早期発見が功を奏して入院費無料となり、一週間で健康診断に機能チェックも終えました。
無事退院となったのでそのカメラ君を受け取り、散歩がてらタイトルの所を連れ回して私にとっては馴染みの場所を歩いてきました。
(10月24日の記事写真には借用した代替カメラで撮ったものを一部使用しました。)
8月の時はただパシャパシャ撮っただけだったが、今回はカメラ君にも説明しながら記憶させます^^。
元町を南へ下ると海岸通りがあり、少し西に向かった先にある陸橋を海側に渡ると震災メモリアルパークがある。
(写真はクリックすると大きくなります。)
右側には震災時の状況を説明しているものや写真などが設置してあります。
平成7年(1995年)1月17日の阪神大震災で破壊された岸壁の一部ですが、このように保存しています。
その反対側から眺めると二階建てのハーバーハイウェーが見えるが、これも一部破壊され、補修と共に補強もされました。
この震災を教訓として、以後建てられた建造物は全てこの程度の地震では壊れない耐震構造となっています。
岸壁の復旧工事の様子です。
中突堤ですが、写っているのはオリエンタルホテル。
陸路が壊滅的ダメージを受けたので、大阪へ向かう臨時航路も開設されました。
その震災で亡くなられた方への鎮魂と慰霊の心を込めた送り火として、また復興と再生の夢と希望を託して震災が発生したその年からルミナリエが催されました。
今年も12月1日から12日まで開催されます。
ここから海側にメリケンパークが広がるが、昭和62年(1987年)にメリケン波止場とポートタワーの立つ中突堤の間を埋め立てて造成されました。
仲のいいカップルにはお似合いの場所となっています。
阪神間に在住の熱々カップルには格好のデートスポットで、暑い日も寒い日もホットスポットになっています。
また、市民にとっても憩いのエリアです。
パークの端っこに復元保存されているのはサンタマリア号で、
その奧、オリエンタルホテル前に接岸するのは大型遊覧船「ルミナス神戸2」です。
このサンタマリア号に乗船することはできませんが、間近に見ることができます。
その階段を降りて振り返ると神戸のシンボル、ポートタワーとのツーショット。
「ルミナス神戸2」の近くへ行きます。
船の横から振り返ると、六甲山系を背景にした神戸のビュースポットです。
この上層階がホテルだが、乗船は2階からとなります。
船上ウエディングを受付中のようですが、
船内はトワイライトクルーズに向けて準備中です。
船尾の方まで足を進めると、ポートアイランドに架かる赤い神戸大橋が見えます。
その間にある岸壁の先端が、8月に「みなとこうべ海上花火大会」を撮影した場所です。
やや戻って旅客ターミナルに入ると、乗船受付カウンターがある。
このルミナス神戸2、総トン数は4778トンで全長は106メートル。
観光船としてはかなり大型の部類になり、旅客定員は1000名です。
従業員千名を抱える企業は慰労会や創立記念パーティーなどにどうでしょうか。
丸ごとチャーターすることができます。
船上ウエディングをされる方の貸衣装もあるようですね。
この奥にはドレスアップするための部屋も用意されています。
1日3便あり、デイクルーズの後はトワイライトクルーズで、最終便はナイトクルーズでディナーも頂けます。
旅客ターミナルを西に出ると対岸がハーバーランドです。
プロムナードを北へ向かって進むと、
右手にハワイ風にアレンジしたアプローチがありますが、その奧にあるガラス張りの建物がこれまた結婚式場となるチャーチです。
ここへ何度もデートに通って、ホットになった方が利用されるようです。
資金的に余裕のある方は左に建つホテルオークラで披露宴もできます。
視線を左に移すと、丁度西日を受けて小型の遊覧船が帰航するところでした。
神戸の屋根をバックにしたポートタワーも西日を浴びて輝いています。
(この写真は2011.10.29に私のプロフィールとしました。)
再び視線を右にやると、海洋博物館の手前側に黄色い奇妙なバスが止まっています。
神戸港の観光に出発する水陸両用のバスです。
プロムナードを北の端まで歩いて西に向かいますが、一息ついて振り返ったところです。
海側に降りると、遊覧船の桟橋が並んでいます。
乗船する人も、しない人も、この「かもめりあ」で休憩出来ますのでどうぞご利用ください。
先ほど西日を受けて帰ってきた遊覧船が停泊していました。
そこを回り込んで緩やかな坂を上がると、ハロウィンバージョーンのモザイク。
上がって海側に行くと、これまた神戸のビュースポットを独占できます。
ここモザイクは神戸らしさがぎっしり詰まったところですが、美味しさもぎっしりと詰まっています。
見本ですが^^。
カップルや若い人達だらけなので私のような熟年が一人で歩く場所ではありませんが、そこを抜けて下を見るとキャナルガーデンもハロウィンバーッジョーンです。
2階のプロムナードを歩いて駅へ向かうが、右手に商業ビルHa・Reがあります。
更に端っこまで歩くと奇妙な機械に出会います。
これはゴルフボール位の球が上へと運ばれ、落ちながら風車を回したりガラガラ~キンコンと音を立てて複雑な運動をしたりするもので、大人も子供も見飽きることがありません。
そこの右に駅への案内があります。
今年で第3回目ですが、11月23日まで港で出会う芸術祭と銘打った「神戸ビエンナーレ」が開催中です。
スペースシアターに設置されているハーバービジョンを見ながら下ると。
有料のファミリオ会場があります。
このビエンナーレ、ハーバーランドでは他にモザイクイベント会場とキャナルガーデン会場がありますがそれらは入場無料です。
元町高架下には空き店舗を利用した入場無料の作品展示会場がいくつもあります。
ここから地下鉄ハーバーランド駅は直ぐ。
2~3分のJR神戸駅の向こうには阪急・阪神と接続している高速神戸駅もあります。
モザイクから観覧車のある遊園地の方へ降りて、駅へ向かうこともできます。
今回はロマンチックな香りが満ち溢れる、神戸港シーサイドウォーキングを紹介しました。
元町駅からそれぞれの神戸駅までゆっくり歩いても1時間ほどですが、一人で歩くとカップル達の熱気にアテられ体調を崩したりすることがあるかもしれませんので、ご注意ください。
この記事へのコメント
KURI
現在は大津という「大きな港」という意味の街住んでおりますが、やはり海なし県。どうも海には縁がないようです。
震災後の神戸にはまだ行ったことないので、また訪れてみたいです。
アルクノ
私は海あり県しか知りませんが、長野とか群馬とかの山だらけ県に憧れています。
ただ神戸は低山ですが山もすぐ近くにあるので救われています。
ウォーキングやハイキングに是非お越しください。
娘さん達も喜ばれると思いますよ。
風子
四国生まれで東京にも住んでましたし、その後は尼崎市、神戸と移り住んできました
神戸は在住21年ですが、外れの西区住いなのであまり詳しくは知らないんですが、この丁寧な神戸の案内記事で、神戸の知識が増えました・・
ハーバーランドへも久しく行ってませんが・・またビエンナーレも時間があれば、観てきたいです・・
アルクノ
ビエンナーレは11月23日まで開催されいるので是非訪れてください。
お洒落なハーバーランドもGood!ですが、元町高架下の会場周辺では昭和の神戸が味わえます。
ポートアイランドの「しおさい公園」や県立美術館でも開催されているんですよ。
うらしまおばさん
アルクノ
姪っ子さんがルミナス神戸2でウエディングですか。
サプライズ!ですね。
さぞかし豪華な結婚式だったと思いますが、これを見られた方が後に続くといいですね。
てくてく
一歩一歩、地道に努力した賜物と思います。
再び、地震災害がないように・・・
てくてく
アルクノ
この辺りから兵庫区、長田区は酷い状態でしたが、見事に復興しました。
東北の方ではもっと大規模な被害ですが、なるたけ早い復興をと願っています。
次の世代へ、防災と備えをもっと進めていって欲しいですね。
yoppy702
こんな風に拝見できる事はなかなかないです。
ありがとうございます。
アルクノ
神戸人にとってはお馴染みのエリアですが、新鮮に感じる方も多いと思います。
ここから1時間北へ向かえば、高台或いは山中から神戸港を眺めることもできるんですよ。
たそがれ清兵衛
サラリーマン時代に10回近くお邪魔しました。
建築でもITでも何でも、神戸は常に」最先端なんですね、先進事例の研究によく訪問しました。
常宿は生田神社の近くにあった「モントレ神戸」です。早起きですので山の手を良く散歩しました。
震災前の話です。
こんな近代都市の裏山に六甲山があり、いつでも山登りできる環境は全国さがしても多分ここしかないでしょうか?
それも、本格的な山登りが、いつも羨ましく思ってます。
アルクノ
神戸の良さに精通なさっているようですね。
新神戸駅を降りると徒歩3分で急峻なハイキングコースに入るところがあります。
仰るように、このようなところは全国でも神戸だけだと思います。
岩盤浴はありませんが、六甲を下ると有馬の湯に浸かることもできますので、どうぞ、またお越しください。