神戸電鉄主催のハイキングには実施回数の一番多い毎週木曜日に開催されている木曜ハイク(年間48回実施で殆んどがウォーキング)と、日曜日開催の神鉄ハイク、主に土曜日開催の駅長ハイク、その他に「おの恋ハイキング」や「兵庫区歴史さんぽ道シリーズ」等の企画ハイクがあり、年間開催数を合計すると、今年度は111回となります(山歩きは雨天中止になりますが)。
更に不定期でバスハイクもあり、神戸市内及びその近郊を走る阪急・阪神・山陽の各社に比べるとダントツでハイキング実施回数の多い電鉄会社となります。
いかにコース選びも豊富で山の近くと自然一杯の中を走る電車(巷の噂では登山電車)であるかと言う証明でもあります^^;
今回は日曜日開催の神鉄ハイク。
私たちグループは女性2名+男性2名とバランスの取れた4名で参加。
コースは神鉄藍那駅~藍那小学校前(集合)~藍那古道~帝釈鉱山跡~岩谷峠~稚児ヶ墓山~箕谷駅で、距離は14kmの健脚向けコースとあります。
通常丹生連山の健脚コースといえば丹生山~帝釈山~稚児ヶ墓山の三山を巡るコースですが、頂いた地図で見ると丹生山と帝釈山山頂をオミットして丹生神社表参道には向かわず、林道のような道をそのまま直進して、帝釈山から下ってくる丹生山縦走路に合流するようです。
本来の神鉄藍那駅~藍那古道~丹生山~帝釈山~岩谷峠~稚児ヶ墓山~箕谷駅よりは3kmほど短い。
しかし私が実際歩くお気に入りコースはその逆を行く、自宅スタートです。
さて、自宅近くの山友と神鉄に乗車して藍那駅に到着。
10分ほど歩いて藍那小学校前に。
写真に神社の関係者と思しき方が居ますが、この方が山歩きに参加する訳ではなく、何かお祭りがあるようです。
自治会と書かれたバスが2台止まっていた。
参加を表明していた山友で植物博士の男性と健脚コース初参加の女性各1名が見当たらず、うろうろ・・。
スタート間際になって見つかり、女組と男組に別れ、女性を先に行かせて、植物博士と私・男組は最後尾近くをゆるりと。
植物に関しては無知な私に、何時も歩きながらあれこれ教えてくれる植物博士さんは最近腰痛気味で何時もよりスローペースのスタート。
スタート前に見知らぬ人から声を掛けられ、ブログを書いている方ですねと言われました^^)
谷上から南へ摩耶山縦走で顔写真を公表したこともあり、顔と名前が一致してしまいました^^;
参加者に私のブログ読者がいたことにも驚いた次第です。
木曜ハイクには毎週参加しているので、何時でも声掛けして下さい。
一緒に歩いてもいいですね。
ゾロゾロ暫らく歩いて、
藍那古道へ上がります。
藍那古道は、交通手段が歩くことしか無かった時代から地域の村人に親しまれた古(いにしえ)の道。
しかし現在はモトクロスバイクが駆け回るおかげで、泥濘やえぐられた道が形成されている。
この日も後ろから3台のモトクロスバイクがやって来て、推定約200人ものハイカーを脇へと押しのけながら、排気ガスを撒き散らして登っていきました。
もし事故でもあったら大変!
「神鉄ハイキング」とネットで調べれば実施日であることは直ぐ分かるのに、何故今日?と思ってしまいます。
義経が鵯越の逆落としへと向かうとき、地元の人に案内されて通った道とも伝えられています。
逆方向に向かってはいるが、まさか、彼らは鉄馬に乗って義経気分に浸る?
義経を案内した村人の気持ちになって歩いて欲しいと思いますが。
凸凹や泥濘があり、廃車が放置されている等変化に富んだ楽しい道です。
「藍那古道」道中での眺望は無いが、下って行くと丹生連山の稜線が見えてきて、
古道は終わり、
丹生山に向かって進む。
シビレ山~丹生山から下ってきた時、
https://arukuno.seesaa.net/article/201009article_5.html
無事の下山を感謝して手を合わせたお地蔵さんに、今度は「行ってきます」と挨拶し、
そのとき下った道を登ります。
山道を抜け、出会った林道を右へ暫らく進むと、今度は左へと太陽と緑の道(丹生山への道)が続いているが、
我々は直進。
徳川道のような平たい道は、登り道になり、
荒れたガレ場となり
やがて急坂の滑りやすい道へと変化する。
途中チョット離れた所に鉱山跡はあるようですが、場所の特定はできなかった。
ガレ場となった所で先行していた女組に追い付きますが、昼食場所で待っていると告げ、先に向かう。
昼食場所は帝釈山から下る丹生山縦走路との合流地点。
そこへ11時45分に到着し、15分待つがやって来ないので男組は食べ始めることに。
食事が終わる頃に女組が到着し、周りの男性陣から拍手と歓声が。
先頭近くを歩いていたが、どんどん追い越され、それでも頑張って登って来たので人気者に。
健脚コース初参加の女性を有馬三山経験済みちゃんに任せていました。
ランチが終了するまで待ち、再び最後尾を歩きます。
直ぐ離れるので待ちますが、有馬三山ちゃんに先に行って~!と言われて指示に従うことに。
私達が待っていると、悪いと思って焦る、焦ると事故に繋がる、と言う思いもあります。
後ろが心配でしたが、ロープもある滑りやすいアップダウンを乗り越え、
岩谷峠へ下る。
車道を5分程下って
左脇道へ入ると、
双坂池の前から稚児ヶ墓山への登り口がある。
その脇道へ入る所に案内のスタッフの方が居て、車が止まっていました。
ガレ場のあとロープを掴みながら乾いた土を上り、稚児ヶ墓山山頂
山頂に眺望は無く、少し歩いてこの辺りでは比較的見晴らしの良い稚児の墓へ。
霞んでいるが木陰もあり、ここで10分ほど休憩。
稚児ヶ墓山のことは花折山の謂れも含めて此方に書いていますので、興味のある方はご覧下さい。
https://arukuno.seesaa.net/article/201007article_1.html
その稚児ヶ墓山は自宅2階の窓から毎日眺めている、私の裏山です。
次々と登って来られた方が撮影と休憩をして、下って行きます。
柏尾台へと向かうが、下りは登りの裏返しで、ロープのある急坂のあと、楽しい谷歩きのガレ場

水は殆んど流れていないので、谷筋の大きな石を階段のようにして下り、肘曲りを過ぎて更にゴロゴロ石を下ると、
農道のような処に出る。
ゴールの志久道登山口に到着すると、健脚初参加の方が手を振ってお出迎えです。
ん?と思いますが、直ぐ理解し、子供っぽく「空を飛んで来たの?」と。
上記、
「その脇道へ入る所に案内のスタッフの方が居て車が止まっています。」
で、その車に乗せて貰い、ここまで来たと言うことです。
最後を歩いていたおじいさんも一緒に3人が・・。
最後尾担当のスタッフと一緒にゴールまで歩いたら日が暮れるからね、と言っても、笑顔で受けてくれるので助かります。
スタッフの方、ありがとうございました。
ここからの志久道は住宅地の舗装路に変わるが、その説明が書かれた石碑がある。
箕谷駅まで舗装路を行くが、植物博士さんは車なので駅近くで別れ、3人はランチタイムの終わった寿司屋に突入。
生ビールは無いので、瓶ビール3本、お互いに注ぎあって、カンパ~イ。
良く見るとセラミックコーティング!
キリンの瓶!
強度が上がったおかげでガラスの肉厚が薄くできて130gの軽量化、
トラックに沢山積める様になったんだ、ets.~・・。
と瀬戸さんに説明されたそのまま、
https://arukuno.seesaa.net/article/201009article_6.html
16日は不参加だった有馬ちゃん(勝手に命名)に講義。
料理人は休憩中で不在ですが、店番の方に酢の物を作って貰い、頂く。
健脚コース初参加の方には、ゆっくりでも歩き続ければ脚力も備わってきてウサギさんに負けないようになります。
と、レクチャー。
私も亀です^^;
猛暑もやっと終わりましたね。
そよ吹く風の中、

この記事へのコメント
遊子
命名が面白いですね
有馬ちゃん(有馬三山ちゃん)に
健脚コース初参加さん。
そして植物博士さん(多分、私、知ってます(笑))
猛暑も終わり、ハイキングしやすい季節になりましたね(^^)
アルクノ
この際その人のことを、ここでは「有馬ちゃん」にしておきます^^)
「健脚コース初参加さん」の名前は、考え中。
「植物博士さん」は、これからも御登場願うことになると思います。
昨日は雨で、私たちのグループは木曜ハイク中止。
今日はいいお天気。
三宮で買い物して、山を通って、鈴蘭台駅まで歩いて、先程帰宅です(フ~)。
9月は202kmのウォーキング&山歩きでした。
これからは「ハイキングしやすい季節」なので、
バンバン歩きまっせ~。