「琵琶湖一周ウォーキング」第3回 新旭から近江高島まで(2012.07.21)

前回の
>「琵琶湖一周ウォーキング」第2回 近江中庄から新旭まで
https://arukuno.seesaa.net/article/201205article_4.html
は5月12日に実施したので、琵琶湖さんには2ヶ月振りに逢いに行く事になります。
今回のコースは、新旭駅~しんあさひ風車村~源氏浜~安曇川浜園地~びわ湖こどもの国~今在家~近江白浜~萩の浜~近江高島駅で、距離は14.3kmです(ビワイチマップによる).。
私達琵琶湖一周ウォーキングのチャレンジャーはケンさん、Sugarさん、モクさん、アリマさんとアルクノ。
今回は浜沿いに歩くポイントが多くて、琵琶湖を直に楽しむ事が出来るコースです。

何時も通りJR神戸駅から4名が7:16発の新快速敦賀行きに乗車し、京都駅では8:14にSugarさんが乗り込む。
前日の天気予報では滋賀県高島市地域は曇天だったので暑い日差しが避けられて丁度いい按配だと思っていたが、近江舞子辺りから雲行きが怪しくなる。
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近江高島を過ぎると車窓に雨粒が打ち付けられるようになり、
新旭駅に到着した時(9:02)には土砂降りというか、豪雨!
駅前道路の一部は冠水し、駅のエントランスにまで侵入してきそうな勢いです。
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とても歩けるような状態ではありません。

中止の雰囲気でしたが、北へ向かうのは次の10時31分発敦賀行きなので1時間半も待たないといけない。
改札に立っていたのはとても若い女性の駅員さんでした。
待つ間に色々尋ねると、他の駅の情報など親切に教えてくれました。
対岸の長浜も降っているが、滋賀県南部地方はまだ降っていないとのこと。
でも、この雨雲が何処へ行くか分かりません。
せっかく来たので、観光に切り替えるか、雨が降っていない他のポイントから歩く事など考えました。
しかし、雨雲は移動するので移動した先で本降りになることも予想されます。

雨が降り続く駅の南側では身じろぎもせず、
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馬上の武士が弓と扇子を持ってポーズを決めていました^^)


1時間以上経つと徐々に雨足は弱まってきたので、敦賀行きの電車がホームに入って来る直前にケンさんと私で歩き出す決断を下した。
長い前置きでしたが、ここからがスタートです。


小雨の中、傘を取り出し、ポーズを決めている銅像の前を通って風車村に向かう(10:30)。
歩道には、ここ新旭の特徴を示すタイルが埋め込まれていました。
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風車村へは東3キロほどの道のりです。
道路向かいには1円パチンコがありました。
こちら側には2円パチンコ。
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3円パチンコはありませんでした^^)
高架になった国道を潜ると、脇の用水路は溢れんばかりですが、
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雨は霧雨のようになっていた。
大きく実った無花果の実を下げる木があったが、両脇には緑の絨毯となった田圃が広がっていた。

しんあさひ風車村のシンボル、大きな風車が左前方に見えてくる。
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その先で、車道と歩行者専用道を横切ると、源氏浜(11:18)。
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謂れは、クリックしてお読み下さい。

浜に入り、琵琶湖に再会です。
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大き過ぎて抱き締める事は出来ませんが、親しい友に逢ったような気がします。
暫らく湖面を眺めながら歩いて、歩行者専用道に上がる。
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その先に新旭浜園地があり、直ぐ水門がある。
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浜をずっと歩けるわけではないが、水門で上がると、直ぐまた浜に下ることが出来るようになっています。

歩行者専用道を歩き、入道浜園地を過ぎると滋賀県なのに神奈川がある。
更に単調な歩行者専用道を歩くが、そろそろ昼食場所を見つけないといけません。

安曇川はまだ少し先ですが、安曇川浜園地があったので浜へ下る(11:44)。
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ここで食事にします。
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コンビニで買った弁当ですが、美味しく頂きました。
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ザック内で揺すられ、具材が所定の場所に収まっていませんね。

食後、この景色をバックに集合写真を撮影しました。
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カメラマンは私とSugarさんで2枚撮影。
参加者には後日お渡しします。
絵になる琵琶湖のお姿でした。
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そこから数分で安曇川北流を渡る。
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安曇川は河口付近で北流と南流とに分かれます。
南流の手前左に、びわ湖こどもの国への案内があり、行くと1分で入り口になる。
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こどもの国へ入ると、チャプチャプ走る元気なお子さんがいました。
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色んな遊具があるが、これは?と眺めるケンさん。
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遊具の間を通り浜に向かって歩きます。
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これは、ロープを持ってボールの上に乗っかり、
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支えている滑車がスライダーのように、滑り降りるという乗りもの。
この人口の小川を渡ると、
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有料のキャンプ場になるが、テントを張っていたのは僅かでした。
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戻ると、レンタルの変り種自転車が走っていた。
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もう夏休みに入ったので家族グループなのでしょう。
ここの駐車料金は普通車で500円ですが、歩いて行けば無料で入場できます。

戻って、安曇川南流を渡る。
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川幅が広い此方の方が本流のようです。
もう後ろは晴れてきて、青空が私達を追っかけてきます。
歩道脇では、雨に打たれた合歓の花が鮮やかな色を見せていた。
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金丸川を渡って(13:27)、
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古い町並みを歩くと、何の開店祝いか分からないが、
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花輪が二つ飾られていた。

古風な町並みを過ぎると、大きな水門を眺めながら川を渡ることになる。
近江湖の辺の道とある道標の方へ行くと、
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この先に東屋があり、休憩することに。
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曇天なのに傘を差しているSugarさんは、日焼け止め効果を期待しています。
そのSugarさん、井戸水を汲み上げるこのようなポンプは初体験と言う事で、
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ギーコギーコと楽しく遊びました(13:41)。

暫らく浜辺を歩くが、沖では水上スキーを楽しんでいる若者がいました。
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ここは今在家

民家の裏を歩くような道になり、
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そこを過ぎると横江浜ですが、
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直ぐ浜と別れ、鴨川の橋を渡る為上流へ向かう。
これが鴨川です。
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渡るとまた歩行者専用道になるが、直ぐ近江白浜の道標が現れる。
近江白浜水泳場の矢印を見て、浜へ向かう。
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別荘のような家が並んでいて、長閑な感じです。
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浜に着くと大きな看板がある(14:21)。
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このオートキャンプ場は受付を通して入らなければならず、我々通行人は浜通りを歩いて、宝船温泉オートキャンプ場の先まで行きます。

やっと浜に入れます(14:33)。
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この入り江のようなところで、カヌーが人を乗せてゆらゆら遊んでいた。
琵琶湖を眺めながら最後の休憩です(14:33~)。
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歩行者専用道に戻ると、真夏の太陽が照り付けます。
萩の浜自治会館を過ぎると、少し日陰道を歩けるが、
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全員ヘロヘロ気味です。
ここ萩の浜は日本の渚百選に選ばれし場所ですが、私を含めもう帰る事しか頭にありません。

和田打川を渡ると県道304は右へ折れる(15:04)。
目の前の高架は国道161で、
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潜った先で左の県道300に入って近江高島駅へ向かう。

これらは車用の頭上にある標識を見ていると分かります。
県道300を行くとその先で道がY字に分かれている。
地元の方に聞くと左に行って、その先で右へ曲ると駅に向かうという。
ここからは親切な地元の方のお世話になります。
大溝港口を過ぎると点滅信号があり、その先で右へ曲る。

やっとJRが見えてきます。
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近江高島駅前には大男が幾つもの帆船を曳いていました(15:30)。
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この帆船と比べると、ガリバーさんの身長は10倍ほどあります。
帆船の高さを15mとすると身長は150m! ガリバーさん、もの凄く大きな人だったのですね。
→では無く、小人の国へ行ったのでした^^;

この駅に「ビワイチマップ」のスタンプポイント12があります。
これで4つの枠にスタンプが押され、20ある内の5分の1になりました。
まだまだ先は長いということですが・・。

駅に上がって、15:41発京都行き4両編成、緑色の普通電車に乗り込みます。
ボックス席ですがガラガラでした。
男性2名と女性3名に分かれ、ケンさん持参の白ワインで乾杯!
保冷の氷で冷やされていて、とても美味しかったです。
アテはモクさん持参のお菓子、山葵入りグリーンピース。

山科で下車し、Sugarさんとはお別れ。
残った4名は16:37発播州赤穂行きの新快速に乗車して神戸へ帰りました。



今回は琵琶湖を眺めながらの湖岸歩きが多く、琵琶湖一周の道を歩んでいるという実感が味わえました。
7月は2回、8月も2回実施の予定です。
青春18キップを利用できるので、全て実施できればと願っています。
今回のように雨上がりの道であれば最高ですが、なかなかそうはいかないでしょう。
熱中症に注意し、水分と休憩を充分取りながら歩きたいと思っています。


長文を最後まで読んで頂いてありがとう御座いました

この記事へのコメント

  • てくてく

    豪雨なのに、諦めず初志貫徹
    雨に洗われた緑と、湖水の眺めがいいですね。
    でも、雨上りの砂浜や舗装道、晴れてくると地獄の行進の様で・・・大変でした。
    あと5分の4・・・^ ^
    暑い夏、熱中症にならないように、気おつけて頑張ってください。
                          てくてく
    2012年07月23日 14:51
  • アルクノ

    てくてくさま、気持ち玉と早速のコメントをありがとう御座います。
    今朝は、通信の不具合もあって、コメントがダブリのダブリで失礼しました
    この記事も昨日アップロードしようとしたらダメで、今朝もノロノロでした

    電車が1時間半後だったので、その間に天候が回復して良かったです。あと15分電車が速く来れば、その場を離れていました。
    これからも、小雨か曇りであればいいんですけどね
    応援ありがとう御座います。
    メンバーもこの夏の暑いときに頑張ると言っているので、熱中症にならないように気を付けながら行進します
    2012年07月23日 15:51
  • KURI

    豪雨からのスタートでどうなるかと思いましたが、その後は強い陽射しがない分、却って良かったかもしれませんね。それでも長い道のりをお疲れさまでした。こどもの国以外は私も知らないところばかりで勉強になりました。源氏浜も「ほう、そんな謂れがあるのか」と感心しました。
    このあたりは昔の琵琶湖の風景がそのまま残っているところが多いですよね。それに比べて大津市街地の湖岸は見る影もありません。
     滋賀県民として、琵琶湖に「さん」も付けてくださり、こうやって琵琶湖をご紹介してくださることはとてもうれしい気持ちです。ありがとうございます。
     また続きを楽しみにしております。
    2012年07月23日 18:17
  • アルクノ

    KURIさん何時もありがとう御座います。
    あと15分早く次の電車が来ていれば、何処かへ行って、地団駄踏んでいる事になっていました。
    夏の雨はそれほど長くは振りませんから、予想はしていましたが。
    神戸市民だからといって皆が六甲に詳しいわけではないのと同じで、滋賀県民のKURIさんにも新鮮な琵琶湖風景があるのだと思います。
    私は何もかもが新鮮なので、そういう気持ちで紹介していきたいと思っています。
    ハイ、楽しみにしていてください。
    2012年07月23日 18:31
  • yoppy702

    この辺りは、朝から豪雨だったんですね。
    駅前の冠水状態が半端じゃないです。
    用水路も、溢れてもおかしくない状態。
    後で出てくる、安曇川も濁流ですもんね。

    久し振りの、琵琶湖さん、やっぱりデカイですね。解っていても、湖と思えないですもん。

    風車村の方へは、行った事があるのですが、こういう風に紹介されると、「こんなとこやったんや。」と、真新しい事に、なるほどと納得しています。やっぱり、歩いて行くと、目に入る景観がちがいますね。
    ガリバーにも、何度か会った(?)事はあるんです。
    高島駅の近くに、乙女ケ池というのがあって、京都の友人とバス釣に行ってました。
    久し振りのガリバーさん。
    小人の国でなかったら、150mなんですね。(^^)

    午後からは、青空も見え…その代わり、暑くなったんでしょうね。豪雨も困りますけど、暑いのも大変ですね。

    この日、ボクも、六甲の方へ行ってました。朝は、晴れ間も見えて、爽やかハイキングだったのですが、途中から曇ってきて、2時頃には、雷雨で、豪雨でした。
    2012年07月24日 02:07
  • アルクノ

    yoppyさん、気持ち玉と何時も丁寧なコメントをありがとう御座います。
    豪雨になるとは予想もしていなかったので、暫し呆然としていました^^)
    用水路や川は遅れて増水するので気を付けないといけませんね。
    新旭駅は湖岸から3.3km離れているので、琵琶湖一周ルートにある風車村までのアクセスが大変ですが小雨で良かったです。
    この辺りはまだ湖北なので、海のような雰囲気があります。
    対岸は見えず、山が遠くにあるという感じでした。

    路面が乾いて照り返しが暑くなってきたのは最後の方だったので、ある意味助かりました。
    次回からは、照り返し対策と暑さ対策が重要なポイントになるみたいです
    ゴールのガリバーさんはチラ見しただけですが、撮影した写真を帰宅後分析して、「小人の国でなかったら、150m」が判明しました

    新快速の車窓から眺めていて、神戸に近付くと路面が濡れていました。
    新旭では9時に豪雨だったので、5時間かけてでっかい雨雲が移動したという事ですね。
    2012年07月24日 07:54
  • 風子

    雨の中のウォーキングも、太陽の照りつけが無いぶんだけよかったかもしれませんが、せっかくの湖水が灰色になっていたのはちょっと、残念でしたね
    ただ、気心の知れた皆さんとのいきあいあいなウォークはそれもまた楽しかったことでしょう・・
    私は最近足の痛みがあって、朝のウォークキングも怠けてるような具合ですが、水泳は続けています
    ウェブリブログの不具合は時おりありますが(最近は少なくなってます)、そんな時には思い切って、作業を中断して、不具合が直ってから再度、やったほうが、時間的なロスも少なくよかったかも・・
    2012年07月24日 12:01
  • アルクノ

    風子さん、気持ち玉もありがとう御座います。
    結果的には次の電車が10時31分発敦賀行きだった事が幸いしました。
    このように琵琶湖には泥水が沢山流れ込む事も良く分かりました。
    なので、水泳場で泳いでいる人はあまり居ませんでしたね。
    今後、にわか雨や強風も考えられるので合羽も持参しないといけないと思った次第です。

    足が痛いときは無理をなさらず水泳がいいでしょうね。
    脚力の維持はスクワットを毎日することが効果的と聞いたことがありますので、頑張って下さい。

    ブログ記事のアップは写真を整理して文章を考え、翌日アップする事が多いです。
    今回のように土曜日実施に場合は、日曜にアップロードする事になりますが、夏休みと言う事でアップする人が込み合ってパンクしたのだと思います。
    このような場合、8月末までは月曜日にアップする事がいいのでしょうね。
    2012年07月24日 12:31
  • ふぉるま

    九州を襲った豪雨の頃でしょうか
    西の方の雨はすごかったようで・・・
    少しの雨なら風情を楽しめますが 豪雨となると山も川も恐怖に感じますね
    無事にこなされて安心しました(^^)
    大津に叔母が住んでいたので子どもの頃一度だけ琵琶湖を行ったことがあります
    日本一の湖とはわかっていましたが 大きさにビックリでした
    私が生まれた家には 汲み上げるタイプの井戸がありました
    懐かしいです
    ギコギコこいで出てきた水を手ですくおうとすると
    うまくいかなくて・・・
    幼い頃 歯痒い思いで何度も挑戦した覚えがあります
    2012年07月28日 13:58
  • アルクノ

    ふぉるまさん、気持ち玉もありがとう御座います。
    天気予報では曇りだったのでビックリしました。
    夏の雨はそんなに降り続かないと思っていましたが、予想は天気予報と同じで外れることもあるので・・。
    無事に帰れてよかったです

    琵琶湖の大きさは分かっていても、実際に見るとビックリですよね。

    私が子供頃住んでいた所は、隣に井戸があってしょっちゅうギコギコしていました
    ギコギコして、手で掬うのはかなり難しいですネ
    2012年07月28日 17:57

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「琵琶湖一周ウォーキング」第4回 近江高島から志賀(2012.07.31)
Excerpt: 前回の >「琵琶湖一周ウォーキング」第3回新旭から近江高島は此方にあります。 http://21846851.at.webry.info/201207/article_5.html
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