前回は、「琵琶湖一周ウォーキング」第8回 石山から道の駅草津(2012.11.20)でした。
https://arukuno.seesaa.net/article/201211article_7.html
今回はビワイチマップの地図No.5ですが、私達は地図の逆コースを歩いています。
そのビワイチマップは以下URLをクリックし、更にその地図番号をクリックすると出てきます。
http://www.biwako-visitors.jp/biwaichi/course/index.html
コースは、JR草津駅(近江鉄道バス)=琵琶湖博物館~さざなみ街道~ピエリ守山~中洲大橋~鮎家の郷(近江鉄道バス)=JR野洲駅です。
マップでは鮎家の郷からコースを離れて小浜町バス停まで歩くことになっているが、土日は鮎家の郷からのバスがあったので野洲駅まで帰ることができました。
(平日はそのバス便がありませんが。)
Sugarさんの万歩計では2万4千歩で、歩いた距離は約13キロと短いものでした。
スタンプポイントは、ピエリ守山と鮎家の郷の2ヶ所にあります。
一周すると完成する20ヶ所の内、12の枠にスタンプが押されてやっと過半数となりました。
今回はSugarさんの「携帯ただ友」で、地元のNさんが特別参加したので一緒に歩くのは6名です。
Nさんは、桜満開の4月に実施した『「琵琶湖一周ウォーキング」第1回 永原から近江中庄へ(2012.04.17)』にも緊急参加しています。
久しぶりのお目通りとなり、その時の記念写真を、やっとご本人にお渡しする事ができました。
その過去ログは、右にあるテーマ「琵琶湖一周」をクリックすると出てきます。
実施前日の草津~守山の天気予報では、未明に雨が降るが日中は晴れて気温は8~10度、風速は6~8mというものでした。
しかし、実際の天候は想定外のドラマティックな展開になりました。
前置きはこれ位にして、以下本文です。
いつも通り新快速(米原行き)に乗車し、大阪辺りで座れた私は早速景気付けです。
焼酎をポットのお湯で割って、チビチビ頂いていますが、
モクさんから頂いたスライスチーズは、私が霊峰と崇めるマッターホルンスタイルに。
(歯型アートですが^^)
更に、手前のミニアンパンは雪を被った山みたいですね。
参加者5名が草津駅で下車し(8:52)、西口から出てバス乗り場へ。
そこにNさんが待っていて、久しぶりと言ってご挨拶。
琵琶湖博物館行きのバスに乗車して、いざ出発(9:10)。
20分で終点の琵琶湖博物館に到着。
前回の終点、「草津道の駅」には立ち寄らないバスなのです。
下車後、前回とはルートを変えて、マップのコース通りに半島をぐるりと回ります。
植物公園みずの森を過ぎると、左に風力発電用?の風車が立っています。
この時、風もあまり無かったが停止したままでした。
12~3分で半周できる小さな半島ですが、幹線道路に合流すると「さざなみ街道」になる。
少し行くと、右に道の駅があり、更に10分ほど歩いて振り向くと烏丸半島が見渡せる。
進行方向に雲があるが、日差しを浴びて快調に歩きます。
Sugarさんから蒸し芋を頂いて、頬張る、
新守山川を渡るとき、比良山系を眺めると、
雲に覆われて薄ぼんやりです。
この辺りから少し風が出てきたが、軽飛行機が離陸の準備をしているようでした。
大空を自由に飛び回ってみたいものです。
ロードレーサー達のグループが、私達の横を軽快に飛ばして行きます。
上空の日差しは、前方から流れてくる雲に遮られようとしていますが・・。
琵琶湖大橋まであと3キロとある道標を過ぎると、さざなみ街道に雨がポツリポツリと落ちてきた。
湖西の山々には、白いものが降り注いでいます。
琵琶湖レークサイドゴルフ北コースとある辺りで雨になり、傘やレインウエアを取り出し、ザックにカバーを被せて歩きます。
Sugarさんは濡れないようザックを前にしていますが、アリマさんの赤い傘はこのあと風に煽られて松茸になります。
私のボロ傘は強風でボロボロになり、心も折れてしまいそう。
天気予報の不誠実さを嘆いても仕方がないので、前に進みます。
やがて風は強いまま、雨は小降りになってきました。
雨が降りだして半時間ほど歩くと、佐川急便と書かれたビルがありますが、
その会社グループの総合体育館です。
その向こうに、ハデハデホテルが立ち並ぶエリアがあった(11:07)。
カップル達がホットになるポイントのようですが、見た感じは寒々としています。
琵琶湖大橋の奥に広がるのは比良山系ですが、白雲に覆われた山上は氷点下なのでしょうね。
琵琶湖大橋に向かう道路表示の所まで来たが、悪天候なのでとりあえずピエリ守山に向かいます。
全員琵琶湖大橋を歩いた事がなく、興味はあったのですが。
もう雨は上がり、交差点に宇佐美と大きな看板のある先で左折すると、Flying -.Cと書かれた建築事務所がある。
そこに、屋根がドーム状になったユニークな家が建っていた(11:19)。
湖岸近くまで来るとPieriとある大きな表示の商業施設が右方向にある。
ピエリ守山です。
広い駐車場を眺めながら、昼食休憩のため中に入ります(11:26)。
荷物を置いてトイレを探すが、クリスマス飾りの上には粉雪が舞っています。
サンタさんは、腰をくねらせて気持ち良さそうに踊っていた。
器が大きすぎるのか、不景気なのか、館内には空きスペースが目立つ状態です。
私たちの昼食場所はここにしました。
テーブル二つをくっつけ、六名が座れるようにして、
食事の準備をします(11:38~)。
3分後、フーフー、ヒーヒー、ハーハーと言いながら頂きました^^)
楽しい食事は終わって、スタンプポイントに向かうが、
ここのマスコットでしょうか、子供と遊んでいます。
私達も遊んでもらおうと、記念撮影です。
琵琶湖のプリンセス「あゆ」ちゃんと女王モクさん。
プリンス「げんご」君の横には姫のアリマさん。
マスコットキャラ風にアレンジしてみました。
館内総合案内所にスタンプポイント5がありました。
外へ出ると、意外にも太陽が顔を出し、日差しが溢れています(12:20)。
みかんの試食販売があったので、少し(試食分だけ)頂きました^^。
ピエリ守山を出て500mほど歩くと比良山系の全貌が露わになる。
これからの天候は冬型になるので、この薄化粧は厚化粧に変わっていくのでしょう。
濡れた路面が乾いてくると、ラフォーレ琵琶湖ホテルが右に(12:35)。
ドーム状のものはプラネタリウムとありました。
左側、湖岸沿いは緑地公園になっています。
これは野洲川河口湖岸緑地で、延々と続いています。
ガスは風に流され、比良の雪が鮮明な状態でカメラに収まりました。
解けずに積み重なり、初春まで残るのでしょうか。
もりやまフルーツランドの案内を過ぎると、対岸の島へ伸びているような橋が見えてくる。
これは野洲川に架かる橋で、島だと思ったのは中洲でした。
橋の名は中洲大橋。
橋の航空写真をB-BOX(琵琶湖河川情報ボックス)からお借りしました。
野洲川は鈴鹿山脈の御在所山(標高1,210m)を源流とし、琵琶湖へ流入する河川では最長である。
野洲川河口はかつて派川が八つの洲をつくっており、「八洲川」と呼ばれていたそう。
これが転じて、野洲川と呼ばれるようになったという。
(ウィキペディアより概略引用)
橋を進むと暴風圏に入ったようになり、ニット帽も飛ばされそうでした。
比良の雪もここまで飛んでくるのでは、と思わせる状況です。
上流側には別の中洲があり、更に上流には近江富士が確認できます。
強風のせいで地平線も傾いています^^)
橋を渡ると野洲市を示す道標があり、ややあって鮎屋の郷が見えてきます。
ここには色んな物が取り揃えてあるみたいで、
元気な鮎達が出迎えてくれました(13:13)
大きな屋根にはシャチホコならぬアユホコが乗っかっています。
館内に入ると鮎屋楽市と掲げられていて、土産物がずらりと・・。
入口には、ホカホカ鮎の塩焼きが一尾500円で販売していました。
食後一時間ほどしか経過しておらず、手が出ませんでしたが。
外にはバス停があったので確認すると、14:28のバスがあります。
ビワイチマップに従って小浜町バス停まで行く予定でした。
ケンさんが携帯で確認すると、そのバスは現在運行されているとのことなので、長めの休憩を取ることにした。
館内に入って適当な場所を探すがありません。
外の椅子では寒すぎる。
鯨のような魚の右奥に展示施設がありました。
琵琶湖アートギャラリーです。
中に入ると、エントランスにも陶器や絵画が並んでいる。
左奥にある館内は飲食禁止で、ここなら食事もOKとありました。
アリマさんの右にテーブルのような広い椅子があって、ここでミニ宴会^^)
私が持ってきた赤ワインを、ケンさん持参の紙コップに注いで乾杯です(13:45~)。
無事に歩き終えました。
全て撮影禁止ですが、入場無料の館内には大きな絵画や彫刻、陶器に掛け軸などが展示されていました。
印象深かったのは 竹生島をリアルに描きながらも幻想的な作品でした。
販売もしていたが、その価格を見ると、口アングリ、目が飛び出るような・・、
こんな感じです。
入口にあった剥製のブラックバスですが^^)
鮎の塩焼き近くにスタンプポイント4がありました。
鮎のダンスを見ながらバスを待ちます。
14:28定刻にやってきて、終点の野洲駅まで・・。
次回実施予定は平日なので、鮎屋の郷までの足がありません。
野洲駅ロータリーでバスの運ちゃんに訪ねるが、ベストアンサーはありませんでした。
直ぐ来た新快速に乗車して相談です。
4kmバックするが、ピエリ守山なら湖西の堅田駅から平日のバスがあります。
歩けなかった琵琶湖大橋をバスで渡るというのも悪くはありませんね。
という事で、計画の練り直しです。
長文を、最後までご覧頂いてありがとうございました

この記事へのコメント
てくてく
ブラックバスの剥製、デッカイそうですね。
晴・雨・強風のなか、寒いのにお疲れ様でした。
てくてく
アルクノ
今回は天候がめまぐるしく変わる観光コースとなりました
鮎屋の郷は腹ペコ状態で行かないといけませんね。
Nさんから、お土産に買った焼き栗を一つ頂きましたが、食べやすくて、香ばしくて、美味しかったです。
ブラックバスは、釣り大会で優勝した人が釣り上げた物から作ったそうです。
こんなのが沢山泳いでいたら、ほかの魚は絶滅危惧種になってしまいます
琵琶湖は上旬でこんな状態ですから、下旬はどうなるかわかりませんが、頑張りたいと思っています
KURI
今回も雨宿り出来そうなところもありませんし、風よけもありませんので大変だったことと思います。昔の人が湖岸を歩かず、中山道として草津から守山、武佐(近江八幡)を通ったのも分かるように思います。
ピエリ守山は苦戦しています。同時期にイオン草津、フォレオ一里山が出来て、どこが生き残るかと思っていましたが、勝敗はあっさりピエリの一人負けでした。180店舗あった店も今は80店舗ほどでしょうか。管理会社も変わって今はどうなっているのか私もよく分かっていません。その前身の「びわ湖わんわん王国」も6年ほどしかもちませんでしたので、あそこはやはり場所が悪いのでしょうかねぇ。
アルクノ
湖西も風が強いことが度々でしたが、湖東も天気予報をあまりあてにしない方が良さそうです。
アクセスも鉄路が離れているので、バスが頼りですが。
そのバスで困ったのは、「近江鉄道バス」の平日便が12月のダイヤ改正で無くなっている路線があることです。
そして、行った先の「近江八幡あかこんバス」が平日しかなかったりしてチグハグです^^;
ピエリ守山の事情もよく分かりました。
琵琶湖大橋を使ってお買いものに来る人は少ないでしょうから、橋の袂にこの巨大な商業施設はやり過ぎではと思います。
でも一人負けとは可哀想ですね。
ジャンルは違いますが、鮎屋の郷の方が魅力的でした。
yoppy702
烏丸半島を見渡して雄大な山並みが広がって素晴らしいです。風車の左側の一段と高いのは、比叡山でしょうか?富士山のような綺麗な稜線ですね。琵琶湖あり、山ありで歩いてて気持良いですね。
歩き出した時は、良いお天気なのに、傘が松茸になるくらいの強風雨。ここんとこ、風が強くて、なんか体感温度が下がりっぱなしで、つつい厚着になっちゃってます。でも、予報がハズレルにしても、そこそこでお願いしたいです。
薄化粧の比良山系、綺麗です。でも、寒そう。こういう景色を見るとワクワクします。(^^)
それにしても、良い天気になりましたね。こうなると、歩いていて気持がイイです。
野洲川の航空写真って初めて見ました。航空写真って、スゴイ景観ですね。上の方で、薄っすらと尖がってるのが、三上山ですか?
そして、鮎屋の郷。ホント、ここは、色んな物置いていますね。鮎のシャチホコは気付きませんでした。今度、行ったら、チェックしなきゃ。
ブラックバスの剥製にはビックリです。嫌われ者のバス君も、展示の一角を担ってるんですね。(^^)
アルクノ
歯型アートも入っていますか?
これは、何回かカブカブして、置いてみたらそうなったという事なのです^^)
偶然の産物ですが、遊び心でアートになったりすると楽しいですね。
それと今回は台風のような強風もビックリで、嫌われ者の大きなブラックバスにもびっくりしました。
烏丸半島を見渡しての対岸の山ですが、坂本の方角を向いているので比叡山だと思います。
歩いた所や登った所を離れて眺めるのは良いものです。
琵琶湖を一周するということは、眺めた対岸のその場所に立ち、眺め返すということになりますね。
今回の強風で、瀬田の唐橋が急がば回れに使われたことが良く分かりました。
渡ろうとすると、足止めされるのは必至というようなものでした。
琵琶湖を回る鉄路は、強風で止まることが度々あるそうです。
比良山系を眺めている地元の人達は、薄化粧から始まって色んなお化粧を眺めているのでしょうね。
訪問者の私達は辺り真っ白けだと歩けなくなるので^^、そこそこのお化粧ならお見せ出来るかもしれません。
ご期待下さい。
この航空写真は野洲川のことを調べていて偶然見つけたものですが、どんな橋なのかがよく分かると思います。
上流にうっすらあるのは三上山(近江富士)ですね。
鮎屋の郷は腹ペコ状態で行って下さい^^)
そのグルメレポートを期待しています
かっぱちゃん
途中悪天候の中、大変でしたね。
空の色も冬の空とゆ~かんじですが、琵琶湖のまわりは美しいですね(*^^*)
あゆちゃんとげんごくんは、ゆるキャラなんですね~子ども体型のゆるキャラが多い中、スラッとしたゆるキャラさんでかっこいいです。
アルクノ
食べ物アートについては、これから練習して頑張りたいと思います♪
あとは、富士山くらいしかできないかも^^)
琵琶湖一周は、当初思っていたよりも変化のあって楽しめるウォーキングになっています。
天候の変化は予想以上でしたが^^)
西から眺めた景色を覚えているので、今後東から眺める景色はそれと対比しながら楽しめそうです。
琵琶湖のゆるキャラちゃんは、人によって体型が変化するタイプかも知れませんね。
私が入るとデップリタイプになります
yokkosan
ウケました~♪
アユホコも面白いですね~!
鮎のホカホカ塩焼き食べたいです
って、コメントが食い気丸出しですね私
アルクノ
マッターホルン気に入って頂いて感謝です
今後のスライスチーズ作品は期待しないでください
とても元気なアユホコですが、飛び出さずに、乗っかったままでした^^)
鮎のホカホカ塩焼きは、次回腹ペコで訪れた時にレポートします(何時のことやら)。