカはほぼ最盛期でした。
yoppyさんが29日に摩耶山掬星台に立ち寄っていますが、ブルーが真っ盛りでした^^)
そこから六甲山牧場へのドライブウェーは今がお勧めですよ