その様子はこちらをご覧ください。
https://arukuno.seesaa.net/article/201112article_4.html
この後編では、化野念仏寺の境内散策から~嵐山・渡月橋~松尾山(山頂はパス)~苔寺~阪急上桂駅(15:36)→打ち上げ迄を紹介します。
5名が境内での食事を終え、ブラブラと散策です。
その紅葉ですが、一帯の紅葉はもう終わっていて、部分的に風景を切り取ったピックアップになります。
(以下の写真もクリックすると大きくなります。)
竹林を眺めながら上がると、
六面六体地蔵がある。
各々地蔵様の前には水がかけられるように柄杓が置かれています。
代表を願って「天道」の地蔵様です。
再び竹林を下って、
外へ出ます。
肝心の本堂が写っていませんが、観光客気分なもので忘れちゃいました。
土産物屋が居並ぶ路を歩くが、目を引いたのは「絹てまり」というもの。
これで擦るとお肌がつるつるになるそうです。
リーダーのSugarさんに「奥様にどうですか?」と促されたが、もう既に手遅れ状態なもので・・。
(こう書いても、家内はこの記事を見ないので安心なのです^^)
その先には鼻眼鏡がズレてしまっている可愛いお婆ちゃんが立っていた。
そのメガネを直してあげたかったが、叶いませんでした。
「人形の家」は入館せず外から眺めるだけです。
このような街中にもトレイル西山の標識が角ごとに立っており、小倉山二尊院の前は標識11で。
標識13の前には常寂光寺がありました。
常寂光寺は日蓮宗のお寺で、寺城が「百人一首」で知られる小倉山の裾野に位置しています。
角倉家が土地を寄進し、小早川秀秋らが堂塔の建立に寄与したと伝えられている。
名だたる紅葉の名所で、苔に覆われた石段にモミジが散る様はまさに「百人一首」の世界だそうです。
しばらく進むと右手に小さな池が現れ、対岸に赤や白の幟が立つ御髪神社がある。
標識14のトロッコ嵐山駅右手の坂を上り、竹林の道となって、大河内山荘の前に標識15がある。
ここ迄200枚程の写真撮影をしたがバッテリーが切れてしまい、予備と交換する。
標識15の三叉路を直進すると直ぐ標識16があり小倉山(亀山公園)の入口になる。
石畳の道を右折して暫く上がると、
標識17があり展望台が見えてくる。
上がると大堰川保津峡が眼下に広がる(13:27)。
このコース一番の眺望ではないでしょうか。
小休止するところですね。
そこから中央広場の方へ下ると、
「小倉百人一首」の石碑が並んでいる
その代表格として柿本人麻呂さんの一首を。
「あしびきの 山鳥の尾の しだり尾の ながながし夜を ひとりかも寝む」
この公園内には縦横に遊歩道が通っているが、角倉了以像を見て、
下る。
角倉了以(すみのくら りょうい)天文23年(1554年) ~慶長19年7月12日(1614年8月17日)は、戦国期の京都の豪商。朱印船貿易の開始とともに安南国との貿易を行い、山城(京都)の大堰川、高瀬川を私財を投じて開削した。また幕命により富士川、天竜川等の開削を行った。地元京都では商人と言うより琵琶湖疏水の設計者である田辺朔郎と共に「水運の父」として有名である。(ウィキペディアより)
そこから2分で標識20(13:37)。
その前にこの景色があり、
この後ろ側に向かって歩くと、渡月橋がある。
渡月橋の近くまで来ると人力車が並んでいました。
ここは観光客だらけです。
外人さんにキャピキャピギャル、若いカップルに熟年夫婦、着物を着たお姉さんには和服の男性がお似合いです。
肖像権侵害にならないように撮影を控えます^^)
渡月橋を渡ると標識22があり、
阪急・嵐山駅に向かう。
ここでちょっと迷ったが、嵐山駅の前を右に向かえばよい。
すると歯科医院の前のパイプ柵に標識25があり、
その先、標識26からハイキングコースになる。
細い小路を上がると、竹林を眺めながらのなだらか道になる。
ここから道を間違うことは無いと思うが、厳しいアップダウンが何度も襲いかかってきます。
最後にきての試練ということです。
高低差は約200mということですが、それ以上のものを感じます。
観光客気分からハイカーへの切り替えに失敗した私は、
女性陣にドンドン離されます^^;
最初のコブは上りで滑りやすく、
下りでは落ち葉でズズッと行きそうです。
標識32は四辻になっていて、ここから山頂を周回して戻ってくようになっているようです。
3名の熟年男性が休憩中で、見晴らしがいいですよ、と勧められたが・・、
ここからも木立の間からチラチラ下界が見えるので、パス。
最初にコースから外れて神護寺への階段を登りました。
プラス・マイナスの計算により判定OKとなりました!
しかしここからも、下り道だけではありません。
登ったあと、
下り。
さらに登ったあと、
急坂の下りです。
ある程度下ってくると、京都市内が見えてきました(14:55)。
明るいうちに帰れそうだ!
と、安心するのはまだ早かったのです。
標識45にベンチのある休憩所を無視して行くと、最後の急坂下りが続きます。
標識49を過ぎると、その先で信じられないような階段があった。
恐怖のあまり、私は手ブレ状態^^;
手摺はあるが、壊れかけの梯子を立てかけている、という感じなのです。
しかも全てがボロボロ!
今にもボキッと折れそう!
厳しい肝試しは無事に終了し、
精神的にも落ち着いてきて、
下ると、最後の西山標識51です。





ここで京都一周トレイルの標識は終了します。
長旅でした~~

苔寺の門を撮影して(15:18)、
あとは市街地を歩いて阪急・上桂駅に向かいます。
私たちの後を心配して、付いて来てくれたのかどうかは分かりませんが、この先は3名の熟年男性の後ろに付いて駅へと向かいます。
上桂駅の踏切渡ったのは15:36。
近くのお好み焼き屋で打ち上げです。
全員生中で乾杯

ケンさんから全員に「ちょっと早いですが」と、綺麗な花柄和紙でラッピングしたミニボトルワインのプレゼント。
私はロゼでした。
今もこの記事を執筆しながら飲んでいますが、ケンさんの人柄同様まろやかなお味です。
4名はイワシの煮付けでSugarさんは焼きそば。
そのSugarさんが、ケータイ取り出して歩数を確認すると2万9千歩を超えていました。
足や腰が痛いという人は居らず、健脚五人衆です。
話し込んで、打ち上げは終了してお開きに。
上桂駅に上がったのは16:22でした。
次の桂駅でSugarさん、Nさんと別れ、残った3名が三宮駅へ向かいます。
またしても「三宮高架下市場」ですが、到着はギリギリ6時前で、セーフ。
6時以降は199円の生中が299円になるのです^^;
続けて2杯。
更にたっぷり飲んで、食べて、飲んで、食べて、一人2千円でした~。
来年も宜しくお願いします。
とりあえずケンさんと、来週「近江富士」。
来年1月は「愛宕山」が待っています。
前編のコメントには、
遊子さんから、「東海自然歩道」の紹介もあります^^;
だらだらとした長文を最後まで見て頂いてありがとうございました。
確定ではありませんが、今後このようなシリーズのアップがあるやも知れません?
この記事へのコメント
てくてく
無事、トレイル完走。
おめでとうございます。
風子
いつものお仲間といきあいあいな山歩き、楽しそうです
晩秋の京都の山歩きは紅葉も素晴らしく風情もあります
京都での紅葉は大原とか高尾など、昔々にいきました
鞍馬から貴船へは2年ほど前に行きましたが紅葉にはまだ早かったような・・
足に自信がもてるように、また山歩きもと思うのですが・・
アルクノ
今回は最後が厳しかったです。
でも、今年中になんとか歩き終えることができて、良かったと思っています。
アルクノ
この京都一周トレイルは、最初の印象と違ってかなりハードなものでした。
最寄駅とかバス停とかで区切れますが、細切れにはできないので、まずはアップダウンのコースを歩きましょう。
新神戸から神戸空港まで12kmも歩けるんですから、望みは多いにありますよ
yoppy702
観光客気分で、名所を歩いていると、突然、山の中へ。急な上りと下り。自分で歩いているような気になりました。
そして、「壊れかけの梯子」…
エッ?大丈夫?
ハラハラ、ドキドキ。
そして…
「京都一周トレイル」の標識終了。
アルクノさん、お疲れ様でした。
生ビールでの乾杯は、満足感と充実感で一杯だったのでしょうね。こんなに美味しい、ビールは、そうそう飲めないですね。
三宮では、ギリギリセーフで、199円。
これにも、ワンダフルです。(^^)
アルクノ
今回はドラマ仕立てになりましたね。
やや誇張しているところもあるので、そんなにメタボでなければ最後の梯子も大丈夫です。
嬉しいことに、ビールは皆さん美味しいと言っていました。
この寒いのにね~、と我ながら、呆れながらも喜んでます
yoppyさん作、京都一周トレイルの連載、どうでしょうか?
KURI
きっと来年あたりに同じコースを歩くと思います。参考にさせていただきます。
最後の紅葉を上手に切り取られてらして、とても情緒のある写真になってますねぇ。
急な下り坂も、その恐さが伝わってきます。
みなさんの仲の良さがにじみ出ていて、こちらまでほんわかしてきました。ありがとうございます。
アルクノ
もう紅葉は完全に無いと思っていたので、化野念仏寺の境内ではこれだけでも儲け物だと思いました。
レベルも同じようなグループなので歩いていて楽しいです。来年もこの仲良しグループで続けていきたいと思っています。
その来年の愛宕山ではKURIさんが苦労した点も参考にさせていただきたいと思っていますし、京都トレイルの報告もお待ちしています。
soreiyu
またまたよく歩きましたね、2万9千歩にはました。
アルクノ
12月中旬の京都で、これだけの紅葉は珍しいのではないでしょうか。
渡月橋は京都らしい場所なので観光客が多いのも頷けますね。
Sugarさんは女性ですが身長166cmなので、私の場合だと3万歩以上だと思います
やまや
アルクノ
朝から早速頂きます
3月のスタートから振り返ると、ハイキングブログの枠からはみ出た珍道中シリーズのようになっちゃいましたが、
楽しかったので判定はOKです
瀧庵
ご無沙汰で申し訳ありません。京都一周トレイルなど興味深く拝見しています。
アルクノさんは衰えるどころか段々若くなって来ています。ブログやウォーキングの効用は凄いですね。
3万歩近くを歩かれたとありましたがこれで私はもう追跡を諦めました。
苔寺口に老木の写真が写っていましたが「神様(蛇)の樹」で誰も切ろうとしないのです。
歳ばかり食って交通の邪魔になっているのです。まるで私みたいです。直ぐ近くですからまた立ち寄って下さい。
アルクノ
歩き続けていると、自然と元気になるようです
結果的にはそうですが、3万歩も歩いたのかという感じです。
最後の恐怖感で、私の距離感は消えちゃいました
といいますか、山歩きを続けていくと自然にそうなるので、追跡してきて下さいね。
この老木「神様(蛇)の樹」ですか、道路を渡る時にちょっと撮ってみただけですが、これで説明がつきました。
樹齢千年とか書いていましたから。
この辺りで「たきあんさ~ん」と呼べば出会える訳ですね。
その時は宜しくお願いします
かっぱちゃん
目にしみるような赤。このまま着物か千代紙にとじこめてしまいたいです♪
京都の紅葉って憧れます。
愛知県にも、香嵐渓っていう紅葉の名所があるんですが、市内にありながら渋滞がすさまじいので10年くらい行ってません(TT)
アルクノさんの記事でうつくしい紅葉を見ることができてよかったです(*^^*)
紅葉を見て、たくさん歩いたあとのビールはおいしいでしょうね♪
アルクノ
12月に入っての京都ですから、紅葉は諦めていたのですが、思った以上に残っていました。
確かにこのように紅い紅葉は京都に合いますね。
ハハ、ビールは年中美味しいのです♪
桜を見ても、雪を見ても、打ち上げは必ずになります