なので、普通の忘年会では面白くないという事で「野生を食べる会」です。
食材の詳細は聞いていませんが、何時もの3名が車で神戸から篠山の外れの更に山奥にある「森本屋」へ向かいます。
昨年は鴨鍋でしたが、記事にはしていませんでした。
その時は入会したての新人でして、会長さん以外は誰が誰だかよく分からずに宴会が終わってしまった。
と言うことがありました。
皆さんアットホームな方達ばかりですが1年が経過して参加者の雰囲気も分かり、私の認知度も多少は上昇してきたようなので記事にしようと思った次第です。
今までこのような宴会の様子を書いたことが無く、初のグルメレポートということになります。
車で2時間弱の距離なので10時ちょっと前、中間点で休憩を取ります。
辺り一面霧に覆われている日もあるが、今日は少ない方ですね。
無名の小山が連なっているが、どこに上がっても雲海のようなものが眺められるという気象状況です。
この時間帯に、ここら辺りの山に登って雲海がなかったら「運(雲)が無かった」という事になりそうです^^)
更に30分車を走らせ、ここでトイレ拝借。
手前の食堂は締まっていたが奥のお店が開いていました。
左はスーパーに置いてあるような普通の大根で、2本セットで150円。
右はそれぞれが150円!
立派な大根で、これほどの大根足にはお目にかかったことが無い!

会場に到着したのは、指定時刻の少し前で10:57。
会場は二階。
上がると関所があり、会費は4千万円だという。
かなりの高級食材なんだろうと思い巡らして、その1万分の1を拠出する。
席はくじ引きで決めるので、引いてくださいと言われた。
昨年は車の到着が少し遅れたので、空いている前の方になり、会長の横に座ることになりました。
グループはバラバラに座ってもらいたいとの思惑ですが、多分上座は避けられるのかと期待しました。
引いたのはNo.9で、その場所はここ^^;
とんでもない所に座ることになりました。
後ろは床の間です。
ほぼ全員が揃って乾杯。
スッポンの生き血が入っている、日本酒で。
そのスッポンは後ほど頂けるそうで、まずはこれ。
小学生の頃に給食でよく出てきた鯨肉です。
今は高級食材。
勿論、養殖ものなどではなく天然ものでしょう^^)
地球上最も巨大で海に生息する野生ですから、冒頭の趣旨にも合っています。
出汁が入っている寄せ鍋タイプで、野菜をたっぷり入れて沸騰させ、鯨を乗せる感じで入れていきます。
鯨は時間が経つと硬くなるので早めに取り上げます。
懐かしい鯨肉を頂きます。
味付けにポン酢や胡麻も用意されていました。
ある程度時間が経過して自己紹介ですが、私の得意とはしていない分野です。
前回大江山のバス車内での自己紹介と同様、最近歩いている場所や簡単にブログの紹介などをして次の方へとバトンタッチしました。
この時「アルクノ」と紙に書いて、必ず見ますと言ってくれた方がいたのは嬉しいことでした。
更に時間が経過し、遅れて一人の女性がやってきました。
その女性は、前回のバスで聞いてから私のブログを見てくれているそうです。
記事の内容を褒めてくれて、宣伝マンになってくれました^^)
毎月会員に送られて来る会報は素晴らしいものです。
私の場合は即時性があので、参加できなった方にも情報が伝えられるというメリットがあります。
ご覧頂けると嬉しく思います。
流れから少し脱線しますが、篠山自然の会のことを少し。
私の会員Noは196で、現在会員は200名を超えています。
これ以上増えると運営上負担がかかると思うので、今後は入会審査があるかもしれません。
私の場合は、植物博士さんの紹介ですんなり入会できましたが・・。
簡単に会の仕組みを説明しましょう。
入会費及び年会費は千円です。
会員のゲストとして参加の場合は不要ですが、入会の意思のある人は入会費と年会費を参加時に収めます。
以後、年度毎に年会費千円を振り込みます。
その後の例会に参加しなければ、幽霊会員となって名簿に名前が残り、会報は送られてくるのだと思います。
会員の特典は、参加時の植物の写真やその名前、記念写真などが印刷された小冊子が送られてくることです。
実施した例会のこと、今後の予定等が書かれた会報「みどりの多紀」も毎月送ってきます。
これらはお値打ちもので、自然と植物の勉強ができます。
例会は毎月実施され、バスを利用する場合は別途会費が必要になります。
訪れる場所は桜並木や山椒魚の生息地等決まった年間ローテもあるみたいですが、毎年新しい試みもしているようです。
前回の大江山縦走がそれでした。
平成12年に発足して、干支で言うところの「ひとまわり」になります。
教育者であった会長さんもこれからご高齢に向かうので世代交代しなければならず、バトンタッチを考えいるところですが・・。
私が知っているのは、これくらいです。
スタッフではありませんが、このブログで後方(広報)支援をしていきたいと思っています。
忙しくて、なかなか参加できない会員の方には近況をお伝えしますので、ご覧になって下さい。
入会できない遠方の方には、篠山の素晴らしさを知って頂きたいと思っています。
本題に戻って・・、
高級食材スッポンの「ひと切れ」が頂けました。
以前に食した記憶が定かで無いが、大昔のことです^^)
最後はスッポン鍋の出汁で、雑炊です。
2杯も頂いて満腹状態に。
神戸の山にも行ってみたいというお話しがあり、
丹生山系や高取山、冬には六甲山で氷の祭典があることをお話しました。
ややあって、会長のお話(14:01~)。
道すがら植物のことを勉強しながら、未経験の山にも行きたい。
この会の趣旨から離れないようにしながら・・。
というような内容だったと思います。
最後に植物博士さんからの差し入れ、ロールケーキを別腹で美味しく頂きました。
全部平らげてお開きです(14:12)。
車の方が多いので、運転しない私はビールの集中攻撃を受けました。
隣に座っている美しい女性と注いで注がれて・・、
は、大変良かったです^^)
参加は男性が5名で、女性はその3倍程でした。
来る途中に眺めた、立派な大根が頭にチラチラしていたが、
そのようなおみ足の方は居なかった、という事にしておきましょう。
全員パンツスタイルだったので、確認できませんでした!
外に出て、記念撮影です。
来年の忘年会も楽しみにしていますので、宜しくお願いします。
帰路、時間はまだ早いので篠山商店街をぶらぶら歩きます。
「物産館ささやま」です。
味は芋と似ているのかも、ですが、栗焼酎に食指が動きました。
しかし、今回荷物があるので次回ということに。
こんなものもありました。
大豆のお酒に日本酒仕込みの梅酒。
Marron de kissとあるのは栗のお酒です。
篠山歴史美術館は眺めるだけにして、
以前も立ち寄った縄文屋に入ります。
入口に置いてあったものです。
これだけ太い木になるとひび割れの一つや二つはあるものですが、素晴らしいプロの仕上げです。
乾燥工程に時間をかけていったことが分かります。
私が気に入ったのはこれですが、
百万円!
毎年確実に売れるので6月頃から制作にかかるという干支です、と店の方が仰っていた。
リアルに作る事を基本としているので、蛇の場合は気持ち悪いということで売れ行きが落ちるのだとか。
でも、12種類揃える迄通い続けるお客様が多いそうです。
今年の龍もまだありますよ。
本来の木の色合いを匠に活かしたこの龍なんかどうでしょう。
8万5千円とお安いですが。
今年の2月に訪れた時に拝見した躍動感溢れる虎は売れてしまったようです。
巨大蛇は気持ち悪いということなのか、置いてなかったです^^:
1月は篠山城周辺のお堀や池で、水鳥の観察会です。
写真撮影がとても難しいので、ブログアップは出来ないかも知れません。
スタッフの皆様、来年も宜しくお願い致します

長文を最後までご覧頂き、ありがとうございました

この記事へのコメント
てくてく
宴会は大の苦手ですが、クジラやスッポンは食べたいッ
篠山の特産品見て歩くのも楽しい。でも、結構高そう
楽しいお仲間との宴会、拝見してるといいものですね。
てくてく
アルクノ
私もビールを頂いて、美味しいものを食べるのは大好きなんですが
あーだこーだとペラペラ喋るのがダメですねん
この篠山の商店街は、車も走るしアーケードもありませんが、のんびり歩ける所です。
趣味の範疇に入る彫刻作品は、見ていて飽きません
この「篠山自然の会」は居心地がいいので、これから長居してしまいそうです。
風子
楽しく有意義な忘年会のようで、何よりでした
すっぽんとかくじら肉とか・・ちょっと馴染みの薄い食材ですが、美味しくいただけたことでしょう
車に乗らないアルクノさんということで、大好きなビール三昧だったのはなんとも喜ばしいことでしたね・・ちゃんとブログの紹介までされて・・それも良いですし今後の自然の会での活躍にもまた期待が持てますね
丹波篠山はここのところ観光地としても注目されてて・・古い町並みの保存だとか、町興しなどの施設みやげ物などでTVなんどでも良く紹介はされてますので、私も久方ぶりに行ってみたい(観光です)
なな気持はあるのですが・・ちょっと遠いかな
ふぉるま
おばいけは故郷ではよく食べていました
酢味噌の味次第って感じでしたけど
スッポンにおいては多分未食 味食感とも想像できないです。。。
宴会ではお誕生席だったのですね♪
自己紹介がお得意ではないとは思いもしませんでした
きっとお上手に場を沸かせていらっしゃると思います
確かに蛇の彫り物は リアルすぎて気色悪いですね
アルクノ
普通の忘年会と違って食材に工夫を凝らしているので、毎年来ることになると思います。
今回は篠山自然の会の紹介を兼ねているので、来年の忘年会はブログで紹介しないかも、ですが。
篠山地方の山は今後増えてくると思いますので、お楽しみください。
篠山の街中を散策しながら城跡やお堀を眺めたりするのはいいと思いますよ。紅葉狩りもできるそうです。
お寺は以前にも紹介しましたが、古い町並みが残っていて癒されると思います。
猪の肉が入ったうどんはお勧めです
風子さんの所からは車で一時間ちょっとでしょうか。
朝ゆっくり出て、お昼を食べに行く感覚でお立ち寄り下さい
アルクノ
この赤身の鯨肉はしゃぶしゃぶ感覚で食べるのがいいそうです。
ちょっと肉厚だったので暫く入れていましたが、時間の経過とともに硬い肉になります
すっぽんは、コラーゲンたっぷりという感じでとても柔らかい食感でした。
これも部位によって食感と味は違うので、何万円も出してフルコースを頂かないと語れないのかも知れませんが・・。
女性陣はコラーゲン効果で、翌朝鏡を見るのが楽しみと言っていました。
お誕生席ではなく、単なるくじ引きで皆が嫌がる場所に当たってしまったという事のようです
このような自己紹介は苦手ですねん
私は9番でしたが1番の席から皆さん真面目にお話しされるので・・。
ヘビは私も気持ち悪いのでちょっと遠目で撮影しました。
写真をクリックして拡大したりすると、お昼が食べられなくなりますよ。
KURI
縄文屋さんの作品はどれも「日本の匠」の技ですねぇ。お見事。値段が高いのか安いのかもよくわかりませんが、芸術的には神業のように思えます。
アルクノ
スッポンはほんの少しでしたが、クジラはたっぷり頂きました。
昨今は鯨も高級肉とか申します^^)
結果として美女様が横に来てくれたので、くじ運が良かった席順だった、と思わないといけませんね。
2月のカスミサンショウウオの生息観察の時もこの縄文屋に立ち寄りました。
管理画面から確認すると、KURIさんからもコメントを頂いていて、浮き彫りの虎は何かが憑依しているようだと書かれていました。
その25万円の虎を買っておけば良かった(持ち合わせはなかったが^^)。
龍もヘビも動きを捉えていて素晴らしいです。
高額なものは購入できませんが、来年の忘年会もここに立ち寄り「馬」を手に入れようかと目論んでいます。
yoppy702
野生のイノシシを捕まえて、ぼたん鍋にして、皆で食べたんやと、単純な発想をしてしまいました。
食前酒のような、スッポンの生血の日本酒割、ワイルドです。
そして、鯨肉。スゴク綺麗な鯨肉ですね。
こんな綺麗な鯨を見ると、尾の身を刺身で食べたくなってしまいます。きっとこのお肉は、美味しかったやろなぁ…
スッポン鍋は、このスープの艶がたまりませんなぁ…
この出汁で雑炊…あっ、ヨダレが…(^^ゞ
「野生を食べる会」、納得です。(^^)
以前にご紹介頂いた、木彫りの虎、記憶にあります。足と台がくっ付いていたので、不思議に思ってアルクノさんに伺ったところ、台も含めての彫り物だと解かり、さらにビックリした次第でした。
リアルに作られているので、蛇は気持悪く、売れ行きが落ちるというのは、少々残念ですが…
ボク…巳年なんです。(^^ゞ
アルクノ
ぼたん鍋は過去にあったそうです。
鯨は地球上に生息する最大の野生です。
今回は鯨を平らげたので、その満足感は会員にとって過去とは比較できないものとなった事と思います^^。
鯨肉やスッポンの旨みをyoppyさんのお届けできないのが残念ですが、雰囲気だけでも届いたでしょうか。
スッポン鍋のスープも雑炊も絶品の味でしたよ。
これだけの人数なのでお安くなっていますが、2~3人だと目が飛び出してしまいますからね^^)
今年2月に紹介した木彫りの虎はほんと素晴らしかったです。
カードが使えるなら分割払いで買っておけば良かった!
と思える程の作品でした。
撮影した写真は永久保存版として、大切に保管しています。
そうでした、yoppyさんは巳年で来年還暦でしたね。
気持ち悪いだなんて、大変失礼しました
素晴らしい出来栄えですので、是非お買い求め下さい
清兵衛
鯨肉なんて懐かしい、スッポンと並んで
高級食材ですよ!お呼ばれしたいようです。
天然木のテーブル欲しいですね
こちらの会でも女性が中心ですか!
アルクノ
ご覧のように量が多くて全体としては少し残りましたが、懐かしい鯨肉をたっぷりと頂きました^^)
この忘年会は、毎年何が頂けるのかという楽しみがあるようです。
山歩きも、食べるのも、女性が主体です。
ほったらかしの御主人様が可哀想!
という気持ちになりますね
縄文屋は優秀なプロの制作者を抱えているようで、弟子入りしたい気持ちがありますが、こんなにレベルが高いと門前払いです