https://arukuno.seesaa.net/article/201102article_2.html
その時とは少しコースを変えて歩きました。
神鉄田尾寺駅(9:23)~平田配水場~百丈岩(11:26ー昼食ー12:00)~有馬川沿い~神鉄道場駅(13:47)で、歩いた距離は約10km。
通常のコースを歩くと更に2km増えるが、距離を短縮したのは極秘のコースを歩いての事でした。
その極秘のコースはあとで紹介します。
今回は前回参加のミノさん以外の4名で、モクさん、ミドリさん、陶芸作家さんとアルクノ。
神鉄田尾寺駅を出て、この後ろに向かって歩きます(9:23)。
10分で神鉄の踏み切りを渡って高速道路を潜る所がある。
その先でこのような道標が立っています。
ここからは、角ごとに立つ道標を頼りに百丈岩を目指せばよい。
道路を渡る所に「パンプキン」と書かれた喫茶兼パン屋がある。
この右を登った先で下って、突き当たりを左に向かうと押しボタン式信号がある。
渡る国道は176号線でその向こう側に有馬川が流れている。
国道渡って左に川を渡る橋があり、丁度工事中だったが、
赤いお猿さん達が「気をつけて行ってらっしゃい」と挨拶してくれました^^)
道標に従って進むと、前方小山の上に平田配水場が見えてくる。
この配水場から右へ下って行くと鎌倉峡に出合って、百丈岩へは最短距離で繋がっています。
しかし上級者コースで未経験。
今回も配水場左の神戸セミナーハウス前を通って迂回路を行きます。
これがその神戸セミナーハウス。
その屋根越しに、デッカイ岩の塊である百丈岩が見えてくる(10:13)。
水道配水設備のある横を行くと長い下り階段がある(10:20)。
数えてみると190段ほどでした。
下ると直ぐ右に急坂下りの分岐があります(10:23)。
これが冒頭に紹介した距離を短縮する極秘コースの入り口です。
落葉だらけですが、下ると仮設の橋に手摺も付けられていた。
ここから登りになり、上がると送電線鉄塔がある。
この鉄塔の建設と点検のための道でした。
右に廻ると直ぐ下りになる。
急坂の九十九折です。
下り切ると小川の側に降りてきた(10:34)。
その小川の先には鎌倉峡を下ってきた船坂川がありました。
この川は武庫川へと更に下っていきます。
堰堤を渡った先の広場に車が止まっていたが、それは堰堤脇で補修工事をされている方のものでした。
ここは生野共有者地団の所有地で、ほんとは立ち入り禁止の場所です^^:
私達は送電線鉄塔点検の為にやって来ました^^)
そこを出ると百丈岩への道です(10:39)。
右へ向かうが、直ぐその先で第二名神高速道路がここを通りますと示す表示がある。
更に5分歩くと、百丈岩が見えてくるが、
その左側、岩の上に人が立っている。
ロープが垂らしてあり、大きな声を出しながら人が登っていた。
トイレのある休憩所へ来ると警察関係の車が止まっていました。
そこの右手に鎌倉峡入り口があり、
ここが百丈岩直下でもあります(10:53)。
昨年はこの岩の天辺で食事をしたが、今回は別の所にします。
一気に登らなければならないので、ここで暫らく休憩。
先ほど声を出していた隊員でしょうか、ロープを掴んで岩の上へ登り終えたところでした。
左に池、右にトイレですが、この間を行くと、
直ぐ登山口です(11:03)。
直進するとロッククライミングコースですが、生まれ替わって来世になるとチャレンジするかも知れません^^)
私達は「クサリあり」と書いている所要20分の一般コースを登ります。
一般コースといっても、このように崩れそうな石段が頼りです。
これが最初のクサリで岩の左に掛けられている。
前回は下から撮ったが、今回上から撮ってみる。
ストックは邪魔になるのでザックに納めています。
一人ずつ登ってはまた次ぎ、ということになるので、人数が多くなると時間がかかります。
神鉄ハイクで約100人参加の時、最後尾の人は1時間ほど待たされたとか。
私達のようにグループで行くことをお勧めします。
クサリ場の経験がある方は単独でもOKです。
次のクサリ場。
これが一番長い鎖ですね。
ここはとっかかりが少ないので、両手でクサリを持って登ります。
かなり登ってきましたが、直下には鎌倉峡を流れる船坂川が見えます。
ここはクサリの無い急坂。
ロープが無くてもいける所ですが、
ちょっと滑りやすい。
上がるとなだらかになり、百丈岩はもう直ぐ(11:18)。
岩ゴロゴロ道を登ると訓練中の場所へ出ました(11:22)。
警察の方に挨拶して、なだらか道を行くと直ぐ昼食場所です(11:26)。
昨年は岩の頂上で食事でしたが、お尻がこそばゆくなるので落ち着ける此方にしました。
そのズームアップです。
この3枚はオリジナル写真ですのでクリックして百丈岩と鎌倉峡の景観を楽しんで下さい。
しかしここも少し前に出ると絶壁で、
滑落するとまず助からないと思います。
春のような気候で暖かく、極楽♪極楽♪と言いながら長めの休憩を取りました。
遠くで鳴る12時のサイレンを合図に席を立ちます。
下山道はこの場所から後ろに続くなだらかな道ですが、泥濘が多くて滑りやすい。
分岐ごとにこのような看板があり、
指示通りに下っていきます。
左、左と下って行けばOKでした。
途中発破作業のお知らせもあったが、第二名神高速道路建設の為のものです。
竹林が周囲に広がると、
直ぐ民家の横に出て山道は終わる(12:32)。
登りは岩だらけ、下りは泥だらけの百丈岩でした^^)
下山後、大きい川に向かって行けば帰れます。
工場の見えるほうへ向かって歩き、川を渡って右へ・・。
武庫川~有馬川と遡っていく道で、2日前に千苅ダムへ行った逆コースになります。
桜並木が続いていますが、まだまだ硬い蕾です。
有馬川では鴨の団体さんがシンクロナイズドスイミングの練習をしていました。
やがて土手道は終わり、R176を渡って右にある階段を降りて、川沿いに歩いて直ぐの車道を右折すると、押しボタン式信号の先に神鉄道場駅があります(13:47)。
視界良好になる秋がいいかも知れませんが、これからの春は多くの人が訪れる百丈岩です。
ただ、降雨後は下山道がドロドロになるのでご注意下さい。
長靴持参も有りです^^)
特に4月上旬、下山して桜並木を歩くのは超お勧めです。
この記事へのコメント
ふぉるま
足がすくむような お尻がこそばゆくなるような そんな場面ばかりですね
190段の階段ですら この勾配 恐いです
陶芸作家さんとご一緒というのが 気になりました
いいなぁ 焼き物
アルクノ
私も幼少の頃、普通の子が喜ぶ「高い、高い」をすると泣いてばかりだったそうです。
変われば変わるもんですね。
でも、階段も怖いとなると重症ですね^^
陶芸作家さんの作品はブログテーマ「手作り」をクリックすると出てきます。
昨年と2年前の物があるので、お時間あるときに見て下さいね。
yoppy702
クサリ場でも、足が確保できる岩があれば、まだ安心なんですが、そうでない所は、鎖にしがみつきたくなりますね。
オリジナルサイズの写真で、百丈岩と鎌倉峡を堪能させて頂きました。
極秘のコースは、ガイドブックには載ってなくて、アルクノさんが、発見されたんですか?
アルクノ
鎖を両手で掴んで登る所でも、一歩一歩足場の確認をしながら行けば大丈夫でした。
70歳オーバーの女性も、両手両足が使えるのでラク~と言う事でした
ダウンロードもOKなので、風景写真は自由にご利用下さい。
極秘のコースは地図に載っていないルートで、今回発初めて歩きました。無理と判断した場合は引き帰すと伝えての突入でした。
最後小川に降りるところの急坂ですが、道幅が狭くてやや危険です。
てくてく
お疲れ様でした。^ ^
てくてく
アルクノ
脆い所は抉れて段差が大きくなっているようです。
風雨に晒されて、何時かはこの岩も崩落し百丈岩が五十丈岩になるかも知れません。
私は泥だらけの下山道の方も気になりました。
かなり歩きにくくなっていますが、楽しいドロンコ道とも言えます
KURI
絶壁の上では火曜サスペンス劇場で犯人が追いつめられるシーン使えそうな構図です。
ひとつ気になるのが「鎌倉峡」という名前。どうしてここに「鎌倉」?と思ってしまいます。北条時頼の「廻国伝説」によるものとのことですが、どうなのでしょうね。
それにして写真だけで足がすくみます。
アルクノ
スリルとサスペンスですね。
私も火曜サスペンス劇場はよく見ていました。
「鎌倉峡」は何が語源かよく分かりません。
昨年2月の記事にあった同じ写真をここにも追加して添付しました。
本文「そこの右手に鎌倉峡入り口があり、」のところです。拡大して御覧下さい。
それには「かもしか谷」のなまったもの(ちょっと苦しい^^)からきているとあります。
北条時頼の遺跡があるとされていますが、ここの景色が大好きだった
ということではないでしょうか
KURIさんも是非!足がすくむ感じを実体験してください。初夏に来ると涼しくなるかもしれませんよ。
風子
それにしても、クサリ場がすごいですね
その昔はこういったところも歩いたこともあった私でしたが、今はトンでもないです
それでも、2年ほど前までは簡単な山歩きもできたのですが・・・体力、技術ともにありませんから
画像に春の日差しがなんとなく感じられるのは気のせいでしょうか・・?
アルクノ
このクサリ場、私も最初訪れたときはビビリましたが、もう慣れてしまって普通の登山道ですね。
私が上から撮影している女性ですが、昨年2月が初めての百丈岩です。
2回目にしてもうベテランのように登っていました。
最近太ってきて困ると仰る七十代です。
しかも、2ヶ月ほど山歩きをお休みしていたのです。
きっと、風子さんもチョイチョイと登っちゃうと思いますよ
昼食場所では、春物ジャンパーを木に引っ掛けて、春のような日差しを浴びて、いい気持ちになりました