11日と13日の雨で危ぶまれていたが、おの桜づつみ回廊の染井吉野が満開になりました。
今週は、10日・12日・14日と飛び石で、桜満載の花見ウォーキング週間となりました。
生まれて今日まで、1週間でこんなに多くの桜を見たのは初めてのことです。
このおの桜づつみ回廊はあまり世間に知られていないが、以下のようになっています。
「西日本最大級の桜並木。並木は全長4km、5種類(染井吉野・大島・江戸彼岸・思川・八重紅枝垂)の桜650本が植えられています。桜は上流から下流へと順番に開花するために桜の花を長期間楽しんでいただけます。」(小野市観光サイトより)
トイレも3箇所あるので長時間歩いても大丈夫なところです。
地元市民にとってはお散歩道になっていますが、たまにジョギングされる方も見かけます。
昨年は同じ内容で4月2日の実施でしたが、染井吉野は蕾だらけで一輪も咲いていませんでした。
そこで私達は地元の方に情報を得て、上流にある江戸彼岸が咲いているところまで歩いたのです。
その様子は、「おの桜づつみ回廊」の江戸彼岸(2011.04.02)で紹介しています。
https://arukuno.seesaa.net/article/201104article_1.html
集合場所は神鉄・粟生線終点の粟生駅で、集合時刻は10時。
神鉄ハイキングとして実施されますが、実際はアップダウンの無いウォーキングです。
今回の参加はアリマさんとアルクノ。
他の方は、都合が悪かったそうです。
ここから本編です。
長々と電車に揺られ、10時前粟生駅に到着。
今回も200名ほどの参加ですが、駅前でストレッチ体操をして
スタートです。
コースは、粟生駅~おの桜づつみ回廊(自由散策)~加古川沿い~葉多町菜の花畑~葉多駅です。
距離は短くて約7km。
私とアリマさんはそのコースに追加して、イベント&抽選会場の菜の花畑からAMADAの工場脇にある桜満開の所へ行きましたが、そこでの昼食は至福のひと時でした。
加古川に向かい、土手を上がります。
向こうに見える粟田橋を渡るが、上流に向かって桜並木が続いているのが見える。
土手の脇に歩道があり、それに沿って延々と桜が植えられているのです。
ヤエベニシダレを見て、
土手の向こうへ下って、
上がると、満開になった桜のトンネルが見渡す限り続いています。
この染井吉野が一番多いようですが、今回はここを散策して45分後に戻ってくる事になっています。
昨年は上流にある江戸彼岸まで歩きましたが、染井吉野だけでも満足できる散策路です。
桜の足元に花が植えられている所があります。
これはオーナーとなった方が手入れして育てているのです。
桜の前には銘板が設置され、オーナーの名前と共に出産祝いや結婚記念、或いは成人祝いに還暦祝い等等様々な想いが書き記されています。
昨年は手入れされていた実際のオーナーの方にお会いしました。
お話によると2万円でオーナーになれるそうです。
1年間は手入れしてくれるが「その後は自分で育てていかないといけません」と言っていました。
大方の参加者は引き返しましたが、私達はこの辺りで小休止。
左右にベンチがあるが、そこに座って一次会です^^)
まだまだ歩かないといけないので、燗酒はほんの1杯だけ。
Uターンして戻ります。
地元の方でしょうか、若いカップルと子供と乳母車が向こうからやって来ました。
計算通りでしたが、戻ると先頭がスタートするところです。
これから満開になる思川を左に見て土手を下ります。
下るとき、川原を眺めるとラジコンヘリが長閑に曲芸飛行をしていました。
ゾロゾロ着いていくと・・、
葉多駅近くにある菜の花イベント会場に辿り着く(11:39)。
並んで豚汁を頂き、記念品抽選ではアリマさんが菜の花、私はガーデニング用万能鋏を頂きました。
道路を挟んだ特設会場では威勢のいい和太鼓の演奏です。
ここでは食事がしにくいので会場を離れ、桜のあるところへ向かいます。
この工場右の、疎水が流れる脇を通って、
少し奥、階段手前がいいでしょうと。
腰を下ろして見上げると、桜の天上になっています。
ここで弁当広げて、お酒も頂きます(11:25~)。
2次会は長めの時間をとります^^)
この右へ行くと工場ですが、勿論立ち入り禁止です。
燗酒は全て飲み干して、桜見物です。
この桜はAMADAと言う会社が植えていますが、この辺りでは有名な場所のようです。
一般の人もこうして花見をしながら休憩できるのは新しい発見でした。
これは電車の中から眺めていて気になっていたのですが、地元の方による説明を受けて立ち寄ったのです。
工場の敷地内に植えた桜が大木となって、伸びた枝が通路を越えて疎水の上まで被さっています。
散った花びらが植え込みに積もり、
まるで花が咲いたようです。
疎水と桜です。
駐車場は、まるでピンクの雪が降ったかのようです。
来年もまた訪れたいですね。
そこら全てが花弁で覆われていました。
AMADAさんに感謝します。
人の少なくなったイベント会場に戻り、三次会です^^)
椅子もテーブルも空いているようです。
ビールが200円なのでGood!ですが、アテが寂しい。
会場のアナウンスで「200円のカレーが余っているので無料です!」だと!
アリマさんが早速調達に向かいますが、
そこでドカン!
ポン菓子が出来上がったのですが、まるで祝砲のようでした。
ご飯はいらないので、ルーだけにして頂きました。
私はビールも追加でプシュ!
大満足で、菜の花畑の向こうにある葉多駅に向かいます。
駅に向かう途中にある桜をシメとします。
乗った電車はハッピートレインで、
花を求める大きなミツバチがブンブン飛んでいました。
座席では、「しんちゃん」と「てつ君」が遊んでいる神鉄電車でした。
最後まで見て頂いて、ありがとう御座いました

この記事へのコメント
M
そちらも桜が満開のようですね。
それにしても大規模な楽しそうなウォーキング大会ですね。昨日は群馬県の富岡でゴルフだったのですが・・行く先々でウォーカー、ハイカーなどの集団に遭遇しました。
電車の中でもワイワイガヤガヤと遠足状態で圧倒されました(笑)今時期は気候が適度で最高のシーズンですものね。
気持ちも解ります(笑)桜の木の下で開いたお弁当がとても美味しそうです。私にも作ってください(笑)
アルクノ
気持ち玉もありがとうです。
神戸及びその近郊は桜満開だらけです
この時は子供も一緒になってワイワイガヤガヤでした。
コース中に土筆があって、女の子が採っていましたが、袴を取ることや天ぷらにすると美味しい事も知っていました。
確かに今は最高のシーズンですね。
私も出かけたり、ブログを更新したりで大変忙しいです
風子
ここは、梁瀬園の八重桜とはまた違うんですね?
3,4年前に加古川沿いの堤防の八重桜を観に行って記事にもしました・・ただ、すごい人で車を留めるのに難儀しましたから、こういう風にウォーキングでゆっくりと眺めてくるのもいいですね~
毎年のように桜のことも記事にしていた私ですが、今年はそれもなく。。な私です
アルクノ
梁瀬園の八重桜は有名ですが、おの桜づつみ回廊は色んな桜があるので楽しめます。
AMADA工場周辺の桜は初体験でした。
電車では遠いですが、このように歩くのがお勧めです。
10キロも歩かれる風子さんなので、尚更です。
この時期、桜の記事が多いので、私も居ながらにして各地の桜を楽しんでいます
てくてく
花吹雪も、これまたすごい^ ^
飛び石の、お花見と熱燗、至福の春ですね
アルクノ
まだでしたら、是非来年は訪れてみてはどうでしょうか。
4月上旬から二週間以上、どれかが咲いています。
私にとって桜満開、春爛漫の1週間でした。
お酒飲みすぎたので、暫らくおとなしくしていた方がいいかも知れませんね
KURI
疎水の桜も見事ですねぇ!
桜色の絨毯の上での2次会がうらやましい。(^_^)
アルクノ
見事な桜なのに見物客が少ないのは、神戸の中心地から1時間強かかることと、神戸電鉄は電車賃が高いということがあります。
神戸の中心、三宮から往復1620円かかります
疎水の周り、この桜も人が少ないので狙い目です。
弁当の中にも花弁が数枚入ってきたので、家内のお土産に持って帰りました
yoppy702
昨年のも拝見しましたが、ソメイヨシノがこれだけ咲いていると、もう声にならない程です。
彼方まで続く桜のトンネル、辺り一面の桜の絨毯…
アルクノさん、今年は、ホント、桜と相性がイイ年です。
この「おの桜づつみ回廊」って知らなかったんですが、これだけ素晴らしいと、来られる人も多いんではないですか?イベントもされてますし。でも、桜ノ宮と違って、桜が生き生きとして綺麗です。
疎水の所の桜は情緒があってイイ雰囲気だし。
ソメイヨシノ以外にも桜が一杯。
あーなんか興奮して支離滅裂です。
実際に、桜のトンネルを歩いてみたいです。
アルクノ
私が昨年ここへ来た時は江戸彼岸だけだったので、今年こそはと意気込んでいました
期待を裏切らない桜並木でした。
全国を探せばもっと凄い所があるのでしょうが、近郊ではここがトップでしょう。
私にとって桜の当たり年ですが、近日中にあと1回登場します
この回廊は桜以外の時もウォーキングコースになっていて、桜の手入れをする方も訪れる所です。
ベンチもあるので、気軽に食事や休憩も出来るんですよ。
疎水の周りの桜には、あまり人がいないので穴場といって良いかも知れません。
来年は是非、この桜のトンネルを歩かれてはどうでしょうか。
シーズン中に何回か訪れると、各種桜の開花状況も見聞出来るので、今までとは違った楽しみ方が出来ますね。
asakun
近くにあれば 絶対歩きたいです。
アルクノ
何処までも続くようなこの桜並木は、歩いていてほんとに気持ちの良いものです。
植えられている一本一本にオーナーがいますが、植樹の言葉を見ると其々に思い入れがあって、ついついアルクノが遅くなってしまいます