第5回 神戸ネクストジャズ・コンペティション(2013.10.26・土)

順位 58位 アクセス数2074(2019.6.30調査)

2年に一度の開催で個人が主役の演奏会、神戸ネクストジャズ・コンペティションに出かけてきました。
予選を勝ち抜いた演奏家個人がその技術や表現力を披露して競う大会です。
伴奏はプロの方がサポートします。
前回撮影禁止だったので、会場の神戸文化ホールへはカメラを持参せずに向かいました。
最後まで文章オンリーのレポートになりますが、2年後に本大会参加を目指す方々への参考になればと思っています。

実はこの日、丹生山ハイクの実施日だったが、台風27号接近という予報を受け、実施2日前に中止になりました。
風雨があっても実施されるものを探している内に、この演奏会が浮上してきた訳です。
午前中は強風や小雨があったが、午後には収まり肌寒い曇天になりました。
神戸文化ホール中ホールで、16時に開演です。

会場で頂いたタイムテーブル表には演奏会の趣旨についてこう書かれています。
「ジャズの街」神戸に2007年秋、本格的なジャズコンペが誕生しました。
芸術文化の祭典「神戸ビエンナーレ」の事業にふさわしく次世代の担い手となる若手ミュージシャンの登竜門として、またジャズ文化の更なる振興の為に、私たちは神戸の新しい風を応援します。


第1回の2007年から第3回までは毎年開催されました。
以後2年毎の開催になり、第4回は2011年で、第5回は2013年ということになりました。
神戸がアートだ!
港で出会う2年に一度の芸術祭「神戸ビエンナーレ」に合わせてのこのようになったみたいです。
その神戸ビエンナーレは10月1日から12月1日まで開催中。
私も時期を見て、期間中に出かけたいと思っています。


さて、このネクストジャズコンペです。
2年前の会場は明石海峡大橋の近く、シーサイドホテル舞子ビラ神戸にある「あじさいホール」でした。
それ以前も同じ会場だったようですが、今年は神戸文化ホールの中ホールです。
中ホールといっても収容人員は904名で、あじさいホールの294席に比べると3倍の容量があります。
ジャズ好きの神戸市民に合わせて箱を大きくしたのだと思いますが、市営地下鉄大倉山駅の直ぐ上にあるので交通の便が良くなり、
ビエンナーレの会場である神戸港~三宮~元町からも距離的に近くなりました。


私は前回の第4回しか聴いていませんが、その模様は以下URLをクリックするとご覧になれます。
https://arukuno.seesaa.net/article/201110article_6.html
このコンペティションに参加希望の方や、ジャズ好き全国民に向けて情報を公開しています^^)
参加資格は29歳までの若手。
日本在住であればOKで、国籍は問わないみたいです。
第4回では日本女性と結婚した外国の男性が日本滞在中に参加、ということがあって驚きました。
今回は関東方面から3名がエントリーし、前回より2名増えて16名がグランプリ目指して熱い演奏を繰り広げます。



毎度の長い前振りは終了して、本題に入ります。

前回は無料だったが、箱が大きいこともあってか入場料は500円。
15:30開場で、前から2列目やや右に着席。


  Ⅰ コンペティション

出演No.名前  曲名  演奏楽器をプログラムから転記します。
その下に
 ①私の感じた演奏状態やその印象(素人ですが)
 ②審査員名(姓のみで敬称略):講評のポイント
 ③演奏後、奏者によるコメントなどあれば記載
会場で書き留めたメモを参考にし、頭脳チップに残っているものも書き加えていきます。

審査委員は以下5名の方
古谷充(ジャズサキソフォニスト)
宗清洋(ジャズトロンボニスト・審査委員長)
日下雄介(日本学校ジャズ教育協会理事長)
宮崎隆睦(サキソフォニスト 元T‐SQUARE)
フィリップ・ストレンジ(ジャズピアニスト)
前回審査委員長だった小曽根実さんは入っていませんでした。

伴奏は
ピアノ:祖田修
ベース:時安吉宏
ドラムス:佐藤英宜
ピアノ、ベース、ドラムスの楽器で登場する方は伴奏者と入れ替わります。
ピアノソロで演奏する方もいれば、ピアノを省いてベースとドラムスをバックに演奏する方もいました。
参加者が希望する演奏スタイルが採用され、自由度もあるコンペティションです。
伴奏者との掛け合いやコラボは評価されるが、伴奏者の演奏そのものは有効ポイントから除外されます。


主催は神戸市民文化振興財団と神戸ビエンナーレ組織委員会。
後援は神戸市教育委員会、ジャズやねん関西、WEY OUT WEST、ジャズジャパン、ジャズライフ、プラストライブ、㈱エー・ティー・エヌです。

午後4時定刻、FM・CO・CO・LO World Jazz Warehouseで日本語の上手なDJ、クリストファー・マイケル・ノットさんが司会者として登場し、
開演です。


 1 武市潤希(たけいち ひろき) Darn That Dream  ギター

 ①おとなしく緩やかにスタート。椅子に座っての演奏で、首を振りながらノリノリですが、伴奏者とのコンタクトが取りにくい状況です。
ピアノが入ってバックに回ると抑え過ぎでした。ピアノとのコラボがあれば良かったが、アピール度が少ない感じがします。
 ②古谷:最初のテーマ提示が良かったが、そのあとのメロディーラインが弱く感じる。いろんな音符があればレベルがアップします。
 ③(トップバッターということもあって)緊張しまくりでした。


 2 藪下学  Darn That Dream  ギター

 ①トップバッターと同じ楽器で同じ曲。比較されてしまうが、手馴れた感じでレベルはやや上でした。ピアノを省いたことでギターが埋没するのを防いでおり、音も強弱を付けて好感度大。
アイコンタクトを取りながら立っての演奏で、笑みもこぼれています。
 ②ストレンジ:ソロの音がはっきりしていて、フレーズの「マ」がGood。モチーフの発展性を高めていって欲しい。


 3 熊谷駿  Del Sasser  アルトサックス

 ①ハイスピードながら奏者の気持ちが感じられたが、ノリがやや弱かった。
 ②宮崎:(演奏歴10年と聞いて)アドリブの時、バックの演奏を聴いているの?と思えるフシがあった。
メロディーではハーフタイミングを使って際立たせると更に良かった。
 ③緊張して焦ってしまった。
 

 4 杉本陽拓(あきひろ)  There will never be another you  アルトサックス

 ①関東からの参加。ソロから始まるが、陸上競技で言うところのスタンディングスタートのような両足の構えです。体を前後に揺らしながら演奏していたが、これはマイクとの距離を変化させ、ボリュームを加減させるという作戦でした。
メリハリを付けた優しい演奏で、ドラムとの掛け合いが良かった。
 ②日下:若いのに40年代の曲を演奏してくれるのが嬉しい。ジャズテクニックは良いが、イントロからテーマに入ってテンポが下がる。音程にばらつきがあり、もっとスピード感が必要と感じた。


 5 丹下圭介  Without A Song  アルトサックス

 ①自己陶酔しているような演奏で、スタイルなのか癖なのか常に屈伸運動をしている。プロを目指すのであれば観客からの好感が保てないので、演奏スタイルに改良の余地ありと見ました。音もやや弱かったです。
 ②古谷:テーマからエキサイティングに変化しているところが良い。ジャズの場合テンポは奏者が決めるものだが、歌詞を考えるともう少しテンポを下げると良い。無伴奏でやると自分のテンポがよく見えるのでやられては?
パワーも不足気味でした。
 ③英語は苦手ですが、歌詞の意味を勉強したいと思います。


 6 當村邦明(とうむら くにあき)  You Stepped Out of a Dream テナーサックス

 ①ピアノを省き、最初けだるい演奏から徐々に全体像が明らかになっていく感じ。オリジナル性が有り、盛り上げたところでバックの演奏に入る。再スタートでも同じようなストリーでエンディング。ライブハウスで活躍しているそうで、プロの演奏です。
 ②宮崎:全体のトーンが素晴らしい。ピアノが入ると縦の繋がりができると思うが?(ピアノを省いた理由を聞いていた)演奏には問題がなく、これからが楽しみです。
 ③ピアノを省いたのは、横の繋がりだけで曲を組立てていこうということでした。
(宮崎さんとは、曲に対する解釈の違いが見られた。)


 7 中山雄貴  On A Clear Day  トロンボーン

 ①リズム感はGoodだが、バックの演奏を聴いているの?というような焦りがみられた。
 ②宗清:ゆったりした感じで実力が有り、工夫と変化が見られた。
フレーズが短くてぶつ切り。全音符や二部音符など色んな音の長さで表現してみては? 平坦なまま終わったので、緊張と緩和の変化を加えるともっと良くなる。


 8 千北祐輔(ちぎた ゆうすけ)  Trictrotism  ベース

 ①ベースが、こんな風にして主役になれるの? と、驚きました。
スタート時点では進み過ぎと思ったが、途中拍手を浴びて落ち着いてきたのか調子が出てきました。
ウッドベースと格闘しているのかと思えるような力の入れ方で、奏法のアイデアも豊富。1曲なのでこれでいいですが、コンサートだと力を抜く所がないと大変です。
持てる技術の披露を成し遂げられ、大成功だったと思います。
 ②宗清:あまり聴いたことが無い、ベースが主役の演奏でした。自分がバックに回っても安定感があった
ストレンジ:自分のメロディーラインに二弦を用いて伴奏しているのはあまり聴いた事がない。最初走る部分があったがアイデアが詰まった素晴らしい演奏です。


前半が終わって10分の休憩


 9 中野圭人  Love Letters  ドラムス

 ①最初マレット(スティックの先にフェルトを巻付けたようなもの)を使用してファンタスティックなドラミングのあと、ジャズになる。ピアノ&ベースとのアイコンタクトとコンビネーションが素晴らしく、周りを引き立てて、自分も主役になっていました。
表情から、楽しく演奏している事が見て取れます。
演奏が終わると、会場の拍手と声援が凄い!
 ②古谷:マレットから始まって、けなす所が無く、審査員泣かせの演奏です。欲を言えば、落ち着いたところでハイハットが欲しいと感じた。
 ③(大声援を受け)応援団などは呼んでいないのです。


 10 下倉千春  Seven Steps To Heaven  ドラムス

 ①ここで女性が登場ですが、中野さんの演奏が素晴らしかっただけに比較されます。繊細できめ細かなドラミングですが、意外性が欲しかった。強弱はあったが、静かに盛り上げている感じでした。
 ②宮崎:周りをよく聞いていてハイハットも綺麗に決まっていた。
前に進んで、引っ張って行くドラミングが望まれる。
 ③(講評は)私の弱点を突いていて納得です。今後の課題にします。


 11 垣本拓海  Tangerine  ピアノ

ここからラストまで6人のピアノが続くので、ピアノ伴奏の祖田修さんはお帰り。
実は祖田さん、勘違いして舞子ビラまで行ったそうで、文化ホールに到着したのは最後の人でした。
素敵な伴奏をありがとうございました
夜のお仕事も入っていて、一番早くお帰りです
 
 ①他の奏者の表情も見ながら、ソロではフリーテンポで演奏していた。
 ②宗清:若いようですが、豊かなアイデアがありバッキングも見事。リズムで乱れたところがあって、これから成長過程に入ると思います。
 ③初めて大舞台で演奏して、緊張した。


 12 加納新吾(かのう しんご)  All the things you are  ピアノ

 ①ソロで始まるところから聴き入ってしまう、自分のスタイルを確立している人の演奏でした。オリジナルですが、セロニアスモンクのようなフィーリングを感じました。全編が深いジャズで、真面目に聴かないといけません。ジャズで一番要求されるのはオリジナル性で、それがギッシリと詰まっていました。
 ②ストレンジ:素晴らしい。ハーモニーが良く、ベースの間に入るピアノが良かった。アレンジ部分でピッチが変わるとメロディーと元の歌詞が消えます。途中にメロディーを入れると、それまでの理由付けができます。今後の発展性では、クラシック奏法を取り入れると良くなると思う。


 13 平倉初音  Don't Get Around Much Anymore  ピアノ

Duke Ellingtonでお馴染みの曲。
最年少の女性ですと司会者が最初にアナウンス。
 ①とても分かり易い演奏で、まだ幼いがジャズを理解している雰囲気もあり心地よいサウンドです。お茶目な感じも加わり、可愛くて好感の持てる演奏でした。
 ②日下:(4歳から演奏を始め、小6でジャズに入れ込んだことを聞いて)コンビネーションが良く、聴衆を感動させる演奏です。
まだジャズを初めて日が浅く、今はこのままでいいが、オリジナル性を付けていくように。
 ③父の影響でジャズを始めて3年(現在中学3年生!)、今日はプロの方と一緒に演奏ができて、とても気持ちが良かった。

私なんか約50年、ジャズに入れ込んでいますが、未だ素人です^^:


 14 葭葉愛子  If I Should Lose You ピアノ

 ①オリジナリティーがあり、静かな掛け合いも良く、水割りが欲しくなるような演奏でした^^)
 ②ストレンジ:好きな曲で、メロディーがいいのでピッチを崩さないように。右手のアレンジにダイナミックさが欲しい。フレーズとのやり取りで会話のようなものがあれば更に良かった。
 ③緊張しました。(講評には)その通りだと思います。今後に活かしたい。


 15 田添茜  Knock on the new door ピアノソロ

 ①関東から参加で、自身のオリジナル曲を演奏。
衣装は赤のショートワンピースに黒のストッキング、首にはキラキラネックレスという目の覚めるようなスタイル(私も目が覚めた)。バレーダンスを自由に舞っているような演奏で、クラシックの新曲発表かと思いました。
 ②宗清:ラストがガーシュインのようで男性的でした。すべてがメロディーに感じてしまい、ジャズからは離れているようです。ピアノ曲としては良いが、ジャズ風ブルースやシンコペーションがあれば良かった。


 16 竹内正史  Thrill of Love ピアノ

 ①オリジナル曲だがトリオで演奏し、途中からアップテンポになって盛り上げていきます。ハイテクニックを駆使しながら、淡々と落ち着いてプレイしていました。
 ②宮崎:曲が美しくて素晴らしいが、テーマでソリスト主導の展開があれば尚良かった。フレージングの中に前に進む展開も欲しいところ。



  Ⅱ ゲストによる演奏

コンペティションが終わり、舞台設定のあと歴代受賞者を迎えての演奏です。
奏者は
 第1回グランプリ受賞 大友孝彰(ピアノ)
 第1回準グランプリ受賞 浅井良将(アルトサックス)
 第2回グランプリ受賞 高橋知道(テナーサックス)
  +
ここまでバックで伴奏を務めた時安吉宏(ベース)と佐藤英宜(ドラムス)が加わります。

第2回グランプリ受賞者、高橋知道さんは1981年広島の生まれ。
スチューデント・ジャズ・フェスで個人としては最高のバークリー賞を受賞して大阪音楽大学に進みました。
大学では土岐英史に師事し、2003年からは各地のジャズコンテストで数々のグランプリを勝ち取りました。
若い頃より頭角を現していた高橋知道さんは好きなミュージシャンの一人です。

実はこのコンボは高橋さんが2010年5月にリリースした初リーダーアルバム、「ブルース・フォー・プレジャー」の演奏メンバーと同じでした。
アルバムにある「ニュー・インプレッション」とはこのバンドのことで、2009年に関西の若手実力派ミュージシャンを率いて彼が結成しました。
高橋さんの写真が無いかと管理画面から過去ログを調べていたら、見つかりました。
BFJO・第28回青春チャリティーコンサート(2010年)の後半、ゲストで登場しています。
興味のある方は以下URLをクリックしてご覧下さい。
https://arukuno.seesaa.net/article/201007article_6.html

演奏1曲目はそのアルバムトップにあるMatthias
テナーソロのあとアルトに繋いで、リズムセクションがセッションを始めます。
2曲目はノルウェーの森。
叙情的かつ牧歌的な曲で、静かに表彰の舞台へと繋いでいるようでした。



  Ⅲ 表彰

総評:宗清洋
 ジャズに入れ込んで半世紀が経過しました。会場を眺めると、そのような方も多いのでは?とお見受けします(ハイ^^)
 金管楽器では、トロンボーンが一人でトランペットが無く、やや寂しい感じですが、数々の素晴らしい演奏でした。
 奏者のレベル差は僅差で、受賞できなかった方も含め、まだまだ若い皆さんにはこれからと思って頑張って頂きたい。

準グランプリ受賞者
  エントリー6番 當村邦明(テナーサックス)
  エントリー8番 千北祐輔(ベース)

グランプリ受賞者
  エントリー12番 加納新吾(ピアノ)



  Ⅳ あとがき

受賞された方、おめでとうございます。
ジャズではオリジナリティーが一番大切で、その点加納新吾さんは優れたものをお持ちでした。
千北祐輔さんは、日本にこんなベーシストがいるの?というような演奏で、
當村邦明さんは、プロながら演奏にはフレッシュさを感じました。
この3名にドラムスが加わるとコンボが結成されますね。

受賞者が3名しか選ばれず、惜しい人が他にもいました。
私から以下の賞を授与します。
明るい演奏で会場を和ませた、ドラムスの中野圭人さんには
 「ナイスパフォーマンス賞」
最年少ながら、会場のジャズ通中年を唸らせた15歳の平倉初音さんに
 「これから期待されるで賞」

後援する団体も幾つかあります。
今後、各団体からの特別賞など考えては如何なものかと思いました。


受賞者には、来年4月ニューオリンズで開催されるフレンチ・クォーターフェスティバルの出場権が与えられます。
本場のジャズを吸収し、今後の発展の礎にされるのだと思います。
今回のゲスト演奏でみられたような、素晴らしい奏者になって舞台に立たれることを期待しています。

この大会で次代のジャズ演奏家が選ばれ続けると、日本のジャズ界の隆盛と繁栄が約束されるのではないでしょうか。


  この拙いレポートが、
  参加希望者への励みと何がしかの助力になれば幸いです。



  長文を最後まで読んでいただいて、ありがとうございました

この記事へのコメント

  • yoppy702

    P、B、Dsで参加した場合は、トリオまでしか出来ないけど、それ以外の楽器の方は、カルテットで演奏出来るという事ですね。演奏スタイルでノリも変わってくるでしょうけど、それでも、個人のテクニックが前面に出される、とても恐ろしい場ですね。
    正に、「コンペティション」や。

    読んでいて、アルクノさんってスゴイと思いましたよ。
    この16人の良い点、悪い点を含めてを端的に評価されている。
    審査員の評価は、時折、主観的な内容が感じられ、アルクノさんの評価の方が客観性に富んでいる気がしました。

    千北祐輔さんのベースには、当然、興味がありますが、アルクノさんの「セロニアスモンクのような…」という、加納新吾さんのピアノも聴いてみたいですね。

    過去ログに入ったら、BFJOの青春チャリティーコンサートやったので、エッ、高砂高校出身と思ったら、ゲストやったんですね。(^^ゞ
    ハイ、お顔、確認しました。

    ベーシストが選ばれたのは、とっても嬉しいです。
    ベースメインのアルバムは、ポール・チェンバースやレイ・ブラウンなどがあったので、それをイメージしてました。
    千北祐輔さんのベースは、ひょっとしたら、YouTubeにあるかもしれないとチェックしましたら、ありました。同姓同名かもしれないけれど…
    さらに驚いたのは、加納新吾さんと演ってる、ピアノトリオのがありました。
    2013年10月28日 21:54
  • アルクノ

    yoppyさん、早速のコメントありがとうございます。
    そうですね、楽器によって、トリオとカルテットに分類されます。
    省くこともできるので、ベースとドラムスのセッションなんて聴いてみたい気もします。
    ジャズなので、ソロ以外だと掛け合いや会話が重要なので審査員はそこを見ているようです。
    バックの音を聴いていないとなると、その点でアウトですね。
    バックのプロとも比較されるので、おっしゃるように恐ろしい場デス。

    私の審査員的な評価までして頂いて恐縮します。
    プロの方は奏法の深い部分での評価までしているので、聞いていてとても勉強になりました。

    加納新吾さんのピアノは日本人離れしていて、審査員を唸らせたのだと思います、
    私個人としては、は準グランプリの千北祐輔さんをグランプリに推したかったです。
    スタートで走り過ぎたのがマイナスポイントだったようです。
    ベースでは、yoppyさんと同じくポール・チェンバースやレイ・ブラウンが好きです。
    更にエディー・ゴメスもいいですよ。
    「Bill Evans At The Montreux Jazz Festival」では、昔LPで痺れて、90年発売のCDでも痺れてしまいました

    千北祐輔さんと加納新吾さんが演奏してる、ピアノトリオですか。
    調べていただいてありがとうございます。
    私も早速・・

    高橋知道さんはオススメですよ。
    愛聴版で、常に手元に置いています。
    2013年10月28日 22:47
  • 風子

    台風で山歩き中止となれども、お好きなジャズのライブを楽しまれ、それもまたよし、素敵な時間を堪能できましたね
    ネクストジャズコンペということですから正確にはコンテストなんでしょうけど、いずれ劣らぬ、優秀な出演者さんたちに、さながらライブを満喫されたかの感はあったことでしょう
    音楽を愛し、山を愛し、日々充実のアルクノさん・・今が一番良いときなのかもしれませんね・・
    2013年10月30日 15:41
  • アルクノ

    風子さん、ありがとうございます。
    空いた時間を有効に活かすことができました。
    会を重ねて、人気が出てきたのか盛況でした。
    このコンテスト、神戸ビエンナーレから援助資金が出ている為か2年に一度になり、今後は気を付けないとすっぽかしそうです

    体調が良くないと長時間のライブは大変です。
    その為にも山に登って、健康で、今の青春を維持しなくちゃ、と思っています
    2013年10月30日 21:06

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第6回 神戸ネクストジャズ・コンペティション(2015.10.18・日)
Excerpt: 第5回の様子は↓をクリックするとご覧になれます。 http://21846851.at.webry.info/201310/article_6.html
Weblog: アルクノのブログ
Tracked: 2015-10-22 18:26