参加者は女性8名+男性2名になり、ケンさんと私は両手両足に花となりました^^)
初歩きと言うことで、足慣らしのウォーキングに毛の生えたようなものにしました。
そのコースは、神鉄・谷上駅~山田道~五辻~森林植物園西門~学習の森~再度公園・修法ヶ原池~大龍寺(簡易八十八箇所巡り)~市ヶ原~布引滝~新神戸駅~「三ノ宮高架下市場」(宴会)です。
昨年7月に同じようなコースを紹介しているが、その時は大龍寺にはお参りせず、大龍寺下の善助茶屋跡から滝山城址に向かい、猿のかずら橋から今回のコースに入って布引の滝へ向かいました。
滝山城址コースはアップダウンがあり、猿のかずら橋への下りが急なので、今回は一般的な初心者向けとしました。
神戸市民のハイカーであれば、オメメさえ開けておれば難なく歩けるルートです。
ポイントは大龍寺の簡易八十八箇所巡りで汗をかき、三ノ宮高架下市場で美味しいビールを頂いて食事をすると言うことです。
その宴会場は午後1時から開店している、私達にはもってこいの居酒屋です。
距離は約10キロで、森林植物園西門へ登った後は修法ヶ原池へなだらかな道。
大龍寺から神戸のど真ん中、三宮へは舗装路が多い下り道になります。
遠方からの参加者もいるのでスタートは9時半にし、ゴールの宴会場は午後2時20分でした。
途中休憩で皆さんから頂いたカロリー補給品は、どんどんお腹の中に収まりました。
今回初参加は、Oさんのお友達2名です。
その方は六甲縦走もこなすスーパーウーマンでした。
そのOさん、ご本人の申告によりニックネームは「トマト」に決定しましたので、今後宜しくお願いします。
血色が良く、丸顔なので、ピッタシ!
前置きはこれくらいにして、
ニューフェースお二人をトマトさんから紹介して頂いて、スタート。
谷上駅は地下鉄の終点でもあり、東方面からの参加者は神鉄ではなく三宮から地下鉄利用が便利です。
駅前ロータリーに向かうとこの柱があります(9:33)。
左は夕刻に開店する居酒屋で、あとは道標に従って進むだけです。
高架を潜って、川縁へ下ります。
川を遡って橋を渡ると、登山口です(9:40)。
雪は無いが氷が少し残っていた。
少し登ると堰堤がある。
土砂で埋まっていたが、昨年から周辺の整備をしています。
洪水調整能力を復活させようという試みのようです。
工事中の注意表示が吊るされているロープで囲われた道を行きます。
物資を運ぶケーブルも敷設されていました。
もし増水していたりすると渡れなくなるポイントがあります(9:51)。
右に橋が架かっていたことを示す石組みとコンクリートが残っているが、再度架橋されることも無くほったらかし状態です。
オヨヨ!となる参加者も居たが、
多少のスリルを味わって頂けました?
これが昨年アルクノが命名した、小じんまりの山田滝です。
山田道の見どころはこれくらいしかありませんので。
泥濘んでいるところを過ぎると、段々を上がって水平道になる。
弓削牧場への分岐を過ぎて、右手にある砂山は以前のままだが、崩壊が進んでいた。
宅地造成は終わって、住宅建設が進んでいた。
車道へ出て左が神戸森林植物園だが(10:37)、
右の五辻へ向かう。
次の分岐が五辻で、左へ折れる。
車はあまり通らない再度ドライブウェーを歩くが、歩道が無いので要注意。
西門の道路向かいに、再度公園へ通ずる下り道がある。
暫くドライブウェー沿いに下ると学習の森に入り、車道へ出て左。
直ぐ洞川湖(どがわこ)へ渡河する所がある。
これが洞川湖に注ぐ川です。
赤いダウンジャケットはトマトさんです^^)
右に細い道が続いていて、行くと、向こう岸に釣り場がある。
その左奥に見えているのが堰き止めている堰堤です。
水が流れていないところでは薄氷があった。
梅の園(洞川梅林)にも通じていて、3月にはここでの観梅を計画しています。
さほど広くはないが、梅の名所となるよう神戸市が目論んでいます。
折れ曲がる石段を上がると、
堰堤になり、その先で左へ緩やかに上がる。
直ぐ再度公園で、ここでトイレ&休憩タイム(11:26~)。
ここから三宮へは所定2時間コースです。
この公園での休憩と大龍寺へ向かうことで、ゴールは2時頃になることが見えて来ました^^;
そこで、皆さんからカロリー補給です。
チョコレート菓子にミニ大福、ケンさんからは大きな草餅。
覚えきれないので、写真に撮ったのはトマトさんのお友達からのみかんと、六子さんからの焼き栗。
一食分の量を頂いてお腹が一杯になり^^)、
修法ヶ原池を左に見て大龍寺へ向かう(11:45)。
この薄氷を踏んづけたのは、私と遊子さんにトマトさん。
結構しっかりした氷で私は全然割れなかったのに、遊子さんはバリンと割ってしまいました^^)
決して、体重が重いと言っているのでは無いのです。
この氷の上、左に丘のようにあるのが再度山(ふたたびさん)で今から其方へ向かいます。
車道を渡って10分でこのような分岐がある。
右へ行くと、大龍寺へは向かわずに下山する。
中央が大龍寺へ向かう道で、左へ上がる階段はお手軽に四国八十八箇所巡りができるルートです。
これは第45番で、
その右に46番がある。
そのすぐ奥が奥の院^^)
その右から山頂へ向かう急な坂道がある。
修法ヶ原池から眺めた丘のような山とはイメージが違うのです。
山頂には向かわず、ここから本堂へ下るのがビギナーコースです。
境内中央にイチョウがあるが、晩秋には敷き詰められる黄色い絨毯が見ものとなっています。
その奥に「ぼけなし観音」があるので、その兆候のある方はお参りをお薦めします。
ここは、ぼけ封じ観音八番札所でもあります。
右が本堂で左にあるのが神戸七福神の大黒様です。
八十八箇所巡りはここから階段を下って終わります。
西国三十三箇所巡りも直ぐにできるようになっています。
さらに下ると、哀しい想いが込められたであろう、水子地蔵尊がある。
裏から山門を潜るが、
そこに神戸七福神の事が記されています。
神戸人がよくお参りする三社四寺です。
移動に交通機関を利用すれば丸1日でお参りできるでしょうか。
(滋賀から参加のNさん、幟を持って頂いてありがとうさんでした。)
全て兵庫区域にある「兵庫七福神巡り(2010.05.25)」
https://arukuno.seesaa.net/article/201005article_4.html
は3キロの距離にあり、ゆっくり歩いて巡っても2時間はかからないのでお勧めですが・・。
その山門前に冬期はバスが来ない大龍寺バス停がある。
再度ドライブウェーを渡って、下ると15分で市ヶ原です(12:36)。
茶屋の前では猫4匹がのんびり寛いでいた。
1月とは思えないような穏やかなお天気なので、ひなたぼっこ日和なのでしょう。
しかし樹木は真冬状態で、何の木か分かりませんが全て落葉していました。
布引貯水池です。
ダム湖百選に選ばれた布引貯水池を眺め、
五本松堰堤を下る。
貯水池がオーバーフローした時に現れる五本松隠れ滝ですが、
全てが落葉しているので丸見えとなっています。
3分下ると、大正初期に架けられた谷川橋です(13:13)。
当時としては最新技術の曲げられた鉄筋が仕込まれている重要文化財のアーチ型コンクリート橋との説明があります。
さらに7分下ると、右に布引雄滝(おんたき)への分岐がある。
これも落葉時には上から眺めるのが良いでしょう。
岩を削り、段を作りながら落ちる流水が見事だからです。
この滝壺の下には二本に別れる落差の低い夫婦滝がある。
ここで皆さんに撮影などして頂く為に小休止。
さらに下ると、鼓滝。
ここは常緑樹が茂っていて、眺めるのは困難です。
最後に雌滝(めんたき)。
夫婦滝を二滝として、都合「布引五滝」です。
雌滝の直ぐ下が新幹線の新神戸駅で、滝から流れ出た水が駅舎の下を流れて生田川となります。
2キロ弱しかない生田川はこの先で神戸港に注いでおり、港と街と山が隣接している大都市神戸という事になります。
駅舎の西にある、かつてのオリエンタルホテルはダイエーの資産売却により、
ANAクラウンプラザと名称が変わりました。
ここから三宮へは1キロチョイ下るだけですが、信号が何箇所もあるのでチョイ時間がかかります。
JR三ノ宮駅でトイレを拝借します。
(神戸市民は「三宮」と書き、私鉄も三宮駅だが、全国展開のJRはサンミヤと読んでもらっては困るので「三ノ宮」と表記しています。)
JRの高架下にあるので三ノ宮となっている、三ノ宮高架下市場に到着(14:20)。
この高架下は2階建てになっていて、その2階にあります。
今年も宜しくと乾杯して宴会です。
宴が進んで1時間弱経過した頃、店員さんに記念写真を撮って頂きました。
心優しい女性のハートは大きく、小金しか持っていない男性のダイヤは小さくしました^^)
一番奥が私です。
1時間半ほどでお開きに。
10人で食べたのは・・、
やみつきキャベツ×3、大根サラダ×3、枝豆×3、だし巻き×3、天ぷら盛り合わせ×2、じゃがバター×2、にんにく丸揚げ×3、上寿司盛り合わせ×3、おでん盛り合わせ×3、とんぺい焼き×3、冷奴×3、ごぼうパリパリ揚げ×2を分け分けして頂きました。
生ビールは全員で22杯!
私は4杯+遊子さんと分けて半分!
割り勘で2200円でしたっ!
驚く程の低料金なので、近郊の方は是非ご利用ください。
これからも宜しくと・・、バス、JR、阪急、阪神と各々別れて帰路に着きました。
最後までご覧頂いて、ありがとう御座いました

この記事へのコメント
yoppy702
両手両足に花とは、羨ましい限りです。
今回のコース、方向音痴なボクでも、よく解りました。布引から紅葉を求めて歩いた時のルートの、ほとんど逆ですものね。こないだの事なので、まだ、見覚えのある道もたくさんありました。(^^ゞ
あの川を渡る所は、見た時に、ギョッとしました。ホント、スリリングありますよね。ボクの時も、増水してなくて良かった。
修法ヶ原池は、もう、こんなに氷が張ってるのですね。やっぱり、1月やなぁ…売店は、冬場でも営業してるのですか?
奥の院にあるイチョウの絨毯、綺麗でしたよ。落葉の前のイチョウの木も見たいとは思いましたが、あの時は、ビッシリの絨毯で満足しました。
布引貯水池も綺麗やった。(^^)
なんか、今日は、とても、思い出深い所で嬉しいです。
…でも、考えたら、歩いたのは、チョット前なんですけどね。(^^ゞ
そして、「三ノ宮高架下市場」。
ここは、未体験ゾーンですが…さすがに、10人となると、写真も、見ごたえがあります。
なのに…一人、2,200円。
ほんまに、ここ、安いですね。(^^)
アルクノ
通常は女性が男性の2倍ないし3倍なんですけどね。
新人さん2名が女性だったのでこうなりました^^)
このコースはyoppyさんのように登りに使うのが一般的ですね。
私達は宴会場を目指して歩きました^^)
山田道の渡河する所に架橋しないのは何故かわかりませんが、増水時に迂回路がないのは困ったものですね。
以前の電鉄ハイキングで事故もあったので、何とかして欲しいものです。
修法ヶ原池は毎年氷が張っているみたいで、今年の寒さも平年並みということでしょうか。
ただ、この実施日の8日は風もなく穏やかで、猫ちゃんたちの日向ぼっこ日和でした。
池の売店は平日(当日火曜日)は通常営業していませんが、土日休日は開いています。
ただ積雪や凍結する冬期は食材の運搬が困難なので閉まっているのかも。
大龍寺境内のイチョウは有名で、落ち葉が敷き詰められた景色を眺めるために遠方からも来られるそうですよ。
これから、雪で真っ白になればこれもまた見事だと思います。
「三ノ宮高架下市場」ですが、平日のお昼過ぎなのに結構若い人が多くて驚きました。
店員を含めいつも活気があるので、お勧めです。
舟盛りや生イカなど高額なものもあるけど、このようなメニューであれば3千円を超えることはまず無いと思います。
是非お友達を誘っての打ち上げにどうでしょうか
てくてく
冬の渡渉は、いやですね。ドボンしなくて良かったです。^_^
カサカサと冬枯れの道を行き、大黒様にお参りして、清々しい瀧を眺め・・・そして、新年会。
楽しいお話、有難うございました。
てくてく
アルクノ
ハイ、新年早々気分が良かったです。
楽しく歩くことが一番なので、皆さんに喜んで頂いて、新年会もリーズナブルに仕上げることができて最高でした
このドボンする可能性のあるポイントは、真冬には気を使いますね。階段も前の人が降りてから次行くようにと伝えましたが、何事もなくてほっとしました
楽に歩けるコースですが、修法ヶ原池の氷割りや大龍寺の八十八箇所巡りで少し変化をつけました
今年もこんな感じで歩いて行きます
KURI
たくさんの滝がお見事ですね。特に五本松隠れ滝がかっこいいです。
アルクノ
昨日はお出かけで、今日もビワイチで、お返事が遅れてしまいました
このグループ始まって以来のことでしたが、綺麗なお華に囲まれてしまいました
五本松隠れ滝は夏季は殆どお隠れになっていますが、冬はこのようになって立ち止まる処です。
もっと寒くなると、氷瀑と言うほどではないが氷が回りにへばり着くんです。
夕顔とひまわり
お写真。一番奥とのことですが、判りにくいのが残念です。
初歩き・・・モテモテですね~。10人中男性が2人!
でも共通の趣味を持つ仲間と歩久野もいいですね~。
楽しく拝見させていただきました。
健康に感謝あるのみですね~。
アルクノ
更に過去ログをご覧になると、鮮明な私の髭面が発見できるかも知れませんよ
モテモテは良いのですが、私は写真を撮りながら前も後ろも気配り上手にならないといけないので、分身が欲しいです
無事に下山したときは毎回、感謝感謝ですね。
社寺にお参りするときは、お願いではなく感謝を伝えるようにしています。