木目が入っているので、木製だと直ぐに分かっちゃいますが^^)
アイデアは、ナイフ販売店で陳列品を眺めていて思い付きました。
それは竹の風合いを表面に施した和風切り出しナイフでした。
竹のような形のナイフだったので、竹のような木製ナイフを作ってみようと考えた訳です。
私のアイデアも入れて作ってみようと思い、帰宅後早速制作にとりかかります。
材料は百均で買った丸棒。
直径59mmで長さは120mmです。
1日目
それをノコギリでカットする。
残ったもので、切断した形が分かると思います(後日撮影)。
これは、何かに利用する時が来るまで保管しておきます。
ノコギリの刃を2方向から入れこのようにカットする。
竹の資料を手に入れようとネットで調べるがイメージに合うものが見つからず、フリーハンドで加工する。
節の所を残してキワ刀で表面を削って、加工する。
竹の表面にシワのようなものを見たことがあるので、丸刀、鎌倉刀各々12mmと棒ヤスリで加工しました。
小枝を切った形にしているが、鎌倉刀4.5mmで削ったものです。
節の部分は三角刀と鎌倉刀4.5mmで形を作っていきます。
上半分の流れを繋げて表の加工は終了。
2日目
山歩きから帰宅後、裏側も竹のように初日で使った彫刻刀を用いて彫っていく。
3日目
刃の部分はS字カーブのなめらか曲線で金属ヤスリと紙ヤスリで仕上げる。
本日、朝に仕上がったので、窓からの光でディテールが分かるように撮影してみた。
裏側ですが、面ヤスリで平らに削り、切り口がはっきりするようにしました。
刃の部分が湾曲しているのでペーパーナイフにもなりませんが、
このように飾りとして使うぐらいですかね。
遊び心が込められた作品としてどうでしょうか。
上記彫刻刀を持っていて、ある程度の使用経験があれば簡単に作れると思います。
木彫りというより、彫刻刀を使った木工細工と言えるかもしれません。
この記事へのコメント
ぴよっち
アルクノ
そんなに褒めてもらっても、お茶も出ませんよ
私も神の手が欲しと思っています。
閃いて、アイデアが浮かぶと直ぐ制作に取り掛かりますが、そのアイデアがなかなか浮かばないのが難点です。
ぴよっちさんのように、アイデアが泉のように湧き出る頭脳が欲しいデス。
風子
私も暇がある時には、何か布切れでコモノつくりでもと思いつつ、出来上がり具合が芳しくないことも想像でき、重い神輿が一向にあがりません
やはり好きこそモノの上手なれですね~~
アルクノ
私も作り始めたものの、それこそ芳しくなくて頓挫したものもあります。
でも、好きだからこそ続けていられるとも言えますね。
このように、時々、ひょっこり、出てきますので
うらしまおばさん
アルクノ
何時も、うらしまおばさんのユーモア溢れる、メルヘンチックな物語に心癒されています。
また、このような木工より、きめ細かな物語の細工には感心すること度々です。
ケン
もしも時間が有りましたら、バターナイフを作って下さい。
アルクノ
バターナイフですか、簡単に作れるような気がしますが、油ものを扱うことになるので塗装は要らないかも、ですね。
考えておきます。
ふぉるま
節までありますもの
アルクノさんでしたら 丸い棒も ロウソクそっくりに出来ちゃいますね
アルクノ
今度はロウソクですか、ふぉるまさんみたいに感性のある物を作りたいですが・・。
私も、年末に向けて忙しくなりそうです(笑)
tyouyuu
ここまで竹の質感と雰囲気を感じる観察力に驚きました
コメントにあるバターナイフですが随分前に作って
使ってましたが、
だんだん刃の部分が減ってきて(笑)短くなって
また今度は堅い木を使って新しいのをと考えてます(笑)
アルクノ
お褒め頂き嬉しく思います。
また何かアイデアが浮かんでくれば作ろうと思っています。
バターナイフはすり減りましたか。
木材にも樹脂成分が含まれているせいで、内部から溶けるんでしょうか。
耐油性となると、塗装がむつかしいですね。
堅い木で挑戦してみてください。
かっぱちゃん
何も知らないで見たら竹って思うでしょうね。
素材も100均のものなんですね。
身近で手に入るもので素敵な作品ができるのはうれしいことですね♪
私だったら、かぐや姫を描いてみたい作品です(*^^*)
アルクノ
褒めてもらって、嬉しいです。
かっぱちゃんにはかぐや姫が似合いそうですね。
時々にしかこのような作品はアップしませんが、宜しくお願いします