ロープウェーの有馬温泉駅から1kmほど登ると左方向、紅葉谷への分岐があるが、そのまま進むと湯槽谷(ゆぶねだに)です。
今回のコース、その湯槽谷道から湯槽谷峠~番匠屋畑尾根~旧極楽茶屋~六甲カンツリーハウス(入場無料・解散)とあります。
神鉄ハイクですが、
今回参加は有馬ちゃん、緑が丘駅にお住まいの緑(HN)さんと私
途中懐かしい人にも遭遇します。
集合場所は鼓ヶ滝公園。
大勢の参加が予想されるので、9時25分ごろ神鉄・有馬温泉駅をスタートした私たちは先回りして鼓ヶ滝公園の上にあるロープウェー・有馬温泉駅に向かいます。
そのロープウェー乗り場に向かう途中、懐かしい人にばったり。
私がブログを書き初めてまだ日が浅い頃のこと。
兵庫七福神巡りと言うウォーキングがあったが、その終了後、昼食場所に案内して一緒に食事をした方です。
お店は(神戸)中央卸売市場駅前の、その名も「駅前」。
食したのは海鮮丼特上。
https://arukuno.seesaa.net/article/201005article_4.html
海鮮丼さんではあまりにもと言う事で、上品な話し方のご婦人なので、特上さんとしておきます。
ロープウェー乗り場
の下にある小さな公園で5分ほど待っていると、9時55分、神鉄のリーダーをトップにして大勢の参加者が上がって来る。
そこに、これまた珍しい人が。
1年振りくらいの顔合わせです。
以前と変わらずスマートなお姿。
神戸北町にお住まいの女性で、有馬三山や藍那の長坂山にご一緒したことがあります。
北町さんとしておきましょう。
湯槽谷は初めてなので参加したということです。
健脚さんなので直ぐに離れてしまいますが・・。
ぞろぞろ歩いていると、「愛読者です」と横から声が・・。
藍那古道で「ブログを書いている方ですね」と声かけして下さった方です。
このブログ記事も読まれると思いますが、何時もありがとうございます。
取り留めの無い、長々とした文章の記事だと思いますが、肩の凝らない様にしていきますので、
今後とも宜しくお願いします。
と書きながら、これまた長い前置きになりました^^;
なだらかな広い道を登ると、以前の増水で流された道の修復も終わり、綺麗になっていた(10:12)。
この向こうに工事中のフェンスがあるが、そこが広場のようになっており集合場所に良く使われた所。
紅葉谷への分岐を左に見て、真っ直ぐ行くと湯槽谷道へ入る。
この湯槽谷とは有馬温泉の湯槽(ゆぶね)を作る為に、この辺りで木材を調達したことから来ているらしい。
他にも魚屋(トトヤ)道、筆屋道、炭屋道などその目的のために道路名が付けられたのであろう。
堰堤を越える所で早くも大渋滞(10:19)。
何度か越えた所で砂防ダムは無くなり、谷筋へ下るが、ここが滑るので要注意。
谷筋歩きは楽しいが直ぐに終わる(10:33)。
尾根へ上がる所に急坂があり、ロープもあるがゆっくり登れば大丈夫。
湯槽谷峠へ出て左の番匠屋畑尾根へ向かう(峠は混雑の為写真無し)。
直進すれば更に横谷の下りで小川谷に出会うらしい。
右へ登れば眺望の無い湯槽谷山(801m)で、灰形山~落葉山~有馬へと続く有馬三山。
この番匠屋畑尾根はアップダウンのキツイところ。
同行女性3人を待って休憩していると、先に行っていたはずの北町さんが後ろから登ってきて追い越す。
ここはキツイので、ゆっくりと、ですね。
途中鉄塔に出くわすが、これはロープウェーを支える鉄塔で、ペンキを塗り終えたばかりのピカピカ状態(11:18)。
下の写真は8月28日に魚屋道から撮影したものだが、
湯槽谷山の東を越えたゴンドラ(黒→)が番匠屋畑尾根にかかる鉄塔(赤→)に向かっているところ。
この鉄塔が「ペンキ塗りたて」になったのだと思う。
(拡大してご覧下さい)
これが最後の登り辺り(11:42)。
ゴミ袋を提げているのは、湯槽谷峠で記念写真を撮ってあげた方で、よく話しかけるお馴染みさん。
極楽茶屋まであと200mの所で分岐があるが、これは有馬口駅から逢山峡~小川谷を通って上がってくる道らしい(11:54)。
何れチャレンジです。
丁度お昼になり、大勢の方が食事をされているので、ここで私たち4人も直ぐ昼食(11:57)。
食事中、スタッフの人が最後尾確認の為に戻ってきて、ここは昼食場所ではなく周りの人は別グループだとのこと。
集合場所にも行かず、リーダーの説明も聞いていないのでこのようなことに^^;
良い子は真似しないように。
暫らくすると最後尾のスタッフが来て、目印の「→」ステッカーを剥がしていくので、直ぐに行きますと伝える。
速やかに片付けて、最後尾を追っかける展開に(12:12)。
六甲従走路に沿ってこの山を登った向こうが六甲ガーデンテラス。
最後尾を追い越し、六甲カンツリーハウスに到着(12:38)。
入り口でお茶を頂き、ドリンク券、入場券、抽選券が一つになった紙(頂いたもの)を見せて入場。
地図ではここがゴールで解散。
イベント会場では何やら演奏が始まるようで、MC担当の方が説明をしている。
12時45分から約30分、神戸大学軽音楽部によるジャズ演奏。
こんな山の上でジャズを聴くのは初体験。
まずはサックス、キーボード、ベース、ドラムスによる軽い演奏のあと、女性ヴォーカルが加わって2曲目はジャストフレンド(ただの友達)。
特上さんと暫らく話していたが有馬ちゃんと緑さんがなかなか戻ってこない。
暫らくして二人がロング缶2本に豚まん3個と唐揚げを持って戻って来た。
豚まんは女性3名、私は唐揚げだそうで、呑まない二人に悪いがビールは有馬ちゃんと2人で分けました。
眩しい太陽の下ですが、ムードが良くなったところで、3曲目はイーストオブザサン。
しかし周りでは芝生の上で寝転んだり転がったりと長閑な風景で、シットリとしたジャズが合うのか合わないのか微妙。
4曲目はバイバイブラックバード。
私はヘレンメリルがハスキーヴォイスで歌うレコードを持っていますが、この女性はスキャットも入ったキャピキャピで元気溌剌ヴォイス。
無理矢理のアンコールはナイトハズサウザンドアイ(夜は千の眼を持つ)で、興に乗った子供二人がダンスを始める。
さすが神戸っ子(?)、ノリがいい。
ニューステップを披露するが、
勢い余ってこけたりもする。
ジャズ演奏で、男性のバックダンサーはあまり見たことがありません。
できれば別の道を歩んで下さい。
演奏終了後、抽選発表。
特上さんはあまり嬉しいと言うほどでは無い、ここカンツリーハウスの入場券をゲット。
私は北神急行電鉄の車両をあしらったマグネット2個を頂く。
これで以前貰った物と合わせ、4両編成が我が家の冷蔵庫にへばりつきます。
当選者は4名中2名とかなりの高確率。
この日の六甲・まやカーニバル、ここがゴールの阪急との合同ハイクは500名を超える参加で大盛況だそうだ。
当選した方の商品は他にエコバッグとかペーパークラフト、ロープウェー乗車券などなど。
金塊など金目のものは一切無いが、数量だけは大盤振る舞い。
景品が多すぎて運び込めず、エコバッグ30個は15分後に到着とか。
特上さんはロープウェーで下山し有馬温泉へ。
スタート時の3人に戻り、私たちが先頭で最後尾の自由行動。
展望台の六甲枝垂れを見て(13:52)、
ガーデンテラスで、眺望を楽しむ。
旧極楽茶屋へ戻り、直ぐの分岐から右の紅葉谷を下る(14:11)。
ここから有馬温泉まで4km。
20分ほど下ると山の斜面が崩れている所があるので要注意(14:30)
更に10分下ると六甲でブナの木が最も南にあるという場所に出る(14:41)。
少し紅葉が始まっており、時々確認しに来ないといけません。
紅葉谷道も終わり、ここからはなだらかな下り(15:11)。
ゆっくり歩きで丁度1時間の谷下りでした。
お疲れ様。
有馬温泉まで1.2kmとあるが、駅までは30分ほど。
懐かしい人との出逢いやジャズ鑑賞の付録まであった1日。
番匠屋畑尾根はしんどいが、全体的にゆったり歩きの楽しいハイキングでした。
私は半袖で歩きましたが、背中の汗もカンツリーハウスで太陽を背にして座っていると、乾いてしまう程度。
特上さん、8月は死んでいましたと仰っていたが、夏バテしても10月は皆さん大体生き返ります。
ハイキングの秋ですので、どんどん山へと出かけましょう。
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