お約束の3作目です。
彫っているのはオタマジャクシですが、この窪みが滑らないように指を安定させます。
これを作る前の試作品です。
自分の手に合わせて、5本の指で掴む場所を決めていまです。
しかしこれでは自由度と、面白みが無いですね。
このように、台となる部分に加工したのはType1~Type2と同じ発想ですが、もっとシンプルにしたいと考えました。
このバンブージョッキ、最初は台となる部分に手を通すものでしたが、Type2の足を掴むものへと変化しました。
ラストは器となる部分を直に掴むものにしたいと思った訳です。
竹を削っていくと、内側にある強度の弱い部分が露出します。
持つ部分は力を加えるので、あまり削り過ぎないようにした方が良いと以前に書きました。
しかし、太くて肉厚の竹が入手できたことで今回の作品ができました。
今回の竹(左)と、試作品の竹です。
これなら多少削っても大丈夫ですね。
指の位置に窪みを付けるが、これがオタマジャクシに見えてきたので、
鉛筆で落書きです。
モノを掴む時に力が入るのは、親指と人差し指に中指の三本と教わった事があります。
という事で、これが人差し指と中指の指定席です。
完成です。
親指を置く所は水中から見た感じにしています。
そのオタマジャクシのアップですが、
奥と手前側の足が重なってごちゃごちゃしていますね。
竹に彫刻するのは初めてですが、竹の繊維が出てくるので細かい表現が難しい。
こちら側は上から見た感じですが、
雨垂れと水の動きをこのように表現し、
ユラユラと泳いでいる感じにしました。
最後の撮影が夜だったので、ディテールがよく分かるように朝撮影した写真を追加します。
計測してみると内容量は460mlで、これが一番大きいことになります。
3種類の発泡性アルコール飲料を用いて試飲しようと思っていますが、頃合を見て実施します。
3種類合計だと大容量を頂くことになるので、もう少し暖かくなってからの方がいいですね^^)
この記事へのコメント
凡稔
アルクノ
「やりながらの工夫」は結構ありますし、固定観念を壊していくやり方も気持ちがいいですね。
今回は、台を加工してきた私のやり方を外しました。
これをご覧になった方に「自由に作ればいいんや!」と思って貰う事が私の狙っているところです
ミックン
すごいアイディアですね
これでグイッといくと、汗も吹っ飛ぶでしょう
僕は、高原へ行くと、竹の筒で流し素麺して遊びます
アルクノ
竹細工を始めてまだ日が浅いのですが、アイデアが湧いてくると次々に作りたくなります。
でも、もうそろそろネタ切れですね。
素麺流しは、私も日本海へ向かう山越えの峠でしたが、同じように竹を流れるものを頂いたことがあります。
高原で食べると格別ですね。
てくてく
飲む回が重なると、未成年のオタマジャクシ、赤くなったりして・・・
てくてく
アルクノ
青年のカエルだとちょっと難しいですが、オタマジャクシだと簡単でした
回を重ねると、染み込んだアルコールの影響で、
文字通りの、赤ちゃんオタマジャクシになりそうです
yoppy702
これが、ボクには、一番合ってるかもしれません。というのが、ビアジョッキーでも、取っ手部分に手を突っ込んで、手の平で掴むように持っているからです。でも、この方法は、中ジョッキーは、問題ないですが、大ジョッキーは、少し重いものの可能ですが、特大だとちょっと無理がありますね。
今回は、この「掴み」に指の置き場を考慮した点がイイですね。前述の方法で飲んでいると、酔ってくると、時々滑るんです。(^^ゞ
これだと、すべり防止になるので、ますます気に入りました。
おまけに、その指置き場がオタマジャクシ。
その上、雨垂れ、水の動きで、泳いでいる感じを演出されるとは…
いやぁ…彫刻だけに、手が込んでますね。(^^)
エッ?試飲って、3つ同時に飲まれるんですか?
計算してみたら…約1230ml.
アルクノさんやったら、問題なしですね。(^^)
アルクノ
これで三種類の発泡性アルコール飲料を、同時に試飲出来そうな気がしてきました
私もビアジョッキはyoppyさんと同じような持ち方をします。
飲み過ぎて酔っ払い、滑って落として、割ったのは苦い経験です
今回はその反省も踏まえ、アイデアに盛り込みました!
彫刻の経験がこんな所で活かされるとは予想外でしたが、これは私のお気に入りの作品になりましたね。
合計1.2リットルは、やや問題ありです。
試飲レポートは酔っぱらい記事にしたくないので、チビチビ飲みながら書き留めていきます。
多分最後は、気の抜けた発泡性アルコール飲料になっていると思います
かっぱちゃん
おたまじゃくしがすぃ~って気持ちよさそうに泳いでいるかんじが出ています。
アルクノ
夏になると、オタマジャクシで涼しい感じになるかなと思いました。
アルコールもスイスイ進みそうです