前回の「伏見稲荷から銀閣寺まで」の続編です。
https://arukuno.seesaa.net/article/201103article_7.html
前回は慣れないメンバーで珍道中となりましたが、今回はどうか。
参加者ですが、
前回に引き続き参加の4名はリーダーのSugarさん、ナビ担当の遊子さん、ボディーガード担当のRedさんに標識探索担当(ですが前回見落とし担当になってしまった)アルクノ。
今回の増員2名は強力助っ人でコース担当のう~さんといつも沈着冷静なケンさん。
私もあまり良く分からないコース内容は、書き進めながら説明していきます。
京都の土地勘がないので東西南北のコースイメージはさっぱりだが、銀閣寺バス停~比叡ビュースポット・電波塔(昼食)~比叡山山頂バス停~延暦寺・根本中堂~ケーブル延暦寺駅~無道寺~日吉大社~蕎麦屋(&ビール)~JR湖西線・坂本駅である。
滋賀県の琵琶湖に向かって進むと言うことだけはよく分りました。
距離は約16kmか。
JR京都駅前・銀閣寺行きバス乗り場の「D1」に9時半集合です。
京都一周トレイルの地図を購入する為、駅の2階へと行ったう~さんが同行した遊子さんと戻ってきたのはギリギリ9時半。
9時30分発100系統急行の満員バスに乗り込み、満開の桜を車窓から眺めて銀閣寺へと向かう。
前回より15分短縮の所要40分で白砂村荘の直ぐ前、銀閣寺バス停に到着(10:10)。
道路向かいの桜を眺める為、少し銀閣寺へ向かったのち、信号を渡ってトイレを利用後下ります。
参加者5名とその後ろに私です。
ここを右に曲がり、前回登った大文字山を眺めて進むと、
標識52-2があります。
その指示に従って進むと、右に見事な桜がある。
う~さんのワンハンドショット。
標識53は乗願院の道路向かいにあり、
バプテスト病院に向かって歩く。
(この角にも標識がある。)
病院脇から細い道になり、標識56から山道に入る(10:35)。
その6分後、分岐に大きなメタセコイヤが立っている。
ここに標識57-1があり、直進すると瓜生山~比叡山で右は比叡山とだけある、どちらに行ってもいいようだが説明書では右が本線のように書いてあるので其方へ向かう。
湾曲した道にそのことを示す標識59があり、こんなのは要らないだろうと思ってしまう。
標識60は瓜生山からの合流地点。
ここで標識の説明だが、黒の実線がトレイル本線で、点線は支線。
この場合、点線は遠回りだが別の山に登ったのち本線に合流する。
この支線は無名の場所へ行きますよ、ですね。
これは点線の行き先が明示してあり、本線の京都トレイルを離れてこのような所へもいけますよ、となります。
標識65から5分進むと、このような手書きの標示に出合う。
行かなかったが、この上に天子山(てんこやま)があり、そこに一乗寺城址があると書いている(11:29)。
標識66にもそのことが記されていた。
石の鳥居があるが、ここは直進するのではなく、下るようです。
遊子さんが確認してくれました。
下りの得意な遊子さんに先へと行ってもらいます。
下ると小さな川を渡る所がある。
登って下るとまた、更に水量の少ない小川がある。
3箇所あると説明書にあったが、これで終わり。
遊子さんの撮影だが、私が手に持っているのは京都一周トレイルの説明書で、ネットから取り出し、全てを印刷してクリヤブックに入れたもの。
「次は標識何番・・」とか、頭の中で反復している様子です^^)
ボディーガード担当のRedさんはここには写っておらず、遠く離れて最後尾担当になっている模様です。
標識69でV字に進路を変え、上がると2分で眺望の良いところへ出る(11:51)。
中央、左、丸い建物の更に左側にある軍艦のような建造物が京都国際会議場です(Sugarさんによる説明)。
ここでの昼食はまだ早いと思い、小休止だけにして、だらだら坂(地図ではきらら坂?)を登る。
私の直ぐ後ろで頑張っているSugarさんだが、結構きついので、桃色吐息ではなく青色吐息になっている。
問いかけにも口数が少ないので、私のギアをダウンさせる。
坂の途中で小休止後、再度登ると千草忠顕卿石碑への分岐がある。
もう登るのはイヤだと、直進したのはケンさん、遊子さん、Redさん。
う~さんと私&Sugarさんだけが登る(12:19)。
写真を撮って下っただけだが、大して遠回りでもなかった。
標識73-1で新道への分岐がある(12:21)。
何かと何かは新しい方が良いそうなので、つられて新道を選ぶ。
枝番が3まであって、電波塔のある見晴らしの良い所へ(う~さん以外は)ヘロヘロ状態になって到着(12:29)。
ここで昼食と休憩です(約30分)。
比叡ビュースポットと看板にある場所で、遠くは霞んでいるが京都盆地が眼下に広がる。
食後、来る途中に追い抜いた北海道から観光に来ていると言うご一行様に再度会って、Redさんが話し込んでいる。
私は初めてですが、ここはそれほどに有名な場所ということですね。
願をかけると子宝が宿ると言う「やどり地蔵」を下ると(13:01)。
2分で比叡ケーブル駅。
そこで東山コースは終了し、北山コースが始まる。
直ぐのロープウエイ駅からなだらかな道を行くと北山コースの標識2がある(13:14)。
そこに観光客向けの大きな道標が立っている。
この先延暦寺へ向かうが、とりあえず比叡山山頂のバス停へ足を進める。
折角来たので、ここからは観光コースです。
遊子さん「あっち~」、Sugarさん「そうよね~」ですがう~さん近道を行く。
もう閉鎖されているスキー場を横切るが、遊子さん、何故か万歳。
半ズボンで頑張っている山ガールさんです。
かつてのゲレンデを出たところに標識3があり、京都トレイル様とご一緒するのもここまでか。
私の標識探索担当も一旦終了。
そこから1分で当日一番眺望と景色の良い所へ出る(13:20)。
山頂バス停に到着です(13:35)
トイレ休憩ののち、そこから歩行者通行禁止とある自動車専用道路を下ります。
自家用車やバスが頻繁に通るわけでは無いので危険度は低いが、よい子は真似をしない様に^^)
ここからの眺望も素晴らしく、ズームアップで琵琶湖を捉えます(13:49)。
右へ左へとカーブしながら下ると霊園入り口のような前に突き当たるが、車道を更に左へ下ると延暦寺。
550円を支払って、境内に入る(14:10)。
直ぐ国宝の根本中堂があり、
お参りします。
大きな文殊楼を眺めて、
一周してまた根本中堂へ。
この十三重塔の隙間に小石を並べるのはどういうことでしょうか。
う~さんも頑張っています。
なにかご利益があれば、また報告下さい。
ケーブル延暦寺駅に着いたのは14:40.
次回集合はここを10時とします。
う~さんは坂本駅から徒歩で、他の全員はケーブルでここに来る予定です。
片道運賃840円を確認し、小休止の後下って、更に10分後、無道寺前を通過。
段差の大きい石の階段の下山道はやや脚に堪える。
さほど荒れた道では無いが、高低差と距離は摩耶山から下るようなものか。
4体の地蔵が並ぶ所を過ぎると麓は近い。
坂本の町へ降りてきて、車道を左へ向かう。
そこにケーブル乗り場0.5km、日吉大社0.6kmとあった。
日吉大社の大鳥居から下に桜並木が続くので、ここでささっと歩きながらの花見です。
紅枝垂れや染井吉野が車道の両脇に満開であった。
幅が広めの2車線の車道だが出店もあって人が道路に溢れ、車が遠慮がちに走っているのは、まるでホコ天状態だ。
ここからは遊子さんの案内で蕎麦屋に向かう。
その暖簾の前で、通行人の方に御願いして集合写真の撮影です(16:06)。
生中でカンパ~イのあと美味なる、ざる蕎麦を頂く。
終わったあとの蕎麦湯が楽しみですが、遊子さん美味しいオイシイと、その「つゆ」まで殆んど飲んじゃいました^^;
少し残しておくのが通ですヨ。
歓談後、京阪坂本駅前を通過し(16:52)、JR坂本駅へ。
駅のホームに上がって、近江富士を眺める。
湖西線の普通電車は京都へ向かって走る。
乗り換えですが、京都駅の中で再度休憩。
Redさんから私へのプレゼントがあるとのこと。
コインロッカーから取り出したものを、喫茶店で広げます。
実は朝の集合場所で聞いてはいましたが、え~~っ!という様な、見事な肖像画。
首に巻いているタオルは色違いだが、来ているシャツは同じもの。
本年1月8日、ハイキングの後のプチ新年会でう~さんが撮影した写真を元に描いていただいたそうです。
バックの山はイメージで描き添えたということですから、趣味の範疇を越えていますね。
年間5~6作品を制作すると言う画家さんです。
ありがとうございます。
家宝といたします。
私は気分良く、また生中を頂きました。
Sugarさんとは京都駅でお別れ。
Redさんは大阪で下車して、ケンさんとう~さんに私3名は遊子さんと別れて三宮で降ります。
私はバスと地下鉄に向かうお二人とも別れて帰路に。
今回は殆んどが山道で標識が分かりやすかった。
見落としも無かったように思います。
次回は比叡山から大原を通って鞍馬の山へ。
説明書は7分割になっていますが、そんなにはかからないようです。
う~さんは七十うんキロの全行程を、季節を変えて2分割での踏破も考えているようで、凄いです。
紅葉の写真を是非御願いします。
最後になりましたが、遊子さん、う~さんから提供の写真を一部使わせて頂きました。
ありがとうございました。
また宜しく御願いします。
この記事へのコメント
遊子
・・って、私がお疲れさんですワ(笑)
またもや、遅れをとってしまいました。
もう自信喪失
他のメンバーと行って、自信をつけたいと思います(笑)
このメンバーは「異常」だと思われます(笑)
京都トレイル2回目ですが、初めは大したことないやろ~?と思っていたのに、なんのなんの。
恐るべし京都トレイルです~
で、昨日、山用品(レインウエア等々)を調達すべく、某山荘に行ってきました。
そこで、親切な店員さんに山用品の選び方について教えて貰って、、
で、余談話になり、、。
この同じ日にその人も京都トレイルに行ったそうで、>叡山電車で?駅に集合して、愛宕山登山口まで
その人も道はわからず、某山荘のメンバーにつれて行ってもらったとか。
その人も京都トレイルは楽だろうと参加したけど、凄かったとの感想でしたワ。
多分、次々回に我々が行く北山西コースなんでしょうね
鞍馬~氷室神社~神護寺~清滝
だと、想像してます。
厳しいのが続くんだ~
ケン
ビールも美味しかったですが、次回は蕎麦焼酎の蕎麦湯割で一杯やりましょう。
アルクノ
私も以前は、京都トレイル?長距離ウォーキングなんてしないよ、と思っていましたが、なんのなんの実は中身の濃厚なコースでした。
御願いしてでも行きたくなります
これからも、苦しみと楽しみが待っているようですね。
アルクノ
私はケンさんが元気になって万々歳です。
また色んな所へ出かけましょう。
う~さん
明日も朝からチョット遠出で・・・ブログは何時になるやら・・?
ところで京都一周トレイル 東山~北山東部~北山西部~西山コースに新たに付け加えられた京北コースの合計が108.9kmですって、これって除夜の鐘ではないが108だと思い全行程を歩けば極楽浄土への道・・・楽しみが増えましたし六甲全山縦走よりも魅力を感じますね、但し神戸と違って登山道までの交通が不便なのが一番問題ですけどね。
アルクノ
確かに眺望の良さとコースバリエーションは六甲以上で、魅力を感じますすね。
ゴルフの方は、またホールインワンの報告を待っています
へ~そうですか、
108km、歩いて煩悩を落とすことが出来れば最高ですね。
もっとも、健康増進は間違い無しです!
う~さんがそれ以上健康になると、空を飛びそうですね。
次回も宜しく御願いします。
やまや
アルクノ
普通の人が何日で廻れるのか、実の所、私にも良く分からないのです。
京都府山岳連盟京都一周トレイル委員会作成の「京都一周トレイルを歩く」では全コースを7つに分けて説明しており、それが一般的なのかもしれません。
今回のコースも参加者が健脚&準健脚なのでこの時間で行けました。
2分割と言うのは、六甲全山縦走をこなすう~さんなればこそで、ハードルはかなり高いと思います。
私は無理です
やまやさんの挑戦記録を待っています