今年は開花から4日でスピード満開になったそうで、
その桜も楽しむことができました。
桜がこんなにあるとは予想外で、嬉しい誤算です。
大和三山は以下の山です。
畝傍山(うねびやま、199m)
香久山(かぐやま、152m)
耳成山(みみなしやま、140m)
大和三山の中で最も高い畝傍山、といっても標高は200mに満たない。
『万葉集』では天香具山と詠われた香久山。
ゆるやかな形だが単独峰で目立つ耳成山。
この順番で三座を回遊するハイキングコースです。
近鉄てくてくまっぷ(奈良-19)の資料をもとに歩きます。
以下URLでご覧になれますので。
http://www.kintetsu.co.jp/zigyou/teku2/teku-nara19.html
この「てくてくまっぷ」を持参した。
更に
てくてくさまが2012年に、このコースで歩いた大和三山のレポートがあります。
とても詳しいので、これをコピーさせて頂き、持参しました(以下ガイド)。
http://tekuteku-hm.at.webry.info/201210/article_10.html
(リーダーのアルクノを差し置いて^^)、勝手にふらふら歩く女性陣への指南役となりました。
とても参考になりましたので、お礼申し上げます。
距離は約14キロで、そのコースは、
近鉄・橿原神宮前駅(9:30)~橿原神宮~畝傍山~若桜友苑殉國の碑~神武天皇陵~元薬師寺跡~天岩戸神社~香久山(12:19~昼食)~天香山神社~月の誕生石~藤原宮跡~醍醐池~耳成山公園~耳成山~大和八木駅近くのたこ焼き屋で乾杯(15:24~)~近鉄・大和八木駅。
「若桜友苑殉國の碑」と「月の誕生石」見学は、現地オプショナルツアーとして加えた^^)
三座を巡る縦走コースのようだが、どれもが10~20分で登れる山で、舗装路歩きは全体の約8割^^;
前日の予報では日中曇り、夜に雨とあったが、如何相成りますか。
参加は、前回の5名に久し振りのモクさんが加わり、6名です。
神社関係はてくてくさまが詳しく書かれています。
アルクノは、山道の様子と満開の桜、補足説明を加えてレポートしていきます。
何時もの長い前置きは終了し、以下本題です。
近鉄京都駅からは直通電車があり、SugarさんとNさんは先に到着。
神戸組のトマトさん、モクさんとアルクノは、阪神三宮駅から近鉄奈良行快速急行に乗車し、途中六子さんが乗り込む。
鶴橋で急行名張行に乗り換え、大和八木駅で橿原神宮前行に乗車。
以前はJR環状線・鶴橋で近鉄乗り換えでしたが、便利になりました。
橿原神宮へは、こっちですと桜が案内してくれます。
時計は9時半を指している。
歩道脇の鉄柱に「春の神武祭」と幟が括り付けられていました。
突当りが神社の駐車場で、その奥に大きな鳥居がある。
行くと二乃鳥居があり、左にでっかい手水舎。
その右に南神門(9:46)。
本日4月3日は神武天皇祭で。10時から式典が始まるそうです。
神武天皇祭は初代天皇である神武天皇の崩御日にあたる4月3日に毎年行なわれ、神武天皇の天皇霊を祭る。
崩御日は『日本書紀』によれば紀元前586年(神武天皇76年)3月11日であるが、これをグレゴリオ暦に換算して4月3日としている。
(ウィキペディアよりコピペ)
巫女さんに聞くと舞も披露されるそうで、参列申し込み受付に正装した方が並んでいました。
外拝殿の背景が畝傍山です。
式典がそろそろ始まるようですが、
私達は北神門を出て畝傍山に向かいます。
出ると此方にも大きな手水舎があり、その先の左に登山口です。
入ると桜がこっちです、と案内してくれます。
東大谷日女命神社(やまとおおたにひめみことじんじゃ)の鳥居が右にあり、過ぎると左に説明板。
クリックしてご覧ください。
緩やかな道を先に進む女性陣。
道標の表示角度が分かり難いが、右への急坂分岐が山頂への道でした。
元気な女性達を追っかけ呼び戻します^^;
この急坂で一気に汗が噴き出る。
直進すると山を巻いて畝火山口神社だが、行かなかった。
マップは山頂から分岐まで戻り、麓をぐるりと回って神武天皇陵へ行くことになっているが、ガイドにある山頂からのショートカットコースを選びました。
急坂を上って、道が平らになると説明板です。
右から登ってきたが、山頂往復後、ここを左に下ります。
そこから2分で、山頂。
景色が素晴らしい(10:23)。
左の金剛山から葛城山方面の山々です。
三角点はちょっと目立たない所にありました。
ここで休憩。
私達はこのガイドと照らし合わせながらやってきました。
てくてくさまは、ここから急降下して天皇陵の参道に向かっていますが、私達は急降下後、別のオプショナルツアーを追加した^^)
茶色い棒はSugarさんからのもの。
ふにゃっとしたカリントウのようで、とても旨かった。
説明板から左に向かうと、急坂になり、木を掴みながらゆっくりと下る。
15分ほど下り、こんな急坂イヤダと思った頃、右になだらかな道が現れる。
擦れ違う人に伺うと、この下の公園を出て左が天皇陵との事でした。
教えて頂いた公園です。
公園で擦れ違った年配の方にカメラマンになって頂きました(10:51)。
私達は、何時も周りの方々に助けて貰っています(ペコ)。
公園の名前は分かりませんが、石柱に「絆の錨」と彫られた横に、本物の錨が飾ってあり、「若桜友苑殉國の碑」との表示もあった。
後ろは畝傍山です。
桜と別れ、
公園を出て左に向かう。
車道に出てそのまま行くと、左に神武天皇陵への道が現れる。
公園を出て5分ほどでした。
参道を行くと、てくてくさま御一行が山から急降下してきたポイントがありました(←)。
式典の準備でしょうか、青白の幕を張る準備をしています(11:08)。
ここで、本日の参加者を紹介します。
左から、六子さん、Sugarさん、トマトさん、モクさん、Nさんです。
実況中継担当は、後ろでコンデジを持つアルクノ。
空は晴れ渡り、気象予報士の曇天予想は外れてしまいました^^)
元へ戻って、信号渡り、東へ。
行くとまた、桜並木がこのまま進んで下さいと言ってます。
突き当りに近鉄・畝傍御陵前駅。
地下道潜って、更に東へ。
国道169号を渡り、田園風景を進むと、右に本薬師寺跡への道標が現れる。
しかし薬師寺跡に入ると、
元薬師寺跡と彫られた石柱があり、
本と元、どちらが正しいのか良く分かりません

小休止後、元へ戻って^^、そのまま香久山公園とある方向へ進みます。
その先、川を渡って右折です。
川向うに桜があり(11:43)、
道標に従って行くと紀寺跡(11:55)。
てくてくさまが香久山を眺めながら昼食をとった場所ですが、私達は山へ向かいます。
進むと交差点になる。
仲間は右の香久山公園とある方へ行ってしまう。
しかし、香久山は正面左^^;
呼び戻して、交差点を直進します。
赤いラインに沿って行くと、天岩戸神社がある。
その奥、竹藪内に天岩戸を発見。
その昔、この前で若い女性がSexy danceを踊ったそうです。
怪力さんが岩をこじ開け、天照大神が出てこられ・・、
世の中が明るくなりました^^)
神社を下り天香山神社とある方へ向かう。
すると右に香久山山頂の道標で、行くと説明があった。
ちょちょいで山頂です(12:19)。
桜は無かったが、畝傍山が眺められる(12:19)。
山頂には國常立(くにとこたち)神社があります。
私が持参した白ワインで乾杯^^)
保冷剤で包んでいたので、とても美味しかった。
皆さんから頂いた枝豆やチーズやらアテと共に。
昼食は何時もの三宮で購入した寿司です。
休憩が終わり、酒気帯び歩きで^^、天香山神社と道標がある方へ下る。
その先、月の誕生石は右へ100mとあったので、フラフラ其方へ向かう。
これが月の誕生石。
角度よっては、天岩戸で踊った女性のお尻みたい^^)
説明では、この岩から石の赤ちゃんが生まれ、ある日突然お月様になったとか^^;
ここで小休止。
そこから下ると最後の耳成山が正面に。
これに向かって歩けばいい訳で、無手勝流でも大丈夫です。
マップに従って進むと藤原宮跡が眼前に現れる。
694~710年迄,、この1キロ四方に我が国の首都があったそうです。
正面は畝傍山で、写真をはみ出て左に二座目の香久山がある。
醍醐池に到着。
この脇に入ると、持統天皇の百人一首で有名な句が彫られていた。
『春過ぎて 夏来たるらし 白妙の 衣干したり 天の香具山』
桜を眺めながら進み、
醍醐池を回り込むと耳成山への道があります。
(途中端折って)
山に向かって進むと、桜だらけの耳成山公園。
公園の向うに登山口。
山を巻く緩やかな道もあるが、
石灯篭が並ぶ参道をちょちょいで登ると、
山口神社の上に山頂がある。
三座制覇の健脚6名、右足集合写真です。
耳成山公園に下ってきました。
桜が眩しいくらいです(14:53)。
車道右が大和八木駅への道で、トイレ拝借後に向かいました。
生ビールが置いてある、
駅近くのたこ焼き屋で乾杯

メニューを見ると、焼きそばやお好み焼もありました。
次回は京都滋賀シリーズに戻ります。
最後までご覧頂き、ありがとう御座いました

この記事へのコメント
てくてく
てくてくが歩いたのは秋でしたが、飛鳥・大和の桜の風景は、なんだか独特の趣があって、春の方がよさそう。^_^
本薬師寺の「本」と「元」、どちらも「もと」の読みで、意味は同じなんだそうですが、統一してもらった方がいいですね。^o^
ブログを紹介して頂いて、有難うございます。多少なりとも、お役に立てた様で幸いです。
京滋の山々、楽しみにしています。
てくてく
アルjクノ
畝傍山の急降下以外は楽に歩けて^^)
お散歩コースの様なハイキングでした
桜がこんなにあるとは思っていなかったので、参加者全員得した気分です。
読みは同じ本と元、元々はどうなの
と思ってしまいました
今回はてくてくさまのブログで案内して頂き、無時に歩き終えることがでました。
お礼申し上げます。
ありがとうございました
また機会があれば利用させて貰うかもしれませんので、宜しくお願いします
次回の京滋は明日の予定でしたが、雨で流れ
下旬になりそう
期間が空くので、また何かアップしたいと思っています
yoppy702
今年の桜はスゴイですね。
ボクも、2日に大阪城の方へ行ってきたんですが…唖然としました。
てくてく様が記事をアップされた時は、まだ、訪問していなかった時期ですので、今回、見させて頂きました。
93歳の方が登られていたんですね。
コースでは、橿原神宮参拝は不可欠のようですね。
「必ず一日の無事をお祈りしてから出発しましょう」って書いてありますから。(^^)
橿原神宮を出ると、桜が呼んでいたんですか。
イイなぁ。きっと、妙齢の娘御やったんでしょうね。(^^)
山頂からの眺めは良いと聞いてましたが、とても素晴らしいです。
これだけの低い山でも、奈良盆地の中では、目だった存在なんですね。
畝傍山の後の公園が綺麗ですね。
写真を見ると庭園みたい。
ここで、ゆっくりと寛いでしまいそうです。
本薬師寺と元薬師寺ですが…
ウィキペディアによると、本薬師寺(もとやくしじ、ほんやくしじ)となってていました。
という事は…「本」を「もと」と読むのかと思いチェックしましたら、訓読みでした。
この意味の「もと」は「本/元」となってましたので、どちらでも良いのでは…という勝手な推測に至りました。(^^ゞ
「香久山」も説明板によると「香具山」ですね。
日本語って難しいです。
天岩戸神社って、こちらにもあったんですね。
白ワインを保冷剤で包んでいくとは、アクノさん、サービス精神一杯です。(^^)
桜、菜の花の春真っ盛りの歩きは気持ち良いですね。
お疲れ様でした。
駅近くのたこ焼き屋さんに、生ビールがあるんですか…
( ..)φメモメモ
アルクノ
どうぞ、参考の参考にして下さい。
今年はどこも、あっという間に満開になったと言う感じでしょうか。
2日の大阪城も満開だったんですね。
てくてく様の記事に登場する93歳の健脚さんには、ほんと驚きます。
仲間に紹介し、負けないように頑張りましょうとなりました。
コースには桜の精が大勢いてます^^)
満開の時期だと、此方へ~コチラへ~と案内してくれるので、超オススメです
200mに満たない低山でこの眺めは貴重です。
小野アルプスもこれくらいの低山で眺めが抜群ですが、畝傍山には負けてます。
下ったところの公園も、桜の時期だと外せないですね。
本と元はどちらでもいいんでしょうね。
持参したマップには「本」と書いてあります。
石柱に彫ってある方が古いので、遠方から来た方は「元」が正解と思うでしょうから、その辺りの注釈が欲しい所ですね。
「香久山」と「香具山」漢字は難しい!
天の岩戸で調べると、
三重、奈良、京都、滋賀、兵庫、岡山、徳島、宮崎、沖縄の各府県にありました^^:
天上界の出来事を、それぞれが勝手に地上に降ろしてきた、と言うのが真相のようです。
汗をかいたので、保冷剤包みのワインは正解でした。
頭がグルグル回ると仰る方もいましたが^^)
菜の花と桜が綺麗な別写真もあるので、アルバムにアップしようかと思案している所です。
生ビールのあるたこ焼き屋はラッキーでしたが、
このたこ焼き、大阪のカリカリと明石のフワフワの中間でモッチリでした^^)
凡稔
近畿には歴史的な見所がたくさんあっていいですね。
アルクノ
3年前に飛鳥を回られたんですね。
以前車で訪れた時に、レンタサイクルで多くの方が行き来していたのを思い出します。
今回は、初代天皇陵に大昔の首都まで巡ってきたので、歴史の勉強になりました。
また、このような歴史に関係する所を紹介出来ればいいなと思っています。
KURI
京都とはまた違った日本の良さがあります。
清兵衛
画像はキチンと表示されてます。
とりあえず、急ぎ報告まで!
アルクノ
暖かくなり、滋賀の方も参加してくれました。
桜は予想外の大きなおまけでしたが、KURIさんもどうですか?
三座制覇と言っても、本文にあるようにチョチョイで登れるので、家族連れにもお勧めですよ
アルクノ
自宅PCの更新が出来るといいですね
今回の草津と皇居の桜の2本立てブログを楽しませていただきました。
何時もの手際よい順序立てには、感心することしきりです。
ケン
帰りはビールにたこ焼き。
電車では良く眠れた事でしょう。
これからも頑張って下さい。
アルクノ
自宅冷蔵庫にはいつもストックを置いています
たこ焼き屋に入る前にビール有ります?と聞いたら、生が有ります!の返事だったので全員喜んで入店しました
ハイ、うつらうつらしながら神戸迄帰りました。
6日は中止になったので、次回はケンさんと2回も一緒に登った天王山です。
晴れることを願っています。