神戸青少年公園は市民にあまり知られていない公園です。
デイキャンプ場があるので、車で行く人は多いですが歩いて行く人はあまりいません。
今日はその紹介です、
神鉄・箕谷駅を私としては常識的な時間、10:30に出発。
左に立てかけているのが、今日お供して頂く私の杖。
長さ約1.5mとあらゆる場面に対応できる長さ。
駅前を下ってバス停があるが、
その下を右に行くと、左に道路を潜るトンネルがある。
下って分岐を右の、マルチ㈱の前を通り、
橋の向こうの信号を渡って左に行きます。
そこに地図看板があります。
今日は、バス停大滝口手前の信号からから右に折れ、柏尾台奥から志久道に入って神戸青少年公園へと向い、池の外周路を通ってそのまま山道に入り、
天保池から右に折れ、兵庫カンツリー倶楽部の外周路へと出るコースです。
7月6日のブログ記事にある、天国への階段を登らずに天国のような住宅地へ行ける道を歩く^^)
その途中「にんじん」という和洋食堂があるが、ここへ下ったときは打ち上げにお勧めの場所です。
この信号を渡るとバス停大滝口ですが、私は右へと上がる。
写真中央の橋を渡って、山裾のホテルへは向わず、山へと進みます。
丹生連山の全景が望めますが、(今日梅雨明けの)晴れ渡った空の下、右端に稚児ヶ墓山、中央におわんを伏せたような帝釈山、左端に丹生山です。
11:00に柏尾台住宅地。
164坪や、
2区画合わせて310坪はお勧めの土地です。
モデルハウスがあったので、近くへ寄ります。
チョット小噺を。
「へー、洒落た住まいだね~、どいつの家だい?」
「おらんだ」
オランダ人が住むそうです^^;
お粗末でした!
そのモデルハウスの向こうを左へ上がると、志久道(11:15)。
荒れた道へ入り、左に流れている川を、
渡って、右に流れる川を眺めながら進むと、
11:46、肘曲りです。
稚児ヶ墓山には向かわず、右の志久道へ。
暫らくは乾いた道ですが、水が流れる湿った道に変化します。
ここで、12時頃、下ってくる同年輩のような男性に出会い、暫らくお話することに。
この方、神戸西区にお住まいで、私がこれから向う神戸青少年公園まで奥さんに送ってもらい、肘曲りまで下ってから大池へと向うそうです。
聞くと、そのコースを指定されて、毎月1回歩く神戸市指定のボランティア パトロール員だとか。
六甲山系、丹生山系には太陽と緑の道が縦横に走っていますが、その中の一つのコースを担当しているのです。
3年任期で交代するそうで、来年でその任期は切れるそうです。
来年2月ごろ募集があるそうで、されたらどうですか?と勧められてしまいました。
毎月そのコースを歩いてレポートを提出する義務はありますが、実施費用として月4000円が支給されるそうです。
以前は1万円だったそうですが。
ボランティアの精神から言うと1万円はちょっと出し過ぎ。
レンホウさんに叱られそうです^^;
しかし0.4×12×3=14.4万円は収入の無い私にとって、魅力!
検討材料とさせて頂きます。
15分程歓談して別れ、暫らく行くとこのような倒木に度々出くわす。
さっきの方、ハイキング道を走るモトクロスバイクには憤懣を抑えられないようで、愛する山道をこれ以上削られない様、行く手に倒木があれば、道をふさぐように、バリケードのように置いていっているのだとか。
「道の安全を確保するのが私の務め、と分かっていますが、お察し下さい」とのことです。
私には気を付けて下さいと別れ際に言ってくれました。
更に進むと道に川が流れ、
バイクで抉られた道の段差にはミニ滝が。
道中にある「太陽と緑の道」は先ほどのボランティアさんが取り付けており、ザックには一つ予備が入っていました。
中ン峠は12:45。
ここは播磨と摂津の国境で、須磨浦から上がった所にある旗振り山もその国境になります。
そこから下ると平らな道になり、この道標は13:00丁度。
青少年公園はその15分後。
子供達が遊んでおり、
デイキャンプ場ではバーベキューがたけなわでした。
アジサイもまだ綺麗に咲いていましたが、
食事のあとはゲームも行なわれるようです。
食器洗い場の奥に休憩所があり、
私は、そこにザックと杖を置き、
愛妻弁当で昼食です^^;
13:45にそこを立ち、広い砂利道を歩きます。
この池を一周するように東へと向かい南へと下ります。
スポーツ広場や、冒険広場もありますが、
その池は木立が深く垣間見えるだけです。
この神戸青少年公園と書かれた石の前の車道を右に向います。
そのまま進むと直ぐ車道は終わり、
14:00山道へ。
直ぐバイクグループ4人組と出くわします。
彼らのおかげで、抉られた道に池ができています。
チョット分かりにくいですが、この天保池の分岐から右へ向います。
バイクが作ったU字形溝には小川も流れています。
次の写真は、光が葉っぱに当たってトンネルのようになっており、いい光景だなと思って撮影しました。
兎に角バイクが作った溝のおかげで、ぬかるみを辛抱すれば迷うことなく進むことが出来ます。
ゴルフ場の外周路へ出たのは15時丁度。
ここで、迷い、少し進んでは戻ります。
距離的には黒甲越から黒甲越東道を通って大池に向うのが短いようですが、ちょっとハード。
暑いことだし、安易に右へと向かい舗装路オンリーの道を選びます。
先日、肘曲り~花折山から出てきた道(丹生山縦走路)に出会ったのは車道へ出てから30分後。
ボランティアさんの切なる願いも書かれていました。
モトクロスバイク入山禁止!と。
兵庫カンツリー倶楽部正門前は15:40.
疲れて到着したゴールの谷上駅は16:50分でした。
今日はチョット複雑な気持ちになりました。
モトクロスバイクで自然を駆け巡るのはいいが、山を愛するハイカーのことも考えて欲しい。
その抉られた道やプールのようになった水溜りをそのままにしておくのは、無神経と言われても仕方がないでしょう。
その修復作業が出来ないのなら、入山禁止もやむを得ないと思います。
出会ったボランティアさんの話によると、神戸市はそのようなモトクロスバイクによる荒れた危険な道をハイキング道としての指定から外すことも検討しているらしい。
悲しいことです。
この記事へのコメント
遊子
モトクロスの人達は歩いた事があるんでしょうか?
まず、一番に思うのが、モトクロスの人達は道が荒れている事に無頓着、気が付かないのでは?と思ってしまいます。
なんでも、教育・広報がまず最初にと。
この道をハイキング道に外して他の道を指定しても、また、そちらへモトクロスが進入するように思います。
「モトクロス禁止」と書くだけではなく、
理由も書いて欲しいと思っています。
・・・それでも、止まないでしょうね(-_-;)
なんとか、良い案はないんでしょうか?ねぇ~
アルクノさん
ボランティア、賛成です\(^_^)/
アルクノ
泥濘では自分達のタイヤが泥をかき混ぜて、更に酷いことになっています。
道の状況をよく知る為とルート確認などで、最初歩くこともあるそうです。
その上でのことですから、自分達が道を荒らしていることは良く知っているのです。
行政側がそのハイキング道をモトクロス進入禁止として処置を取らないのは、二輪メーカー側からの要請か経済的理由なのではないかと思っています。
彼らにも遊び場が必要なので、モトクロス用、人用と各専用道にしたほうがいいかもしれませんね。
でも、丹生山系縦走路も彼らに蹂躙されているので、何とかして欲しいと思います
ハイキング道パトロール隊のボランティアは私に向いているかもしれません。
ありがとうございます。
遊子
知ってますか・・困ったもんですね
>彼らにも遊び場が必要
そうですね
共存共栄で、各専用道を作った方が良いですね。
でも、、やっぱり、モトクロスで山道を走らないで!っていうのが本心です(-_-;)
アルクノ
六甲に比べてあまり人気が無いので、人通りも少なく、それではと言うことでモトクロスも走っています。
二輪に乗っている人自体は、話したこともありますが好青年が多いです。
私がボランティアになれたら、その専用道ことも話してみたいと思います。