七曲り滝の氷瀑からガーデンテラス~神鉄六甲へ(2012.02.02)

そろそろ七曲り滝も成長しているだろうと思って、氷瀑見物に出かけました。
1月5日はツララ状態でしたが、
https://arukuno.seesaa.net/article/201201article_2.html
(「紅葉谷から七曲り滝と樹氷」)
ほぼ1ヶ月を経て大きく立派に成長しているだろうな、と思ったのです。

コースは、神鉄・有馬温泉駅~紅葉谷道~分岐~七曲り滝~分岐~紅葉谷道~極楽茶屋~六甲ガーデンテラス(昼食)~六甲縦走路~前ヶ辻~シュラインロー~神鉄・六甲駅です。
参加はミドリさんとアルクノ。
いつも参加して頂いている神鉄沿線の仲間は体調不良でミドリさんだけとなりました。
ここんとこ、本年第一級の寒波襲来ですが、私はいたって元気なのです^^)


神鉄・有馬温泉駅をスタート(9:42)。
ロープウェー有馬温泉駅を過ぎて、紅葉谷へ分岐する道標です(10:17)
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この先、直ぐ堰堤を越えます。
更に次の堰堤には雪が積もっていて、越えた先にある池は凍っていた(10:24)。
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七曲り滝への分岐はその10分後。
ここでアイゼン装着です(10:35)。
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私は4つ爪の簡易アイゼン。

そこから直っすぐ行くと、道は細くなり、ロープの先で道が凍っています。
左の岩も滴る水で氷壁となっているので掴むことができず、右には崖があるのでとても危険な状態。
写真を撮る余裕もありませんでした。
アイゼン無しで通る事はとても出来ません。
ミドリさんに、足場にアイゼンを踏み込んでしっかり確認するよう注意を促し、なんとか通過しました。

沢に下りて、やっと七曲り滝(10:47)。
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滝の下付近に数人が居ましたが、私は直下まで接近します。
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冷たい飛沫がかかりそうだが、近くで見ると圧倒される氷瀑です。
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流れる滝から左の方です。
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右の方には、あまり氷瀑がありません。
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中央直下のカブリツキでは、傘が必要です^^)
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その下、カキ氷の山が出来ています。
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硬くて、とても食べられませんが、次回アイスピックと蜜を持って行きましょう。

8割くらいの仕上がりでしょうか、七曲り滝の氷瀑をお楽しみ下さい。
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2月中旬辺りが見頃でしょうね。

戻るが、直ぐの分岐から右、急登の坂を行きます(10:59)。
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こちら側が別ルートになっていて、道は急ですが、凍結して無いので安全だと思います。
ミドリさんも登って来ます。
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数分で元来た分岐に戻って、再度紅葉谷です。
雪が薄いのでアイゼン外すが、前を行く年配の方は装着しています。
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この先の百間滝に向かったので(11:19)、
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なるほどと思いました。
凍っているかも知れませんからね。
百間滝の氷瀑は厚みがイマイチですが、高低差があるので見応えがあります。

登るにつれて足元の雪が雪らしくなってきます。
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この辺りで靴全体を覆う、ごっついアイゼン付けた方が降りてきました!
山上の様子を伺うと「いや、雪は全然はありませんよ。大げさですよね。」と自分の足元を見て仰っていました^^)

という事で、私達はアイゼン無しで登る。
石が階段状になっているので、ゆっくり行けば大丈夫なのです。

紅葉谷道の終点ですが、1月5日に見た樹氷は何処にもありませんでした。
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極楽茶屋から車道を渡って、下界を眺めると・・、
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視界良好、芦屋~尼崎から大阪方面まで望めます。

サクサク雪の残るコブを登って、電波塔を越えて、ガーデンテラスです(12:05)。
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ガーデンテラスからの眼下には、
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六甲アイランドがあります。

ここフードテラスで昼食ですが、今回は世界平和を願って和洋中の3点セットにしました。
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てんぷら蕎麦+ビール+豚まんです^^)
てんぷらにはたっぷりと七味を乗っけたので、体がホカホカになりました。

食後トイレのある地下へ向かいます。
「六甲山・氷の祭典」は1月29日に終わったのに、まだ氷の彫刻2点が残っていました。
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鯛の尾頭付きと灰皿です。
ここで宴会するわけでは無いようですが・・。
気温が低いので、解けずにドンドン小さくなっていくのでしょうか。

みよし観音前を下って、神戸ゴルフ倶楽部のフェンス下には少しの雪があった。
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しかし、吹きさらしなのでかなり寒い!

元気な子供達の声が響く、六甲山小学校の前を下ると、記念碑台前です。
私はビールを飲んだので、ここでまたトイレを拝借します。

車道を下ると、六甲山ホテル前です。
こんな所に、氷の彫刻がまだ解けずに残っています。
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処分用トラックに乗せて、下界へ運ぶその途中に一部が転げ落ちたのでしょうか。
彫刻作品の命がまだ残っているようで、哀れに思いました。
早く水に戻してあげて下さい。

左アイスロードと右シュラインロードの接点、前ヶ辻です(13:24)。
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私達は右へ。

シュラインロードも雪が少なくてアイゼンは不要でした。
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その下にある行者堂で小休止(13:42)。
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この道はその昔、追い剥ぎやら強盗が横行して命を落とす者が多かった。
その命を悼んでこのような地蔵さんがそこここにあるのです。
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その謂れを知った外国の方が、この古道をシュラインロードと名付けました。
日本初、六甲のハイキングコースもイギリス人アーサー・グルーム氏とその仲間が開拓して広めたものでした。

下って、車道を渡って、進むと分岐があります。
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右は有馬口への道ですが、今回は左の神鉄六甲へ向かいます。
分岐には神鉄六甲へ3.2kmとあります。
林道を進むと、先ほど渡った車道と合流します。
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車道を下ると、左に山道に向かうようなところがあるが、行き止まりなので入ってはいけません。
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(入ってしまったので戻りました^^;)
更に下ると、県道95に取り付きます。
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右は六甲有料道路で、左の三田・有馬と表示のある方へ歩道を下ります。

やがて歩道は無くなり、左へ下ると
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右側に「新からと配水場」が見えてくる。
その管理道路に入って更に下ると、さっきの県道と合流する。
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直ぐ左に高速の入り口があるが、右へ下るのが神鉄六甲駅への道です。
道なりに下っていくと丹生山系の山並みが目の前に広がります。
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左に浄土宗の西光寺(14:41)、
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更に、山王神社(14:43)
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を過ぎると、
神鉄・六甲駅になる(14:47)。
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新開地や三宮へ向かう方は有馬口への道より、此方の方が便利かと思います。

この記事へのコメント

  • KURI

    七曲り滝の氷瀑、お見事ですね~!
    急坂も、写真ではとても滑りそうで足がすくみます。

    天ぷらそばですか?!
     真っ赤なのでキムチラーメンかと思いました。(^_^)
     私もたくさん七味をかける派です。
    2012年02月03日 11:56
  • アルクノ

    KURIさん、何時もありがとう御座います。
    一度このような氷瀑を見ると、病み付きになりますよ。
    自然のものなので毎年形が異なります。

    私は味噌汁、お好み焼き、焼きそばにもたっぷりと七味を振り掛けます^^)
    2012年02月03日 12:17
  • てくてく

    相変わらず、タフですね。
    七曲瀧、寒い割には心持ち細いようですね。流水が少ない所為でしょうか??
    てんぷら蕎麦++豚まん・・・では^0^
                        てくてく
    2012年02月04日 21:28
  • アルクノ

    てくてくさま、気持ち玉もありがとう御座います。
    氷瀑は、流れる水量と気温のバランスなのでしょうね。
    ややダイエット気味です^^)
    ビールは、まだ下りがあるので一本にしました。
    下界に降りるとになります
    2012年02月04日 21:42

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