忘年会以来の参加で、お久し振りです

花巡りという事でしたが、寒い日が続いた為か見頃はもう少し先のようです。
結果、巡り~巡り~、となりました^^)
篠山に午後1時集合ですが、神戸組3名は篠山散策の為早めに出発します。
観光バスではなく、自家用車に3名が、
めぐみの郷に到着。
運転手の植物博士さんは漬物用に、
このでっかい白菜2個、お買い上げ。
同乗のモクさんも、お惣菜用に野菜を購入。
私は焼酎のアテに、軽いこれを。
パワーを吸収して山歩きを、と考えています。
私の右手にぶら下がっているデジカメ君は、このフラワーアレンジメントが気に入った様子。
「デジタルデータとしてお持ち帰りしたい」と言っていた^^)。
10時半ごろ篠山中心街に到着。
地図があったので、参考になるかも。
私達が毎度歩くのは春日神社の南側で、現在地とある所からウロチョロ、
脇道にも入ったりします。
オリジナルのまま掲載しているので、プリント用にどうぞ・・。
本日、日曜日で観光客も多く、
旗を持ったツアーガイドさんが商店街を引率していました。
お店の人も元気な、「だいじょうぶ屋」。
その近く、去年も来たのに、
「なつかし屋」と・・^^)
ちょっと早いが、何時もの場所に入ります。
お店の人に尋ねると9時半からの営業で、
ここで朝食をとる方もいるみたいです。
メニューは色々あるが、3人とも毎度お馴染み「猪肉(ししにく)うどん」です。
大根の漬物は無料食べ放題ですが、私は少し取り過ぎですかね。
山椒がピリリと効いているので七味は不要。
タップリ入った猪肉は噛み応えがあり!
柔らかいうどんはネギとの相性もGood!
出汁も全部頂いて、御馳走様でした

店を出て、ブラブラします

造り酒屋ではないのに、
杉玉が飾ってありますね。
そこらの百貨店より色んなものが揃っています。
販売用ブルーベリーの鉢が並んでいる所を入ると、昭和の館。
「元禄」
これが聴きたくてやってきました。
蓋を閉めると高音のノイズが消えて、まろやかな味になります。
頼むと、針の研磨の実演です。
市販のサンドペーパーで擦る、大胆かつ大雑把な作業でした。
尖った針先がSP盤を削ってしまいそうですが、
聴いた感じでは、数段いい音になっていました。
お代は3万5千円!
SPレコードは春日八郎に三橋達也+浪曲等、沢山の付録付き!
写真をもう一度見てもらうと、右横に兎の「ごとく」があります。
「もっと安く!」と価格交渉すると、1200円が900円になりました!
兎が好きなモクさんと陶芸のヒントにするのか植物博士さんがお買い上げ。
壊れて鳴らないラジオに、
重くて、顔も薄ぼんやりの金属鏡がありました。
狭小博物館「なつかし屋」の様相ですが、定休日は水曜と木曜とあります。
その裏に元禄が土地を貸している「江戸親伝」があり、入り口だけ紹介します。
アンティークミュージアムとあり、お茶とスィーツが付いて入場料は2400円!
ドリンク用にブランドグラスも選べるそうで、カップル向けですね。
他にも色々立ち寄ったが、過去ログと重複するので割愛します。
上にあるテーマタブ「篠山自然の会」を開くと、
市内観光や商店街探索とある記事にそれらが出てきますので。
花粉症のイノシイ君には「お大事に」と言って、
屋久杉による彫刻・アクセサリー・家具などを販売している
「縄文屋」へ立ち寄る。
ここは毎回の定番ですね。
今回は素晴らしい2作品を紹介します。
売約済みの達磨大師(2万8千円)と、
躍動的な駿馬。
右の新聞立てと比べると、さほど大きくは無く3万8千円は高価なように思える。
しかし、ダイナミックな仕上がり具合から見て、お買い得品だと思います。
しかも、現品限り!
(家で待ち構える神さんのカミナリを食らうと危険なので、買いませんでしたが・・)。
春日神社に立ち寄った後、トイレに向かいます。
リッターバイクがずらりと並んでいますが、左のベンチに女性ライダーも数名いたりして驚きました。
過去最長クラスの前振りは終わって、以下本題です
篠山市城東公民館の駐車場に午後1時集合です。
篠山市東部の城東地区を回り、車で移動して多岐地区へ向かいます。
集合後のあいさつ時に20名を超えていましたが、その後3名が加わって25名だとか。
久し振りの大所帯です。
駐車場から篠山川に向かって行くと、大きなソメイヨシノがある。
撤去の予定だったが、住民の嘆願で残る事になりました。
2本あったが、別の1本は伐採されたそうです。
新しくできた橋を渡って川下へ向かう。
少し行くと、土手の下に目指すものがありました。
ユキワリイチゲです。
小さな花なので、
クローズアップ。
資料にはキンポウゲ科イチリンソウ属とあります。
ロープで囲ってある中に入ってはいけないので、
外から眺めています。
すると、足もとに一つ発見。
囲いの中はイヤダと言って、飛び出してきたみたいです^^)
強い日差しを避けるものが必要で、落葉樹林内に生えます。
周りにあるクリの木がユキワリイチゲを守ってくれているわけです。
真夏になると、このように井戸端会議をする人も居なくなるので^^)
葉っぱが茂る樹木が必要になります。
「雪割一華を守る会」と札がありました。
戻る途中、銀杏の木にアオサギが巣を作っています。
これから葉が茂ってくると、巣を隠してくれるわけですね。
少し車で移動して、キバナノアマナを探します。
まだ咲いておらず、葉っぱが発見できただけ。
オオイヌノフグリ?はありましたが、
Naさんは土を眺めて「困ったわね~、どうしようか」の後ろ姿です。
「こんなとこ、登りたくないな~」と
私は上を眺めています。
せっかくなんで、ネット畑からキバナノアマナを採取してきました。
これでご容赦を。
国道173を走って、とあるお墓へ。
早春の花は無く、猪の足跡を発見^^)
このお墓、身墓と言われる土葬の墓で、
石仏様と六地蔵が見守っています。
時代劇によく出てくるものと同じで、
座棺にして2m程掘って埋葬します。
この地域の人が順番に掘って、納棺したものを入れていきます。
残った者が女性だけだと大変ですね、と言うと。
穴屋が居てる、と。
一杯になったらどうするん?と聞くと、
最初の場所を掘ってまた入れる、との答えでした。
長い年月を経て、様々な人の亡骸が入っていくことになります。
先祖代々の墓は別にあり、
四十九日が過ぎると墓参りはその真墓になるそうです。
つまり、本当のお墓にお骨は入っていないのです。
亡骸と霊魂を分けて考えている、ことになりますね。
神戸人としては今迄の常識が覆って、へ~!へ~!の連発でした。
花が無く、こんなハナシでスイマセン

最後に立ち寄ったのは永泉寺。
この階段上がると、右の脇に小さな花が咲いていました。
ユキワリイチゲです。
たいした収穫は無く、社務所の様な永泉寺の前で、
集合写真を撮りました。
副代表でカメラマンのTaさんが挨拶。
「花」はあまり無かったが、多くの女性に参加を頂き、「華」がありました。
と言う事でした。
スタッフの皆さん、案内ありがとうございました

次回も宜しくお願いします

長文を最後までご覧頂き、ありがとうございました

この記事へのコメント
凡稔
こういうお墓も初めて知りました。
アルクノ
この篠山自然の会は毎月例会がありますが、諸般の事情でこのように飛ぶことがあります
篠山は昭和の香りが残る、とてもいい所だと思います。
機会があれば、是非立ち寄ってみて下さい。
ハイ、杉玉のある奥には竹細工や蔓籠が沢山あります。
見てるだけで楽しくなりますね。
手回し蓄音機は、結構いい音で鳴るんですよ。
子供たちも沢山来るそうで、この蓄音機の仕組みを教えると、腰を抜かさんばかりに驚くそうです
懐かしい音楽はこれで聴いた方がいいですね。
ハンドル回しは最大でも20回で、少し重くなったら止めるのがコツだそうです。
土葬の事は多少知っていましたが、実際にその詳細を教えて頂き、ほんと驚きました。
yoppy702
お馴染みの篠山商店街、今回は、「猪肉うどん」は食べはったかなぁ…木彫りは…蓄音機は…なんて思いながら読み進めてました。
白菜が一つ220円!
でも、ボクも軽い方にすると思います。
デジカメ君がフラワーアレンジに一目惚れ。
デジタルデーターのお持ち帰りだけで良かったですね。
駄々をこねて、このコを連れて帰りたいと言われたら、困っちゃいますね。(^^)
「だいじょうぶ屋」に「なつかし屋」の響きがイイですね。
久々に篠山を訪れた方には、絶対に寄り道したくなるお店の名前です。
そして、「猪肉うどん」。
もう、これは定番ですね!
アッサリ、ピリカラで食べ放題の大根の漬物がよく合いそう。(^^)
「江戸親伝」の入場料が2,400円!
お茶とスイーツが付いていても、この入場料が釣り合うかどうかの確認には、勇気が要るなぁ…(^^ゞ
木彫りは、相変わらず見事ですね。
28,000円、38,000円って聞くと高いと思いますが、作品を見ると、素人目でも、何か納得してしまいます。
お花を見て、そうやそうやと思いました。
こちらがメインでした。(^^ゞ
キバナノアマナって、ユリの様な雰囲気のある可愛いお花ですね。
ユキワリイチゲって名前が、いかにも春の花。
イチゲって付く花は、皆、可愛いコですが、このコもやっぱり可愛い。
土葬のお墓もあり、今回も盛り沢山の内容に楽しめました。
アルクノ
花があまり無かったので盛り上げたいと思い、工夫してみました。
お店の名前やイノシイ君も私に協力的でした。
ピンクのフラワーアレンジメントの件は、将来また薔薇の彫刻をするかもしれないと思い、デジカメ君と打ち合わせしたのです。
聞き分けのいい子で、助かります(笑)
購入した50gの軽い方は「オルニ珍味」と言う名前で、これも私向きですね。
「猪肉うどん」は定番で、午後に篠山集合の場合は必ず登場すると思います。
あと、バリエーションがある漬物も楽しみです。
朝9時半から営業しているのは(調理済みのおかずが棚にあったので)商店街の人がささっと食べて仕事に向かうのかもしれませんね。
江戸親伝の入場料が2,400円には驚きました。
入り口だけ紹介しましたが、私はこれで満足です^^)
縄文屋も定番ですが(何時も買わずに)お勧め品ばかり紹介しています。
お馬さんにタイトルが無かったので、勝手に「駿馬」と命名しました。
これ、欲しかったんですけどね。
アマナ(甘菜)はユリ科のアマナ属とあります。
チューリップに近い仲間で、名は球根が甘い為だそうです。
ユキワリイチゲは六甲では少ないそうで、あまり見かけませんね。
ふんわりした土壌が好みで、人通りの多い六甲は敬遠されてます。
土葬のお話は時期的にちょっと早すぎましたね。
ひんやりしたかも?ですが、
季節先取りという事で・・
てくてく
元禄、寅さんの世界見たい。^o^
蓄音機、SP付きで、35,000円・・・ん~チョットお高い。
折角の花めぐり、ちょっと少なくて残念でしたね。
身墓のお話、今でも土葬されてるんですか。
昔、田舎でも土葬でしたが、土葬した上に、お墓を造ると傾いたり沈んだりするので、墓は他の所に建ててました。
今回は、猪肉うどんだけではなかったんですか???
てくてく
アルクノ
だいじょうぶ屋となつかし屋は脇役で、
縄文屋が主役ですね^^)
「元禄」は楽しめる処で、ここに来た子供達からの礼状も見せて頂きました。
コンセントも電池も無いのに、音が出る蓄音機が不思議で仕方ないそうです。
本体35,000円はチト高いですね。
でも、レコード針の購入費がゼロ円です。
予備もあるし、紙やすりで新品同様になります^^)
太目の縫い針からの転用も可能で、音作りが出来るかもデスよ
花巡りのタイミングは難しいですね。
篠山も積雪が多かったので、早めの計画では仕方無いのかも、
と思いました。
ユキワリイチゲがオンリーワンの花で、それぞれの花はあと少し先ですね。
土葬の件ですが、
現在では火葬もあって、どちらかを選べるそうです。
身墓の上に墓石というのもありましたが、確かに少し傾いていたようです。
真墓が出来るまでの経過措置なんでしょうかね。
今回、運転手への気遣いもあって全員ビールはナ~シでした。
帰宅後一人でしました
かっぱちゃん
ユキワリイチゲとキバナノアマナ、初めて見ました。可憐な花ですね~(*^^*)とってもかわいらしいです。
土葬のお墓、あんなふうになっているんですね(@@)夫の祖母(長寿)が生前土葬を望んでいましたが街の方針みたいなのがあってダメになって普通の火葬だったのです。祖母が非常に土葬に固執したわけは「焼かれると熱いから」です(@@)・・・聞いたときはちょっと引きました(--;)いろんな死生観があるんですね(^^;)こうやって実際のお墓を見せていただいてそんなことも思いだし勉強になりました。ありがとうございました(*^^*)
アルクノ
篠山は結構面白い処ですよ^^)
こんなに色んなお店がある商店街は他に無いような気がします。
植物に関しては分からないことだらけですが、小さな花でもそれぞれの場所で咲いていくんだな、という事を知りました。
小さくても色とか形とかが千差万別で、これもまた不思議ですね。
都市部で土葬を認めている所は無いでしょうから、おばあさまは残念な思いだったと思います。
焼かれると熱い^^; 確かにそうですね。
今回一番勉強になったのは、この土葬のお話です。
時代劇の中の事と思っていたので、驚き、
亡骸が重なっていく、と言う点が衝撃的でした。
これから、まだまだ篠山で新たな発見があるかもしれませんよ。