https://arukuno.seesaa.net/article/201204article_4.html
7日は三分から五分咲きでしたが、3日を経てほぼ満開となりました。
その時はウォーキングマニアの方にもご満足頂けるように変化を加えていますが、此方はシンプルな味付けになっています(笑)
4月7日は今回のコース確認も兼ねて歩いてきたわけですが、桜の花の様変わりに私も驚きました。
ほぼ同じコースを、3日後に歩いて桜の開花状況をつぶさに見て廻ったのは初めてのことでした。
コース紹介はなるたけ省略して、桜を中心にレポートしていきます。
参加はモクさん、アリマさんとアルクノ。
集合場所は山陽・須磨浦公園駅です。
宣伝が上手な山陽電鉄ですが、須磨浦公園駅にはこのような看板がありました(10:00)。
駅を出ると、いきなり満開の桜がお出迎えです。
みどりの塔まで来ました。
脇を桜が固めて、みどりの女神様がポーズを取っています。
その脇で咲く桜です。
そこから折り返して、スタート地点の須磨浦公園駅に戻ります。
ロープウェイ乗り場奥から鉢伏山に向かいます。
敦盛橋を渡る時、
桜越しに、姫路に向かう山陽電車が走り過ぎました。
少し階段を登ると、小さな公園にカンガルーが居ます。
この陽気ですから、何処かへ遊びに行きたそうなそぶりでした。
階段だらけの登山道を上がります。
1キロちょっとですが、4桁ほどの階段を登らないといけません。
休憩できる展望所に、やっとモクさんとアリマさんが上がって来ました。
吹き出た汗を乾かします。
暫らく休憩して、ロープウェイ山上駅に到着すると、桜が咲いています。
向かいにある、カーレーター乗り場の上にある展望台に登ります。
須磨の海岸は何とか見えるが、
明石海峡大橋は薄ぼんやりです。
眺望は7日の方がはるかに良かったですね。
須磨浦展望閣のある鉢伏山山頂に到着して(11:14)、
休憩後旗振り山に向かいます。
何故か、旗振り山の桜はまだ蕾が多く残っていました。
標高は253mしかないのに、満開はもう少し先ということでしょうか。
なだらか道を歩いて、おらが山に到着したのはほぼ12時。
ここで昼食です。
3人がベンチに横並びに座り、アリマさんがポットに入れてきた燗酒も頂きながら。
当然、重いポットを担いで来たのは私ですが。
ここに桜が無いのが残念ですね。
長めの休憩の後席を立ちます。
おらが茶屋でトイレ拝借後、ここから長い階段を下ります。
団地の横をすり抜けて、マンションの間を通り、陸橋を何度も渡って・・、
その奥に見える栂尾山の手前まで行きます。
下った先の陸橋脇にも桜が咲いているが、団地に入ると子供達が桜並木の横を元気よく走っていました。
次の陸橋から眺める、桜並木です。
桜ばかりでは飽きると思うので、道端で咲いていた鮮やかな赤を添えます。
前を行くのは栂尾山に向かう山ガール二人です。
この陸橋、つつじ歩道橋を下るが、ズームで捉えた神戸女子大の桜です。
ここも満開でした。
枝垂桜も満開になり、華やかな姿を見せていました。
その横顔です。
これで一本の桜ですから、恐れ入ります。
キャンパスを囲む桜の花園です。
ユキヤナギもこの桜を眺めて喜んでいるようでした。
少し下ると、離宮公園の入り口ですが、
ここにも桜があります。
駐車場の桜も満開です。
園内に入り、噴水の前で2次会です。
花粉症でクシャミの出そうなモクさんは口を押さえています。
お酒が入っているのは太いポットで、細い方はお茶が入っている500mlの保温ポットです。
全部、アリマさんと私の二人で飲み干してしまいました。
そこに、大阪万博開催時にギリシャから寄贈されたと記されているポセイドン像があります。
小さな女の子が、男の人の体はこんな風になっているの?と眺めていました。
そこで、熟女二人が記念撮影です。
芸術作品とはいえ、モロなので葉っぱを使わせて頂きました。
元美術部の経験を活かして描画してみましたが、如何でしょうか。
チューリップの脇を通って、
植物園に向かうが、そこにある山桜とコブシのコラボです。
山桜は近くで眺める方が綺麗ですね。
花しょうぶ園を通って、正門から外へ出ます。
陸橋から南西方向へ下ると、須磨寺公園です。
公園越しに須磨寺の三重塔が見えます。
ストックでコンコンと叩いて、「ハナビラ落ちた~?」とお茶目なアリマさん。
まだしっかり付いているので、花吹雪とはなりませんでした。
須磨寺で、このコース最後の花見。
これは熊谷直実が15歳になった平敦盛を呼び止める、の図です。
そのあと首を切り落とされるが、枝垂れ桜がその情景を見事に演出していました。
このあと無情を感じた直実は出家し、敦盛の供養もとり行うようになります。
福禄寿の頭をさすって、宝くじが当たるようにと願をかけるアリマさん。
写真撮りながら「そんな御利益は無い!」と言うと笑っています。
モクさんは健康であり続けられるようにと願います。
「ヨシヨシ」と呟いているのか、微笑む福禄寿さんでした^^)
最後に護摩堂と満開の桜です(15:20)。
仁王門から真っ直ぐに下り、須磨寺駅から山陽電車で帰りました。
風も無く穏やかな春の1日でしたが、風景は春霞満載だったので、山からの遠望は出来ませんでした。
でも、満開の桜をタップリ味わうことが出来たので当初の目的は叶えられ、三人共満足のいくハイキングとなりました。
「桜街道須磨コース」と言ってもいいようなハイキング&ウォーキングが楽しめる歩きでした。
ゴールの須磨寺では、ご利益も期待できますので近郊の方は是非ご利用下さい

長々とした記事を最後まで見て頂いてありがとう御座いました

この記事へのコメント
風子
ただ、残念なことに今日の雨で、おおかたが散ってしまうのかも?
ところでアルクノさんお住いの北区の桜の開花は遅くなかったですか?
私の住む西区やプールに通う三木市の桜は今年は例年より開花がだいぶ遅れていましたから・・この雨でもキットまだそんなには散らないなとは思ってます
須磨浦公園だとか、須磨離宮公園とか須磨山上遊園だとか須磨の桜は大体観て回りましたが、須磨寺はまだ行ったことないんですが・・今年は清盛ブームで人出も多いんでしょうね~
アルクノ
そうですね、残念な事に須磨辺りの桜はは本日の雨で大方散ってしまいそうです。
私はいいタイミングで訪れる事が出来ました
北区の桜はまだ満開では無いので、楽しめる機会があると思っています。
山でなくても、北の小野や八重桜であればまだ機会がありそうですね。
三木の桜は、風子さんの報告をお待ちしています
須磨寺は(ホントに)1年中楽しめるとことですので、是非訪れてみて下さい。
確かに清盛ブームもあって、昨年に比べて御参りする人は増えました。
当日もボランティアの説明があって、一般の方が多かったです。
ふぉるま
湾曲した松の幹が 気になります
成長途中に何があったのでしょう?
お茶よりお酒の水筒が大きくて
楽しそうです♪
アルクノ
「湾曲した松の幹」ん?ドコ?何処?と見直しました。
多分、桜の花に遠慮してストレッチしているのだと思いますので、安心して下さい。
大体いつもお酒の水筒の方が大きいのです
このことは内密に。
yoppy702
下見の時と比べたら、ホント、満開ですね。ご一緒された方達も、これなら、ご満足間違いなし。拝見しているボクも、大満足しました。
丁度、「みどりの塔」の所を同じような感じで撮られていたので、画像を比較してみると、3日で、こうも変るのだなぁ…と改めてビックリしました。
須磨寺の「直実と敦盛の騎馬像」の所に、こんな素敵な枝垂桜があるんですね。これだけでも、見る価値ありですね。まるで、この季節を想定して造られたかのようです。
ポセイドン像、ナイスフォローです。
さすが美術部。(^^)
「敦盛桜」…このポスターには引っ張っていかれそうです。
山陽電鉄さん、お上手。(^^)
アルクノ
桜の見頃は一斉にやってくるので、これを見て楽んで頂ければ言う事無しです
「みどりの塔」は同じアングルで撮れば、違いが一目瞭然と言う事でそこまで足を運びました。
「直実と敦盛の騎馬像」に桜を添えているのは、綺麗だがぱっと散ってしまった敦盛の一生と重なっていますね。
枝垂桜にしたのは日本人の美的センスでしょうか。
私の美的センスは、ポセイドンに添えた葉っぱの程度なのでお許し下さい。
yoppyさんも是非、何時の日にか「敦盛桜」…をお楽しみ下さい。
かっぱちゃん
桜が満開♪
こんな景色を見ながら、お酒を召し上がるのはこたえられないでしょうね。
お花見のこの季節になると「飲める人はいいなあ♪」とうらやましく思います(私はアルコールを分解する酵素がほとんどないようで、ビールを1㎝くらい飲んで倒れ病院に運ばれたのです ^^;)
アルクノさん、やっぱり美術部所属されてたのですね(*^^*)
写真の構図とか彫刻とか上手過ぎると思っていました。
アルクノ
ホント、満開の桜だらけでした^^)
お酒もドンドン進んじゃいましたね。
かっぱちゃんは、ビール1センチでダウンですか!
私も勧めないように致しますので、酒席ではアルコール×マークを横に立てておきましょう。
私の美術部生活は、あまり絵を描かず、何か作りたい意欲だけの部員だったように思います。
でも、褒められると頑張りたいと思います。
ありがとう御座います。
てくてく
花の命は短くして・・・で、散るのもはやいですが^ ^
座して、須磨のお花見させていただいて有難うございます。
熱燗、いいですね^0^
てくてく
アルクノ
11日の雨でもう大分散っていると思いますが、この時はグッドタイミングでしたね。
この後は須磨寺だけだったので、熱燗、全て頂きました
KURI
特に満開のしだれ桜がお見事でした。
そして、ポセイドンの葉隠れしている様も、想像力を働かせると逆にリアルでした。そして、福禄寿を撫でている部分にも、葉っぱが必要だったような気もします。(^_^)
詳細な記述になんだか実際に須磨の桜を観に行って来たような気分になりました。ありがとうございます。
アルクノ
多分、毎年神戸女子大前の桜見物に行きますのでまた楽しみにしていてください。
隠すと見たくなるのが心情だと思いますが、そんなに立派なモノではなかったのでご安心を
福禄寿さんの場合は、皆さんツルツル頭を撫ぜて喜んでいたので、このままの方が良いように思います
毎年4月は「アルクノのブログ」で花見がでると思いますので、お誘い合わせの上御覧になって下さい