そのコースは、自宅(又は神鉄箕谷駅)~柏尾谷渓流~成道寺~無道寺~六條八幡神社~永徳寺~衝原湖・箱木千年家~鷲尾家跡地~山田小学校~神戸北町(桂木2丁目BS)~自宅と約21kmを歩いてきました。
自宅9時半に出て、帰宅は4時とノンビリウォーキングです。
私は自宅往復でしたが、これを見て行こうとされる方へ。
神鉄箕谷駅へは神戸の新開地駅から三田線で約22分です。
桂木2丁目BSからは、三宮方面へバスが頻繁に出ています。
自宅~神鉄沿い~団地~箕谷小学校~箕谷城址公園と歩き、その城址公園を下るとこのような光景になる。
神鉄箕谷駅からこの柏尾台住宅地への分岐は約20分。
その住宅地へ向かって行く途中、
新柏尾谷橋を渡った所でガードレールに切れ目があり、車道を渡って下る。
谷へ向かうと水の流れに沿って道があり、谷が競り上がってくると、川を渡る所がある。
この5角形のように石が並んでいるのは私が昨日投げ込んだもので、昨日はその上を水が流れていたのです。
無理に渡ろうと思えば渡れたが、防水シューズではなかったのでその時は断念して引き返しました。
この柏尾谷渓流は4月にも紹介しているが、梅雨時であれば迫力があるのではと時期を狙っていたのです。
私はそのとき、本家に比べ規模が小さいので奈良の赤目四十八滝になぞらえて「白目二十四滝」と命名した。
その撮影の為、デジ1眼を首からぶら下げてきました。
水量は前回4月の倍以上はある。
昨日であれば4倍!
「座椅子岩」は激流に流されること無く、居座っていた(椅子割れずに?)。
岩で二手に分かれるこの滝は、赤目の「荷い滝」に似ています。
次に「ウロコ滝」だが、中央に十文字があるのは新たな発見でした。
大きな鯉が川を登っているような「ウロコ滝」です。
次に川藻が多くへばり付いているのか、黒い「闇滝」。
前回はこの洗い場で引き返したが、
その先まで行ってみる。
まだまだ見所があります。
この水の流れで清涼感が感じ取れるでしょうか。
もう少し上まで行きたかったが、左から流れてくる水に遮られここでUターン。
この「柏尾谷道」を上流に向かって歩いた記録は昨年10月にアップしていますので、興味のある方は以下をクリックして御覧下さい。
https://arukuno.seesaa.net/article/201010article_13.html
流れ落ちる、水を眺めながら下る。
Uターン地点から洗い場までは9分でした。
下りながら今回新たに命名したのは、滑らかな岩を滑るように下る「滑り台滝」
洗い場から17分後には下り終えた。
Uターン地点からは26分と言うことになる。
5月25日に橋の上から撮影した棚田とマンション群だが、今度は橋の下から撮ってみる。
そのまま太陽と緑の道を西へ進むと成道寺がある。
いいことが書いてありますが、これは国の政権担当者にじっくり読んで欲しい文言です。
門の補修も終わったようで、綺麗になっていました。
更に西へ向かい、新兵衛石から北へ上がると、無道寺がある。
簡易四国八十八箇所巡りができるので、久し振りに一周してみる。
途中、時代劇に出てきそうな厠がある。
ミニハイキングコースのようになっているが、
ピークに奥の院があり、弘法大師様が祀られている。
ここで昼食(12:20~12:35)。
この四国八十八箇所巡りは明治41年に出来たものだが、
老朽化が激しいので平成12年から同20年にかけて信徒の浄財を募って整備された。
お地蔵さんは当時のままだが、
その台座は新たに作られたもので、そこに寄付した人の名前が彫られています。
そこから下って本堂ですが、祀っている本尊は高さ2.8mの大日如来坐像です。
内拝はせずに本堂前を下ります。
更に太陽と緑の道を西へ向かうと六條八幡神社がある。
神社だがその境内にある重要文化財の三重塔。
神社の横には、市民の木と立て札のある立派な銀杏がある(13:04)。
山田小学校が左にあるが、更に西へ西へ。
太古の昔は山のような形をしていたのだろうか、
電波塔の立つシブレ山。
風化により山がごっそり崩れ落ちて、台地のようになったのかもしれない。
丹生会館前は、13:32。
そこから10分で永徳寺への登り口。
参道と言うほどでもなく、2分で永徳寺に上がる。
戻らずそのまま登ると、森林浴コースと書かれた裏道に出る。
この道も太陽と緑の道で、東の方へ行くと六條八幡や無道寺へも繋がっている。
西へ下ると、「つくはら湖0.6km」と道標が立つ自転車道に出る。
暫らく歩いて衝原湖へと注ぐ川だが、呑吐ダムで堰き止められて満杯になったのか湖のように静かに留まっている。
釣り人も糸を垂れていた。
そこから直ぐ、箱木千年家の横に立つ大きな狸です(14:11)。
千年家へはこの民芸品売り場が入場門となっている。
料金は300円で、12月26日と1月4日が休館日と書かれていた。
湖底に沈まないようにとここへ移築されたが、現存する民家では最古のもので築後700年を経過しているそうです。
アンパンマンが招き猫のように立っている、「うどんそば」と暖簾がかかるお店だが、5月25日に丹生山から下ったとき(水曜日)はお休みだった。
ここは千年家と違って時々閉めているようです(本日は月曜日)。
この店も箱木と姓を名乗る方が経営しています。
終点の衝原BSが直ぐ近くにあるが、ここから東へ戻る。
歩くのはもう結構という方は、水曜日以外であれば店内でバスの時間まで休憩するのもいいでしょう。
神出山田自転車道に入り東へ向かうが、丹生神社前BSから藍那古道へ向かうと左手に石灯籠が見えてくる。
これは鷲尾家のもので、ここに邸宅があった。
鷲尾家の若い者が土地勘の無い義経を藍那まで案内したと言い伝えられている。
そのあと義経率いる七十騎が鵯越の逆落しとされる場所まで向うことになる。
鷲尾家代々の墓は、藍那古道へ入って10分ほど登った左手にあります。
そこからバス道を歩き、山田小学校裏から今度は長坂山へ向かう道に入る。
長坂山への分岐を右に見て橋を渡り、左や右に向かう枝道は無視して進むと、泥濘や畦道を歩くようなところもあるが、暫らく行くと田んぼの中に奇妙な木が立っている。
飛び交う鳥たちの交通整理でもしているのでしょうか。
選定したのはユーモアのある方なのでしょう。
高速道路が近づいてくると、
前方に物置小屋が見えてくる。
ここを左折して登る。
阪神高速北神戸線を潜り、長田箕谷道も潜ると神戸北町。
北町の住宅地を横切るように直進すると、その先でバス道に出合う。
そのバス道を右に上がると桂木2丁目BS(15:49)。
神戸三宮へ向かう発車時刻です。
自宅はここから程近い所にあります。
自宅へ戻ると、
シャワーを浴びて、美味しいビールを頂くことになります。
この記事へのコメント
てくてく
柏尾谷のせせらぎの音が聞こえて来る様で、爽やかな谷ですね。
無動寺や六条八幡神社など、歴史を感じさせるコースご紹介有難うございます。
それにしても、アルクノさまも、長距離よく歩きますね。
てくてく
アルクノ
気持ち玉二つと拍手まで、ありがとうございます。
アップダウンのある山だと堪えますが、このような20キロだと普通に歩けるようになりました。
実は今日も、中大沢から担当の太陽と緑の道のパトロールを実施し、更に神戸青少年公園~志久峠~肘曲り~箕谷駅と歩いてきました。
合計距離は20キロもありませんが、今日の方が疲れました。
風子
衝原湖のこのあたりは車で通り過ぎることが多いのですが、ハイキングでもけっこう楽しめるところのようでその気になって歩けばけっこう楽しそう
柏尾谷すごく渓流ダイナミックな滝の感じがします・・雨が多くて水かさが増してるからでしょうか
それにしても21キロも歩かれたとはすごいですが日ごろの訓練の賜物ですねo(^▽^)o
画像で見る限りではすごい
アルクノ
仰る通り、この辺りはホームグランドとして何度も歩いています。
「六條八幡から寺社巡りと柏尾谷渓流(2011.04.25)」を逆コースにして、歩く道を少し変えて、衝原まで延長したと言うことになります。
以前風子さんが、箱木千年家への入り口が分からないようなことを言ってたので、それも確認してきました。
柏尾谷渓流は写真の通り、結構凄いです。
雨が降った2日後位に行けば、このような状態の所を歩けます。
私もメタボのときは2駅の距離しか歩けなかったのです。
地域のことを知る為にと歩いているうち、体重も減って、こうなりました。
地元をくまなく歩いてみると新たな発見もありますよ。
風子さんもどうですか?
やまや
アルクノ
やまやさんであれば、「山友と丹生連山ハイク(2011.05.25)」の方がお勧めですが、この柏尾谷渓流を歩いてから戻って、住宅地を登れば志久道~稚児ヶ墓山になります。
足慣らしにここへ立ち寄ることも可能ですよ
神戸も宜しくです
M
21キロのウォーキングご苦労様でした。
川の清涼感、伝わってきましたよ(笑)
このところ、関東は肌寒い日々が続いているので・・ちょっと寒々しく見えました(笑)
アルクノ
ナイス玉もありがとうございます。
確かに雨が続くと気温も下がってきますね。
此方も、昨夜は本降りの冷たい雨となりました。
1ヵ月後にもう一度見て頂くと、涼しく感じるかも知れませんよ
ケン
天気が良い日に歩いてみようと思います。
「思い返して、根気よく。」
今の私にピッタリの忠言です。
アルクノ
体調が良ければ問題なく歩けるコースです。
「根気」が素晴らしいのは年間ウォーキングで実証済みですから、またご一緒しましょう。