前回は4月13日の実施でしたが、予定していた5月も更に6月も天候不順で流れてしまい、7月の実施となりました。
前回の銀閣寺から比叡山の様子は此方を御覧下さい。
https://arukuno.seesaa.net/article/201104article_5.html
参加メンバーは、Sugarさん、遊子さん、ケンさんとアルクノ。
ケンさんとは5月の丹生連山ハイクや私の木曜ハイクグループも暫らくお休み中なので、ご一緒するのは久し振りのことです。
コースはケーブル比叡山上駅~釈迦堂~玉体杉~横高山(767m)~水井山(794.1m)・昼食~仰木峠(573m)~旧若狭街道出合~大原里の茶房「呂川」~大原三千院バスロータリーです。
距離は短いほうだと思いますが、夏の暑い時期にはほどよい長さでした。
ネット検索して9時30分に集合場所の阪急河原町駅に着くように、最寄り駅から乗る電車の時刻を調べていたが途中弁当を買うので早めに家を出る。
十三駅で乗り換え時、駅のホームで弁当を物色するが余りいいのが無く、そのホームで京都行を待つ。
が、2台やり過ごしても宝塚行しか来ない。
ん?
ホームが違うことに気付き、あわてて京都線ホームに向かう^^;
Sugarさんから河原町駅集合場所は「進行方向2両目の階段上がった改札前」とメールにあったので、その2両目に向かうが、京都線はホームが狭くて人が多く移動が大変でした

河原町駅に着くとケンさんは同じ車両の後方に乗っていて、遊子さんは女性専用車両に乗っていました。
Sugarさんが改札前で待っており、全員集合して外へ出ると四条大橋。
前を行く遊子さんにケンさんです。
前に歌舞伎座ですがその右に東山、左手に北山、後ろには西山。
南の方は山が無く大阪方面ですとSugarさんの説明を受けます。
神戸の市街地のように山がある方角が北、というような単純な地形でないことがよく分かります。
橋を渡ると京阪祇園四条駅への下り階段がある。
出町柳で下車して叡山電車の出町柳駅へ向かう。
駅の改札前にはパンしかなかったが、外へ出ると屋号も分かりやすい「おにぎり屋さん」があり、そこで弁当を購入する。
駅に入り、手前のホームに電車が来るが、止まっている1両の電車と同じ形のものに乗車する。
仕組みはバスと同じで後ろから乗車し、運転手のいる前から切符を渡して下車する。
私達は終点の八瀬比叡山口で降ります。
(連絡切符で京阪祇園四条駅から八瀬比叡山口駅までは470円)
少し移動してケーブル八瀬駅から530円を支払ってケーブルカーに乗り込む(都合千円)。
カメラデータによると10:28にケーブルカーは発車する。
その7分後にすれ違うことになるので、山上駅までは14分と言うことか。
運転手のアナウンスでは標高差561mと言っていたように記憶している。
乗らないがロープウエイ乗り場の方に向かい、その前の階段を上がると、北山コース1番の標識がある(10:42)。
前置きが長くなってしまったが、ここからがスタートです。
このコース、阪急河原町駅を集合場所に考えている方は以上を参考にしてください。
その標識1の注意書きだが、今回ののコース最後の方に丸太橋がありそれが流されているとあります。
増水時は川を渡れないので、そのようなときは延暦寺観光に切り替えたほうがいいでしょう。
今回は閉鎖されているゲレンデの外側を歩くが、鹿さんが草を食んでいるのをしかと見ました^^)
Sugarさんが呼びかけると此方を向いたが、シャイな感じだったのでその素顔は載せないことにします。
標識3を過ぎると前方に景色が広がるが、
前回はここから比叡山に向かい、延暦寺根本中堂へ車道を下って、ゴールは坂本での花見&蕎麦+ビールでした。
トレイルをそのまま進むと五輪塔が並ぶ所を過ぎて、
標識4からは下り道になる。
この石碑があるところから延暦寺の敷地内のようですが、
コース通りに歩けば料金所の関所は通らなくて済みます。
また、京都一周トレイルを巡っていますと言えばお咎めも無いそうです。
標識6を過ぎて、ドライブウエイに架かる橋を渡る所でヤマボウシが満開でした。
標識7より、広くてなだらかな長い階段を下る。
後半段差が大きくなってやや歩き難いが、下った先の正面に浄土院がある。
ここに、伝経大師最澄の御廟があり比叡山延暦寺ではもっとも清浄な聖域であると、京都一周トレイル委員会の説明書に書かれている。
外から撮影してみたが、その清浄な聖域を感じ取っていただけるでしょうか。
標識8から石段を降りて釈迦堂に向かう。
標識9-1から直ぐ、釈迦堂の手前にあるトイレが大原までの最終とあるので利用する。
大きな釈迦堂だが、
全体像を撮ろうとして離れると、空の明るさでお堂が暗く写ります。
ここで小休止。
脇にある標識9-2を上がると若山牧水の歌碑がある。
当時(大正7年)ここ本覚院は荒れ果て、牧水は独り住む伊藤孝太郎という寺男と杯を傾けて夜ごと人生を語り合ったそうです。
牧水の歌碑は全国各地に二百基を数えると云う。
標識10-1を過ぎるとドライブウエイを潜るトンネルがある。
潜った後、標識10-2から右へ折れて登る。
ここから暫らく千日回峰行道になるので心して歩く。
両脇にネットが張ってあるのは、行者様と鹿の衝突を避ける為だと思います。
標識11-1を過ぎるとドライブウエイ越しに視界が開けてくる。
標識11-2から10分ほど行くと玉体杉があります(12:13)。
ここで昼食と思ったが、まだ厳しい登りがあるのでケンさんのアドバイスにより昼食は上り終えてからからとします。
しかし小休止。
この玉体杉、京都市内からもそれと確認できるらしい。
行き交う人も居らず、ここで男女に分かれて記念撮影。
少し下ると標識12があるのは峰辻という峠。
10分ほどヒーヒーハーハーと急坂を登ると、
横高山だが眺望は全く無い。
ここで逆コースを行く団体さんに出合う。
急な下りですよと伝えると、その人、90度の急坂だぞと皆さんに言っていた^^;
私達はなだらかな下りの後、標識14の先から急坂下りとなり、
標識15からは水井山への登りとなる。
変化の無い登りだが木の根っこをとっかかりにして一気に上る。
標識16-1が水井山山頂で京都トレイルでは最高峰だそうです(12:50)。
横高山とこの二山、京都市内から望むと綺麗な三角の双尾峰で双子山とも言われる、とトレイル説明書にある。
ここも眺望が無いが、昼食にします。
食後、次回ご一緒する時にお見せしますと伝えていた、フォークつきスプーンをケンさんに披露します。
ついでにむっちり靴べらも・・。
特異な形にSugarさんに遊子さんもまじまじと眺めます。
眺望が無いので多少の時間つぶしになりました。
ここから急下りだが(13:23)、
急坂を交えながら標識が16-4まで案内してくれる。
その標識16-4を過ぎると道が細くなり、
下ると前が開けてきて仰木峠の手前で水平道に入る。
樹木が伸びているが、以前は琵琶湖方面の眺望が抜群だったそうです。
少しボケているが仰木峠は13:52。
間違ったのは標識19の場所。
この直進する道は東海自然歩道で良い道に見えるが、やがて沢の中を行く悪路となるそうです。
ケンさんが気がついたトレイルは左折して急坂を下る道で、ボーイスカウト道とも言われているそうです。
8分ほど下ると標識20を過ぎて、問題の丸太橋が流された現場に辿り着く(14:19)。
Sugarさんは無事渡り終えるが、私は傾いた石の上に乗りズボッと左足が浸かり、その左足だけが涼しくなる。
ここからなだらかな道になり、大原は近いがジュルいところや倒木もあるので川沿いにゆっくりと歩く。
この道は旧若狭街道で鯖街道とも呼ばれた道。
やがて民家の並ぶ市街地に下り、山道は終わる(14:35)。
標識23を下ると大原戸寺バス停があり、本来はここでバスを待つ。
少し下ると大きな紫陽花の木があったので、季節感を表す為にお披露目。
更に下るとR367ですが、ビールを求めて4名が彷徨い歩く^^)
大原三千院にお参りする事もできますが、「参拝より乾杯」と仰るケンさんの言葉は私たちの心に響きました^^)
大原里の茶房「呂川」を見つけて入ります。
ここはオーディオ設備がいいですね。
スピーカーはJBLで、パワーアンプにコントロールアンプも本格的。
今時珍しいレコードプレイヤーも気合が入っています。
グレンミラーの曲が優しく流れてきて癒されました。
瓶ビールでしたが、お互いのグラスに注いでカンパ~イ!
店を出て、その奥が大原三千院バスロータリーでロケーションも抜群。
しかし次回スタートはこの次の次の大原戸寺バス停です。
阪急河原町駅に向かうバスに乗車して帰路に着く(510円)。
次回実施は8月20日で雨天予備日は24日と決めました。
次回もまた宜しく御願いします。
遊子さん、お土産に東京の「電気ブラン」ありがとうございました。
40%でビリビリくるアルコールですが、その美味しい刺激をこの文章に注入しました。
駄文を最後まで見ていただいてありがとうございました。
この記事へのコメント
遊子
そして、ありがとうございました。
夏の暑さで、参るかな?と、思って行きましたが。
帰宅後、意外に元気な自分が居ました。(笑)
それにしてもアルクノさんはお元気です!
体力があります!
引っ張ってくれましたもんね~
次回も宜しくお願いします。
アルクノ
私も汗を一杯掻いたので美味しいコースでした。
ビールもですが
今回は遊子さんも2日後の疲れはやってこないのでは?
一気に終わらせることも無いので、この京都一周トレイル、美味しい所をじっくり味わいながら進めていくのがいいですね。
次回も元気で一緒に歩きましょう
てくてく
暑い時、横高山と水井山の上り下り、きつかったと思います。
お疲れ様でした。
てくてく
アルクノ
気持ち玉二つもありがとうございます。
横高山と水井山の上り下り、確かにきつかったです。
一気に汗が吹き出て、玉体杉でのウィンドブレーカーは直ぐザックに入れました^^)
このトレイルコース、変化があるので今後も楽しみです。
やまや
アルクノ
銀閣寺から大文字山は直ぐ近くです。
大の字に向かって登れば眺望も広がりますよ♪
ケン
でも、気持ち良いコースでしたね。
8月も楽しみにしています。
アルクノ
次回も暑いですが、大原から鞍馬へ古(いにしえ)の京都を堪能しましょう。
瀧庵
しかし写真を見ていても「こんな場所だったのかなあ」と何も思い出しませんでした。最近、当時の私の絵日記を偶然発見しましたが一日も休まず記録していました。今のブログ風に。アルクノさんのブログよりも凄いので自分ながらびっくり。
いつもの事ながら今回も自分が参加しているような錯覚をおぼえ毎回楽しみにしています。そしていつかアルクノさんと同行したいと常々思っています。
長々と我事ばかり、お友達にすみません。
アルクノ
その詳しく書き綴った日記は宝物ですね。
私の子供の頃の日記と言えば、夏休みに「何処そこへ行ってどうした」程度で1ページの半分も書いていない代物でした。
何時か瀧庵さんの日記が拝見できることを楽しみにしています。
何時でも声かけて下さい。