入退場も観覧もフリーでアーケード&野外で行われる音楽祭です。
神戸で唯一!
大規模で、お祭り騒ぎのストリート音楽祭です。
庶民的なB面神戸を舞台にする「神戸新開地音楽祭」です。
登場するのは、プロ・アマ・セミプロ社会人・シンガーソングライター+もうすぐメジャーさん。
年齢層は、学生・青年・中年・熟年が入り乱れるが、青年~中年が中心。
ジャンルも、ジャズ・フュージョン・吹奏楽・ラテン・ポップス・歌謡曲・ロックにフォークにカントリーと様々。
(クラシックオーケストラは無かったが^^)
一言で表現すると
「あっちも、こっちも、向いているようでいて、元気で前向きな音楽祭」。
総勢180組が登場するらしい。
纏めるなんてとても無理!
チョイスして紹介するだけで手一杯となります。
私は、ほんの一部分を鑑賞しただけなのです。
しかし、有名人も登場する「新開地音楽祭」です。
第14回を迎え、ユニークな音楽祭として成長しています。
知名度も上昇し、観客も全国各地からやってきます。
その1日目のレポートです。
2日目のラストにJazzy Nightがあり、大友孝彰(Piano)&土岐英史(Sax)さんが登場しますが、拝見しませんでした。
昨年もそのお二方が登場しました。
第13回の2日目は↓でご覧になれますので。
https://arukuno.seesaa.net/article/201305article_3.html
2012年の動画の一部が↓公式HPにあります
http://shinkaichi.or.jp/ongakusai/
それには今回の各ステージの出場メンバーや、タイムテーブルも出てきます。
会場では、それらを纏めたパンフレットが頂けました。
しかし全てが同時進行なので、自らの体を移動させながら好みの演奏をチョイスすることになります。
気合の入った前置きは、上記第13回の記事にあります。
なので、今回はさらっと流し^^)、
以下本題です。
湊川駅から地上に出て、更に階段上がると湊川公園です(13:47)。
カメラはデジ一眼にフィルム時代の標準ズームを装着。
美味しそうなものが並んでいますが、お昼食べてきたので~
そこから直ぐ、兵庫区役所側にメインステージがあります。
防護フェンスの設置は昨年の轍を踏まえての事でしょうか。
昨年の有名人は、都合で拝見できなかった山本リンダさんでした。
公園南にアート縁日があります。
いいものがありましたが、音楽祭の本筋から外れます。
2日目に撮影したものと合わせ、何れアップしたいと思います。
その西側に「公園ステージ」。
探すとこの時の YouTubeがありました。
http://www.youtube.com/watch?v=t-1H8bhBPc4
ロック調popsです。
商店街を一気に南へ下ります。
南の端に「BIGMANステージ」がある。
パパに肩車の女の子も楽しそう。
テーマはブラス&ビッグバンドとあります。
演奏するのは地元兵庫中学校の吹奏楽部。
その横にポスターが貼ってあります。
これで、有名人が何方か分かるでしょうか?
ここから北上します。
右手に大衆演劇の新開地劇場で、
全国を回っている劇団が順次入れ替わって登場します。
そのまま進むと、左手に神戸アートビレッジセンターで、「KAVC横」ステージ。
テーマは歌とアコースティック
そこに、全体の概略図があるが、分かり易くする為HPより拝借。
信号の手前まで進むと、右に「スクエア前」ステージで、
元気になるバンドが登場する、ギンギンのロック&ロックです。
ステージは路上で、人が多くて撮影できません。
そこから左へ階段降りると新開地駅で、改札の裏が「メトロステージ」。
地下の生音ライブとあります。
ポップスやフォークが演奏され、
ここでやっと落ち着いて撮影ができます^^)
歌っているポップスデュオは461モンブランで数字は白いと読みます。
見たまま、爽やかな歌と演奏でした。
地下から北へ上がると、「Round1横」。
フォークやアコースティックが多い、シンガー&ソングとあります。
黒山の人だかりです。
舞台が低いので、カメラを頭上に持ち上げて何とか撮影。
映画館が無くなって、パチンコ通りとなった商店街を北上するが、
普段の20倍ほどの人通りとなっています^^)
アーケードが無くなると湊川公園です。
直ぐ左が公園ステージで、出演は個性派ぞろい!とあります。
ここもギンギンロックが演奏されます。
舞台が高いので、人が多くても脇からの撮影が可能。
グループは、エルヴィスが大好きというCHICKEN THE SUN。
ジャンルはロカビリー。
ベーシストの体力が限界みたいですが、
楽器さんは大丈夫なんでしょうか。
ならばと、ベーシストも、
こんなことまでして。
ベースが主役のロカビリーでした。
この赤シャツのドラマーさん、手相も見るそうでその説明を延々としていました。
演奏と関係が無く、紙面の都合によりカットです^^)
この湊川公園の東側に湊川商店街がある。
北に大手スーパーがあり、そこにあるのが「みなとがわステージ」です。
おとなし目の演奏が多いステージで、出演するのはアコースティックとあります。
ジャンルはポップス・インスツルメンツ・カントリーなどで、スーパーを出ると丁度ソロのカントリーが始まるところ。
奏者は時間満(じままん)さんで、福井を中心に活動しているようです。
新開地は初めて、沢山のお客さんで嬉しいと仰ってました。
私はこのスーパーで購入した発泡酒とアテで寛ぎます。
スタンダードは「ジャンバラヤ」「カントリーロード」と「テネシーワルツ」他で、
オリジナルは「行く当てがないのなら」と「John Mung」でした。
「時間満」で検索するとトップにYou Tubeが出てきます。
紹介した殆どの曲を聞くことが出来ます。
「John Mung」について、
「ジョン万次郎って、単なる漂流した漁民じゃなかった! オイラは歴史家じゃないので詳しいことはwikiとかにまかせますが、とにかく行動力¬の固まりのような人ですゼ。
彼の未来を切り開く力と勇気が、みんなの心に伝染していったらなぁと思って作りました¬。」
とありました。
私にとって大収穫の演奏で、素晴らしい時間満さんでした。
この後メインステージへ向かいます。
関西学院大学吹奏楽部の演奏の後、
5時半まで1時間の休憩です。
そこで夕食の調達に向かう。
大分名物という事で、普通の唐揚げと甘酢あんかけ合わせて千円分を奮発。
缶ビールも追加調達。
時間があるので皆さん席を立ち、最前列をゲット。
早めの夕食です。
ところが、唐揚げの量が多すぎて残っちゃいました。
持ち帰って、翌朝チンして食べる事にします。
5時半から登場は中年バンド「Free DOM」
「1982年、同級生である木村司(Vo)と佐野高穂(Gt)で結成。以来30余年、とにかく楽しむ!をモットーにライブハウス、イベント出演など継続的に活動。近年は格闘技選手の入場曲等も手がける。」
とあります。
その51歳になったお二人です。
曲の後、息切れしながらもパワフルな歌唱で元気を貰いました。
次の準備が整うまで、漫才のようなお二人の司会です。
品があるのにくだけたトークのオノトモねえさんと、
新開地のおっさんに近づいて来た、くだけ過ぎのターザン山下さんはチョイ呑みで立っています。
次はピンクルビーというバンドで、検索するとWebサイトがありました。
ライブ活動も行っていて↓最新情報が得られます。
http://pinkruby.jimdo.com/
「大阪を中心に活動するピンクレディートリビュートバンド”ピンクルビー”です!」
とあります。
クリックすると、この新開地音楽祭でのダイジェスト版も見ることが出来ます。
この様な大舞台で歌うのは初めての事で、心臓が飛び出しそうと言っていた。
1977年~1978年に爆発的人気となり、当時の幼稚園児から10代の女性の殆どが振り真似をしていたというピンクレディー。
その方も現在なら40代から50代!
客席で、その年代の女性が振り真似をしていた^^)
以下、解説不要の写真を連ねます。
この写真を見ただけで、曲名と、曲の部分が分かるのでは?と思います。
振りを覚えようとして、ブラウン管に齧りついていた当時少女だった人であれば^^)
後半の数枚はサービスの連射。
上記ダイジェスト版で確認すると、
曲目は、ペッパー警部、SOS、ウォンテッド、UFO、サウスポー、渚のシンドバッドでした。
五十代と思しき男性が、「ピンクレディー~~!」と絶叫していた。
大好きだったんでしょうね。
そのお気持ち良く分かります。
PINK RUBYさん、
ありがとうございました。
ここから、カメラ君はお休みします。
本日の有名人はタケカワユキヒデさんで、ソロで登場です。
「1975年、東京外国語大学在学中にソロアーティストとしてデビュー。
翌76年にゴダイゴ結成。ボーカルと作曲を担当し「ガンダーラ」「モンキーマジック」「銀河鉄道999」「ビューティフルネーム」など、数多くのヒット曲 を生む。
80年代以降もヒットメーカーとして、アーティストへの楽曲提供や、
映画音楽にCMソング・主題歌等を数多く手掛ける。
現在は音楽活動の他、エッセイなどの執筆活動、テレビ・ラジオ番組への出演や講演・コンサート活動と幅広く活躍中。2006年には結成30周年を機にゴダイゴも恒久的再始動を宣言。」
(新開地音楽祭公式HPより)
当然のことながら撮影・録画・録音は禁止で、文章のみとなります。
昨年ゴダイゴのメンバーだったキーボードのミッキー吉野さんが登場しました。
その時、来年はゴダイゴをとの話が持ち上がっていて、期待させましたが・・・、
期待通りとなりました。
演奏はソロでピアノ弾き語り。
ガンダーラから始まり、モンキーマジックへと繋ぎます。
現在でもビートルズが大好きなタケカワさんは、中学生の時にビートルズのコピーバンドを結成しました。
それが高校生になるまで続き、大学生の時にソロデビュー。
ゴダイゴ結成後は大活躍。
冗談交じりに「誇れるのは、ビートルズより先に解散した事です。」と仰ってました^^)
その意気込みはビートルズに匹敵します。
現在のポールの年齢になるまでは頑張りたいと。
「イエスタデイ」を演奏。
そのあと、みんなが歌える歌をという事で「上を向いて歩こう」。
タケカワさんは、盛り上げ方が上手!
「ビューティフルネーム」のとき、
「ウーワ ウーワ♪ ララララ♪ ララララ ♪ ララララ ♪」
というフレーズを観客に歌わせます。
ただ歌わせるのではなく、半分に分けて対戦させるのです。
私が座っている右半分がくまさんチームで、左側は兎さんチーム。
このフレーズが32回出てきます。
なかなか決まらず、48回も歌わされました(驚くことにタケカワさんが数えていたのです)。
途中盛り返しましたが、私の力及ばず兎さんチームの勝利!
ここで一旦終了ですが、アンコールの大合唱。
司会者も出てきて、「そんなんじゃ出てこないよ」と言われ、
くまさん兎さん両チームが声を張り上げて、大合唱!
「銀河鉄道999」で、感動のエンディングとなりました。
素晴らしいライブでした。
タケカワユキヒデさん、ありがとうございました

長文を最後までご覧頂き、ありがとうございました

この記事へのコメント
yoppy702
一体…何時間居られたんですか?
ものスゴイ中身の濃い内容なんですが…
缶ビールも食べ物も追加発注されてますし…
昨年も、アルクノさんの体力に唖然としてましたが、今回も、アララ…です。(^^ゞ
今回の記事分だけでも、あと数回に分けても良い様な感じです。
読んでいて、昨年よりも規模が大きくなったような感じを受けました。
こんな音楽祭、ちょっと無いですよね。
多種多様なジャンルと様々な年代のアーティスト。
公式HPを見ると、アルクノさんのご紹介以外に、和太鼓、ゴスペル、ソウル、フラメンコギターなんてのもありました。
サザンのカバーバンドや、美空ひばりさんの歌なんてのもありますね。
BIGMANステージの11日に、「YOPPY’S BRASS BAND」なんてのもありましたよ。(^^)
あまりにもスゴ過ぎて…
ヤッパリ、こういうのは、神戸ならではですね。
昨年の動画もチェックしました。
とってもイイムード。
少しやけど、市原ひかりさんのソロが素晴らしい。(^^ゞ
ロカビリー、好きなんです。(^^)
ベースがウッドといのがイイですね。
エルビィスの初期は、ベースはウッドですもんね。
カントリーも、神戸で演奏すると、味があるでしょうね。
スタンダードな曲は、懐かしくて、嬉しいです。
ピンクレディー・トリビュートバンド、嬉しいなぁ~(^^)
写真の大サービスが、マタマタ嬉しいです。
そして、有名人がタケカワユキヒデさん。
昨年の会長さんのお話が、ほぼ実現ですね。
ここで、ゴダイゴ再結成やったら、ものスゴイ事になってますね。
でも、盛り上がりが半端じゃないです。
さすが、タケカワユキヒデさん。
今回は、BFJOは出演されていなかったんですか?
アルクノー1
今日は京都滋賀シリーズの山でして、先ほど食事を終え、このコントを書いています。
新開地音楽祭は楽しいだけで、疲労はさほどありませんが、
本日の山歩きは2万8千歩で、ちと疲れました^^;
新開地音楽祭は、私が13:47スタート~終演20:00+アンコールでした。
湊川公園~新開地商店街~ビッグマンステージまで1km弱です。
その往復+湊川商店街往復+アート縁日ブラブラなので、
歩いた距離は4キロ程度でしょうか^^)
色んな音楽聴くのも体力が必要で、その気構えは必用かも知れませんね。
確かにこんな音楽祭はあまり聞きません。
司会のターザン山下さんは東京へ行くこともあるそうですが、東京ではこんな音楽祭は無く、いつも話題になるそうです。
ジャンルも多すぎて、紹介漏れがありました^^;
和太鼓にフラメンコギターも聴いてみたいです。
はみ出たので、ー2へ
アルクノー2
その時にBFJOも出演していて、司会の女性が定期コンサートの紹介をしていました。
それがきっかけで毎年高砂へ通う事になったのです。
昨年は調査して行かなかったので、いきなりメインステージ登場には驚きました。
偶然とは言えない縁があったのかと、思いました。
今年はBFJOの出演は無かったです。
以前の新開地音楽祭の動画もいいですね。
私は、ピンクルビーから、ピンクレディー~キャンディーズと進んで、見まくっていました
この女性二人が物心付いた時にピンクレディーはテレビに居なかった訳で、その影響力は凄いですね。
ロックでも、ロカビリーは少数派で今回見れたのはラッキーでした。
ウッドベースに乗っての演奏は初めてです^^)
カントリーの時間満さんは大収穫!
是非動画検索を
タケカワユキヒデさんは、お話から伺える人柄が素晴らしいです。
能力のある方で、観客とお話しながらず~っとピアノを弾いているのです。
来年も有名人が来てくれると、
またレポートしたいと思っています。
てくてく
ライブの方は、PINK RUBYの振りが、なんとなく記憶にある程度で、ミュウジシャンもバンドのお名前も、ほとんど音楽オンチなので・・・???
長時間にわたっての神戸新開地音楽祭レポお疲れ様でした。
てくてく
アルクノ
普段が想像できないくらい、1年で一番混雑する新開地を散策してきました
PINK RUBYは、外野席から眺めていた感覚のピンクレディーを思い出させますね。
私も同じような気持ちです。
色んなジャンルの音楽を吸い取ったので、お腹が膨れてしまいました
凡稔
アルクノ
この新開地音楽祭はごった煮音楽祭なので、色んなニーズに対応しています^^)
私みたいにセカセカ動き回る人はまれで、そのジャンルが好きな人が座り込んで聴いています。
これで、全体の様子がお分かり頂けたでしょうか。
出演者と観客が距離的に近いので「触れ合い音楽祭」と言っていいかも知れませんね。