竹細工・ぐい呑(2013.02.17)

16日(土)に予定していた六甲ハイク・七曲滝の氷瀑見物は、木曜日迄の気温上昇と前日の雨で中止に。
私の体調は戻りましたが、山歩きの再開は延期になりました。

筆立てに続いて竹細工です。
画像

13日から手がけていたが、他の作品も同時進行していました。
本作だけだと二日もあれば仕上がると思います。

まず足となる部分に4箇所、ノコギリでV字に切り込みを入れてカットする。
画像
考えてみると、V字に切り取らなくても良かった^^;

このように削り、
画像
4本の切込みを入れると足ができる。
画像
三角刀で深くラインを入れてから削ると早くできます。

あとは時間をかけてナイフにヤスリとサンドペーパーで仕上げる。
画像

ワイングラスを竹で作れないかと考えた事が発端でした。
竹にはワインよりライス・ワインの方が似合うだろうということで、日本酒用の「ぐい呑」にしました^^)
四合瓶からそのまま注ぐことを想定しています。
口は少し斜めにカットしているが、この方が飲み易いのではと思いました。
画像

角度を変えて、
画像

更に、サイドビューは。
画像

下から見上げるとこうなります。
画像

竹の内側には薄皮がへばり付いているので、サンドペーパーで擦り落とします。
あとは洗剤とスポンジで洗って乾かせばOKです。
外側にべビーオイルを擦り込むと、艶出しと割れ防止効果があります。

もっと削ると白色になるが、内側にはしなる様な強度が無く、力を加えるとパキッと折れてしまいます。
外側を削らずに仕上げることもでるが、節の部分がゴツゴツしているのと加工時どうしても外側に傷が入るので外皮は削り落としたほうが良いと思います。


竹の香りがお酒に移ると、安酒が高級酒に変身するかもデス^^)
和風好みの日本人向けですが、日本が好きな外国の方に「手作りです」と言ってプレゼントすると喜んで貰えるかもしれませんね。

この記事へのコメント

  • 風子

    ワイングラスを竹で・・なんておしゃれ
    ぐい飲みって書いてありましたからお猪口スタイルかなと思ったのですが・・お猪口ならチビリ、チビリですが、ワインも舐めるように味わうともいいますね?
    お酒に詳しくないので皆目解りませんが、これは趣があります
    お身体のほう、もうすっかり良いのですね
    ただ、いつになく寒い今冬ですので、山歩きも無理はなさらないように。。
    2013年02月17日 12:52
  • アルクノ

    風子さん、気持ち玉もありがとうございます。
    これでワインを頂いてもいいんですけど、日本酒の方が合うと思ってぐい呑にしました。
    陶器製のお猪口やぐい呑だと背が低いので、どうしても一旦徳利に移してから注ぐ事になります。
    これは背が高いので、四合瓶までなら(ワインのように)直接注ぐことができます

    日本酒を竹製の器で飲んだら美味しいと誰かが言っていたので、それもヒントになりました。

    体調は元に戻って、もう元気になりました
    2013年02月17日 13:58
  • てくてく

    竹の高盃、乙ですねえ。
    まだ、青竹なので、冷よりも熱燗の方が、より香りが移っていいと思います。

    16日、残念でしたね。
    今日、48瀧に行った近所の人に、有馬口で会ったので、聞くと「雪は積もっていたけど、氷瀑はよくなかった上に、コースは数珠つなぎだった。」と云っていました。

    当方は、混雑を見越して、他の所をのんびりと、散歩してきました。
                         てくてく
    2013年02月17日 20:44
  • アルクノ

    てくてくさま、気持ち玉もありがとうございます。
    そうですね、まだ寒いので熱燗を注いでチビチビとやります
    竹の高盃、第2弾も現在製作中です

    氷瀑は期待していたのに、ホント残念でした。
    紅葉みたいに、毎年ほぼ同じ時期に最盛期だといいのにと思いますね
    混雑でがっかり状態だと熱燗でもやりたくなります
    2013年02月17日 21:15
  • yoppy702

    竹のぐい飲みがあるのは知ってますが、いわゆる、お猪口型。
    脚付きのは、オシャレですね。(^^)
    冷酒を、脚付きタイプのクラスでよく飲まれてますが、熱い方のは聞かないです。
    熱い方が、竹の香りも伝わって、確かに、ボクの飲んでる安酒も高級感が味得るかもしれません。
    是非、ご使用後のレポもお願いしたいものです。
    ムッチャ、興味あります。

    竹といえば…昨日、長居植物園へ行った時に、竹林の竹を切られて、風通しをよくする作業をされていたのですが…見ると、イイ竹がありましたね。横目で欲しそうな顔をしたのですが…今思えば、「頂戴」って言えばよかった。(^^ゞ
    2013年02月17日 21:19
  • アルクノ

    yoppyさん、気持ち玉もありがとうございます。
    グラスでの熱燗は私も無いですが、てくてくさまの言われるように竹だとできますね。
    香りが残っている内に是非やってみたいと思います。
    どんな香りなのか後日報告しまので、暫くお待ち下さい

    yoppyさんが欲しそうな顔をすれば、普通頂けると思いますが、それは残念でしたね。
    我が家から歩いて30分くらいの所には、それこそ「風通し良くして欲しい!」と言っている竹林君がひしめいていますのに
    2013年02月17日 21:40
  • シグまろX

    こんにちは
    うわぁ~!これは冷酒が合いそうですね。
    竹の香りとマッチしそうですね。
    外人さん、絶対に喜びますよ。
    その前に私が喜ぶな。これは!
    2013年02月17日 22:56
  • アルクノ

    シグまろXさん、気持ち玉とコメントをありがとうございます。
    竹の香りと冷酒がマッチング~でしょうか
    写真にあるような道具とヤスリにサンドペーパーで出来ますので、懇意になさっている外人さんにプレゼントされてはどうでしょうか。
    日米友好にもなりますよ
    2013年02月17日 23:24
  • KURI

    これで冷や酒をグイって吞んでみたいです。つまみは何にしようかとそういうのを考えているだけで楽しいですね。(^_^) お見事でした。
    2013年02月18日 14:27
  • アルクノ

    KURIさん、気持ち玉もありがとうございます。
    私もこれに清酒を注ぎ、
    KURIさんお手製のアテで、
    「グイっ」と吞んでみたい。
    と、想像しています^^)
    2013年02月18日 15:44
  • 花咲か爺

    今、チョッと思い出せないのですが、何処かの寺院で呆け防止に青竹に日本酒を入れて振舞う行事の所がありましたね。竹の香りが日本酒に移り旨いでしょうね。
    2013年02月18日 20:17
  • アルクノ

    花咲か爺さん、気持ち玉もありがとうございます。
    呆け防止に、青竹に入れた日本酒ですか。
    初めて聞きました。
    私は、早速飲まないといけません

    日本酒にどんな香りが移ったか、次回作でその結果をご報告したいと思っていますので・・
    2013年02月18日 20:39
  • かっぱちゃん

    ワイングラスのように持つところがあるのが、おしゃれですね♪
    竹の香りがする日本酒って素敵かも~(下戸ですが・・・^^;)
    おつまみも竹のお皿に、お造りなど乗せると雰囲気出ますね~~
    なるほど、外国の方に差し上げると喜ばれそうですね。
    アルクノさんは、ホントにアイデア豊富で器用で何でも津作れちゃいますね~すごいです~(*^^*)
    2013年02月19日 20:38
  • アルクノ

    かっぱちゃん、気持ち玉もありがとう。
    褒めてもらえると嬉しいですね。
    外国のお友達がいないのが残念です。
    私の生命線はアイデアだけで
    これは簡単に作れるんですよ。
    金属の蓋に、あんなに綺麗に絵を描くかっぱちゃんの方がずっと凄いと思います。

    これよりは、少しテクニックが必要な物を作っています。
    ほぼ出来たので、次にアップしますよ。
    2013年02月19日 21:18
  • ふぉるま

    かっぽ酒ならぬ ぐい呑みですね♪
    竹筒で温めて呑むかっぽ酒に憧れますが いまだ呑めていません
    アルクノさんならすぐに実現可能ですね
    良い香りがしそうです

    お体 もう良いのでしょうか
    いつまでも寒いですね お気を付け下さいね
    2013年02月20日 12:22
  • アルクノ

    ふぉるまさん、気持ち玉もありがとうございます。
    この「ぐい呑」は、デザインを変えて二つ作ってペアにしました。
    今、利き酒をしながらこのコメントを書いています
    結果は次の記事で確認お願いします

    ご心配をおかけしましたが、体調はもうすっかり元に戻りました。
    軽いウォーキングを主体にしていますが、そのうち近くの山にも登りたいと思っています。
    お酒も「健康の為、適量を飲んで下さい。」とよくご存知の主治医さんに言われちゃいました
    2013年02月20日 13:56

この記事へのトラックバック