六甲半縦・東コースの雪中トレーニング(2011.03.08)

新神戸駅から宝塚駅までのそのコースは昨年12月19日にう~さんご夫婦に同行願って教えていただきましたが、
13日の実施までにもう一度単独で歩いて、タイムとコースなど確認しておかなければならないと思って実施しました。
5日後となった切羽詰った日になってしまったのは、雪がまだあるとの情報を得ていたからで、ぎりぎりまで遅らせたという次第です。

しかし結果は歩き難くてかなわんと言うほどではないものの、ガーデンテラス以降はかなりの雪が残っていました。
参加される方の参考資料として、また私の反省点なども交えながら紹介していきます。

新神戸駅をスタートしたのは7時31分。
布引滝には寄らず、直ぐの階段上がって見晴台を通過する(7:44)。
画像

水位の下がった布引貯水池で水分補給して(7:54)、
画像

工事中の市ヶ原トイレ前は8時10分なので、
画像
もう少し短縮できると思うが、まずまずではないかと思っている。
汗をかくと思って薄い手袋をしていたが、気温がかなり低いので手が冷たくなり冬用と取り替えた。

森林植物園との分岐からなだらかな階段上がって下ると、工事現場があり(8:37)、
画像

丁度、空の滑車がケーブルに引っ張られていた。
画像
このように必要の無い撮影は当日省かなければならないと思う。
稲妻坂だが、どれが稲妻らしい木の根っこだろうと何枚も写真撮ったりするのも同様である(笑)。
画像

学校林道との出合いに到着し、小休止(8:55)。
画像
このように通過ポイントの記録としての撮影に留めるほうがいいと思います。
メモ帳とボールペンで記録しなくても、後で写真を確認すれば時刻が分かるからです。
私の他のブログ記事で細かな時刻表示は、全て写真の確認によるものなのです。
ただ目標時間がある場合には、常に時計のチェックが必要でしょう。

天狗道を登り、
画像

画像

アドベンチャールートと交差して(9:23)ゴロゴロ坂に向かう。
すると直ぐ足元の霜柱を眺めることになる。
画像

かなりの量があり、5分歩いてもそこここに散らばっていた。
画像
これも必要の無い写真撮影ではある。

掬星台に到着するが、広場を整備している人以外誰も居ない(9:39)。
画像
雪も氷も全く無い。
イマイチの大阪湾を眺めて
画像
下のトイレに入る。
オテルドマヤ前を通り天上寺裏を通過する(9:53)。
画像

アゴニー坂にも雪は無く、車道に下りて杣谷峠は横目で眺めるだけ(10:08)。
画像

そこから歩道を5分歩いて車道を渡ってサウスロードに上がる(10:13)。
東屋のある休憩所に出ると、ここに雪があった(10:31)。
画像

暫らく雪道歩きになり、
画像

アイゼンはいらないが、丁字ヶ辻バス停まではシャリシャリ或いはベタベタの雪を踏んで行く(10:45)。
画像

記念碑台近くでは雪は無くなっており、道路を渡ったところにある池の氷も融けていいた。
画像

神戸ゴルフ倶楽部のフェンスで覆われた道には以前の雪が少し残っていた(11:10)。
画像

ここから直ぐガーデンテラスだが、みよし観音近くで車に乗った年配夫婦に呼び止められ、道を尋ねられる。
その対応に少し時間をとられて、展望台に到着(11:31)。
画像
ここでも、何かいい写真を撮ろうとしている私の魂胆が垣間見える(笑)。

そんなこんな(どんなん?)で、六甲ガーデンテラス(11:32)。
画像

トイレに向かうが、階段は凍結。
画像
氷の上に雪が乗っかっている。

外は寒いのでセルフのお店に入って650円の肉蕎麦です(11:42)。
画像
店内には店員以外誰も居らず、直ぐ食べられると思ったからです。
用意した食材は食べてもらえず、ザックの中で残念がっていることでしょう。
ガーデンテラスに到着してトイレ・昼食後そこを出るまで20分弱なのでそれほどの所要時間では無いと思いますが、当日は削減要因。

過去に何回もですが、ここを出るとアイゼン装着が当たり前になっていたが、本日はどうか(11:52)。
画像
ベタベタ・シャーベットなので、これなら大丈夫と思って鉄塔まで上がって、下るとこんな状態。
画像
通常ならアイゼン装着ですが、我慢してゆっくり下る。
画像


無事、極楽茶屋跡に降りるが(12:07)、
一軒茶屋に向かう1~4のコブは通らずに車道を歩く。
画像

3分ほど歩くと左に崩落現場があります。
画像
人は右側通行ですが、それを守った方がいいようです。
しかし右側には、かなりの雪が積まれており、前方から来る車に注意しなければなりません。
画像

時間短縮のため5~6のコブはそのまま入るが、かなりの雪です。
画像
なだらかなのでアイゼンは不要だがのろのろ歩きになる。
一軒茶屋前に到着は12時38分。
画像
極楽茶屋跡からは31分なので普通だと思うが、トータルとしてかかり過ぎ。
新神戸駅から5時間7分も経過している。

原因は写真の撮り過ぎ、ここまで約100枚撮影している。
立ち止まって撮影ポイントのチェックなども多すぎる。
(ゴールまでは161枚もの撮影を実施)
撮影会では無いので、当日はチェックポイントのみの撮影に留めよう。
それとなだらかな道でノンビリ歩きが多かった。
更に食事はパンなどで早く済ませた方が良い。
本番では一度に食べず、水分補給時など小休止のときに分けて食べよう。

一軒茶屋以降暫らくは雪による時間ロスがあった。
これは鉢巻山トンネルだが画面に白いノイズのようなものは風に舞う雪(12:44)。
画像
(拡大してご覧下さい)
このトンネルを潜ると雪国だった、では無いが、出口以降かなりの積雪が足を鈍らせる。
更にカーブ№113から山道に入る下りで、どえらい雪(12:53)。
画像

急坂下りなので、ここでアイゼン装着。
実際ロープもある坂なので、
画像

判断はそれでよかったのだと思う。
画像

10分後雪が薄くなったところで外し、脇に残る雪でアイゼンの泥を落とすが、これが余分な行為。
直ぐ収納袋に入れ、帰宅後洗えばいいわけです。

雪が解けて泥んこになった急坂だがチェーンを掴みながら下る。
画像

太平山と表示にあるところは13時53分。
芸術的な枝振りの、この枯れ木は14時02分。
画像

NTTの管理道路に出て電波塔を眺めたのは14時11分。
その後管理道路を7分下って、右にある三段の階段下って縦走路に入る。
画像

なだらかな道を歩いて(もっとスピードアップの必要ありだが)段差の大きい階段下る(14:31)。
画像
これは下って見上げた所。
車道を渡ってアップダウンを繰り返し、岩原山山頂まで300mという道標に出合う(14:52)。
暫らくなだらかだが、右にチラチラ木立の間から甲山が垣間見え、ゆずり葉台への分岐を過ぎて12~3分緩やかなアップダウンの後岩倉山を過ぎると、
いよいよ塩尾寺(えんぺいじ)への下り。
ここもそうだが西宮~宝塚市域内では神戸の六甲ハイキングコースのように丸太による土の流出止めなどは行なっておらず、ほったらかしの状態。
自然のままが良いと仰る方も居るでしょうが、このままでは荒れ放題の道になりそうです(15:20)。
画像
根っこが剥き出しですが、水分補給と栄養補給が途絶えたらこれらの木々も何れ倒れ、さらに道は崩落していくでしょう。
画像
神戸市のようにボランティアを募るという方法もあると思うのですが、なんとかなりませんでしょうか。

最後に階段下って塩尾寺に到着(15:27)。
画像

舗装路を下って、宝塚市街が見えてくると、写真右下の配水タンクへの階段下って(15:37)、
画像

15時41分、当日ゴールの「えんぺい寺休憩所」に到着です。
画像
7時31分スタートから8時間10分が経過しています。

写真撮影と食事時間の無駄を省くこと、更に当日これほどの雪が無ければ6時間台は充分可能と考えています。
しかし腹減った~で、ここで自宅から持ってきたアンパンにぱくつく。

何も考えず、住宅地のメイン道路をそのまま下ると阪急宝塚南口駅に到着!
電車に乗れたらいいので宝塚駅には向かわず、13日までいいお天気が続いて雪が解けて流れることを祈念しながら帰路につく。

この記事へのコメント

  • う~さん

    ホント想像以上の積雪ですね、2月26日に宝塚から一軒茶屋まで歩いた時には全く雪もなかったのに・・・そんな中でも極楽茶屋から一軒茶屋まで4か所の車道歩きとは言え31分は早いですよ、この調子(ペース)で東六甲分岐から塩尾寺休息所まで歩けば2時間割れも可能ですから、でも東六甲分岐からの雪道は大変だったでしょうね、思い浮ぶだけにご苦労が分かります。また161枚もの写真だけでも40~50分はロスしていますから、本番では各ポイントのみで・・・ペーパーに書くのは確かに自分の通過予想時刻と現実を確かめる為にしています、でないと全て頭に記憶しておれないので、そして遅れておれば頑張って取り戻し、早ければ安心することなく更なる上を目指して歩く・・・欲望の塊ですかな・・? では当日頑張って期待しています。私も昨年のタイムかそれ以上を目指して歩きます。
    2011年03月09日 20:29
  • アルクノ

    う~さんも、想像以上の積雪が以外な気持ちのようですね。
    ご指摘の通り、無駄要因はこれで判明したので、当日頑張れる自信が付きました。
    用紙に記録する場合は、予めチェックポイントの表を作成しておき、時刻だけ記入するという方法がいいでしょうね。
    う~さんも、雪道ハンデを想定して余り欲張り過ぎないようにして、頑張って下さい(変な言い方ですが)。

    私はそれなりに頑張ります。
    歩き始めて6年弱、2年前は六甲半縦など考えてもいなかったので、進歩はしている様子です。
    2011年03月09日 20:58
  • う~さん

    各ポイントで時刻以外に歩数を書いているのはポイント間の距離に対して自分の歩幅が何cmで1分間に何歩の速さで歩いているかを後日検証して弱点を知り出来ればトレーニングの参考にする。 またナダラカな下りや比較的平坦な尾根歩きでスピードが伸びてない場合は何故かと反省すると、やはり1分間の歩数がダウンして当然歩幅も小さくなっています、楽な場所へ来ると気持が安堵して気を抜いて歩いてしまった・・・と分かり精神面の反省になります。
    ・・・まぁ、こんな事は己に対してのことですから、人それぞれの方法ですけどね。
    2011年03月10日 06:35
  • アルクノ

    う~さん、何度もありがとうございます。
    私は万歩計を携帯していませんが、自分の弱点や改善点を見つける為には必要なようですね。
    なだらかな道は得意なように思っていましたが、それは短距離の話しで、長距離になるとセーブしてしまう心理が働くのだと思います。
    モチベーションの維持とリズミカルに歩くことを心がけたいと思います。
    しかし今朝の自宅前は1センチほどの積雪。
    六甲の雪が速く解けてくれることを祈るばかりです。
    2011年03月10日 08:16
  • 遊子

    お疲れ様でした。
    写真の合間の文章・・あら?
    文章の合間の写真でしたね(笑)
    本番では、写真撮影時間、食事時間、アイゼン装着時間を減らせば、十分に時間短縮できますね。

    日記を読んでいて、「つぶやき」に笑わってしまいました。
    ここはいらない・・とか。
    当日は、参加皆さん一緒でしょうから、ゆったり歩いてられないのでは・・?
    写真も撮れるのでしょうか?と想像しています。
    声援を送ります!
    フレーヾ(゜▽゜ゞ)( シ゜▽゜)尸_フレー
    お粗末さまで、失礼しました≦(._.)≧
    2011年03月10日 12:50
  • アルクノ

    遊子さん、笑っていただいて、ありがとう。
    皆さんに楽しんでいただくのが、私の進む道だと思っています^^)。
    そうなのです、撮影会に参加では無いので当日写真が撮れないのでは、と不安になってこうなりました。
    当日は歩くことに専念して、ルート詳細は雪中トレーニングの方を見てください、と・・

    応援ありがとうございます
    精一杯頑張ります。
    2011年03月10日 16:32
  • 風子

    今年の六甲のお山はまだ雪がこんなに残ってるんですね・・去年の今頃(1~5月まで)市民山の会のハイキングに参加したのですがその時とは大違いです
    連山縦走の本番はまだだったのですね
    でも大丈夫ですよ・・日ごろたっぷり歩かれているアルクノさんですから、怖いものなしですo(^▽^)o
    2011年03月10日 17:24
  • アルクノ

    風子さん、ありがとうございます。
    今年くらい雪道歩きが頻繁だった年は無いですね。
    今朝も屋根に雪が残っていて、木曜ハイクもチラチラと雪に降られました。
    13日は、アイゼン覚悟で登ってきます。
    でも、風子さんに怖いもの無しと言われちゃうと、トップを快走しそうな気持ちになります
    2011年03月10日 18:45

この記事へのトラックバック